二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

星稜高校野球部 3年生を送る会

2009年01月31日 | 高校野球
1月25日(日)、午前7時50分金沢発→名古屋(中和医療専門学校新年交歓会)→午後2時30分名古屋発→米原駅 特急しらざぎ(乗換)午後3時54分発→午後6時金沢到着。

なかなか、楽しくも慌ただしい時間を過ごさせて頂きました。

30分遅れで、『星稜高校野球部3年生を送る会』(於:金沢都ホテル)に出席させて頂きました。1年生から3年生までの部員と父兄の方々、そして、2年半、野球に人生に生徒たちを導いたチームスタッフの皆さんと盛大な会になりました。

山下総監督、北川監督、林部長、坂野副部長、父兄会相談役の本田先生、いつも選手たちの野球道具などをお世話して頂いている太陽スポーツの吉本さん、野球部OB会会長の岡田さんも来賓として参加されていました。私も一応、来賓の一人です。

昨年は夏の甲子園、石川県予選でベスト8で負けてしまい残念でした。というより私がチームに貢献できなく、本当に情けなかったし、選手たちに素晴らしい場所、高校野球の聖地甲子園出場への援護射撃ができずに、本当に悔しかったです。

3年間の思い出、これからの決意、両親への感謝、チームスタッフへの感謝など、3年生のスピーチを聞くと本当に涙が出そうでした。皆、高校野球、星稜野球を通じて成長してくれました。本当に。

私はと言うと、昨年、スポーツ選手に対する診療、体調管理、動きに対する指導など、本当に成長したのかと皆の話を聞き反省させて頂きました。今年はこの毎年卒業していく私の後輩たちのためにも、甲子園という夢の舞台で全力でプレーさせてあげられるように、さらにさらに自分の道を追求していきたいです。

3年生の選手の皆さん、本当にありがとうございました 深謝

二葉鍼灸療院 田中良和
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第19回 中和医療専門学校新年交歓会 参加

2009年01月31日 | その他の活動
1月25日(日)、我が母校、中和医療専門学校の新年交歓会(於:名鉄グランドホテル 11階)へ行ってきました。前日は、大師流小児はりの先生と11時ごろまで懇親会でお酒を飲んでいたので、起きれるかな~と心配でした。

大丈夫でした。起きることができました。

昨日からの雪が降り積もり、さらに積もりそうな雪が吹雪いていました。が、名古屋は晴天。日本の気候の千変万化を感じます。


 特急しらさぎ号から撮影

専門学校の同窓会役員をしているということもあり、予定が入っていない時は出席しています。昨年は用事が重なったため行けなかったので、懐かしい顔を見ることができ楽しかったです。師匠の黒野先生(ご来賓)や東洋医学研究所の先輩、後輩にも会えました(正月にも会いましたが)。


 中和医療専門学校 同窓会会長 山田敏雄先生

来賓や同窓生含め、90名の出席があり盛り上がりました。…と思います。

というのは、この日、名古屋に11時に到着。11時半から打ち合わせ&会議の後、午後1時から新年交歓会が始まり、同窓会長、学校長の挨拶、記念撮影などの後、1時半から2時半まで講演会、そして2時半から4時まで懇親会という予定でした。

が、私はこの後、6時から金沢で”星稜高校野球部3年生を送る会”に出席しなくてはならず、2時30分名古屋発の電車で帰路につかなくてはいけませんでした。ということで、盛り上がったかどうかは?です。メインイベント(宴会)を前に帰るのは残念でしたが…


 講演会 講師 伊藤享子 先生 

30分ほどしか講演は聞けませんでしたが、演題は『心のオシャレをしてみませんか』ということで、オフィス成旺 代表の伊藤先生がお話されました。好感の持たれる患者応対マナーということでした。

印象に残った言葉
◎マナーは「愛」である。
◎恕:ゆるす 自分がしてほしいことを相手にもしてあげる。その逆もしかり。
◎第一印象は3秒で決まる。
◎人間の意志伝達効果としては、言葉が7%、話し方が38%、表情や態度が55%となる。

これだけ聴けただけでも行ったかいがあるというものです。


短い滞在時間でしたが、いろいろお話もすることができ有意義な時間となりました。

二葉鍼灸療院 田中良和
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作らずに刈り取るのは鳥獣争奪の道

2009年01月29日 | 言葉のちから 心のちから
世の中の幸福、人の喜びのため努力したものは、その努力の分、必ず自分の人生に反映されます。その道理が通じなくなってきているのが現代社会です。

自分の富のため、自分の利益(お金)のため、自己満足を満たすため、何でもありという場面が多々見られ、それが戦争、紛争、であり、株式・先物・債権市場など私利私欲うごめく資本主義・民主主義の皮をかぶった、一部の人たちに富が集中する社会主義。共産主義という経済システムです。

故に、世界で、日本で、貧富の差は縮まらないどころか拡がってきています。

≪大昔は人道がまだ明らかでなく、人類は鳥獣と一緒に住んで、昼となく夜となく食物をあさり、争奪を事としていたから、一日として安心な生活ができなかった。

われわれの祖先は、これを哀れと考えて、始めて推譲の道を立て、農業を教えられた。それで五穀が実って衣食が豊かになり、人道が明らかに定まって部族が安らかに治まった。

ところが世も下った今日では、民情がどうかすると大昔に戻りやすくなり、秋の末、ひとつの稲田が実るのを見ると、むやみに欲しくなり、夏の始め、ひとつの麦畑が熟するのを見れば、またとりたくなる。

