二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

弱い立場、苦しい立場の人に思いを寄せる

2009年03月30日 | 経営って何?!
≪今から30年ほど前のことです。神戸にあった取引先が倒産して、私の会社も2千万円ほどの債権が焦げ付いた状態になってしまいました。

その後、あの阪神淡路大震災が起こりました。

倒産した会社の経営者はまだ神戸に住んでいるのではないか―そう思った私は、わが社の3人の社員に「どこかで避難しているはずだから、探して見舞金を届けてきなさい」と命じました。

3人が探しに行ったところ、その経営者の家族は避難所になっている学校内にいるという情報を得ました。そして、探し当てて見舞金を渡したところ、その経営者は泣いたということです。

その後、その経営者の娘さんが、わが社の神戸支社で働くことになりました。つらく、苦しい立場にある下請けの会社にも思いを寄せる。それが新たな縁を作り出していく。私は、こういう経済社会を作り出したいと考えているのです。≫

『鍵山道場 人間力を磨く法則』 鍵山秀三郎 著


鍵山さんのようなことは、力のある人だからできることです。しかし、経済的、権力的、知識的に力を持っている人が、このような行動ができているでしょうか

自分一人では、仕事は成り立ちません。患者様、お客様あっての仕事であり、その方々に喜んでもらう、幸せになってもらうのが仕事です。これと同様、自分の仕事関係を見ても、原料を掘り出す人、それを運搬する人、またそれを製品にする人、それを流通させる人、そして利用者に販売する人、その流れの中で、自分の仕事も成り立っているのだと自覚することが大切なのでしょう。そうすれば、後ろ、前、右、左、いろんな方向に意識が向き、そして、深い思いやりで、様々な人に応対できるのだと思います。

そんな意識の中で、自分の力がついてくればくるほど、自分の仕事と関係の深いところ、そして、つらい、厳しい立場の人たちに思いやりを持って接することが、それからさらに先にある深い縁、見えない新たな縁へと繋がるきっかけになるのだと感じました。

常に謙虚に、そういう意味で鍵山さんが長年続けている、掃除の精神は、自分の心を見つめ磨く重要な行いだと思います。

二葉鍼灸療院 田中良和
コメント

星稜高校野球部 練習試合 第2戦

2009年03月30日 | 高校野球
3月22日(日)、朝から星稜高校野球部、第2戦を観にいきました。この日は朝から、お天道様はご機嫌が少し悪いご様子、突風が吹き、背中を向かないと耐えれないほどの風が吹くこともありなかなか厳しい天気でした。

しかし、両チームの心がけがよいのか、試合は2試合しっかりでき、試合が終わるのを待っていたようにドシャブリの雨となりました。

練習試合 3月22日(日) 星稜高校野球場
 星稜輪島(石川)




この日の相手、輪島高校は毎年いいチームをつくってきます。そして、私学を苦しめる存在となる高校です。今年の輪島高校は非常に個々の力があります。とくに投手力がなかなかの人材がいます。

バッティングも荒削りながら、よく下半身を鍛えているのか、どっしりとした足腰をしています。守備にミスが多いですが、守備を鍛え、バッティングの精度をましていけば、投手がしっかりしているので油断のならないチームになると思いました。

油断大敵、同じ高校生が試合をするのですから、ちょっとした心の動きで、そうとうな力の差がない限りは、試合もひっくり返ることが多々あることは皆さんご存じのことでしょう。

星稜野球部には、一戦一戦、自分の目標をクリアーしていってほしいですね。そして、春の北信越大会まで力を充電していってください。

二葉鍼灸療院 田中良和
コメント

能登半島地震と志賀原発1号機再起動

2009年03月26日 | 社会
昨日、3月25日(水)、能登半島地震が起きて2年を迎えました。最大震度6強、1人が死亡し、356人が重軽傷を負い、2426棟の住宅が全半壊したのが2年まえの2007年3月25日でした。

25日の読売新聞には、輪島市鳳至町で奥様を亡くされた宮腰さんが、奥様を亡くされた悲しみは癒えることはないが、周囲の人の助けにより、一日一日元気を取り戻されているという記事が載っており、よかったなと安堵したとともに、これから奥様の分も人生を楽しんでほしいと思いました。

また、新潟県中越地震で被災され、当時、悲しみのどん底にあった宮腰さんに手紙で激励された渋谷さんとのエピソードも載っており、世の中、悪いことばかりではなく、人と人の思いやり、助け合いによって成り立っているのが真実なんだな~とあらためて思いました。

私たち鍼灸マッサージ師会でも、門前町でボランティア活動をさせて頂きました。5月で仮設住宅も全世帯撤去ということで2年たち、様々な人々のご協力により復興しています。本当に人間の力というのは正しい方向に集まると素晴らしいものになるんだなと思います。

