二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の鍼灸臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

靖国神社へ

2011年12月27日 | 
11月27日(日)、第7回がん患者大集会に午後から参加予定でしたので、その前に、明治神宮とともに、もう一つご参拝しておきたかった靖国神社へ行きました。

明治神宮(原宿)を出発し飯田橋下車。徒歩で靖国神社へ向かうが…道を間違えました

 

反対側へ歩いていったようで、地図を見ると「東京ドーム」が書いてあったので、「間違えついでに行ってみよう」ということで、水道橋まで歩いていきました。そこから徒歩で引き返し、靖国神社へ向かいました。



 
             鳥居の上に休んでいるハト

明治神宮とは、また趣が違い、時間的なこともあると思いますが、多くのバスや車が停車し賑わっていました。

靖国神社とは…靖国神社のホームページから抜粋させて頂くと…

靖国神社は、明治2年(1869)6月29日、明治天皇の思し召しによって建てられた東京招魂社が始まりで、明治12年(1879)に「靖国神社」と改称されて今日に至っています。

靖国神社は、明治7年(1874)1月27日、明治天皇が初めて招魂社に参拝された折にお詠みになられた「我國の為をつくせる人々の名もむさし野にとむる玉かき」の御製からも知ることができるように、国家のために尊い命を捧げられた人々の御霊を慰め、その事績を永く後世に伝えることを目的に創建された神社です。「靖国」という社号も明治天皇の命名によるもので、「祖国を平安にする」「平和な国家を建設する」という願いが込められています。

靖国神社には現在、幕末の嘉永6年(1853)以降、明治維新、戊辰の役(戦争)、西南の役(戦争)、日清戦争、日露戦争、満洲事変、支那事変、大東亜戦争などの国難に際して、ひたすら「国安かれ」の一念のもと、国を守るために尊い生命を捧げられた246万6千余柱の方々の神霊が、身分や勲功、男女の別なく、すべて祖国に殉じられた尊い神霊(靖国の大神)として斉しくお祀りされています。

ということです。詳しくは靖国神社ホームページを見てください。




 ご参拝

この靖国神社は、毎年、終戦記念日がおとずれる度に総理大臣が、あるいは閣僚が参拝する、しないで物議を醸し出す場所です。ここで戦争論を話してしまうと、すっごく長い話になってしまうのでやめときますが、いろんな理由があるにせよ戦争なんてのはあってはならないことです。
その戦争により日本内外の尊い命が失われました。その尊い御魂が祀られている場所を、政治や国と国との駆け引きに使ってほしくないというのが私の思いです。良い悪いで判断を求めると、各国が自分の国の正当性を主張します。広島・長崎の原爆でも、アメリカは一貫して戦争終結に必要であったと主張します。そして一般の原爆症で苦しむ、肉親を亡くした被爆者の皆さまと当時の原爆投下責任者が対面しても、けっして、その行為に対して謝りません。

あっと、話が長くなってしまいますね~

手を合わせながら思ったことは「人生、思い通りに行かないが、そのことを自覚しつつも、思ったことしか実現できない」「人生に芯を貫き通す」ということを心に感じました。


 

お囃子などが奏でられていて、たいへん賑やかで明るい境内でした。



 


靖国神社と英霊の御魂にご参拝でき、この初体験でもさらに清々しい気分にさせて頂きました。

気分も清く、元気になったところで、本日の主目的である講演会の会場へ向かうため再び飯田橋駅から電車へ乗車、会場の東京医科歯科大学のある御茶ノ水駅で下車しました。


 はり・きゅうの専門学校発見

昼食をとるためプラプラ歩いていると…

湯島聖堂というところを発見。お参りしました。

特に気にせずフラッと寄っただけなのですが、なにか江戸時代は儒教を教えていた「昌平坂学問所」があった所で、大成殿には、孔子の他、四賢像(孟子、顔回、子思、曾子)が祀られているとか。勉強前にいいところにお参りできました。





再び歩き出すと、ひときわ目立つ、派手な建物を発見。





神田明神でした。ここも何かの御縁と思い参拝。

神田明神は、江戸時代には「江戸総鎮守」として江戸の町を守る氏神様であり、現在も108町会の総氏神様だとか。御祭神は、大己貴命(オオナムチノミコト)だいこく様です。縁結びの神様だそうです。別名、大国主命です。もう一柱は、少彦名命(スクナヒコナノミコト)えびす様です。こちらは商売繁盛の神様だそうです。そしてもう一柱が、平将門命(タイラノマサカドノミコト)こちらは除災厄除の神様だとか。

約1300年の歴史があり、参拝できてよかったかなと思います。



手を合わせると、ちょうど神前結婚式を行っている最中でした。んん~これは何かいいご縁があるかも~なんて一人で妄想していました。

23日に伊勢神宮、27日に明治神宮、靖国神社、湯島聖堂、神田明神と、この週は神様や御先祖の御魂に手を合わせる感謝週間でした。静寂や厳かさなどを心の内側から体験でき、いい経験でした。なかなかこんなベストタイミングはこれからないんじゃないかと思うくらいのいいタイミングで、神様や御魂に参拝できました。

感謝ですね。

そして、どちらが本題なのか分かりませんが、午後から講習会へ足を運んだのでした。


二葉鍼灸療院 田中良和
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明治神宮へ

2011年12月24日 | 
11月27日(日)、第7回がん患者大集会へ参加するため東京へ行きました。その前に、立ち寄りたいところがありましたので行ってきました。その一つが明治神宮です。