まったくの話、自分で作らずにどうして刈り取れるものか。もし取ったとしたら、それこそ鳥獣争奪の道だ。
秋になって稲を刈ることができなかったら、自分で作らなかったのが過ちであると知って麦を蒔くがよいし、初夏になって麦を取り入れることができなかったら稲を植えるがよい。そうすれば稲でも麦でも、半年はあとには、きっと収穫ができるのだ。

衰えた国の君主も人民も、よくよくこの道理を察しなければならない。

『世界に誇る日本の道徳力 心に響く二宮尊徳90の名言』
 石川佐智子 著


富と裕福が欲しいなら、まず土地を耕し、種を蒔き、草を取る積み重ねが大切であり、勤労努力して良い因果関係をつくるのです。

働いた原因で、その後の実り豊かな暮らしが結果として出るのです。という教えではないでしょうか。

この自然の法則は自然の原理原則です。どんなに小さな努力、目立たない努力でもコツコツと積み重ねること、継続して信念を持って行うこと、人を思い、愛し、行い続けることが、ひいては自分のためになるということでしょう。
お金中心、自分中心、物質中心、の世の中は必ず終焉を迎えると思います。まず自分の心から、行動から改める必要がありますね

最後の星稜高校野球部 山下総監督の教えの言葉。

 心が変われば、行動が変わる
行動が変われば、習慣が変わる
習慣が変われば、人格が変わる
人格が変われば、運命が変わる


二葉鍼灸療院 田中良和
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大師流小児はり 研修会 前夜祭

2009年01月28日 | 鍼灸
1月24日(土)、『小児はり』の研修会前夜祭に参加してきました。気温が下がり、吹雪で「これは雪が積るのでは」と心配されるほどの降り方でしたが、行ってきましたよ

翌25日(日)に『大師流小児はり』の会員向け研修会と県民公開講座が開催されました。私は25日は他に用事があり参加できませんでしたので、前日に短い時間でしたが勉強してきたしだいです。

”はり”というと皆さん怖がりますが、『小児はり』は肌をさすったり、とんとんと軽く刺激するだけで、大人の鍼のように体に刺したりしません。当院にも人数は多くありませんが、通院しておりますが、だんだん慣れてくると自分からベッドに寝る子もいるくらい気持ちがいいのです。

夜泣き、かんむし、夜尿症(おねしょ)、風邪、虚弱体質など、体をさするだけで子供は効いてしまうのです。ということは、お母さんやお父さんとの肌の触れ合い、スキンシップは大切なことであるとも言えます。

子供も皆それぞれ、成長度や肌質などは違いますが、年齢に応じた”さする強さ”などを体感でき勉強になりました。これから未来に羽ばたく子供にハリをして、健康に元気にイキイキと過ごして、そして成長してもらう。大切なことです。

また、講師の先生とともに場所を移しての懇親会(魚匠庵)では、石川の地酒と新鮮な魚を頂きながら、先生の人生観や様々な話が聞け有意義が時間を過ごさせて頂きました。

なかでも、千葉県にある寺田本家という蔵元がつくる発芽玄米酒”むすひ”の話やコーヒーエネマの話は面白かったです。ようは健康というのは腸が大きなウエイトを占めているということですかね

行けませんでしたが、県民公開講座の概要を以下に記します。また、小児はりの講演会は何度かあるかもしれません。できる限り出席したいと思います。

◎県民公開講座 
 「お母さん、なでなでして~」
  -柔らかなこころとからだをつくる
   東洋医学によるタッチセラピー-

 日 時:平成21年1月25日(日) 午後2時~4時
 場 所:金沢市保健所 3階 すこやかホール

 講 師:管野 正(かんの ただし) 1948年 生まれ
     (社)群馬県鍼灸師会会長 高崎市鍼灸師会会長
     大師流小児はりの会・関東 副会長
     全国亭主関白協会群馬県支部長

 主 催:(社)石川県鍼灸マッサージ師会 
 後 援:北国新聞社 
 共 催:映寿会みらい病院 (財)東洋医学臨床研究所


二葉鍼灸療院 田中良和
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似顔絵

2009年01月27日 | 日常
絵がお上手なEさん(患者さん)に似顔絵を描いてもらいました。

本格的な日本画も先生について習ったということです。似顔絵の先生にも習ったと言っておられました。

少し若く、可愛らしく、書かれています。

この似顔絵のように常に明るくいきますよ~

治療院に飾ってありますので、ご来院された方は探してみてくださいね。
二葉鍼灸療院 田中良和
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平成21年1月 酔耀会(勉強会)

2009年01月24日 | 酔耀会(すいようかい)
1月21日(水)、毎月第3水曜日開催の酔耀会(勉強会)が行われました。8時半から開始、話が白熱し終了が12時半になってしまいました。皆、勉強熱心だ。

一人でやってるより、いろんな先生方の臨床の悩み、主張、得意分野などを自由に発表したり、質問したり、一緒に悩んだりする場(勉強会)があるということは幸せだと思う。

本日、金沢市糸田新町で開業されている粟先生も初参加されました。この先生も何とか鍼灸マッサージの知識、技術を高め、患者様に貢献したいとう情熱でいろんな勉強会や活動に参加されている先生の一人です。