日本は地震の多発国です。多数の発見されている断層があり、発見されていない断層も多くあり、4つのプレートがぶつかり合っているのが日本列島です。

そういった中、この能登半島地震の記事の下に、志賀原発1号機の再稼働が決定したというものが載っていました。

今までの地震の経験範囲で設定された国の耐震指針。これで全く安全なのでしょうか?さらに想定外の規模の大きな地震が起きた場合はどうするのでしょうか??これだけの科学力がありながら、なぜ今もなお国は原発を推進するのか??無尽蔵に利用でき、本当のクリーンエネルギーである自然エネルギーの開発にもっとお金をかけないのか、言い始めるときりがありません。

日本ではエネルギーの3分の1は原発に頼っているから仕方ないのでしょうか。

原発はクリーンエネルギーと言いますが、非常にエネルギー効率の悪いものですし、何と言っても死の灰といってもいい、放射性廃棄物が出ます。その中にはプルトニウムやさらに未知の有毒物質も含まれているとも言われます。もしプルトニウムが漏れだしたら、体内に入れば100%肺がんになります。地中から土地や水を汚染すれば半減期(濃度が半分になる時期)は2万4千年です。

また、天然ウランで原料に利用されるウラン235は0.7%を占めるに過ぎず、ウラン235を抜き取ったものは劣化ウランとして米国へ無償で送られます。そして、これが劣化ウラン弾となり、イラクやアフガニスタンに多量に落とされました。

イラクやアフガニスタンの劣化ウラン弾が落とされた地域では、男の子が生まれるか女の子が生まれるかではなく、五体満足な子供が生まれてくるかが問題となっています。劣化ウラン弾として投下され衝撃により酸化ウランとなった物質は、土地を汚染し、あらゆるものの中に濃縮され遺伝子を破壊していくそうです。半減期は45億年とも言われています。

私たちは原発により、電気エネルギーを得て、多大な文明の享受にあずかっていますが、原発にはこのような側面があることを理解し、そしてこの問題を考えていかないと、数十年、数百年先の人たちが、後戻りできなくなってからこの問題を対処しないといけなくなるのではないかと危惧します。

25日の新聞では、人間の素晴らしい面と、嫌な面、二つの顔を見た感じがしました。

二葉鍼灸療院 田中良和
コメント

平成21年3月 酔耀会(勉強会)

2009年03月26日 | 酔耀会(すいようかい)
3月18日(水)、8時半ころより今月の酔耀会が行われました。

「今日は、明日忙しいから早めに勉強会終わりましょう」と、始める前に話して置きながら、終了したのは、や・は・り・12時半を過ぎていました。やっぱり勉強会を開始すると、1か月、臨床の場で溜まっているいろいろな疑問や発見が出てくるのだと思います。

みな患者様の笑顔のためです。情熱家の集まりだとも言えます

≪内 容≫

◎臀部のトリガーポイントが腰下肢痛の原因だった症例  
                     豊島先生
腰下肢痛が出現し、整形外科にて軽度のヘルニアを指摘され、18件もの整体や接骨院を受診するも改善されず慢性痛になっていた患者に対し、先生独自の全身調整とトリガーポイントを検出して治療を行ったところ下肢痛は残るが腰痛はその場で改善されたという症例でした。豊島先生はトリガーポイントに関してはなかなか深く勉強されています。勉強になりました。


◎耳管開放症に対する鍼治療の一症例  田中(私)
「自分の声が耳の奥に響く」という主訴で来院された症例。24歳 男性と若いが、中学生ころからこの症状を持っていました。平成21年4月から就職も控えているので、少しでも症状が改善できたらと、某病院の耳鼻咽喉科で漢方治療を行っていたが効果がなく、「もうやれるだけのことはやりました」「鍼灸治療もやってみてもいいんじゃないか」と医師からも言われ来院されました。当院でも初めての症例でしたので、いろいろ調べながら治療しましたが、他の症状は改善されたが、主訴は改善しなかったという症例でした。この症例を通して、自分ではまだまだ勉強不足だと感じました。

◎デイサービスでの鍼灸マッサージの啓蒙活動  泉 先生
 ~ツボについて高齢者にわかりやすく説明するには?~
4月から地域健康づくり指導者として、デイサービスで高齢者の体力増強、健康維持を目的に活動を行います。その際、鍼灸マッサージの啓蒙活動も行うのですが、その時、高齢者に分かりやすく、楽しく、東洋医学について説明するのはどうしたらよいのか、ということを、自分の考えと、メンバーの意見を聞かせて欲しいというお話でした。これから、どんどんこのような活動も増えてくると思いますので、貴重な発表でした。