明治神宮野球場は何度か足を運んだことがあったのですが、明治神宮にはまだ参拝したことがありませんでしたので、この機会に参拝させて頂こうと思いました。でも不思議ですね~4日前に伊勢神宮へご参拝させて頂き、その勢いで明治神宮へご参拝できたんですからね。

前日26日(土)、深夜バスにて金沢を出発。なかなか乗り心地は良かったです。
 

午前6時30分 新宿到着。

 

東京はいい天気でした。そのまま、明治神宮へ向かいました。
明治神宮には、午後6時50分到着。



明治神宮について、明治神宮のホームページから抜粋させて頂くと…

明治神宮は明治天皇と昭憲皇太后をお祀りする神社で、清らかで森厳な内苑を中心に、聖徳記念絵画館を始め数多くの優れたスポーツ施設を持つ外苑と、結婚式とセレモニー、パーティー会場の明治記念館とからなっています。

 内・外苑一帯にわたって鬱蒼と茂った緑したたる常磐の森は、神宮御鎮座にあたり、全国から献木されたおよそ10万本、365種の人工林で、面積は70万平方メートル、国民の心のふるさと、憩いの場所として親しまれています。

(明治)
明治45年7月30日に明治天皇さまが、大正3年4月11日に昭憲皇太后さまが崩御になり、御神霊をおまつりしたいとの国民の熱誠により、大正9年11月1日に、両御祭神と特に縁の深い代々木の地に御鎮座となり、明治神宮が創建されました。

(昭和)
昭和20年4月14日、大東亜戦争による空襲に見舞われ、創建当初の主要建物は焼失しました。 昭和33年11月、国の内外から多くの浄財が寄せられ、神社建築の粋を集めて復興造営がなされ現在の社殿が完成しました。

(平成)
平成5年10月13日、平成の御大典記念事業として造営の神楽殿が竣功。また、明治天皇御生誕150年記念境内施設整備事業の一環として同14年に社務所が新築されました。

ということです。詳しくは明治神宮ホームページを見てくださいね。








 ご奉献酒

こんなんもありました。


 
 ご奉献葡萄酒


 ご参拝

   

早朝の清々しい空気の中で参拝させて頂きました。この時間、東京の街も静かでしたが御苑はさらに静寂でした。参拝しながら思ったことは、「欲に翻弄されず、自分の本心良心をもとに行動しよう」ということでした。何でか分かりませんが、そう思ったのでした。

参拝後、御苑周辺を散歩。
    

このような緑があることは、東京の人たちにとって心安らげる場だな~と歩いていて思いました。さすが初詣の人数が日本一・ニを誇るだけのことはありますね。そんな場所には何か惹き付けるものがあるんでしょうね。
ミーハー的に、パワースポットで一時期話題になった「清正井」を探してみましたが、まだ早朝ということもあり、そこへ行く通り道が閉まっていました。

でも、早朝であるのと、初体験の行きたいと思っていた明治神宮へ参拝できたことで心がスッキリしました。

その後、明治神宮をあとにし…

  

指で数えるほどの人数しか歩いていない竹下通り、原宿通りを散策。こちらも初体験。

そして、次なる目的地、靖国神社へ向かったのでした。


二葉鍼灸療院 田中良和 
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伊勢神宮へご参拝  お土産編

2011年12月16日 | 


そんなたいしたお土産は買ってませんが



まずは定番「赤福」。本店で買いました。
やっぱり本場で買うと味が違う



「伊勢うどん」にしようと思ったけど、ちょっと思考を、試行を、変えて「伊勢えびラーメン」に。
どんな味やったんかな~~大丈夫伊勢えびだから美味いでしょ



お酒のお土産は私にとっては基本です。
ふっと入った酒屋さんで「イセヒカリ使用 特別純米酒 伊勢一路」を購入

≪お酒のラベルより≫
平成元年、伊勢地方を襲った二度の台風で、伊勢神宮のご神田のコシヒカリは、しっかりと立つ二株を残して倒伏してしまいました。これを調べたところコシヒカリの変種であることが判明、成熟すると見事な黄金色になりました。そして御鎮座二千年を迎えた平成八年、神宮の宮司により「イセヒカリ」と命名されました。

そんなお米が使われているお酒だそうです。そして基本の基本は純米酒です



これ何だか分かりますか…って分かるわけないですよね。

『五十鈴茶屋 本店』さんの「みかん大福」です。
「みかん大福」~~~~~って思うかもしれませんが、これなかなかイケますよ。
小さめの甘~い温州みかんが一個丸々入っています。薄く白餡に包まれて…瑞々しいです。
「イチゴ大福」オッケーの人なら、オッケーでしょうね。金沢へ帰ってきて4個ペロッといっちゃいました。



最後は、お伊勢さんとは関係ありませんが、高速北陸道のどこのサービスエリアだったか忘れましたが、た~いへんお腹が空いてきたので「焼鯖鮨」を買いました。ペロッといきました。


その他に、当院では、お香を焚きます。『くつろぎや』さんというお香の店があったので入り、そこで気に入った香りを発見。ちょっと、これからお取り寄せしちゃいます。当院のお香は、この伊勢のものと、京都のものと、金沢のもののブレンドです。ききに来てくださいね。

