二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

「ウォーキングのすすめ」 平成24年2月 東洋医学研究所コラム

2012年02月18日 | 東洋医学研究所 コラム
東洋医学研究所のコラムが更新されました

 『ウォーキングのすすめ』 

      二葉鍼灸療院 院長  河瀬美之 先生(名古屋市港区)

      『ウォーキングのすすめ』 研究所コラムはこちらをクリック!



2月の担当は疼痛疾患に対する鍼治療を研究されている河瀬先生です。

今月のお題は、ウォーキングです。歩くことです。コラムの内容は、最新の運動に関する研究を紹介しながら、「痛みの改善」「脂質代謝(脂肪を燃やすこと)」「心肺機能の改善」「生活習慣病の改善」「脳の活性化」「具体的な運動方法」などになっています。

ウォーキングにしろ、ランニングにしろ、今、運動が注目されています… でも、運動ってなぜ注目されるかというと、簡単に言うと運動しないからです。もともと人間も動物、「動くもの」です。その体が運動をしなくなったため、様々な身体機能が低下し不都合が生じてくるわけです。

現代の文明は様々なものを発明、創造してきました。人間の脳はもともと「楽をしたい」方に働くということも言われています。現代の生活様式をみると、掃除にしても、洗濯にしても、食事にしても、通勤、通学にしても日常生活が「便利」になり、身体運動を要せずして短時間に目的が達成できるようになっています。これも人間の脳が編み出した「快適な生活」なのだと思います。
もしかして、「楽をしたい脳」が生み出した生活なのかもしれません。運動するところと言えば指先くらいですしね

そんなことで、生活の中から運動が減少したことにより、フィットネスジムや健康教室に「運動」を求めて、運動後に感じることができる爽快感(ストレスからの開放)を求めて、せっせと通われるのだと思います。


コラムに出てきます「ミトコンドリア」という細胞内小器官があります。生物の教科書の細胞の絵の中に楕円形の中に二重線が蛇行した模様が書かれた、あれです。分かって頂けたかな~
この「ミトコンドリア」は(以下はミトちゃんって書きます)全身の細胞すべてに存在し、特に活発に新陳代謝を行う部分、よく働く部分に多く存在します。筋肉の細胞、脳の細胞、肝臓の細胞、腸の粘膜細、皮膚の細胞などなど、よく働く部分に多く存在します。

何をしているのかというと、細胞が、あるいは身体全体が、様々な刺激に対応し身体を動かすためのエネルギーを生産しています。いわゆる身体のエネルギー発電所です。もうひとつ重要な働きがあります。原子力発電所の報道で電気がどうしてできるのか理解出来た方も多いと思いますが、ミトちゃんもエネルギーとともに体熱を生産します。ミトちゃんでは脂肪や糖分、それに酸素を原料としてエネルギーをつくります。そのエネルギー変換率は約40%であり、残りの60%は体熱となるようです。人間の細胞は熱もちゃんと利用しています。原子力発電所では、この熱を冷却するために水辺に建設する必要があるのです。

話がこんがらがってきましたが、何を言いたいかと言うと、運動をして筋肉が増加すれば、ミトちゃんも増加します。エネルギーに満ち、体も心もホカホカした身体ができるんだ~と想像できませんか


アメリカ、イリノイ州にネーパーヴィル203学区という地域があります。そこのある高校での取り組みが「0時限体育」です。これは、普通の授業を行う前の朝の時間に体育の授業を行うというものです。体育と言っても、走るのです。タイムを計測して、最大心拍数の80~90%の拍動を目標値として走ります。この取り組みを継続して行ったところ何が起きたか…

非常に健康になったこともさることながら、生徒たちの読解力が格段に上がり、成績が上がり出したのです

また、TIMSS(国際数学・理科教育動向指数)というテストがあり、このテストは1994年以降、4年ごとに行われているそうです。1999年には、世界38カ国、23万人の生徒が受験し、アメリカからは5万9千人が参加しました。初回にはシンガポールやアジア地域に惨敗したのだとか。
この年のアメリカの平均は理科が18位で、数学が19位でした。驚くべきことは、ネーパーヴィルの生徒たちの平均は、理科で第1位、数学で第6位となったことでした。
すべて運動の効果とは言えないまでも、運動することによって脳や身体の様々な部分が刺激され、いい方向に変化するということだけは言えるでしょうね。


ここ日本、時は幕末期。日本が大きな変化を迎えようとしていた大事な時期、日本各所に、この国を思い、この国の行く末に思いを馳せる幕末の志士が熱い空気をつくっていました。自分の思いを実現するため、勉強し、優れた人物に会う必要がありました。そのためには「長距離を歩く」必要がありました。
かの坂本竜馬は、土佐藩を脱藩したときも、土佐から四国山地を越え、京を通って江戸まで歩いて来ています。
幕末当時は、高名で、博学な学者は諸藩に散在しており、学ぶ意欲のあるものは「歩いて」諸藩をめぐりました。
吉田松陰は、その典型的な人物です。学問を修めるため、長州からまずは長崎、熊本という九州へ遊歴を行い、その後、江戸に出て、奥羽に足を伸ばしています。

司馬遼太郎『世に棲む日々(一)」には、次のように書かれています。

「どのような旅をしたか。

むろん暗いうちに提灯をかかげて城下を発った。械ヶ坂(かせがざか)というところで夜明けを迎え、そのあとはほとんど休みなく歩き、途中、数えきれぬほどの峠を越えて、夕刻、四郎河原という第一日目の宿泊予定地に辿りついたというから、四十八キロ(十二里)歩いている。はじめての旅で勢いたっていたからでもあるが、この当時、東海道を旅する者は一日七里(二十八キロ)というのが常識だったから、ほとんど無茶と言っていい激しさである。