◎きんさんの筋肉トレーニング実話  安井先生
「きんも100歳、100歳、ぎんも100歳、100歳」、と双子の長寿ということで大きな話題を呼びました。きんさんが歩行できず抱えられ近くの接骨院の先生のところへ来院され、それから通院し、筋力トレーニングをしながら、歩行ができるようになり元気を取り戻していったという実話の紹介でした。高齢者といってもあちらの世界へ旅立つまで、体は新陳代謝を行います。高齢者の方々のそれぞれの体力レベルと、トレーニング方法、量、そして気力があれば、筋肉トレーニングも効果があるということでした。


”学びて然る後に足らざるを知り
 教えて然る後に困(くる)しむを知る” 『礼記』

日々勉強、日々発見、日々知らないことを知る、です。

二葉鍼灸療院 田中良和
コメント

2009 星稜野球部 始動!

2009年03月24日 | 高校野球
なかなか時間がなく、練習をみに行けませんでしたが、15日(日)に久しぶりに選手たちをみに行ってきました。

本日は今春初の練習試合でした。

練習試合 3月15日(日) 星稜高校野球場
 星稜美方(福井)


今年は暖かい日、天気の良い日が多かったので、早めにグランドで練習ができました。本日は、今年の練習試合の初戦でありましたので、皆、元気よく、自分の目的を持って試合に臨んでいました。日々新たに、日々練習…です。



開幕戦としてはまずまずの結果だったと思います。目を見張ったのは先発に出るレギュラー選手の他の選手に気迫がみなぎっていたことです。選手の心身レベルの底上げができれば、それがチーム力を増強することに繋がります。楽しみです。



冬の練習の成果が出ている選手、少しずつ出てきている選手とそれぞれ選手により差がありますが、「ここから」レベルの高いところでまとまり、春の北信越大会に向け、全力疾走してほしいと思います。また、春先は体力増強のトレーニング期から神経系統の働きを高めるスキルアップの時期に入り、バランスをとるのが難しい期間でもありますので、しっかりバックアップしていきたいと思います。

春の選抜高校野球大会が始まり、WBCで日本、世界が野球で熱狂しています。
さ~て、今年の星稜野球部の活躍に期待しよう

二葉鍼灸療院 田中良和
コメント

学問は人を変える  ~『言志四録』より~

2009年03月23日 | 言葉のちから 心のちから
なぜ人は一生勉強なのか。
なぜ人は、常に学びの精神、向上心を持ち、学問を行わなければいけないのでしょうか。

【訳】人が天から受くる氣は、その厚いと薄いと分け与えられている分量はだいたい同じようなものである。

身体の大小、寿命の長短、力の強弱、心の賢愚といったものは、誰でもそれほど大きな差があるわけではない。その間に、特に一箇所厚いところを授けられた者があれば、人々はみな、これを非凡という。

この非凡なる者はしばらく問題の外に置いておこう。すなわち普通の人にあっては、身体の大きさや寿命の長さや力の強さの分け前はどうすることもできない。

しかし、心の賢さや愚かさについては、学問によって変えることができるのである。

『佐藤一斎 一日一言』


『言志四録』とは、幕末の儒者”佐藤一斎”の42歳から82歳までの語録で、四篇、一一三三条からなる名語録です。

佐藤一斎は、昌平坂学問所の儒官でした。今でいう大学教授の役職にあったそうです。

私の好きな人物である、西郷隆盛さんもこの書物を愛読しており、特に心に響いた一〇一条を抜き出し『手抄言志四録』を編纂し、自らの指針としたのみならず、西郷さんの私学校の青年たちにこれを講説したほどの書物です。

先祖、先輩が人生の中で悩み、問いかけ、創造し、反省し築いてきたものが古典であり、語録です。人は皆ちがった境遇とはいえ、先に生きた方々が弛まぬ努力で築いてきた人生のエッセンスには、「今」の自分の人生において必ず共通する、共感するところがあると思います。

それを学ばなければ人生において一歩も二歩も違ってくるんでしょうね。そして、その書の中に流れる真理を生活において実践すること、それが本当の学問であると私は思っています。

二葉鍼灸療院 田中良和
コメント

大和魂とは「愛」「思いやり」

2009年03月16日 | 言葉のちから 心のちから
現在、WBCが行われ、日本の快進撃が続いています。オリンピックなど世界大会では必ず国家「君が代」が流れ、皆、それぞれの国の国歌と国旗に敬意を表します。

これは相手がいなければ、国というものがなければスポーツにおいてパフォーマンスを競い合うことも、世界大会もできません。ですから試合が始まる前、終わった後に礼をするのだと思います。

