二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の鍼灸臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

酔耀会(鍼灸手技療法勉強会) 平成23年 2月 ② 

2011年03月09日 | 酔耀会(すいようかい)
2月23日(水)、酔耀会の報告の続きです。

☆ 内 容 ☆

・実 技 「筋肉を触ろう!」

【粟 先生 担当】
今月の筋肉は「頸板状筋」と「頭板状筋」。
この筋肉は首の奥にあり、胸椎と頸椎をつなぐ、いわゆる頭を後ろから引っ張り上げている筋肉。引っ張り上げているという表現は違うかもしれないが、頭部を支えている筋肉だ。頭痛や肩こりなどにも重要な筋肉でもある。


 実技の様子 その一

日頃はそんな筋肉を意識して治療してなかったかもしれない。実技でしっかり触診することで、筋肉の起始・停止が確認され、どんな動きをする筋肉なのか、どの筋肉と同じよな働きをし、どの筋肉と働きとして関連があるのかという機能解剖が認識できる。また経穴(ツボ)との関連を筋肉から探ることもできるのだ~。日頃患者さまをゴリゴリ遠慮なしに触れない分、ここで勉強するのだ



 実技の様子 その二

だんだん仲間が集まり、集まれば、集まるほどパワーも生まれるというもの。そう切磋琢磨するパワーです。

”徳に進み業を修む”
≪「徳」とは、良き人格や善き行いのための要件となるもの。
  自分がどうあるべきか、どういう振る舞いをしなければならないか
  を指し示し、自分の質を向上させるものである。
  また、この質にも、人間的な質、技術的な質、仕事の質などいろいろあるが、
  日々、志した「質」の向上を目指して
  自分の日々の仕事を修めることが大切である。
  それを「修業」という。≫

と『易経』に書かれています。

酔耀会の本文は、お互い小さい力だけど、皆が知識や技術、思考、夢なども持ち寄り、お互いを刺激しあい、「質」を向上させていくことにあるんですよね。人間的にも、仕事でも

発表があるとたいへんだけど、来月の酔耀会も楽しみなのでした~

二葉鍼灸療院 田中良和
コメント
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