伊勢神宮の旅、お土産編でした


二葉鍼灸療院 田中良和
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伊勢神宮へご参拝  内宮 2

2011年12月15日 | 
11月23日、伊勢神宮へご参拝

内宮の御祭神は天照坐皇大御神(アマテラシマススメオオミカミ)。日本国民の総氏神様です。



 宇治橋を渡り内宮へ


 ご奉献酒



式年遷宮とは、二十年に一度、神様を新しい御宮にお遷しし、神の力の永遠を祈る大祭です。その際、神殿、御装束・神宝などの調度品まで一切を新調します。神宮最大のお祭りであり、持統天皇四年(690年)の第一回遷宮以来、千三百年以上の伝統があるそうです。

その第62回の式年遷宮が平成17年から準備が始まり、平成25年に行われるということです。

式年遷宮は、すべてを新調するので、神殿建築にかかわる人、茅葺屋根を葺く人、布や装束、鏡、刀、機、琴など調度品に至っては図面をつくるところから始めるそうです。

これ神様云々ということもありますが、20年に一度行うことによって、技術が棟梁から若手に伝えられます。ベテランから若手への技術の伝承です。これを聞いた時、「すごいシステムや」と思いました。それもきっちり伝えられていくそうです。当たり前ですが。遷宮を行う技術に関しては、伝統をそのまま受け継いでいるのです。私も技術屋ですので、この伝承方法と、何千年という長い月日を、関る人すべてが正しく伝承し、今後も伝承していくというところに神宮の凄さを感じました。

東洋医学、鍼灸医学に思いを馳せながら…この話すると長くなるのでやめます。

内宮の景色は、外宮よりさらに深い感じがしました。そして外宮より空気がひんやりして厳かさを感じました。


 五十鈴川御手洗場から観た五十鈴川


 斜めになりながらイキイキと育っている大木に湧きでるパワーを感じました


 神楽殿


 籾だね石




これだけの大木が育つということは、木に目がいきがちですが、やはり天の光が上手く当たることと、肥沃な土壌だと思いますね。木村秋則さんの「奇跡のリンゴ」ではありませんが、美味しいリンゴはどのような土地で育つか、また、どれだけ自然の状態で育つかということなんですよね。

そんな木々を拝見しながら、人も土台の大切なんだな~とシミジミ思いました。内宮の大木のように太くなれるか…肥沃な土壌をつくっていかないとね 


 御厩(みうまや) 神馬は残念ながら拝見できませんでした~


 荒祭宮(あらまつりみや)

天照坐皇大御神の荒御魂(あらみたま)がお祀りしてあります。

さて、三十段ほどの石段を登ったところに御正宮があります。ここはさらに何か荘厳な感覚になりました。きりっと空気が締まり身体に筋が通って勇気が湧いてくるといった感覚でしょうか。そこで再び静寂の中、自然と融け合い、声なき声、言葉に意識を向けてみました。

私の心の奥からは…「ただそこにおわします」「神はいつもここにあり、あなたの中にもある」、そんな声なき言葉が響いてきました。

私は霊感なんてものはありませんが、人の意識というのは、純粋に、静寂に、集中することによって、脳を様々な形に活性化できるのではないかな~なんて思いましたね。
神様はいつも傍におり、良いことを行う時も、悪いことを行う時も、常に観ておられるんでしょうね。そして、自分の中の神様を見失うと、それなりの結果が人生に現れてくるのでしょう。だから、日々感謝であり、人は生かされているということを常に意識することが大切なのだと思いますね。

荒祭宮では…「感謝と笑顔」という言葉が浮かんできました。有難いことです。

お伊勢参りに年間約五百万人が訪れるそうです。スゴイですよね。「一生に一度はお伊勢参り」、なぜ、私も含めて皆さん参拝に来たいと思うのでしょうか。伊勢神宮に行って思ったことは、何か宇宙のようなものを感じる~でした(行ったことはありませんが)。

なぜ

私たちの地球は太陽系に属します。太陽系は銀河系の大きな集団の中の一員です。銀河系の中には太陽のような惑星(恒星)は約2000個もあると言われています。銀河系は円盤状の形をしていて、円盤の半径は約5万光年(光の速さで約10兆キロメートル)です。太陽系は、その銀河系の中心から約3万光年離れた片田舎の場所にあります。

銀河のような集団は見えているだけで1000個あると分かっています。銀河もさらに集団をつくる傾向があり、10個程度を銀河群、100個以上になると銀河団と呼ばれるそうです。銀河団や銀河群もさらに集まって超銀河団をつくります。3億光年もの大きさがあり、2000個の銀河の大集団である「おとめ座大銀河団」、その端のほうに私たちが属する銀河群があります。

現在までに発見されている最も遠い銀河は132億光年の彼方にあります。

科学が発展し、マクロからミクロまでいろんなことが分かってきた宇宙でさえ、未だ「95%が正体不明」なんです。宇宙はなぜ出来たのか… 宇宙にはどんな物質があるのか…

宇宙の話になりましたが、現在の人の叡智では計り知れない畏怖すべき存在ではありますが、宇宙がそこにあるということは確かです。いや~何が言いたいかというと、そこに伊勢神宮があるから参拝するのだと思うからです。何か分からんけど、そこに畏怖すべき、崇めるべき何かがあるから、根源的何かがあるから、神仏に手を合わせ、参拝するんではなかろうか…なんて思った次第です。

この伊勢神宮ご参拝は、何か私の意識に変化の種が植えられたような感じでした。どんな芽が出て、葉がつき、花が咲くかは、私もお楽しみですね
あっ、どんな種ができるかもね