が、激しく歩くことが、道中経済の一つであった。貧者ほどそのようにして歩いた。全行程において一晩でも、二晩でも宿泊費を切り詰めねばならなかった。

途中、立小便をする。その時間は二百歩の損がある。松陰はいつもその損を取り戻すため、そのあとほとんど駈けた。しかし、走りはしなかった。武士というものは走るものではないとしつけられている。


坂本さんや吉田さんのような幕末の熱い思いを持つ志士は、この長い距離を歩くことによって、さらに志高く、そして、さらに深く練っていったのかもしれません。

「歩く」ということは、筋肉がつき、体力がつくだけではなく、脳も、心も、身体を全体的に刺激し、思わぬ健康効果が現れるということです。

文武両道と昔からよく言われますが、最新の科学もそのことを証明しています。運動しているけど勉強できないのは、そこに「志」がないからだと思いますね。
どうぞ歩いてください。歩いて心身を活性化してください。疲れたら鍼灸治療を受けてください。さらに健康になったりして

ぜひ東洋医学研究所コラムをご覧になり、ご自身の生活に活かして頂ければ幸いです

二葉鍼灸療院 田中良和
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「健康・長寿は自己管理の時代」 平成24年1月 東洋医学研究所コラム

2012年01月14日 | 東洋医学研究所 コラム
東洋医学研究所のコラムが更新されました

 『健康・長寿は自己管理の時代』 

      東洋医学研究所 所長  黒野保三 先生

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毎年、年初めの1月は私の師匠である東洋医学研究所 所長 黒野保三先生がコラムを書かれます。

コラムでは、日本の医療政策の流れ、世界情勢から、現在にもまして医療制度、とくに患者さまが医療を受ける環境は大きく変化し、そして厳しいものになっていくだろうことの概要が書かれています(読み取れます)。

医療制度が大きく変化しても、また自身に厳しいものになったとしても、そこにあるのは自分の心と身体です。それを管理するのは自分自身であり、健康で長寿に暮らすためには自己管理こそが重要であるということです。鍼灸治療はその手助けを行うものです。

病気や身体に現れる、あるいは、心に現れるすべての変調を治すのは自分自身であり、自分の中にこそ医師がいるのです。

原始的な医学から迷信や呪術を切り離し、医学を経験科学へと発展させ、「医学の父」「医聖」と言われている ヒポクラテス も…

  「人間は誰でも体の中に百人の名医を持っている」

  「病気は、人間が自らの力をもって自然に治すものであり、医者はこれを手助けするものである」


と言葉を残しています。

健康・長寿は自身の食事、運動、睡眠など生活習慣がまず大切です。
次に、生活習慣ではどうにもならない変調や不調、その身体状態から健康へ導くことができる方法が身体の自然治癒力を引き出す方法です。その一つが鍼灸治療です。自己治癒力に働きかけます。

なんせ、病気にならない身体づくりこそ真の医学、医療です。そのような心と身体を形成すれば、世の中が、世の中の制度が変化しても、全くノープロブレム(問題なし)ですね。

鍼灸治療を健康管理(健康保持・増進)として定期的に行っている患者さまと話すと、
「疲れにくくなったわ」「風邪をひかなくなったよ」「目覚めがいいわ~」「仕事の時、集中力が持続する」「食事が美味しく感じる」「疲れが早くとれるげんて~(金沢弁)
などなど、生活の質が向上し、病の前段階で予防できているという状態をよく耳にします。鍼灸治療だけでこの効果…なんてことは言いませんが、鍼灸治療は「病の予防」にはもって来いの治療であると言えるでしょう。

そんなことで、東洋医学研究所コラムをご覧になって、日常生活に役立てて頂ければ有難く思います。そして、何か健康に関して困ったことがあれば、是非一度、ご相談ご来院くださいませ~


二葉鍼灸療院 田中良和
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「糖尿病のお話 -糖尿病と歯周病-」 平成23年12月 東洋医学研究所コラム

2012年01月05日 | 東洋医学研究所 コラム
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 『糖尿病のお話 -糖尿病と歯周病-』 

      東洋医学研究所グループ 二葉はり治療院  中村弘典 先生

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これまた1カ月遅れの更新です。

12月担当は糖尿病に対する鍼治療を研究されている中村先生です。

糖尿病も今や国民病です。私の母の家系も糖尿病があり、母も糖尿病です。ということは私も糖尿病になる危険があるということです。気をつけないと…

糖尿病は、全身の細かいところから大きなところまで血管が全身にくまなく張り巡らされていることを考えると全身病です。血液中の糖分が多いわけですからね。それが血管を変異させ様々な症状を引き起こし、最悪の場合は脳や腎臓、神経、目などの合併症を引き起こします。これが怖いんですよね。

その糖尿病の一つのバイタルサイン(生命徴候)であるのが「歯周病」なのだそうです。
このようなことを知っておくと自分自身でチェックもできますし、予防もできます。私たちなら診療の一つの判断材料となるわけです。