≪しきしまの
 大和ごころを
 人とはば
 朝日ににほふ
 山桜花

寛政二年(1790)作。本居宣長のうたである。

『花はさくら、桜は、山桜の、葉あかくてりて、ほそきが、まばらにまじりて、花しげく咲きたるは、又たぐふべき物もなく、うき世のものとも思はれず(中略)空きよくはれたる日、日影(日光)のさすかたより見たるは、にほひこよなくて、おなじ花ともおぼえぬまでなん。朝日はさらに也。〈本居宣長「玉勝間」六の巻〉』

花は桜が、美しいがその中でも山桜がいい、と、宣長はいう。さらに、その花に日光が当たる光景は、すばらしく、その日光も、朝日が最高であるとする。

戦時中、大和魂(やまとだましい)というと、軍国主義と不離のように言われた。よく、この歌が引き合いに出されて「お国のために、山桜のように、ぱっと咲いて、いさぎよく、ぱっと散れ」などと、はっぱをかけられた。特別攻撃隊は、七ツのボタンに、この「山ざくら」と、錨のマークを打ちこんだ。若い生命を花のように散らせることを、「大和魂」としたのであった。

いうまでもなく、それは、とんでもない誤解であり、悪用である。

今日の日本人の多くが、大和ごころ、大和魂というと、血なまぐさい戦闘の精神を想起している。が、わが国の大和ごころというのは、戦闘する心ではない。

「大和ごころ・大和魂」というのは、一に、人道的な心の持ち方を意図している。それは、やむない人間同志の権力主義や、欲望のからみあいの最中にあっても、けっして失ってはならない、”あたたかい愛の心”を意味していた。≫

『太陽の教育』  境野勝悟 著


言葉でも、道具でも、お金でも、世の中に存在するもの、あるいは人類が創造した様々なものは、その使い方しだいで善にも悪にもなります。

現代社会が、人々が成長するために必要な状況であるとするなら、「今」は、心やその奥の内面をしっかりと見つめる時代が到来しているのかもしれません。

愛、思いやり、そこには欠いてはならない、必要不可欠な気持ちであり、いつの時代も不変なものです。

二葉鍼灸療院 田中良和
コメント

北陸放送(MRO)「こちらМRO診療所」 出演

2009年03月16日 | 花粉症
3月12日(木)、北陸放送の夕方6時15分から7時までの番組「ニュースランナー」に出演させて頂きました。

番組の中の「こちらMRO診療所」というコーナーでの数分間の出演でした。テーマは花粉症。「家庭でできる花粉症対策(ツボ療法)」というものでした。今はマスクをして外を歩いていらっしゃる方が多くみられます。年々花粉症、とくに今の時期のスギ花粉症は多くなっているようです。

北陸放送の番組担当の方から電話で依頼があり、花粉症のことや、花粉症に対する東洋医学的な考え方などをお話していましたら「ぜひ取材させてください」ということで今回の出演となりました。

テレビに映る機会などは、そう滅多にあるものではありません。感謝です。

内容は花粉症の、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、涙などの症状を緩和するためにツボを押すといいよ、というものです。ご紹介したのは、肘にある曲池、頭にあるシン会、鼻翼のところにある迎香、背中にある身柱、もう少し紹介したいツボ(経穴)もあったのですが、時間の関係で分かりやすいところを紹介させて頂きました。

基本的には、花粉症というものは免疫能のアンバランスからくるものです。免疫病といえますので、そう簡単に治るものではありません。ですから定期的に通院(鍼灸治療)することにより、免疫機能のバランスを改善することで花粉が入ってきても過剰に反応することがなくなるというのが根本的な考え方です。

そこには食事、運動、睡眠、仕事、姿勢、呼吸などなど生活習慣の改善も必要なことも理解できると思います。その人の全体を捉え、体を自然体に近づけて様々な体の調整機能を呼び覚ます手助けをするのが東洋医学の治療です。

まあ、今回は生放送ではなかったのでまだ良かったと思いますが緊張しました。テレビの取材は二度目ですかね。一度目は、星稜野球部の甲子園の宿舎でした。かわもと接骨・鍼灸院の川本力雄先生のはからいで、東洋医学研究所研修中の夏休みを利用して、先生のトレーナー活動のお手伝いをさせて頂いた時です。

あの松井秀喜選手(現ニューヨークヤンキース)が、明徳義塾で5連続敬遠される前だったと思います。当時のレギュラーに私の小学校、中学校の頃の後輩がいて、その後輩の応援ということでインタビューされたのでした。すごーく緊張して先生からも冷やかされた思い出があります。

そんなこんなで、その時の思い出も蘇り、今回のテレビ出演はいい経験になりました。また、鍼灸治療が花粉症にも効果があるんだということが理解して頂き、少しでも皆様の不快な症状がなくなることを願います。