いい体験をさせて頂きました~


二葉鍼灸療院 田中良和
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伊勢神宮へご参拝  内宮 1

2011年12月15日 | 
11月23日、42年の人生で初めて伊勢神宮へご参拝させて頂きました。

さ~て、今日は一気に11月分のブログを更新しまっせ

外宮にご参拝し、内宮へ向かう頃にはお昼でした。どこかで昼食をとりたいな~と思っていましたが、まず車を駐車したほうがいいと思い内宮へ。外宮とは人の多さが雲泥の差でした。すご~い人人人でしたね。


 五十鈴川沿いの駐車場で車をとめる。すごい車の数にびっくり

おかげ横丁を通り、ご参拝前に、まずは腹ごしらえしないとね。

それにしても、おかげ横丁って、皆が懐かしくなるような、優しくなるような、素朴になるような、そんな横丁につくってあるな~と思いました。ここだけでも、また行きたいなと思いましたよ。金沢も昔の情緒を残した街ですが、もう少し本格的にこんな感じで街をつくるといいかも、なんて思いました。






 


 日本棋院 おかげ横丁支部 

囲碁を少しかじっているので、「こんなんあるんや~」と感心しました。

さて、お昼ご飯。

本日の昼食の店は、自家製豆腐と天然あなごのお店、その名も『とうふや』さん。五十鈴川沿いにある、通りから少し奥に入った場所です。落ち着いて昼食がとれました。

 ちょっと狭い路地に入り…




 こんなん頂きました


 こんなん頂きました 2

『とうふや』さんの豆腐は自家製でしたから本当に美味しかったです。帰った後で知ったのですが、ここは「天然あなご」も美味しいということですから、今度、お伊勢さんに行った時は頂くことにしましょう。

帰りに女将さんと挨拶程度に話し「金沢から来ました~」と言うと「雪はどうですか、寒いでしょう」と問いかけられました。金沢はこの時期、そんなイメージがあるんでしょうね。最近は雪が少ないんですが。

ちょっと寄り道が長くなりましたので、内宮編はパート2へ


二葉鍼灸療院 田中良和
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伊勢神宮へご参拝  外宮

2011年12月15日 | 
11月23日(水祝 勤労感謝の日)、かねてから参拝に行きたかった伊勢神宮へおかげ参りに行ってきました。

いや~、それにしてもやっとブログが書ける時間ができました。時間の使い方が下手なのもあり、これからもやること山積です。

数年前から伊勢神宮へ行きたいな~と思いながらなかなか実現しませんでした。我が古くからの友が神社仏閣、聖域への造詣が深く、よく行っているので、その影響も受けているかもしれません。いいことは伝播すればいいんですがね

本日は母を引き連れて行ってまいりました。昨年の11月23日は思い立って京都の鈴虫寺へ行ってきたわけですが、今年は伊勢神宮でした。片道3時間40分ほどかかりました。お陰さまで昨年、車を新しく買いましたので、快適に身体的疲れもなく旅ができました。有難いことです。

週間天気予報では、この日は雨だったのですが、金沢を出る時は晴れ。伊勢神宮をまわっている時はくもりでした。雨も降ることなく、あまり寒くもなく、ベストなタイミングで伊勢神宮に行けたかなと思います。


 火除橋

伊勢神宮について少しお勉強。自分の記憶のために。

伊勢神宮の正式名称は「神宮」で、熱田神宮、鹿島神宮や明治神宮など、日本には多くの神社がありますが、ただ一言で「神宮」で通るのは伊勢の神宮のみなのだそうです。日本神社界の中心です。

また伊勢神宮とは一つの御宮をさすのではなく、天照坐皇大御神(アマテラシマススメオオミカミ)が御祭神の皇大神宮(内宮)と豊受大御神(トヨウケオオミカミ)が御祭神の豊受大神宮(外宮)を中心に、それぞれ別宮、摂社、末社、所管社からなる百二十五社の総称だそうです。伊勢一帯の広がっています。

神社に造詣の深い友人Y(鍼灸師仲間&小学校の同級生)から、「伊雑宮(イザワノミヤ)」も行ってくるといいよ、とアドバイスを受けていたのですが、時間がなく断念。今度行ってきたいと思います。いつになることやら…。

神宮の宮域は五千五百ヘクタール。伊勢市の四分の一ほどを占めるそうです。東京都世田谷区の面積と同じ。神域にあたる二千五百ヘクタールは、御鎮座依頼、斧を入れない決まりで、人の手を入れない自然林です。残り三千ヘクタールは宮域林であり、檜などの針葉樹や広葉樹を植林して、将来の御造営用材となる樹木が育てられており、森としての機能も保っているそうです。



参拝順序は「外宮」→「内宮」が古来からの習わしとされています(外宮先祭)。天照大御神が「お祭りでは豊受の神を先に」と命じたためと伝えられているそうです。天照大御神は、あらゆる生命を育む太陽にも例えられる御祖神(天)であり、日本国民の総氏神です(約二千年前の垂仁天皇の御代に、五十鈴川の川上に御鎮座された)。豊受大御神は、衣食住をはじめとする産業の守り神(地)です。天照大御神に食事をお供えする御ケ都神(ミケツカミ)でもあります(約千五百年前の雄略天皇二十二年、伊勢の地に招かれ、山田原に御鎮座された)。
ということで、まず地である豊受大神宮(外宮)にご参拝し地に足を付け、心の土台を固めてから、天である皇大神宮(内宮)へご参拝することで、天地の有難さが分かり、人というものが何であるかが理解できるのでしょう。