≪内 容≫

◎話題の治療院探訪  松邑先生
先生が年末にジムにて膝を傷めたのをきっかけに、周辺の評判のよい治療院へ治療をして頂きに行った体験報告です。

◎36週目で頭位に改善された症例  豊島先生
逆子に対する灸治療の症例報告。少し従来の治療法とは発想を変えた報告は勉強になりました。翌日に逆子の患者様が新患で当院へご来院されました。勉強するとそんな患者様が来院されるのが不思議です。意外によくあるんです。

◎便通と眼球運動の関係?!  泉先生
ご本人の体験から、眼球の随意的運動と便通の改善が関係あるのではないか??というのを、解剖や生理学も若干まじえながら考察。なかなか面白い視点でした。

◎活性酸素とミトコンドリア  田中(私)
 ~身体のバランス調整の妙~
身体活動のエネルギーを生産、体温(熱)もつくる場所が、細胞中にあるミトコンドリアであり、病の原因とされる活性酸素もここでほとんどが発生します。しかし、生体にとって活性酸素は悪者なのか?! その辺りを考察させて頂きました。


新メンバーも加わり、これから第3水曜日がさらに楽しくなるというものです。

ワクワク、ドキドキする仕事をするため、自分の仕事に輝きを持ち、その輝きを患者様に還元できるように、さらに精進、日々勉強、日々成長

二葉鍼灸療院 田中良和
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身近な人・物に感謝した時、道は開ける

2009年01月19日 | 言葉のちから 心のちから
人生楽ありゃ~
苦~もあるさ~

どこかで聴いたことがあるフレーズですね

≪自分のベストを続けていくと、どこかでガツンと頭をうつ。そんなとき、もう限界なのだと思う。

しかし、諦めきれない。
前へ進みたい。
考える、試してみる、もがいてみる…。
そうやって目指しているときのみ人格に影響を与えてくれる人や出来事と出会う。出会ったことで何かが自分に足される。
自分に加わった何かは自分の中で化学変化を起こし、新しい自分に組み替えてくれる。

出会いは魔法だ
凄い奴と出会え
刺激を与えるその人を研究し、真似し、同化し、消化し、必要がないものだけ、自分の外に取り出せばいい。≫

『山拓巳の道は開ける』 山拓巳 著


私自身を考えると、小学校の学童少年野球の野村 亮監督、星稜高校野球部の山下智茂監督、高校の時に、今の仕事のきっかけを与えて頂き師匠を紹介して頂いた、かわもと接骨・鍼灸院 川本力雄先生、鍼灸の、そして人生の師匠であります東洋医学研究所所長 黒野保三先生、節目節目で素晴らしい出会いがありました。

皆さんに共通するのは、自分の道に対する熱い情熱、そして迅速な行動、皆を惹きつける人間性、言い出したらきりがありませんが、素晴らしい方々との出会いにより、正しい人生を歩んでいるのだと今更ながら感謝です

努力し、悩み、もがき、真剣に迷っている時に、メッセージを放つ人や物に出会えるということでしょう。

出会いは絶妙なタイミングでやってくる。そのチャンスを捉えることができるか、できないかは自分にかかっています。

二葉鍼灸療院 田中良和
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鍼灸マッサージ師会 青年部懇親会

2009年01月19日 | 鍼灸
1月16日(金)、診療終了後、急いで石川県鍼灸マッサージ師会の青年部の懇親会(打ち合わせ会?)が開催されたので行ってきました。石川県で開業して少し月日の経過した若手の先生から「是非、青年部の活動をやって魅力ある鍼灸マッサージの仕事に、師会にしていきたい」ということで今日の集まりとなりました。

実は青年部という名前だけはあったのですが、活動自体は全くされていませんでした。

石川県で鍼灸マッサージ治療院を開業している先生方11名が集まり、それに加え(加えと言ったら失礼なのですが…)会長の林先生、総務局長の常盤先生も参加され、非常に楽しく、前向きに、明るく、自分たちの現状や、会のこれから、自分たちが考えていることなどを話すことができ、本当の意味で美味しい食事とお酒になりました。いい気分で酔わせてもらいましたよ

酔耀会のメンバーはすべて青年部にあたるので全員参加豊島先生、松邑先生は小松から、太田先生は白山から、足を運んでもらい、中村先生は七尾から診療を終えかけつけて頂きました。

私は鍼灸マッサージ師会の広報局長をおおせつかっているのですが、どうも青年部長も兼任してやることになりそうです。まあ、他の先生方が皆、素晴らしい能力の持ち主なので、私は上に立つというか皆にまかせて(傀儡政権)、いろんな所へ掛け橋を繋ぐ役割をしていこうと思います。

二次会も盛り上がり、本当に皆さん、いい酒を飲んでいました
そして、いろいろな前向きな話を語り合っていました

こんな社会情勢だからこそ、一人一人が一所懸命ベストを尽くし、そして同じ大きな目標、明るく積極的な思考を持って、ワクワクするような、ドキドキするような、そんな鍼灸マッサージ師、鍼灸マッサージ師会になっていこうと、心を一つにできた、そんな夜だったと思います。

一つの大きなもの、それは「患者さんに笑顔・健康」です

まずは「行動」そして「創造」これが今年の私のテーマです

二葉鍼灸療院 田中良和
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理想の状態は最悪の事態の始まり

2009年01月16日 | 経営って何?!
世の中は水が流れるごとく変化します。アインシュタインも「世の中の変わることのない真実は”変化する”こと」という言葉を残しています。