コラムの中に「自分の歯が多く残っているほど病気が少なく、健康的で自立して生活している」ということが書かれています。歯や口というのは消化管の入り口です。消化管は咀嚼する口や歯、免疫的に重要な咽頭部分にあるワルダイエルのリンパ輪、食べ物を選別して身体に吸収する小腸(ここは腸管免疫でも重要な部分)、食物の糟を排泄する大腸(ここも小腸と同様、腸内細菌と共生し、免疫や身体の健康に重要な部分)、その他に胃も存在しますが、栄養素を身体に吸収したり、細菌やウイルスを排除したり本当に重要な部分なのです。

まあ、発生学的に考えると、原始生物は腸管だけであったようです。脳や各臓器は進化の過程の中で腸管から生まれたことを考えると、やはり腸管は非常に重要ですよね。そのスタート地点である口や歯というのも重要なのは言うまでもありません。

今回のコラムでは、歯周病は自覚症状がほとんど現れず進行する、歯周病は生活習慣病、歯周病には大きな合併症がある、歯周病は糖尿病とどのような関係にあるのか、糖尿病で歯周病が増える理由、歯周病チェック、などの項目で説明がされています。

では、東洋医学研究所コラムをご覧になりまして、ヘルシ~&エンジョイライフの一情報として役立てて頂ければ有難く思います。


二葉鍼灸療院 田中良和
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「人工透析患者さんのかゆみ」 平成23年11月 東洋医学研究所コラム

2011年11月14日 | 東洋医学研究所 コラム
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 『人工透析患者さんのかゆみ』 

      東洋医学研究所 外部主任  中村 覚 先生

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今回のブログは、アレルギー疾患を研究し、コラムでは”ストレスとかゆみ”について書いてきた中村先生が担当です。

かゆみって、痛みとはまた違った苦痛がありますよね。痛みを伝達する神経と、かゆみを伝達する神経は同じですので、かゆみがひどければ痛み同様、苦痛になるのは当然のことかもしれません。「掻かないほうがいいですよ」「掻いたらダメ」なんて言われると、もっとストレスがたまり、かゆみが強くなってきます。アトピー性皮膚炎や皮膚病があるとその辛さも増強されます。

今回は中村先生が臨床の場で、腎臓の機能低下による人工透析の患者さんを診療している中で、”かゆみ”が改善する患者さんもいることに気付き掻いた…ではなく、書いたものです。

人工透析を受ける患者さまは、全国に約30万人。そのうち60%ほどの方々が程度の差こそあれ”かゆみ”を訴えるとのことです。かゆみの治療には抗ヒスタミン薬などのかゆみを抑える薬が使用されるそうですが、人工透析の患者さまに関しては抵抗性を示す(効果がない)例が多いそうです。

今回のコラムは、疫学、人工透析患者さんのかゆみの成因、かゆみの原因としてのオピオイド(脳内などに作用を及ぼす外因性、内因性の物質)について書かれています。

東洋医学研究所コラムをご覧頂きまして、健康について考え、健康を実現して頂ければ幸いです


二葉鍼灸療院 田中良和
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「今そこにある危機」を認識させるには! 平成23年10月 東洋医学研究所コラム

2011年10月12日 | 東洋医学研究所 コラム
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 『「今そこにある危機」を認識させるには!』 

      東洋医学研究所グループ 山田鍼灸院(愛知県安城市)  院長 山田 篤 先生

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今回の東日本大震災において、私たちが記憶している中では最大規模の津波が押し寄せました。
災害の際、今が異常な状態だと分かっていても逃げ遅れるのはなぜなのか?ということを考え、そこから医療についても考えてあるコラムです。

その心理状態を「正常性バイアス」と言うようです。

いわゆる、今、危険な状態であっても、何の根拠もなく「安全だ」「大丈夫だ」と思いこみ、心を平静に保とうとする心理状態だそうです。そんな心理状態の人が周囲にたくさんいると、余計に逃げ遅れるでしょう。また、それだけではなくて、今回の場合は、逃げることができなかった状態というのもあるんでしょう。

さて、「釜石の奇跡」ということがメディアを賑わしたことがありました。釜石市にある釜石東中学校と隣接する鵜住居小学校の生徒が全員無事に津波の被害を免れたというニュースです。

釜石東中学では4年前から授業に群馬大学などと協力して「津波防災教育」というのを授業に取り入れていたそうです。また、2年前から隣接する鵜住居小学校と合同で避難訓練を行い、まず「小学生を先導すること」と「高台に逃げること」を徹底されていたようです。訓練と授業の積み重ねで、自然に身体が動くようになっていたこと、それを真剣に行っていたことで、自分で考えて行動できるようになっていたのだろうと思います。先生方の先導もさらに行き渡っていたのだろうと思いますね。

そうした行動が「命」を救ったのでしょう。また、集団で助け合う結束力も、大きな力となったのだろうと思います。
何もない時から、常に何かあった時に真剣に備え、それを自然にできるまでの訓練することの大切さを私も教えてもらいました。

また、こんな話を聞いたことがあります。津波が来る前は、昔の人は海辺へ走ったそうです。今回は地震があったのでそんなことはできなかったでしょうが、潮が引いた浜辺に魚がたくさん取り残されるから、それをとるらしいのです。しかし、津波で被害にあわれる方はいなかったとか…どこまでが危険か肌で、自然の感覚で分かったのでしょうね。昔って、私たちのおじいちゃん、おばあちゃんより、さらに上の年齢の方です。

そんな「命」に対する人間の本能、自然との一体感というのが、今の人間の中で失われていることも今回の被害で考えないといけないことなのではないかと思います。それは、自然界にない物質を産生して、人間の文明を維持するためのエネルギーをつくる原子力発電にも言えることでしょう。その物質により人間のみならず、自然界のすべての生物や鉱物を汚染するわけですから、利権に絡んで物事を言っている人は考えて頂きたいと思いますね。