あ、そうそう、リポーターでみえた堀越アナウンサーは、テレビで見るよりキレイでした(失礼な言い方なのかな)。

二葉鍼灸療院 田中良和
コメント

どんな意味を与えるかで、道は開ける

2009年03月14日 | 言葉のちから 心のちから
ストレスという言葉がありますが、人間に限らず生物は常にストレスがあり、それに適応してきたからこそ生きていけるのであり、進化してきました。ストレス環境がなければ、生物は成長、進化することも難しいのだと思います。

心も同様。

様々な出来事が起こり、感じる中で、人間として成長いくのだと思います。

≪「やるしかない!」という気持ちは時間の中で劣化し、ややもすると「やらねばならぬ」に変化してしまう。

「やらねばならぬ」は「やらないことはいけません」という意味で、二重否定だ。それには屈折したエネルギーを感じる。「そうなりたい!」というストレートで屈託のないエネルギーに変えたとき、心はワクワクとしはじめる。

この二つは凄く似てるけど、全く違うエネルギーだ。
否定の否定、二重否定のエネルギーは道を狭め、閉じさせてしまうこともある。ストレートで屈託のないエネルギーこそ、道を開けるそれである。

動機がなんであれ、頑張っていく過程においてエネルギーをワクワクモードに変えていくことが大切だ。また、頑張っていく過程において「やらねばならぬ」になっていないか何度もチェックする必要がある。

「やらねばならぬ」に変質してしまっていたら「達成したら何が喜び?」と問いかけ、自分の心を蘇生させ、屈託のない素直さで、いきいきとしたエネルギーで目指すことが、道を開いていくコツである。

目の前のチャレンジ、その結果にはこだわるべきだが、こだわり過ぎると恐怖感に変わってしまう。

何でも、さじ加減が大切なのだ。その恐怖感を緩和し、最大限自分のピークパフォーマンスを引き出す方法としてリラックスが求められる。しかし、リラックスを心がけてリラックスした状態が作れるなら苦労はしない。どうすればリラックスしたいい状態で自分の実力が発揮できるのだろう。

それは、そのチャレンジに一体、どんな意味を与えているかが決め手だ。≫

『山拓巳の道は開ける」 山拓巳 著


何を夢に持ち、どんな目標を定め、そのために何をしていくのか。
自分は何になりたいのか。どんな人生をあゆみたいのか。

「こうなりたい!」だから、「私はこれをやるんだ」このように素直に情熱を傾けることができれば、負(マイナス)のストレスは感じません。

そして心をリラックスさせ、気持よく事に臨むために大切なのは、”自分の行為に意味を見出す””自分の行為に意味を与える”ことであるということなのでしょう。失敗や成功、悲しいことや嬉しいこと、すべて人に起こること、または、自分が目標として挑戦する行為には無駄はありません。

何のために、誰のために、どのよう喜びのためになど、仕事や人生に起こる出来事に意味を与えることで、心がワクワクして、生きがいのある人生を送れるのだろうと感じます。

二葉鍼灸療院 田中良和
コメント (2)

アウトサイダーアート vol.1.

2009年03月09日 | 日常
久しぶりに時間ができたので星稜野球部の練習へ と思いましたが、月曜日からテストということで練習はありませんでした。

そこで患者さんのKさんからご紹介があった”アウトサーダーアート”をみに行ってきました。会場はギャラリートネリコ


アウトサイダーアートとは、正規の美術教育を受けていない人の芸術のことだそうです。金沢アート工房が主催し、金沢発信のアーティストとして自立してもらいたいということで2年前よりスタートした企画だそうです。

このメンバーはすべて知的ハンディキャップを持った方々です。患者さんKさんは、この未来の芸術家(今もですが)たちのお世話をしている一人でもあるのです。情報を頂いた時に、これは行こうと思いました。やっぱり行って正解でしたね。

人は皆、それぞれ素晴らしい存在なのだと改めて感じさせて頂きました。

この芸術をみて思ったことは、『素直』『ありのままの自分』『秘めたる力』こんな言葉があてはまると思います。



「他の人がこれを題材にしているから…」「あの人が…」ではなく、自分の書きたいものを自分の感性で描く。そこには他人の情報は一切入らない自分の世界です。自分が好きだと思ったものを一心不乱に、楽しく描く、そこに素直に自分を表現する素晴らしさを感じました。