また、できることなら両宮を参拝したほうがいいそうです。昔の人は片参宮になることを嫌ったようです。

内宮、外宮ともにそうだったのですが、駐車場もスムーズに入ることができ、いろんな意味でスムーズに事が運びました。やっぱりお伊勢さんに行くのはこの日だったんでしょうね。


 多賀宮(たかのみや)

 



 多賀宮と大木と母上

多賀宮は、御正宮(ごしょうぐう)に次ぐ別宮で、豊受大御神の荒御魂(あらみたま:行動的で力強い働きのお姿 、対して平和で穏やかなお姿を「和御魂 にぎみたま」と言う)をお祀りしてあります。


 風宮(かぜのみや) 風雨の順調を司る神様です。


 神楽殿



 清盛楠

およそ八百年前、平清盛が天皇のお遣いとして国家平安の祈願のために参拝したおり、冠にこの楠の枝がさわったので枝を切らせたというエピソードが伝えられているそうです。んん~清盛と言う人物はどんな人だったのでしょうかね。



勾玉池の前に、平成24年オープンの「せんぐう館」が建設中でした。外宮前の山田の町を活性化することも含めて、未来永劫に続けていかなければならない御遷宮を知って頂き、「式年遷宮とは何か?」「神宮とは何か?」を理解してもらうための展示をしていく施設だとか。

その他にも、外宮一帯の土地の守り神が祀ってある「土宮」(つちのみや)、、下御井神社(しものみいのじんじゃ)などにもお参りしてきました。

さて、御正宮でご参拝

ただ参拝するだけでなく、参拝後、静粛な気持ちでそこにしばし、たたずんでみました。

周囲の自然と一体となる気持ちで、声なき声に耳を澄ましてみました。 

そこで私の心に浮かんだもの… 「静寂 静寂の大切さ」 でした。

何事があろうと心は明鏡止水の如く、静寂に、そして、落ち着いて判断しなさいといことなのでしょうか。静寂の中で思考することの大切さなのでしょうか。私の心の中に浮かんだ言葉は、そんな声なき言葉でした。

町中とは違う、清く、きりっとした空気だから感じることができるのか、ここが特別な空気、場であるから感じるのかは分かりませんが、神宮はやはり特別な場所なんだろうなと思いました。鳥居をくぐり、御正宮に近づくにつれ、ひんやりとした空気が感じらたのもそんなことなのかもしれません。

外宮到着が10時40分くらいで朝だったからか、人も多くなく、ゆっくりご参拝することができました。ゆったりし、スッとした気持ちで外宮を後にして、内宮へ向かったのでした。~つづく ~ 


二葉鍼灸療院 田中良和
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飛騨高山

2011年11月10日 | 
10月30日(日)、今日最後の予定…高山へちょいと用事があったので、雨が降っていましたが行ってきました。

用事は野暮用です

到着したころには、もう日が暮れていました。




 夜の高山

ちょいと用事を終了し、金沢へとって返しました。


金沢へ帰るには少しお腹がすき過ぎだなと思い、『ときせん』という川沿いの和食のお店で 飛騨牛のほうば味噌定食 を頂きました。




 飛騨牛のほう葉味噌定食…確かそんな名前だと思ったのですが…

なかなか美味しかったですよ

腹ごしらえも終え、ブラックブラックガムを噛みながら金沢へ帰ったのでした。

金沢へは午後9時に到着。なかなか充実した一日でしたとさ。


二葉鍼灸療院 田中良和
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愛知県 稲武へ

2011年06月09日 | 
5月22日(日)、東邦高校との練習試合が雨のため早く終了したため、名古屋の師匠のところに顔を出す前に、同じ師匠のもと勉強している鍼灸師の故郷へ少し足を伸ばしてみました。

途中の風景は撮影していませんが、稲武というところは、なかなか自然に囲まれて環境がいい所でした。いい空気を身体に吸いこんで来ました。雪が降るとたいへんだろうな~とは思いましたね。



 福田先生の治療院。
 本人は不在と携帯電話で確認していましたので外観撮影。
 お兄さんが歯医者さんとのことで隣合わせで院を建てています。

福田先生の治療院に来る前に通るのが、現在、東洋医学研究所 主任を務めている山下先生のご実家です。

「やまぶき」というお食事処をやっているとのことでしたが、私が稲武に到着したのが午後2時と、ちょうどお昼休みの時間帯だったので、看板と玄関だけ撮らせて頂きました。





外観もなかなか素敵なお店で、地材料理ということだったので、今度時間がある時に行きたいと思います さて~いく時間はあるのか

稲武の道の駅でお土産を買い、名古屋の師匠のところに寄り、約500kmほど走行して金沢へと帰ってきました。朝5時に出て夜9時に帰るという久しぶりに長い距離を走ったドライブでした。

二葉鍼灸療院 田中良和
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輪島へ ~朝市~

2011年05月30日 | 
5月15日(日)、時間が少し空いたので、母に「輪島(実家)に連れてけ~~~~」と言われていたので、輪島へ行ったのでした。


 能登有料道路(もう少しで無料になるよ)西山パーキングエリアでお花


 輪島の朝市
 輪島に到着したのが9時過ぎだったので、まだ人は多くなかったかな。
 でも観光客はけっこういました
 漫画家の永井 豪(輪島市出身)の記念館もあるよ
 「永井先生は、本日、千枚田で田植えです」って駐車場で案内してる人が言ってました。