そういう意味では、防災に関しても、人間としての本来の姿にしても、東日本の地域の人だけでなく、日本人皆で考えていくことが大切でしょうね。日本はどこにいても地震や火山活動の影響など災害が起きる可能性があるんですからね。


どうぞ、東洋医学研究所コラムをご覧になって頂き、日々の生活に役立てて頂きたく思います。


二葉鍼灸療院 田中良和
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笑う門には福来る 6 平成23年9月 東洋医学研究所コラム

2011年09月16日 | 東洋医学研究所 コラム
東洋医学研究所のコラムが更新されました

 『笑う門には福来る6』 

      東洋医学研究所グループ 水野鍼灸療院(静岡県浜松市)  院長 水野 高広 先生

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9月のコラム担当は水野先生。

今月のコラムの内容は、笑うと、どのようなな体の変化が起きるのか。笑いと同様、涙を流すことの生理学的な意味などの内容も書かれています。

東日本大震災や先日、関西に被害を及ぼした台風など、自然災害が増加しています。また、社会に目を向けると、目を覆いたくなるような事件、あるいは、経済の状況や世界情勢など、日本をはじめ、世界がなんだか暗いムードに包まれている現状があります。
そんな社会の中で生活する人々には、不平や不満や、怒りや心配、不安や迷いなど、負の感情が多く存在し、社会をより悪い循環や連鎖に引き込んでいくような空気が漂っています。

そんな中、笑いや笑顔の重要性、必要性があらゆる所で聞かれ、話され、笑いと健康を目的としたイベントなども各地で行われています。

人生はどんな状況にあっても、巧妙に、無駄なく出来ており、その出来事は自分にとって意味ある、学ぶべきこと、成長の肥やしであるという考えもあります。
その出来事は反物を織る時のように、いろんな色の線維を縦に横に、巧妙に織り交ぜながら、人生という綺麗で、価値のある反物をつくりあげているということにも例えられるでしょう。

人生は一回きり。どうせ生きるなら、笑って、明るく、元気に過ごした方が得というものです。
人それぞれ、百人百様の人生を生きるわけですから、生き方は一つではありませんが、「笑う」という、この地球上で唯一、人間に与えられた特権を活かさなかったら、神様に申し訳ありませんよね。

自分の感情を整理するための「涙を流す」ことも、人間に与えられた特権の一つでしょう。
嬉し涙、悔し涙、悲しみの涙、腹がよじれるほど笑って流す涙、人間が排出する分泌物で唯一「きれいな」「うつくしい」と表現されるのは「涙」だけです。涙を流すことは、副交感神経優位になっている状態のようです。涙を流すと心が落ち着く、ふっきれる経験をされた方も多いと思いますが、この機能が大きく関連しているようですね。

笑いは、人生のスパイスです
笑いは、人生を明るく照らし、未来を照らす、導火線です
笑いは、人生とともにあります

嫌なことがあったら、笑い飛ばしましょう
いいことがあったら、腹の底から笑いましょう

笑うと自分も、周囲も明るい空気に包まれますよ

みんなで、笑わんけー


二葉鍼灸療院 田中良和
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経穴について ~その7~  平成23年8月 東洋医学研究所コラム

2011年08月16日 | 東洋医学研究所 コラム
8月1日にアップされた東洋医学研究所のコラムです。ブログアップが遅くなってま~す

東洋医学研究所のコラムが更新されました

 『経穴について その7』 

      東洋医学研究所グループ 井島鍼灸院(岐阜市) 院長  井島晴彦 先生

『経穴について その7』 研究所コラムはこちらをクリック!



経穴とは「ツボ」のことなのですが、身体にはたくさんの経穴があります。鍼灸師は治療に際し、古典文献や過去の先輩の経験などを参考にしながら患者の治療を行うわけです。古典文献に関しては、参考にすべきところはたくさんあるのですが、現代には適合しない部分、正しくない部分もたくさんあるわけです。文献が作成されてから多くの手が入っていたり、書き換えられている部分もあるわけですね。

そこを検証して、現代の鍼灸診療へ合うものを選別していくことも必要です。
私の師匠である、東洋医学研究所所長 黒野先生のご指導で、その経穴に関する調査を行っているのが井島先生です。また、古典文献を参考にすることは大事であるが、それを無批判に取り入れるのではなく、正しい部分と間違っている部分を検証していく必要があると、師匠は常々仰られ、言うだけでなく、古典の検証を科学的研究を踏まえて集積されています。

臨床を行いながら、このような感覚を持って、鍼灸の研究に、臨床に、後身の指導に尽力され、常に真実を探求されている人物(鍼灸師)は貴重であると思います。こんなこと愚弟が言うのもなんなのですが…

今回の井島先生のコラムは、経穴について、泌尿器疾患に関連する、中極、横骨、腰陽関、気海、水道という経穴に関して紹介してあります。

東洋医学研究所グループでは、黒野先生が長年の研究により導き出した13経穴を使用した生体制御療法を中心として治療を行い、さらにより効果的に患者の病態を改善すべく、様々な経穴を局所的治療として使用していきます。いろんな知識を得ることは臨床家にとって必要不可欠なことです。しかし、大切なのは軸となる治療方法があるということです。応用を利かすためには基礎がしっかりしていないと、知識を活かすことができないと言うことだろうと思いますね。