聞くと、絵を描く時は、彼らの体調などによってまったく描かない日もあるらしく、彼らを見守っているKさんたちには、たいへんですが頑張ってほしいと思います。

人のまねをすることなく、自分の頭に浮かんだありのままを描いていました。これがなかなか上手なんです。本当に感動しましたよ。






どのような状況、境遇、立場にあっても、人には必ず価値があり、また、奥深くに眠っている長所や才能の存在をさらに感じさせて頂きました。健常者と言われる五体満足の私たちは、このような人たちのサポートをしていく、それがボランティアであり、ハンデを背負った方々は、この温かい心に感謝し、お互いが自立していく、難しいことかもしれませんが、これが本当の福祉であろうと思います。

ご興味のある方は、一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。
 アウトサイダーアート vol.1.
  会 場:ギャラリートネリコ
  期 間:3月7日(土)~15日(日)



二葉鍼灸療院 田中良和
コメント (4)

名古屋国際女子マラソン

2009年03月09日 | マラソン
昨日行われた名古屋国際女子マラソンをテレビで観戦していました。途中までしか観れませんでしたが、感じるところが多くありました。

結果は資生堂の藤永佳子選手が優勝し、世界選手権の出場が内定いたしました。テレビを観ながら、「ここ自転車で走ったな~」なんて名古屋にいた頃を思い出していました。

マラソンは42.195kmというとてつもない距離を走り抜きます。私が走るとほぼ全力で走っても追いつかないくらいのスピードですね。本当に過酷で、孤独なスポーツだと思います。ですから、このような国際大会に出場し上位に絡んでくる選手の練習量などは生半可ではありません。テレビでは淡々と走っているように見えますがね。

私がまず感じたのは、昨年、23年間の現役生活(選手としての)を引退、日本のマラソン界を引っ張ってきた高橋尚子さんです。今回は市民ランナーとして参加されていました。彼女はスタートからゴールまで、また、ゴールした後も、常に笑顔で、ときに手を振ってファンや沿道で応援してくれる人たちに応えていました。レース前のインタビューでは、「感謝を持って42.195kmを一歩一歩走り切りたい」と話していました。まさに有言実行、感謝の心を実践されていたと思います。

また「今まで走ってこれたのは、多くの人たちのお蔭。その人たち(ファンも含め)全てに頭を下げるつもりで走りたい」とも話されていました。道を極めた人たちが辿り着くのは、やはりこの”感謝”なのでしょう。

高橋さんも、過酷な23年間の現役生活だったと思います。想像を絶するような人生の波があったと思います。精神的にも、肉体的にも、環境的にも、様々な大波を乗り越えてきたのだと感じます。しかし、彼女の素晴らしいところは、その片鱗を顔や態度にみせないことです。いつも元気に、笑顔で、前向きな発言で、周囲を明るくします。

全ての苦労を包み込むような深い瞳と心からの笑顔、そして態度。最高の笑顔と、最高に気持ちがよい人として在り方だと思います。

自分の道を極めること自体、どんな分野、職業でもできる人はそう多くはいません。まして、「高橋選手のようになりたい」と、子供たちや若い選手に目標とされるような、夢や希望や、人生の道しるべになるような人物というのは、さらに貴重な存在であると思います。

さらに高橋尚子さんは、インタビューの中で、「この大会は、沿道の皆さんと私、そして大会が一体となるような、今までプロとしてはできなかったことをしたい」と話しています。いやいや、これこそプロだと思います。

これも”感謝”という表現に尽きるのだと思います。プロ選手として日本、世界の頂点に立てたのは全ての人のお蔭だということです。名古屋国際の大会記録はまだ高橋さんが持っていますので、そんな思い入れもあるのかもしれませんが、自分の役割や信念をしっかり持って、そして心をこめて対応している姿は素晴らしいの一言だと思います。

自分の順位だけではなく、大会のすべてを見つめ走りながら、目標の3時間をきり、2時間52分23秒の第29位に入るところは、またまた凄いです。

これからの高橋尚子さんの人生(42.195km)が、さらに光り輝き、幸せ溢れる一歩一歩になっていくことをお祈りするばかりです。でも大丈夫そうですね。彼女のような積極エネルギーのかたまりの人には幸せの方から寄って(酔って)くると思いますよ。

高橋尚子さん、ありがとうございます

さらに、高橋さんのこと以外でも、ケニアや中国の選手の走り方、日本人選手でもいろんな走り方(共通している体の動き、違った体の動き)があるんだな~と楽しく観戦させて頂きました(最後まで観たかったですがね)。

二葉鍼灸療院 田中良和
コメント (2)

よい結婚の本質

2009年03月08日 | 言葉のちから 心のちから
本日、友人の結婚式の二次会に呼ばれているんだけど、朝、結婚について思いを馳せてみました。

☆よい結婚の本質
J・G・ウォイテッツの『なぜいつも、あなたの恋愛はうまくいかないのか』のなかでも、わかりやすく説明されています。

≪あなたがいい恋愛や結婚をしているかどうかは、次のような状態にあるかどうかで判断できます。
 ○私は私でいられる。
 ○あなたはあなたでいられる。
 ○私たちは私たちでいられる。
 ○私は成長できる。
 ○あなたは成長できる。
 ○私たちは一緒に成長できる。
本質的には、いい恋愛や結婚とは、これにつきるのだ。≫