 朝市でお店を出す、親戚のおばちゃん&母上

その後、親戚のおばちゃんは、売れ行きが良かったらしく、早々と店を閉めて、母の実家がある場所まで送っていったのでした。


 母の実家は、山と海の狭間のような場所なのです。


 輪島市小池(おいけ)町という地名なのですが、ここのジャガイモが絶品なんですよ
 上の写真はジャガイモではありませんが…


 田舎でしょ~


 小池神社で手を合わすと… 能登キリシマがキレイに咲いていましたよ




 キレイな色ですね~

第二部へ移りま~す

二葉鍼灸療院 田中良和
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珠洲へ ~珈琲&聖域の岬~ ③

2010年12月24日 | 
12月19日(日)、珠洲の旅、第二の目的地『聖域の岬(金剛崎)』へ

珠洲の山の中へ入り、「んん~本当にここでいいんかい」という道を進むと開けてくるんですね~。聖域の岬が。


 空中展望台『スカイバード』この上から絶景を満喫
 午後4時前だったので、すこし夕暮れという感じですかね。

ここも患者さまとの会話で話題になっていた場所で、日本三大パワースポットの一つだそうです。ちなみに残りの二つは、富士山(山梨県)と分杭峠(長野県)だとか。

私は霊感が鋭いとか、何かを感じるほうではありませんから、大自然の素晴らしさや気持ちよさを体感してきたという感じですかね。






 本当に気持ちが良かったですね。パワースポットかどうかは分かりませんが
 でも、天気が悪かったら2・3分で「帰ろ」だったかもしれませんね。
 波は内浦ですから、すご~く静かでした。
 空気が柔らかく、しかし、ピーンと張り詰めた感じもしました(寒かったからか)
 冬は風が強いんでしょうね。木が斜めになってます。
 最後の写真には月も写り、なんかいい感じですね。



 こちらは、この岬の下にある有名な『ランプの宿』
 一度宿泊したいのですが、予約がなかなか取れないお宿だそうです
 それに料金もそこそこしますから、もう少し仕事頑張ってからにしましょうかね

大自然の空気を満喫し、その空気を頂き、『聖域の岬』をあとにしました。
その後、珠洲市内にある『いも菓子本舗泉谷』さん、バームクーヘンの『メルヘン日進堂』さんにお邪魔し、メタボの敵を購入し、金沢へ帰還したのでした。

帰りは海にうつる月明かりも観ることができ、今日一日、素晴らしい天気に恵まれたことに感謝、感謝、感謝したのでした。

珠洲への小旅行日記 おしまい おしま~い

二葉鍼灸療院 田中良和
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珠洲へ ~珈琲&聖域の岬~ ②

2010年12月24日 | 
12月19日(日)、珠洲への旅、第一目的地『二三味(にざみ)珈琲cafe』へ寄らせて頂きました。

ここの珈琲店はネットなどでも話題になっているお店です。輪島の方からカーナビを頼りに車を走らせると「目的地周辺です」というナビさんの声が…。どこどこ~と思っていたら数メートル通り過ぎてしまいました。珠洲市内から来ると分かりやすいと思いますけど、最初は見つけづらいかもしれませんね。



珈琲のことはあまり詳しくないので知りたい人はネットで探して頂いて、何か東京の珈琲店で有名な所に弟子入りして、その自家焙煎方法などを会得したとか。そんなことで「美味しい珈琲がいただける」と話題になっているようですね。

周囲は昔ながらの造りをそのまま使い、中は開放的で明るく、居心地のよい喫茶店だと思いましたね。





店員さんは女性の方ばかりですが、キレイな人が多かったですよ。

特に珈琲にこだわりがあるわけでもなく、本日おススメのブレンドコーヒーを頂きました。珈琲の風味が良く、後味がアッサリしている感じでした。美味しかったですよ。

食事したばかりだったので、お腹がいっぱいのはずだったのですが、座った席の横にオーラを発している物質が存在していました。そーですケーキです。ショーケースから「美味しいぞ~オーラ」を放っていました。その誘惑に負けてしまいフルーツロールケーキを注文。もちろん…ご想像にお任せします。クリームが何かヨーグルトが入っているような感じの生クリームでしたね。



そして、またまた、トイレチェック
すごくキレイでしたし、便器を操作するボタンのところの形がスマートでクールでした。こんな形のものがあるんだ~と少し感動。お掃除もしっかり行き届いてます。こちらでも勉強になりました。トイレの写真も撮ったのに~発見できませ~ん。

この喫茶店、能登へ旅行される際は、一度行ってみても面白いかもしれませんね。金沢にもあんな喫茶店があったらな~なんて思いましたよ。


 次の目的地『聖域の岬』へ行く前に『道の駅 すずなり館』へ寄りました

二葉鍼灸療院 田中良和
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珠洲へ ~珈琲&聖域の岬~ ①

2010年12月24日 | 
12月19日(日)、珠洲に美味しい珈琲を出してくれる店があるぞ~、珠洲に聖域の岬ってパワースポットがあるんだって~ということで…珠洲に行ってみようということになり、ぱ~っと行ってきました。

12月には珍しく天気は快晴 いい旅になりそう

金沢を午前9時に出発。天気がいいとドライブも快適だ~ね。

旅の行き先としては、輪島(外浦)経由で途中、千枚田に寄り、珠洲に入り昼食。「道の駅 すず塩田村」にフラッと入り、そこから第一目的地の「二三味(にざみ)珈琲cafe」へ。その後、「すずなり館」に少し寄って、第二目的地の「聖域の岬(金剛崎)」へ。そこから、「いも菓子本舗の泉谷さん」&バームクーヘンの美味しい店「メルヘン日進堂」に立ち寄り、金沢へ帰るという道程でした。
あっ、途中、農協で能登野菜なんかも買いました。