仕事しかり、人生しかり、社会しかり

≪この世の中、同じことの繰り返しです。人気のある観光地や温泉地がダメになっていくのは、一つのパターンがあるとですよ。

旅館にお客さんが来始めると、お客さんのありがたみがわからんようになってきます。流行っとらん時はお客さんが「神様」のように見えるのに、満足な状態が毎日続くと、その気持ちを忘れてしまいます。そのうち、売り上げが目に見えて落ちてくるが、もうその時は手遅れ。お客さんを歓迎する「心」を忘れてしもうとるから、あとは坂道を下るだけになってしまうとです。

こげん事態を招かないためにも、成功しとる時ほど危機感を持っとかんといけませんな。商売がうまくいっとる時は、実は悪いことが始まっとると思わんといかん。これは反対のことも言えましてな、最悪の状態の時はチャンスちゅうことなんです。これ以上、悪くなることはありませんので、かえって大胆に改革に取り組めますからな。

      

「心」の乱れは、細部に表れてくるとです。最近、「黒川の旅館の態度は、『泊めてやってる』みたいな態度をとる」というふうな声を聞くこともあります。こう言われてしまうのは「心」に乱れがあるからじゃと思います。それもこれも、経営者の態度、僕の言葉で言えば「姿」になりますが、各旅館の経営者の「姿」が問われていると本当に思うとです。

例えば、温泉の中心街の道端にゴミやタバコの吸い殻が落ちとった場合にどうするか。もし、旅館の経営者が道を歩いていて、自らそういうゴミや吸い殻を自然に拾って歩くようになるんなら、黒川は「100年は大丈夫だ」という太鼓判を押せます。まだまだ、そのレベルは遠いですがな。≫

『黒川温泉のドン 後藤哲也の再生の法則』 後藤哲也 著


熊本の黒川温泉は行かれたことがなくても、メディアを通じて見聞きしたことはあると思います。温泉地全体が雑木林に囲まれ、24軒ある宿も、すべて心が落ち着く田舎をイメージして再生され、「日本のふるさと」を感じることができる、心身ともに癒される温泉地です。(すいませ~ん私も行ったことはありません

地図にものっていない温泉地を、黒川温泉全体が活気溢れ、多くの人が来て頂ける温泉地にするにはどうしたら良いか、苦労を重ねながら、情熱と信念で行動し、20年かけて年間120万人もの人々が訪れる、日本でも有名な温泉地に大改革し、再生されたリーダーが、黒川温泉「山の宿 新明館」「山みず木」オーナーの後藤さんです。

現在の社会情勢は混迷を極めています。アメリカ追従の日本はさらにこれから大波が押し寄せることが予測されます。アメリカ発金融恐慌、100年に一度の不景気と申しますが、アメリカ自体がすでに破たんしており、現在、クリーン・ニューディールなどと言い、環境整備に投資し、公共事業を行おうとしていますが、果たしてどうなることやら…ドルが消失したら日本は…それはさておき

このような社会だからこそ、経営がうまくいき理想的な事業を行っている人は、常に身をひきしめ、変化を見のがさないこと。また、最悪の状態の人は、もう上がるしかないの「今」だからこそ、自分を変化させ浮上するチャンスと捉えることが大切なのでしょう。

これからの時代、いや今までもそうなのですが、特にこれから、この「心」の在り方しだいで仕事や経営なども、どんな形にも変化していくのだと思います。自分の心の鏡をしっかり磨き、自分の「姿」をしっかり捉え、社会全体の真実の「姿」も太極的に見て、相手に対する感謝、思いやり、愛を忘れずに、仕事に打ち込むことが大切なのだと思います。

そして、常に他を思いやり、前向き、積極姿勢で事に臨むようにすることですね

二葉鍼灸療院 田中良和
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不妊症 ~ご夫婦で治療されること~

2009年01月14日 | 不妊症
1月9日(金)、不妊の鍼治療をしていた患者様(40歳の方です)から電話がありました。1月8日、無事、元気な女の子を出産されたとのことでした。おめでとうございま~す

新しい家族、温かい存在が増え、これから、さらに幸せになられることでしょう

今回、幸せを手にすることができた患者様、実はご主人さんが先に治療に来院されていました(平成18年12月)。不妊治療ではなく、首や肩、頭、腰、膝など、様々なところの痛みや疲れ、体のだるさをとるために鍼治療をしていたのです。

診療中に、実は西洋医学による不妊治療(体外受精)を今まで行っておりましたが成果が出ていませんでした…とのこと。鍼治療も不妊症には妊娠率を高めるのに効果的であるお話をしました。

奥様は、最初、不妊治療ではなく、鉄欠乏性貧血の治療で来院されました。おそらく鍼治療には半信半疑であったと思いますが、ご主人さんのススメもあり、定期的に通院することになりました(平成19年7月初診)。仕事などの関係で週1回あるいは10日に1回の治療でしたが、1か月ほどで貧血は正常値に戻りました。それから同じペースで治療を行い、体調もよくなってきたので、8月に胚移植しましたが結果は出ませんでした。

その後、全身の血行をさらに改善(足の冷えなどもありましたので)、温かい体、柔らかいお腹をつくることを目的に、鍼治療を行いました。

ご主人さんの方が、仕事での疲れ、趣味での疲労などで頻繁に治療していました。ご主人さんの精子には問題はありませんでした。一般には、不妊症といっても40%ほどは男性不妊が存在するようです。射精の際、2~5mlほど精液が放出され、精子の数は多い時には3億個にものぼります。1ml中に2千万個の精子と50%以上の運動率がないと妊娠しずらいと言われています。