さて、今回のコラムで、「鍼灸が泌尿器疾患に使われるの」と思われた方も多いと思いますが、鍼灸治療は痛みやシビレなどの整形外科的疾患はもとより、もともと近代医学が入ってくる以前は鍼灸や漢方薬などが日本の医者が行う医術だったんですね。ということは現代医学でいう内科的疾患も治療していたんです。泌尿器疾患に関しても多く学会などで発表されているんです。

泌尿器疾患でお困りの方は、一度、ご相談してみてくださいね。
あっ、鍼灸治療は魔法ではありませんので、効果が期待できない場合もございますからね。

さて、どうぞ東洋医学研究所コラムを生活の中で役立ててくださいませ


二葉鍼灸療院 田中良和
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平滑筋と鍼灸医学3 平成23年 7月 東洋医学研究所コラム

2011年07月15日 | 東洋医学研究所 コラム
ブログの更新が遅れています。これからも書くことがたくさんありますので、今日一気に更新しようかな~と思ってます

東洋医学研究所のコラムが更新されました

 『平滑筋と鍼灸医学3』 

      東洋医学研究所グループ 福田鍼灸院(豊田市) 院長  福田裕康 先生

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7月のコラム担当は豊田市の稲武で開業する福田先生。福田先生は名古屋市立大学の生理学教室で血管平滑筋の作用について研究しています。福田先生、違ったら言ってくださいね。

さて、平滑筋と言われてと思う方は多いと思いますが、手を動かしたり運動する筋肉が骨格筋というものです。また心臓を動かす筋肉を心筋と言います。そして、自分の意思ではなく、自動的に動く筋肉、たとえば血管の収縮だったり、胃や腸の蠕動運動であったり、意識しないで働く内臓の筋肉を平滑筋と言います。筋肉はこの3種類に大別されます。

鍼治療をすると、胃や腸が動いたりしますが、これは鍼治療が自律神経を介して反応しているサインであり、鍼灸治療が体表に刺激を与えているにも関わらず内臓が良くなったりするのは、最終的な効果器としての平滑筋というものが考えられなくもありません。そこに刺激を及ぼすことのできる鍼灸治療こそが、昔から内科として伝承されてきた鍼灸医学に繋がっていくのかもしれません。

筋疲労という観点も書いてあります。結論は内臓などの運動をつかさどる平滑筋は疲れない、疲れにくいよいうです。疲労についてはいろいろ原因について言われているのですが、私の考えとしては、常に動いている筋肉にはミトコンドリアがたっぷりあると思いますが、そこから出る活性酸素を血圧維持のために上手く使っていることも分かっていますので、スカベンジャー酵素などもたくさんあり、それがエネルギーを有効に使うことに繋がり、疲労しづらいのかな~などと考えております。あくまでの私の妄想ですがね。

鍼灸治療がどうして効くのか、また、鍼灸治療は整形外科的疾患だけでなく、生活習慣病はじめ内科的疾患にも効果を及ぼすのはなぜなのかということを考える際には、このような視点も必要なのだと感じます。

今回のコラムは、生活自体には利用できないかもしれませんが、からだの豆知識として覚えておいてくださいね。
ぜひ、東洋医学研究所コラムをご覧になってくださいな


二葉鍼灸療院 田中良和
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心身一如のからくり  平成23年6月 東洋医学研究所コラム

2011年06月30日 | 東洋医学研究所 コラム
もうあと1時間で7月に突入。本当に忙しい6月でした。

それを物語るようにブログは2回更新しただけ…、それも5月に書く分だったので~す。まあ、そんなことにもめげずに、一気にブログを書いていきますので、お付き合いくださいまし~

東洋医学研究所のコラムが更新されました

 『心身一如のからくり』 

      東洋医学研究所グループ 栄鍼灸院(名古屋市) 院長  石神龍代 先生

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6月のコラム担当は、東洋医学研究所の副所長でもある石神先生です。

 心身一如  とは、読んで字の如く、心と体は一つだよ~ということです。当り前のことなのですが、現代科学のもとで育った私たちの、そして、それより若い世代は、この辺りはあまり実感できていない人が多いんですよね。目に見えるもの、形ある物がすべてではないんですな~これが

しかし、しかし、現代科学や医学も私たちの健康や豊かな生活のために、大きく貢献してきたことも事実です。

簡単なこと、食べるご飯は形あるものだけど、「食べたい」「美味しい」と思うのは「心」なんですよね。

今回のコラムは、最近、研究が活発に行われている分野でもある精神免疫学的研究から、鍼治療を含め予防医学的観点に視点を置き、ストレスと身体機能、ポジティブ思考と身体機能、ストレス解消法などについて書かれています。

ぜひ、皆さま、東洋医学研究所コラムをご一読…ご二読頂き、日頃の生活に役立ててください

二葉鍼灸療院 田中良和

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身体の中心はどこにあるか? ~姿勢と丹田から考える~ 平成23年5月 東洋医学研究所コラム

2011年05月07日 | 東洋医学研究所 コラム
東洋医学研究所のコラムが更新されました 

 『身体の中心はどこにあるのか?~姿勢と丹田から考える~』 

      東洋医学研究所グループ 二葉鍼灸療院(金沢市) 院長 田中良和

『身体の中心はどこにあるのか?~姿勢と丹田から考える~』 研究所コラムはこちらをクリック!