能登有料道路から輪島経由で珠洲に入る前に、ちょっと冬の千枚田へ。ここは心が落ち着く風景の一つでもあるんです。



今回は、初めて、千枚田の下まで降りてみました。
今日は波も穏やか。波の音が耳に心地よかったですよ



下から登って来る時に、少し体力の低下を感じましたとさ。



ちょうど軽い運動もでき、お腹が空いてきた所で、12時近くとなり、昼食。

『庄屋の館』さん、で昼食をとらせて頂きました。昔ながらの庄屋さんの建築をそのまま利用してのお店だったので、雰囲気は良かったですね。すご~く落ちつける感じでした。

そして、本日の最初のお客様でした。


 ちょっと上手く撮れていませんが





 玄関に入るとこんな感じですね

さて、今回、お昼に頂いたメニューは「さしみ定食」「いしる鍋定食」でした。
刺身は、朝どれのお魚さんたちだけに、すご~く新鮮。その他のお品もなかなかのお味でしたよ。”いしる”は、ご存知、イカの内臓やらなんやらを使った魚醬の一つ。その”いしる”を使って、新鮮なお野菜を小さい鍋で頂きました。こちらも新鮮で美味しかったですね。
量は女性が食べて調度いいくらいでしょうね。これくらいが「食」の有り難さを感じるには調度いい量なのかもしれませんね。ということで、私は御飯のおかわりを頂いたのでございました。



お店の方々もすごく優しく、落ち着きを感じましたね。

その後、地元のベテラン女性の団体さんらしきお客様もご来店。私が座っている席が奥の座敷の通り道になっていたため「こんにちわ~」「お邪魔しま~す」って皆様口々に、私にご挨拶されていくのでした。でも挨拶って不思議ですね。なんか親近感が湧いてくるんですよね。

私がいつも外出するとやってしまうのがトイレチェック
んん~癖になってしまっています。トイレはキレイにしてありました。ここが意外に重要なポイントだったりして…と、私はいつも思うのです。勉強になりました。

そんなこんなで、この『庄屋の館』さん、来て良かったな~、機会があったらまた来たいな~と思うお食事処でしたね

二葉鍼灸療院 田中良和
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そうだ京都へ行こう! 鈴虫寺 紅葉 編

2010年11月25日 | 
11月23日(火祝 勤労感謝の日)、京都にある鈴虫寺へサッと出かけてきました。

其の三では、あまり上手ではありませんが、鈴虫寺のお庭&紅葉の様子を何枚かご披露したいな~なんて思います。

















ゆっくりシャッターチャンスを待つことができず、ほぼ歩きながら撮ったのですが、いかがでしょうか~。まあ、こんなところです。

最後に幸福地蔵菩薩さまの写真をもう一度。



なかなか贅沢な時間を過ごさせて頂きました

追伸
高速を安全運転で無事金沢へ到着。帰宅後、もう一度出かける用事があり、車に乗ると「なんか変」。車を降りると、な~んと右前のタイヤがパンク(新しいタイヤなんだが…)。スタンドで見てもらうと、ネジのような釘が刺さっていたとか…どこで でも金沢まで帰れて良かった良かった。これも手を合わせたお蔭さまなのですかね~

二葉鍼灸療院 田中良和
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そうだ京都へ行こう! 鈴虫寺 佛法のお話 編

2010年11月25日 | 
11月23日(火祝 勤労感謝の日)、京都の鈴虫寺へ行ってきました。

其の二では、お寺の大日如来を前にしての佛法のお話を、メモなんてとっていませんでしたが、印象に残ったことを書いておきたいな~と思います。

鈴虫寺では、寺院本来の姿を残すために、ご参拝に来られた皆さまに、お茶とお菓子をお出しして心を楽にしてお寺とのご縁を結んで頂いてもらっています。
また、佛法を聞いて頂いて、ご自身を見つめ直し、その話からそれぞれが何かしらのヒントを発見して帰って頂き、生活で実践して頂ければ有り難い。そんな思いで佛法を説いておられるそうです。

んん~これこそお寺の本来あるべき姿でしょうね。宗教とはお金を集め、権力を持ち、人を支配するものではありません。人生における心の在り方、実践方法、岐路においての人生の指針の気づきを与えることが、本来の宗教家の役割であると思うのです。

このお寺に人が集まる所以……そんな姿、意志、心意気に悩める人は惹かれ、集まってくるのではないかと思います。勉強になりました。

さて、佛法はお若い僧侶のお話でしたが、笑いを取りながら、話に惹きつけ、大切なポイントをサラッと話していました。さすがですね。お話自体は20分弱くらいだったでしょうか。

その中の記憶に残っているお話をいくつか…

○鈴虫寺のいわれ
前住職、台巌和尚が秋に鳴く鈴虫の声に開眼なされ、この妙音を皆さまに聞いて頂きたい思いで研究され、その結果、一年中、鈴虫の声を聞いて頂くことができるようになりました。その台巌和尚の言葉…

 「この道 三十年 なせば成る」

上杉鷹山の言葉

 「なせばなる なせねばならぬ 何事も ならぬは人の なさぬなりけり」

○幸せを呼び込む方法
禅の言葉にある「和顔愛語」を実践すること。
和顔とは笑顔など和やかな顔のこと。愛語は自分が発する言葉は、愛に満ち溢れた、明るくなるような言葉を使うようにするということ。