卵子をつくるのは女性、精子をつくるのは男性、当たり前ですが両者が揃い受精卵から胎児に育ってきます。女性は赤ちゃんを産まなくてはいけないため、常に閉経までその営みは月のもの(月経)として繰り返されます。ですからホルモンや自律神経のバランスの影響、体の様々な調節系、さらには外界の影響を受けやすくなっています。

男性の場合は、女性ほどの身体の変化はありませんが、近頃は男性更年期なる症状も出てきているようです(女性化してきたのか

人間の体は細胞→組織→器官→系統と大きな循環の輪の中で生かされています。自律神経を含めた神経系、筋肉系、ホルモン系、免疫系などの働きが細胞レベルに反映され、細胞で細かい調整がされ、それがまた、大きな体の部分に影響を及ぼすという、「誰がこんな緻密で精巧な働きを創ったんだ」というほど人間は巧妙に創られています。

少し話はそれましたが、不妊治療も、女性のホルモンや自律神経のバランスを整え、血行を改善し、子宮や卵巣の機能を正常にさせるだけでも、ある程度の効果はあると思われますが、男性の検査値に現れない”精子の力”を養う、つまり男性の体調をととのえ、自然治癒力を活性化することが、さらに妊娠率をアップさせるだろうと考えられます。自然の原理原則からしても当たり前のことかもしれません。

さて、話は戻りますが、平成20年4月に凍結卵を胚移植され、「これで駄目だったら不妊治療はすこしやめよう」とお考えになっていたところに、妊娠しているという嬉しい報告が聞けました。

科学的根拠などというものはありませんが、ご夫婦二人で体調をととのえられ、自然治癒力が活性化したことで、様々な要因が重なり妊娠、出産に至ったのではと思います。鍼治療も妊娠に関し効果的なパワーになったと思います。

本当におめでとうございます

これからも不妊症に悩んでいる方に少しでも力になれますように、日々勉強していきたいと思います。まだまだ未熟者ですから

二葉鍼灸療院 田中良和
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黒野保三会長の傘寿を祝う会

2009年01月12日 | その他の活動
1月4日(日)、名古屋のルブラ王山にて東洋医学研究所所長、二葉清友会会長の黒野保三先生の傘寿を祝う会が開催されました。二葉清友会という、鍼灸に限らず様々な世の中の事象や、日常生活において、人生とは、人間性とは、など様々な「道」を学ぶ会で、いつの時代も心が大切であり豊かな人間性が人生には不可欠ということで黒野先生を中心に始められ、もう40年以上継続しています。

その会の主催(弟子が中心となり)で「黒野保三先生の傘寿を祝う会」が行われました。100名を超える参加がありました。運営や準備に携わった先輩、後輩弟子の方々御苦労さまでした皆さん、持ち場の仕事をしっかりこなし、皆さんが楽しく過ごして頂けるようにこの会を運営していました。持ち場に責任をもち、それぞれが連携しあっている仕事ぶりは素晴らしいものがありました。日頃の先生の教えをしっかり実践されているなと思いました。


祝う会の風景

今年は弟子の家族や、先生が様々な形で昔から縁のある来賓の方々をお迎えしての会となりました。毎年、行われる新年会では先生の奥様はお見えにならないのですが、祝いの席でもありご出席されていました(久しふりにお会いしましたが、まったく変りなくお元気でした)。

来賓としまして、東京パーラーシステム(株)代表取締役 遠山 日出男先生、明治国際医療大学 北出勝利 先生、中和医療専門学校理事長 葛谷 正 先生、(財)日本棋院副本部長 酒井義充 先生、名古屋経済大学管理栄養学教授 坂井田 宏 先生、日急開発(株)代表取締役社長 河地泰男 様、全久寺住職 佐治真雄 様(代理 真道 様)、鍼灸界だけでなく、人生において幅広いお付き合いをされてきた一部が来賓の方々をみると分かります。何か感じるものがありました。

黒野先生のご挨拶などのお話で印象に残ったのは、「傘寿を迎えるまで、様々な賞や業績が残っていますが、そのようなものは結果であり関係ないのです。鍼灸医療の本当のこと、真実が知りたいという大きな目標を持ち、一日一日、研究、臨床をつみ重ねてきた結果です」「そのような理想のもとやってきましたから、好む好まざるとに関わらず、様々な疑問や問題、課題が出てきて、それを一つ一つやってきました」「鍼灸という仕事に限らず本当のことを、本当に言葉にし行動するという信念でやってきました。地位や権力や富で人をみるのではなく、本当の人間性、心でみるように貫いてきました」「その結果、素晴らしい方々に出会い、多くの弟子に恵まれました」と言っておられました。

傘寿を迎えるまで、あるいは今もなお信念、理想、情熱を持ち走り続けておられます。本当のことを本当に言葉にし、行動してきたため、理解できない人たちも多くいますが、本当の部分を見ている人たちは先生の行動を見ていれば、言葉の意味が分かってくるのです。それが、高木健太郎先生をはじめおおくの研究に関わる大学教授や医師、研究者との出会い、名古屋に限らず経済界のトップの人たちとの出会い、心を追求する和尚さん(禅)との出会い、徹底的に追及する趣味を通じての出会い、そして、鍼灸医療の真実の追求、未来の鍼灸医療発展に傾ける心意気に感じ集まってくる弟子との出会いに繋がっていかれたのだろうと思います。だから何かをする時には、素晴らしい人や物との出会いがあったのだろうと思います。