ここでもまた、「自己愛と他者愛とのバランス」と「関係を通じた精神的成長」という、本書でこれまでに何度も(うんざりするほど?)出てきた言葉と同じ意味のことが、強調されています。本当に、「これにつきる」ということなのでしょう。

『愛の論理』 飯田史彦 著


恋愛や結婚には百組百通りのドラマがあると思います。山あり谷ありということですかね。

しかし、本質的には、相手を思いやり、尊重し、そしてお互いがいろんな共通した事柄を共感しながら成長していくということなのかもしれません。

さてさて、私の赤い糸はどのあたりにあるんでしょうかね~。これからの人生が楽しみでもありますよ。

二葉鍼灸療院 田中良和
コメント (7)

第18回 加賀・三策塾(合同学術研修会) 参加

2009年03月07日 | 鍼灸
3月1日(日)、合同学術研修会が開催されましたので参加しました。この日は、午前中が勉強会、午後からは鍼灸マッサージ師会の理事会と忙しい一日でした。んん~なかなか時間があかず、星稜野球部の練習も見にいけないな~

◎内 容
 ・スポーツ障害の臨床とアンケート報告
       鍼灸なかだ治療院 中田和宏 先生
 
 ・鍼灸マッサージのニーズと今後の活用
  ~部活動におけるスポーツ傷害と体調管理の実態に関する
   アンケート調査より~
       石川県立盲学校 教諭 上原 崇 先生

 ・鍼灸・医療最新ニュース


今回は、いつも司会の中田先生が発表されるということと、スポーツに関する発表が2題つづいてありましたので、私が司会として進行させて頂きました。




<中田先生>は、昨年の全鍼師会の全国集会で、分科会であるスポーツセラピー部会において発表されたものでした。全国41師会の協力を得て、活動状況などのアンケート調査を集計したものす。

この結果で思ったことは、スポーツ鍼灸、あるいはスポーツマッサージ、その場面、状況によって役割や重要性が違ってくると思います。治療院での対応、地域のスポーツイベントなどボランティア活動、国体などでの対応、レクリエーションとして、地域の介護予防活動での対応、様々です。また、プロ選手、アマチュア選手、生涯スポーツを実践されている高齢者、遊びとしての子供のスポーツ、少青年期の競技スポーツなど、相手によっても変わってきます。一括りにはできません。

しかし、大切なのは、それぞれの環境でスポーツを実践する人たちがベストの力を出せるようにするには、どう対応していったらよいかだと思います。そのために常に勉強が必要です。




<上原先生>は、石川県高等学校体育連盟の協力を得て、石川県内の7校、22種目の部活動、1648名の生徒にアンケートを行った調査結果を発表して頂きました。これは、1月14・15日、岡山県倉敷市で開催された高等学校体育連盟の全国集会、1月19日に石川県高等学校体育連盟で発表されたものです。

当院には高校生のスポーツ選手は頻繁に治療に来院します。野球が多いですが、サッカー、バスケ、バレー、クラシックバレー、卓球などなど、様々ですが、今回のアンケート結果をみると、やはり鍼灸マッサージの治療を受けている生徒が少なかったです。逆に言うと、まだまだ考えようによっては治療院へ来院する需要というのはここにもあるということになります。

生徒を取り巻く、親、監督、顧問の先生に、しっかりと生徒のスポーツ障害の病態を説明し、治療方針を示していくことが大切であり、それが一つ一つの私たちの信頼に繋がり、学生スポーツをサポートしていける立場を確立していけるのだと思いました。