○人生の道しるべ
人生は短いようで長く、長いようで短い。まず一つ、大人になると忘れてしまいがちな、人生に夢を持つこと。二つは、見通しの悪い世の中であるが希望を持つこと。三つは、人生の道を明るくするため目的・目標を持つこと

○お寺を巡られたなら佛法を
京都には数多くの寺院があります。寺院を訪れたなら、お庭や建物、仏像だけを観て「さようなら」では、価値が半減してしまいます。その寺院の僧侶にどんな形でも、短くてもいいから佛法を説いてもらうことこそ本来のお寺巡りの姿です。最近は、鈴虫寺のように佛法を説くところも減ってきているのですが…

○幸せの在りか
幸せは自分の中にあるもの。寺院を訪れ、佛法を聞いて、自分を見つめ直すことで、自分自身がよく見えるようになります。そこにこそ幸せあります。幸せは自分の内にあるのです。

○幸福地蔵菩薩さまへのお願いの仕方
恋愛や結婚のお願いをされる方には、お金持ちや美人や、あるいはタレントの誰々と結婚できますように!恋人になれますように!などとお願いしないでください。「自分にふさわしいお相手とご縁がありますように」とお願いしてくださいね。分を過ぎると必ず無理が出てきますよ。

そんな有り難い佛法を聞き、心新たに、気分爽快にお寺を出たのでした。

人は何を求めてこの寺に来るのか…巷では鈴虫寺はパワースポットなどとも言われているらしいのですが、私が感じたのは温かい、柔らかなお寺の空気でしたね。それは土地、人、空間がつくり出すものなのかな~なんて思いました。

慌ただしくも、落ち着いた時間が流れていたのでした~



二葉鍼灸療院 田中良和
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そうだ京都へ行こう! 鈴虫寺 編

2010年11月24日 | 
11月23日(火祝 勤労感謝の日)、やることはた~くさんあるのですが、若干の時間の隙を見つけて、

「そうだ、京都へ行こう

と、気持ちのリフレッシュも兼ねて京都へドライブに行ってきました~

もちろん一人旅でございま~す。突然の発想でしたからね~。

行き先は鈴虫寺 正式名称は、妙徳山 華厳寺(臨済宗の禅寺)

この鈴虫寺は患者さまとの間で話題になったお寺でした。患者さまに「1回行って来んか~」と勧められたのが頭に残っていたのです。患者さまは何度か行っているようです。話によると行列ができるほどの盛況ぶりだとか…本当なんて思いながら行ったら~


 最後尾に並んだのが11時過ぎだったと思いますが、前に100人弱くらい並んでいたような~

なんと、駐車場で車を停めるのに約30分、佛法のお話を聞くまで40分ほど待ちました 行列があまり好きでない私も行列に並んで順番を待ちました。天気も良かったし、人間ウォッチングも出来たし、紅葉もキレイだっだし退屈はしませんでしたね。
昨日や一昨日も、お寺に来られる人が多かったらしく、長い人は3時間半も待ったとか…それだけ、このお寺には何かがあるのでしょうね。

私の感覚としては、お寺であるが、柔らかい空気に包まれていたな~という感じを受け、その空気も頂いてきましたのや。


 山門へ続く階段を登ってま~す 人がいっぱいで~す

私は、このお寺だけ行こうと出かけた小旅行でしたから、特に待つのも苦にならなかったのでしょうね。

お寺での内容としては、

 ①お菓子とお茶を頂きながら、佛法のお話を頂戴し 
 ②鈴虫の音色を聴き
 ③幸福御守りを購入し
 ④その御守りを持って、幸福地蔵菩薩さまにお願いを一つだけ行う

途中、幸福地蔵菩薩さまへ行くまでに、お庭の紅葉も観れるのです。 キレイでしたよ


 山門

山門脇に祀られている幸福地蔵菩薩さまを見ると、普通のお地蔵さまは裸足なのですが、なんと鈴虫寺の幸福地蔵菩薩さまは草鞋を履いておられるそうです。
その理由は、お願いをした人の家へ一軒一軒、その願いを叶えに自ら歩いて来てくださるからだそうです。有り難いお話ですね。
慈悲深い、慈悲深い、一願成就のお地蔵さまなのだそうですよ


 幸福地蔵菩薩さま です すいませ~ん草鞋は写っていません

佛法のお話を聴講した後、私も幸福御守り幸福御札を購入し、早速、幸福地蔵菩薩さまに一つだけお願いをしてきました。

お願いの内容は…フフフフ 独身の私にとっては一つしかないように思えますがね~
今は、ソウルメイト 魂の伴侶 これから死ぬまで一緒に側にいたい人 を見つけることが、我が人生にとって最重要課題ですからね~。いろんな人にも心配して頂いてますから、そろそろね

幸福御札も治療院のほうにかけさせて頂きました。太陽の昇る方角に向けてということでしたので、そのようにさせて頂きました。
ご来院の折には、「どこにあるんけ」と探してみてくださいね。きっとすぐに発見できることでしょう

少し長くなってしまいましたので、其の二では、鈴虫寺での佛法のお話、其の三では、鈴虫寺の紅葉を少し載せたいと思いま~す。

追伸~


 帰りは、すぐ傍にある蕎麦屋さんで、とろろそばを頂いて帰路につきました~

では 

二葉鍼灸療院 田中良和
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