今月の担当は私です。

このコラムでは姿勢と身体の機能についてをシリーズとして主に書かせて頂いています。スポーツ選手を診るにつけ、一般の患者さまを診るにつけ、この姿勢ということは重要だと私は考えています。

姿勢が悪いからいろいろな身体症状や病気、あるいはスポーツパフォーマンスの低下や障害に繋がっていくのか、あるいは、なんらかの身体的異常があり、そのサインとして重力下における姿勢バランス維持のため姿勢が悪くなるのか、どちらが先がは分かりませんが、必ず何らかのサインであることは確かだと思います。

その姿勢を考える際、日本人ということを考慮に入れると、他のどの国にもないくらい坐る文化というのが発展してきました。坐り方にもいろいろあるんですよね。その坐る文化が発展したためかどうか分かりませんが、日本では昔から腹(肚)を大切にしてきました。

特に日本では、臍下の下丹田(臍下丹田)が重要視されてきました。

ちなみに日本ほど”からだ言葉”が発達した文化はないようです。頭に思い浮かべてみても、「腹が立つ」「腹を据える」「腹に据えかねる」「腹を決める」「腹ワタが煮えくりかえる」「腹に収める」などなどたくさん出てきますね。

昔の日本人は、腹で物事を考え、腹を原動力に、あるいは活力にしていたのかもしれませんね。

腹を大切にすることは、腹式呼吸や大腰筋などのインナーマッスルを鍛える、腸菅免疫の重要性など現代にも通じることなのですね。

そんなことに関して、少し 自分の体の中心はどこにあるのか ということを皆さまに発見して頂き、生活に活かして頂きたいな~と思いまして書かせて頂きました。

是非、東洋医学研究所コラムをご覧くださいね

二葉鍼灸療院 田中良和
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ストレスと免疫力2 ~ストレスから身を守る~ 平成23年4月 東洋医学研究所コラム

2011年04月15日 | 東洋医学研究所 コラム
東洋医学研究所のコラムが更新されました 

 『ストレスと免疫力2~ストレスから身を守る~』 

      東洋医学研究所グループ 海沼鍼灸院(新潟県村上市) 院長 海沼英祐 先生

『ストレスと免疫力2~ストレスから身を守る~』 研究所コラムはこちらをクリック!


新潟大学の安保先生の研究室で鍼と免疫の関係を研究されている海沼(カイヌマ)先生が、4月のコラム担当です。

ストレスって感じない人はいません。逆に言うとストレスがないと人間は成長もしないし、進化もしません。仕事やお金や、人間関係から生まれるストレスだけがストレスではないんですね。

暑い寒いもストレスですし、痛いのもストレスですし、人間が持っている五感そして心で感じ取る全てがストレスなわけです。

ストレスがあるから体もいろんな刺激を受け取り、体の外部と内部を調整しようとするわけです。そのストレスが体や心の許容量を超えてしまうと、そのストレスは体に害となって働くのです。ストレスは、今回のテーマである免疫力(系)はじめ、ホルモンなどの内分泌系、自律神経などの神経系など密接に関わり合っている体のシステムに対し、様々な影響を及ぼします。それは体にいい反応も悪い反応もということです。

研究所コラムにもストレスに対する対処方法が書かれています。

私は最終的にストレスへの対処方法は、ストレスの捉え方の問題だろうと思います。
よくブログにも書いていますが、「心」の在り方、人生の捉え方しだいでストレスへの体の反応は違ってくるのかな~とも思いますね。

ストレスは常に人間にかかっているものだと思って諦めてくださいね
重力も体にとってはストレスです。地球に住んでいる以上なくなることはないですね

そして、人生に起こりうるストレス源は常に自分の成長に必要であり、良きも悪きもストレスが自分の心を発憤させるエネルギーだと捉えると、ストレスっていうのも、なかなかたいした奴だと感じることができるかもしれませんね。

そんなことで、4月の研究所コラムも是非、読んで頂き、皆さまの生活に役立てて頂ければありがたく思います。

二葉鍼灸療院 田中良和
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知って防ごう動脈硬化~あなたは大丈夫?大動脈瘤~ 平成23年3月 東洋医学研究所コラム

2011年03月22日 | 東洋医学研究所 コラム
東洋医学研究所のコラムが更新されました 

 『知って防ごう動脈硬化~あなたは大丈夫?大動脈瘤~』 

      東洋医学研究所グループ 伸誠鍼灸院(みよし市) 院長 加納俊弘 先生

『知って防ごう動脈硬化~あなたは大丈夫?大動脈瘤~』 研究所コラムはこちらをクリック!


3月の研究所コラム担当は加納先生。

加納先生は循環器疾患を長年、勉強、研究されている先生です。生活習慣病を中心とした循環器疾患と鍼灸治療の関係を常に模索されています。

さて、今回の大動脈瘤とは、大動脈という場所にコブができ、最悪の場合は破裂するといもの。死につながる場合も多いです。
人間の血管を川で例えると主流と支流がありますね。その主流に当たるのが大動脈です。

今回のコラムでは、その大動脈瘤についての発生メカニズムなどが書かれています。また、この病気は血管の病変です。血管というと血圧…高血圧…とイメージする方が多いと思いますし、高血圧で薬を服用されている皆さまも多いのではないでしょうか。

この血管病変にはコレステロールが関わっています。コレステロールも体に必要なんですよ。細胞膜を作ったりね。主に悪玉コレステロールと言われるLDLは、体の各細胞から肝臓へ