黒野先生の弟子としての巡り会いに感謝、感謝の日々です


パワーポイントを使い、黒野先生の研究・業績・学会活動・社会活動を紹介

黒野先生は楽しいことも大好きで、様々な会の中には必ずかくし芸や正月にはお年玉抽選などがあります。



10演目ほど、かくし芸がありましたが、この人が一番うけてましたよ ”オーラの水たまり”からミファ・アキヒロさんがご来場され、愛燦燦を熱唱されていました

何か色をつけた「貞子」みたいですね~ 来るきっと来る~ってね。

ちなみにミファ・アキヒロさんは、弟子の一人です

大いなる目標である黒野先生が、根本の柱は初心を忘れず貫き、そして、変化するところは柔軟に吸収しレベルアップして進化・成長・発展されています。正月から素晴らしいエネルギーを頂き、今年もやるぞ、創造するぞ、理想を高く持つぞ、まず行動するぞと、いいスタートをさせて頂きました。ありがとうございます。

二葉鍼灸療院 田中良和
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「今」に心を込める

2009年01月11日 | 言葉のちから 心のちから
社会が混沌としている「今」だからこそ、自分の足元をしっかりと見つめることが大切です。自分の周囲の環境、おかれている立場、人生の状況など、時々に信念という目的をもって、「今」を一所懸命”生きる”ことが人生を創っていきます。

≪帝国ホテルの料理長を二十六年間勤め、重役になった村上信夫さんという方がいます。「ムッシュ村上」の愛称で呼ばれ、NHKの「今日の料理」にも出演してお茶の間に親しまれてきました。この村上さんは、厨房から初めて重役になった唯一の人です。十代のときに帝国ホテルの厨房に入ってからは、三年間、仕事が鍋磨きのみだったといいます。まだ徒弟奉公が残っているころの話ですから、一切、料理に触れることが許されませんでした。

三年間、鍋磨きだけで、まったく料理を教えてもらえず、何人もの少年が入っても、一年以内にほとんどの人が辞めてしまったといいます。その中で村上さんだけは辞めなかった。「日本一の鍋磨きになろう」と決意をして、三年間鍋をピカピカに磨くことにしました。

自分のところに回ってくる鍋には、料理が残っていても、ソースの味がわからないように、洗剤などが入れられた状態で来るのだそうです。それを全部、綺麗に磨いた。当時は銅の鍋で、銅というのは磨けば磨くほど綺麗になるらしい。それを自分の顔が映るくらいピカピカに磨いたといいます。

そうして三、四か月経ったところで
 「今日の鍋磨きは誰だ」
と先輩が聞くようになったそうです。
 「今日の鍋磨きはムラ(村上さんの愛称)です」

という答えが返ってくると、その時だけは洗剤が入っていない状態で、鍋が回ってくるようになった。村上さんのときだけ、先輩がソースを残したまま鍋を返すようになったので、村上さんはそれを舐めて隠し味を勉強するようになり、立派な料理人になったという話です。

どんな人でも最初は、お試し期間があります。十代の少年に、初めからチーフを任せるという世界はありません。でも、この人に鍋磨きという仕事を与えたときに、鍋磨きをとことん徹底的にすることで、見込まれる。今おかれている状況に文句を言わずに黙々とやっている人に、神は微笑むようです。
『「人生を楽しむ」ための30法則』 小林正観 著 より


人生、忍耐を経験する時期が必要なのだと感じました。私の修行時代も、「何でこんなことやらないかん?」と思ったことが多々ありましたが、皆、自分のためだったんだと後でわかるんですよね

そして「今」自分が行うこと(行為であったり、人間関係であったり)に、できる限りの”心を込めて行う”ことが自分の成長に繋がっていくのでしょう。

今日も頑張ろっと

二葉鍼灸療院 田中良和
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星稜高校野球部OB会 参加

2009年01月10日 | 高校野球
1月2日(火)、県知事の新年互礼会ののち、午後1時から白鳥路ホテルにて、星稜高校野球部OB会がありましたので出席しました。どうも私は、正月も家でゴロ~ンとしているのは無理なようです。マグロのように常に動いていないと(イルカだね)…なんて

正月にも関わらず77名もの参加がありました。私は24期生、今年の卒業生で45期生ですから、高校卒業して21年もたったんだな~としみじみ思いました。

星稜野球部総監督山下智茂先生、北川監督、林部長、坂野副部長も現スタッフとして参加されていました。北川監督も体は相当回復され、秋くらいから少しずつ練習にも顔を出され、ノックなどをされています。

何より元気、健康が一番です。

山下総監督もご挨拶の中で「何はともあれ健康が一番、私より先に死なないように!」という言葉がありました。しかし、何故か、タバコを吸う人が多いのです。私は総監督さんの言葉を聞きながら、病気の根源の大きな要因の一つ”タバコ”をこんなに吸っていたら、総監督さんの言葉も届かないだろうな~と苦笑いをしていました。

新年から先輩、後輩の元気な顔を見ることができ、皆さんからさらにパワーを頂いた感じです。

私の隣に座っていた4年上の先輩は、BCリーグの石川ミリオンスターズの運営部長をされており、その隣も4年上の先輩で代表を務められています。地域のプロ野球を私個人としても、石川県の野球少年のために、地域活性化のためにも応援していきたいと思います。




  寒ブリの解体ショー 

二葉鍼灸療院 田中良和
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石川県知事連合後援会新年互礼会 

2009年01月10日 | その他の活動
1月2日(日)、谷本石川県知事の連合後援会新年互礼会に行ってきました。というより、石川県鍼灸マッサージ師会の一人として、先輩の先生から参加しなさいというお達しがあったからです。