司会も少し緊張しましたが、天気の良い休みの時間を割いて勉強した甲斐があったというものです。

二葉鍼灸療院 田中良和
コメント

糖尿病のお話-糖尿病の歴史を知り、前向きに生きよう-

2009年03月06日 | 東洋医学研究所 コラム
東洋医学研究所のコラムが更新されました

~糖尿病のお話-糖尿病の歴史を知り、前向きに生きよう-~
二葉はり治療院  中村弘典 先生


『糖尿病のお話-糖尿病の歴史を知り、前向きに生きよう-』 研究所コラムはこちら

今月のコラム担当、中村弘典先生は、東洋医学研究所の研修時代から糖尿病に対するハリ治療の研究をされて、はや、ウン十年になる先生です。師匠の黒野先生のご指導のもと、名古屋市立大学の研究員となり先生とともに、マウスを使った鍼の基礎的研究や、糖尿病に対する鍼治療の臨床報告など、長年、同じテーマで継続して研究されている先生です。
私の大先輩ですが、大きく温かい、たいへん頼れるといったら失礼ですが、素晴らしい人間性、人間味あふれる先生です。やはり長年、鍼灸業界にとどまらず、日本や世界に目を向けて、豊かな世界のために指導されている師匠のもとで勉強されていると、やはり、雰囲気というか、オーラが遺伝感染してくるのかな~と思いますね。
国民病と言っても過言ではない糖尿病。その歴史や正しい知識を知り、自分の生活に生かしていけば、何も恐れることはないということです。糖尿病にかかったのはどうしてか、が問題であり、その部分の改善、あるいは直視しないで薬だけ服用していれば…なんて言うのが一番怖い考え方なのです。
病は体からのメッセージだということですね。
さて、糖尿病を持っている方は多いと思いますが、このコラム是非、ご覧になり生活を送るための一助としてくださいね

二葉鍼灸療院 田中良和
コメント

かんぽの宿・・・政治献金問題

2009年03月05日 | 社会
最近、総選挙が近くなってきたためか、世の中がやかましくなってきています。

日本郵政の”かんぽの宿”を不当な売買によりオリックス不動産へ売り渡した問題がありました。それに鳩山総務相が待ったをかけました。当然のことだと思います。これは国民が国を信頼し人生の安心のためにかけた簡易保険のお金を使って建てた施設です。国民のものだと思います。財政投融資や官僚の天下り問題があったとしても、単に民営化することで解決しようとすること自体が問題なのだと思います。それに、まだ郵便局関連の株は100%、国が持っています。

小泉さん、竹中さん、その背後の人たちが進めてきた郵政民営化がここに来て、この政策の真実が明るみに出てきています。私たちは、なぜ今この問題が出てきているのか考えるべきだと思います。

また、民主党の小沢代表の準大手ゼネコン西松建設の政治資金問題が出てきています。小沢さんはきっぱり理路整然と否定しています。新聞、テレビともにこの話題ばかりです。選挙が近いということでしょう。

小沢さんは、お金をもらったのだから、しっかりと透明性を示して欲しいと思います。この問題を取り上げるなら、東京地検特捜部は、”かんぽの宿”問題も徹底的に調べるべきではないかと思ってしまいます。なぜか不公平なような気がしてなりません。これは国民のお金を横領したことに等しいとも思えます。

そして、かんぽの宿問題の捜査が進めば、必ず現在の日本の社会状況の原因の一端が見えてくるのではないかと思います。小泉さん、竹中さんが市場経済主義、グローバル経済と言い進めてきた様々なことは、国民のことを思ってやってきたことだと思いますが、実際はどうなのでしょうか。日本で行われた規制改革や民営化などは、世界銀行やIMFが資金繰りに苦しい国へお金を融資する際行われる「構造調整プログラム(内政干渉)」ということに非常に類似しているのではと思ってしまいます。

死んであの世に行っても、誇れるような行いをやっていきたいですね。

さて、ここで書籍より抜粋。
☆将帥の心得
『書経』に「君子をあなどれば、その心をとらえることができない。小人をあなどれば、その力を尽くさせることができない」とあるが、将帥の心得の条も、このことばから導き出すことができる。
将帥たる者は、なによりもまず兵卒の心をつかみ、賞罰のけじめを厳しくし、文武の道を兼ね備え、剛柔の術を会得し、礼・楽・詩・書といった教養科目に親しみ、智・勇よりも仁・義を優先させなければならない。

(中略)

さらに、次のことも銘記しておかなければならない。
1.相手が弱敵でも、かさにかかって責めたててはならない。
2.味方の強大をたのんで、敵をなめてかかってはならない。
3.おのれの才能に鼻をかけて、威張りちらしてはならない。
4.君主の寵をたのんで、尊大な態度をとってはならない。
5.まず、万全の作戦計画を定めてから軍を動員し、勝つ見通しがついたところで作戦行動を開始する。
6.敵の財宝・子女を手に入れても、一人占めしてはならない。

将帥がこのような心構えで部下に臨めば、部下は進んで戦場に赴き、いざ合戦となっても、勇んで戦うものだ。

『諸勝孔明の兵法』 守屋 洋 編・訳


戦い時のことを例えてあるので、気分を悪くするところもありますが、ようは、国、会社、団体などトップに立ち、動かしていく人は、何を思って行動するか、何のために行動するかなのだと思います。

幸せ溢れる世の中になって欲しいですね。
世界の、日本の子供たちが安心し、笑顔で過ごせる世の中になっていって欲しいと思います。

二葉鍼灸療院 田中良和
コメント