 「私の細胞でコレステロールが必要ですから、注文出しますんでヨロシク」

という発注に応じて、発送する、いわゆる運送屋さんなんです。

主に善玉コレステロールと言われるHDLは、体の各細胞の、

 「コレステロールが少し余りました。ちょっと使ったけどリサイクルできる

という要求に応じて、各細胞からkanzou工場へ余った分や使い古しのものを回収してくれるリサイクル業者なんです。

ということは、どちらも必要なのだということです。

体のどの部分でもそうなのですが、体の中にあるもので不要なもの、悪者なものはないのです。それは身体内外の環境によって、いわばヒトがつくった生活習慣などの原因によって悪者になったりヒーローになったりするのです。究極にはガン細胞もそうなのかもしれません。

コレステロール値が増加すると、どうしても悪玉が増加し、善玉が減る傾向にあるようです。そうなると、どんどんコレステロールが体の細胞に供給されるのですが、回収がそれに追いつかなくなります。

そうなると、体は、細胞は肝臓に返すべき余剰分を蓄積することになります。大血管でもね。余剰分は体にとっていいものとは言えないので、マクロファージという免疫細胞が食べて消化してしまいます。このマクちゃんが機能しているうちはいいんですが、どんどんコレステロールが増えてくると、マクちゃんも、

 「いくらなんでも、もう食べれんわいね(金沢弁のマクロファージです)」
 「太って動けんし~

ということで、デブマクロファージとなり機能が低下し、体に害を及ぼすものを消化する免疫細胞が血管に沈着して、逆に体に害を及ぼす細胞になり動脈硬化の原因となります。
大動脈瘤は、その後の過程で起きます。詳しくはコラムでね

しか~し、高血圧にしても、高脂血症にしても、コレステロール値が高いにしても、
 「だから薬を一生飲んでおけば大丈夫」
と思っていては、まったく何の解決にもなっていません。血圧が高いにしても、何らかの原因があって、血圧を高くして全身に血液を送ろうとしているのですね。それをただ血圧が高いからと血管の圧力を下げると、末端まで血液が循環すると思いますか

薬を否定しているわけではなく、ほとんどの病気は薬は一時的処置で十分だと感じます。中には常に薬の服用や投与が必要な場合がありますが、こと生活習慣病に関しては、あくまでも生活習慣の改善(食事、運動、睡眠、心の在り方)が最重要課題となるのです。

体の訴えを聴いて、自分の体を修復する力を取り戻すこと、正常な体に保つ力を取り戻すことが大切なんですね。

あらっ、また長くなってしまった

では是非、東洋医学研究所コラムをご覧くださいね。

二葉鍼灸療院 田中良和
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健康維持 平成23年 2月 東洋医学研究所コラム

2011年02月07日 | 東洋医学研究所 コラム
東洋医学研究所のコラムが更新されました 

 『健康維持』 

      東洋医学研究所グループ 弥富鍼灸院(弥富市) 院長 服部輝男 先生

『健康維持』 研究所コラムはこちらをクリック!


今回のコラムは、脳卒中は死因では第3位ではあるが、有病率からみると最も多く発症する疾患であることを掴みに、血圧測定を健康維持のバロメーターとすることがいいんじゃないかという内容が書かれています。

服部先生は循環器疾患を中心として鍼灸治療の有効性を研究されている先生です。

健康維持とは、簡単に言ってしまうと病気にならないことだと思います。病気にならないこととは、毎日を楽しく、元気に、生きがいを持って生活できることだろうと思います。

東洋医学では昔から、「未だ病まざる病を已す」、いわゆる未病治という考え方があります。現代風に言うと予防医学ですね。

私たちが行っている鍼灸治療は決して、鍼やお灸が病気を治すのではなく、患者さまの身体がその刺激を受けて正常な状態に戻ろうとするのです。そのため私たちは、鍼やお灸をする場所、刺激の強さなどを患者さま一人一人に応じたものにするため、日々勉強し、技術を鍛錬・練磨する必要があるわけです。患者さま一人一人違いますからね。

体をメンテナンスをする、あるいは元気に生活するために鍼灸治療を利用して頂くことは、私たち鍼灸師にとっては有り難いことであり、意気にも感じます。そして、自信を持っておススメできる治療方法、健康維持の方法だと思います。

それにも増して重要なことは、患者さま自身の心がけです。そして実践です

江戸時代の書物『通義録』には次のように書かれています。

 「草根木皮はこれ小薬、鍼灸これ中薬、飲食・衣服これ大薬、身を修め心を治めるはこれ薬源なり」 

漢方薬(西洋の薬も入るでしょう)などは最終手段で、鍼灸治療もその次くらい。食事や衣服など生活習慣を整えることが最も健康には大切である。しかし、自分自身の生活を勉強や仕事に励み、活力あるものとし、正しき方向に心をコントロールすることは健康の根源である…などと訳してみました。

これは中国の「四書五経」の一つである『書経』にも同様な記載があるようですから、この文章の出所は『書経』なのでしょう。江戸時代の健康を考える意味でも参考になったのでしょうね。現代にも通じます。

自分の心をコントロールし、自然の原理原則に従い一日からだを使って生活する。なかなか出来そうで出来ないことでもあります。しかし、健康を得るということは、自然の原則として、当たり前のことを当たり前のように実践することなのだと思いますね

今月の東洋医学研究所のコラム、是非ごらんくださいませ~ 

二葉鍼灸療院 田中良和
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健康で長寿は人生の宝 平成23年 1月 東洋医学研究所コラム

2011年01月06日 | 東洋医学研究所 コラム
東洋医学研究所のコラムが更新されました 

 『健康で長寿は人生の宝』  

      東洋医学研究所 所長(名古屋市) 黒野保三 先生


『健康で長寿は人生の宝』 研究所コラムはこちらをクリック!