たくさんの方が参加されていました。

昨今の世相からすると、石川県の産業もたいへんな時期だと思いますが、皆、明るく元気に不況を跳ね飛ばして頂きたいと思いました。

官僚や政治家は、選挙の時や都合のよい時だけではなく、本当に国民、県民、市民のことを思った政治、仕事をしてもらいたいものです。 

自分自身が努力することが前提にあってのお願いですが

二葉鍼灸療院 田中良和
コメント

イスラエル ガザへ地上侵攻

2009年01月06日 | 社会
パレスチナ自治区のガザが最悪の事態になっています。日本では不景気で働く場所もない人たちの問題がありますが、ガザではさらに、電気やガス、水道が来ない、食糧がない、国外へ逃げようにもイスラエル軍に包囲されているというのがガザの人たちに現状です。経済でもアメリカや欧州、イスラエルにより封鎖されている状態です。「戦うな」と言われても戦わなければならない現状があるようです。

子供や女性、弱い立場の人たちなど罪もない人たちが亡くなっています。

イスラエル軍の世界最高水準の軍隊能力、アメリカから輸入される最新鋭の武器をもってすれば、ロケット弾の出所をピンポイントで攻撃することはたやすいことなのに、ロケット弾の出所は攻撃せず、病院や学校、モスクなど民間施設が攻撃の対象となっています。

これがガザで行われている行為による被害の一端です。

以下にきくちゆみさんのブログからガザに関することを転写。(長いですよ!)

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連中はもうどんなことをしてもいいと思っている

エヴァ・バートレット
エレクトロニック・インティファーダ/Live from Palestine
2009年1月3日

直前のF-16の爆撃で煙と土埃がもうもうと舞い上がる中、必死に避難する一家がいる。ジャバリヤのパレスチナ赤新月社(Palestine Red Crescent Society:PRCS)の救急車受付には、恐怖におののきながら家から避難する住民たちからの電話が殺到している。新しい年。新たなナクバ(大災厄)。でも、この光景は目新しいものではない。イスラエルは今またガザを爆撃し、世界はその横で、ガザをぐるりと囲んでいる電流の通ったフェンスや西岸地区を分断しゲットー化している壁とは無縁の、安全なフェンスの上にのんびりと座っている。のんびりと座って、これまでの長期にわたる封鎖でほとんど死にかけていたガザの人たちをイスラエルが次々と虐殺していくのを正当だと言っている。

今夜は救急車4台に同伴。昨夜は2台だった。救急車は、できたての瓦礫の山を巧みによけながら、縫うように、人為的に作り出されたゴーストタウンの中、明りのいっさい消えた道路(ガザ中の道が同じような状態だ)を
走っていく。

こんなことはどう考えたってありえない、信じられない。皆殺しではないか。「連中はもうどんなことをしてもいいと思っている。気が狂いかけているんだ」と救急スタッフは言う。

家の残骸、モスク、学校、店の残骸。パニック状態で、死ぬのだけは免れようと避難する住民たちの姿がそこここに見える。前夜、またも多くの家が爆撃を受けて、今朝から、さらに大勢の人が避難を始めた。私も多くの残骸をまのあたりにした。今朝、イスラエル軍が撒いたビラに、集団的懲罰として北部一帯を爆撃すると書いてあり、住民たちはそれを信じた。

今、ジャバリヤの複数のPRCSステーションにはどこにも明りはついていない。つい先ほど停電してしまったのだ。寒さと闇の中、戸外の爆裂音はいっそう大きく響きわたる。

砲撃で立ち昇る刺激性の煙が空気を汚していく。戦闘機と戦車とブルドーザーと戦艦で完全に包囲されているという感覚がどんどん強まっていく。

ガザ攻撃の最新ニュースが流れる。ガザ市のパレスチナ・モスクの近くの孤児院が爆撃された。次はパレスチナ・モスクだと皆が口をそろえて言う。すでに少なくとも10のモスクが破壊されている。今日のイブラヒーム・アル・マカドマ・モスクの爆撃で死んだ人は11人、怪我をした人は50人。死者も負傷者も果てしなく増えていく。

北西部からの、そして、この救急ステーションから遠く離れた東部からの救助を求める電話は、返事ができないままにやり過ごさなければならない。救急スタッフはICRC(赤十字国際委員会)経由でイスラエル相手に調整をしなければならない。なんと痛烈な皮肉だろう。占領者はガザから出る許可を与えず、占領者は侵攻し、その侵攻者は次々に人を殺し、重傷を負わせ、そして、あろうことか、自分たちが殺し、怪我を負わせた人たちを救急車が搬送する許可を与える権限まで持っているのだ。

信じられないという思いが続いている。重い爆発音とアパッチヘリのプロペラ音も、夜の闇に撃ち込まれる銃撃のスタッカートも、結末のわからないまま、どことも知れない標的を直撃したミサイルの炸裂音も、何もかもが、ただひたすら信じられない。

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エヴァ・バートレットはカナダ人の人道活動家、フリーランサー。2007年、西岸地区の各地に8カ月、カイロとラファ・クロッシングに4カ月滞在。2008年11月に第3次フリー・ガザ運動の船でガザに到着したのち、現地にとどまり、国際連帯運動(ISM)の一員として活動を続けている。現在、ISMメンバーは、救急車同伴活動を実施し、イスラエルのガザ空爆・地上侵攻の目撃証言を現地から発信している。