毎年、元旦の東洋医学研究所コラムは、研究所所長であり師匠である黒野保三先生が担当されます。平成23年は健康について世の中の近況と、本当の健康実現のための分かりやすい実践方法が書かれています。

また、鍼灸治療の本来の役割というか、皆さまが健康で毎日を送って頂くために鍼灸治療をどう使っていって欲しいかというのが最後に書いてありますので、是非読んでくださいまし~

このコラムの中にも、「よく眠る」「よく食べる」「よく動く」などが健康で長寿を実現する方法だと書かれています。簡単なことと思いますが、人間はなかなか簡単で、当たり前のことがやれないから、健康を害したり、人間関係でも様々な問題が生じてくるんですね。それが乗り越えなくてはならない試練と捉えてしまえばそうなのですが、できるだけ健康で楽しく人生を送りたいですよね。

黒野先生は御年80歳。にも関わらず健康に診療や研究をされています。その先生が実際に実践している方法ですから説得力があります。それがまた特別なことではないのですよ。そして、それは『養生訓』などの古典書にも詳しく書いてあります。そして、小さなことを継続することが健康や成功の秘訣なんですな~って、私もやらないとね。

もう一つ、このコラムに中に出てくる健康被害のことなのですが、現在ではテレビ、雑誌、新聞、インターネットなど多くの情報が簡単に得ることができるようになってきました。それは良いことでもあるのですが、ここには経済活動(商売)が必ず絡んでいます。そんなこと当たり前なのですが…

でも、健康や、自分の心や体は自分が責任を持って管理していかなければなりません。そのような情報の中には経済活動を優先し、ほとんど効果のない、逆に人によっては大きな健康被害を被る商品や情報なども多々あります。この辺りが難しいところなのです。
辛い時には藁にもすがりたくなります。あるいは、ほんの些細な好奇心なのかもしれません。でも、最終的に影響が返ってくるのはご自身の心身なのです。

健康に関しても、いい情報と、そうでない情報を、情報が入ってきた時に一度ゆっくり熟慮してみることも必要なのでしょうね。

今年一年、皆さまのココロカラダが健康でありますように願っております
コラム見てちょ~でぇ~

二葉鍼灸療院 田中良和
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30代の「うつ」 12月 東洋医学研究所コラム!

2010年12月10日 | 東洋医学研究所 コラム
東洋医学研究所のコラムが更新されました

『30代のうつ』 

   東洋医学研究所グループ 山田鍼灸治療院(多治見市) 山田 耕 先生


『30代のうつ』 研究所コラムはこちらをクリック!

「うつ」をはじめ精神疾患は今や糖尿病や高血圧症、癌など生活習慣病と並び、現代社会の生活の中から生じる疾患としては日本に広く蔓延してきています。

ここ10年間、日本では、奇蹟的確率でこの世に生を受けた「命」を惜しくも自身で絶ってしまうという人たちが年間3万人を超えています。今年もそのような状況になるようで、たいへん悲しい出来事が後をたちません。

今回のコラムは、「30代のうつ」という事柄を”仕事”や社会的面から捉え、その背景や「うつ」が発症する前駆症状などについて書かれています。

「うつ」をはじめ精神疾患の患者さまは、一度発症すると治癒あるいは正常に社会復帰できるまでに時間がかかります。どの病気にも個人差がありますが、精神疾患の場合はさらに複雑になり個人的な環境が大きく症状や予後を左右します。

このような患者さまを助けるべく、精神科や心療内科のドクター、心理カウンセラー、私たち鍼灸師などを含む多くの医療関係者が努力しています。治療に関して書くと、長くなってしまいますので、今回は書きません。

しかし、なぜこのような状況が「今」の社会に生まれるのでしょう

先ほど書きましたように、個人により家族や仕事、地域など社会的環境が全く違いますので、その原因や要因は本当に様々で複雑化しています。日本を包む大きな社会の流れ、グローバルスタンダードという世界の社会の流れの中の日本など、広く考えるときりがないかもしれません。

また、この疾患は先進国に特有のものです。

世界の3分の2の地域は貧困にあえぎ、明日の食べるものさえ確保するのが難しかったり、1日家族数人で1ドル以下の生活を余儀なくされている人たちが世界にはたくさん存在します。その人たちは、「生きる」ことに必死なのです。
富は世界の3分の1の先進国諸国に集中しています。その富もさらに一部の人たちに集中し、そんなアンバランスな世界が「今」世界の経済活動を覆い、破綻の危機にあります。

富が集中し物質的に豊かになった先進国において、なぜ心の病が急増し、命を粗末にする人が増加しているのでしょうか。

皆が自分のこととして考えることが必要なのでしょう。

その問題解決の鍵は目に見えないものなのだと思います。

心…心の在り方、心の捉え方、心の方向
絆…切っても切れない深い人間関係、その関係に意味を見出すこと
思いやり・感謝…相手を思う、他者を思う心、そこから生まれる自分を大切にする気持ち、生かされていることへの感謝

そういう意味でも東洋医学は、易経や道教などの目に見えない東洋哲学思想が根底に流れています。だから心身一如、こころとからだは二つで一つであり、それは切っても切れない関係にあるという観方をします。
だから鍼灸師は心を豊かに、人間性を常に磨かなければ本当の意味で患者さまを治療することはできないのです。いつも言われていた師匠の言葉が身に沁みて「今」感じます。

長くなりましたが、今月のコラムを参照に、豊かな日常生活を過ごして頂ければ幸いです。

二葉鍼灸療院 田中良和
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