翻訳:山田和子

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さらに、もう一つ

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皆さま、新しい年が明けました。
今年もよろしくお願いします。

昨年祖母を亡くし喪中だったため、新年の
ご挨拶は控えるつもりでいました。

けれども年末から始まったイスラエルによるガザへの
大規模な空爆が連日激しさを増し、辛い気持ちで
年を越し、喪に服す思いは一層強くなりました。

でも私の気持ちを暗く重くしているのは、イスラエルによる
空爆の事実だけではありません。

この一連の出来事には大きなトリックがあり
一般の報道も、政府の対応も、人々の反応も
そのトリックに陥ったままであることが、状況を
一層悲惨にしていることに心が張り裂けそうになるからです。

今回のイスラエルの空爆、そしてこのほど開始された
地上での攻撃はイスラエルの言う『戦争』でもなければ
『ハマスのロケット弾阻止』の大儀のためでもないことは
イスラエルのこの60年間のパレスチナへの戦略を
ほんの少し学ぼうとすれば誰にでもすぐにわかるはずです。

小学生にだって。

これは戦争でもテロ対策でもなく、あきらかな『侵略行為』です。

60年前に始まったイスラエルのパレスチナ地方への
侵略『NAKBA』の一環です。

ガザ側からロケット弾が打ち込まれる遥か昔から
イスラエルによるこうした攻撃は姿かたちを変え
繰り返されてきています。

そして今回のガザへの大規模な攻撃は、周到に準備された
ものでした。

2003年夏ごろから突如として始まった封鎖の硬化。

(それまでもパレスチナの人々にとっては
イスラエルによる軍事封鎖のため移動も物資の輸送も著しく制限
されていましたが、私たち外国人は交渉次第で出入りできました。
それがそのころから国連職員、NGO、ジャーナリストが次々に
ガザに入れなくなり完全に封鎖されてしまったのです。)

そして極めつけ、シャロン首相によるガザからの入植者撤退、世間
に対しては平和的な行動のようにアピールされていましたが、
入植地がなくなりいよいよ大規模な空爆を可能にし、準備を
進めている気配が、イスラエルによるガザへの激しい攻撃、
侵略を予測させ、私の中に不気味な不安を掻き立てました。

この時7000人のガザの入植者を撤退するシャロン首相に
ブッシュ大統領は次のことを了解していたのです。

一、ほとんどすべてに近い西岸地区入植者の永久保存(約16万人)
二、イスラエル建国にともなうパレスチナ難民の帰還権の放棄
三、西岸に建てている隔離壁の建設
四、暗殺攻撃を含めた、パレスチナ抵抗勢力への攻撃

(このことはエリック・アザン『占領ノート』現代企画室の解説に
も詳しく触れています。上記の訳はこの著書から引用しました。)

これまでのどの米国大統領も、イスラエルを擁護していても
パレスチナ難民の帰還権に触れることはありませんでした。

それがブッシュ大統領は安々とその放棄を一方的に
認めてしまったのです。
さらに入植地を初めて認めた大統領に対し呆れ果てました。

その浅い判断による重い罪と、このため今後のしかかる
パレスチナの人々の恐ろしい運命に、当時私たちは本当に落胆し、
恐怖を感じたことを覚えています。

またこの4つ目の暗殺攻撃を含めた攻撃の許可は今回の大規模な
空爆の格好のステップとなりました。

それでもアフガン攻撃、イラク攻撃と次々に失敗し、米国民からも
すっかり支持を失ったブッシュ大統領と、その大統領を支えてきた
マスコミ、国際社会は、大きな反省と成長の元、イスラエルの暴挙
は抑えられるだろうとどこかで楽観的な期待もしていました。

今回のような大規模な空爆を許さない、国際社会の監視という
抑止力が働くことを信じていました。

でもそんな期待はあっという間に吹き飛ばされました。

長期間封鎖され、食事も水も電気も仕事も失われつつある
ガザの人々に対し、戦闘機、無人戦闘機(卑劣です)、戦車、
軍艦を総配備してイスラエルは容赦なく攻撃をし、それを国際社会
は止められずにいます。

そしてパレスチナ側からの抵抗は一切認めようとしません。

イスラエルはロケット弾の発射区は攻撃せずに残しています。

イスラエルの情報量、最新技術では、ピンポイントで
人一人に絞って爆殺出来ますし、これまで何度も
それを行ってきています。

でも、2006年のレバノンの時と同じ、核心は残し、
ガザの歴史的建造物であるモスクや大学、マンションなど
多くのものを攻撃し破壊し人々を犠牲にし続け、
『パレスチナは人道危機にはない』と言い続けています。

いったいガザをどうするつもりなのでしょう。

先日知人が苛立ちながら私に質問してきました。

『どうしてハマスはロケット弾を撃ち込めば攻撃されることを
わかっていて撃ち続けるんだ。』

その方は、イスラエルの攻撃は許されない、だけどハマスが
攻撃を止めれば納まるのに・・・と心配していたようです。

でもその言葉は私を深く傷つけました。

困ったことに、こうした質問に答える的確な答えを
探しても見つけることが出来ない自分がいました。

パレスチナの状況は勘のいい人ならすぐに理解できるかもしれま
せんがほとんどの人は中に行って、パレスチナ側から世界を見て
みないと理解するのは難しい。想像を絶する状況があります。

そして理解されない・・・ということが、
本当に辛く孤立感や絶望感を生んでいます。

私も以前は抵抗するパレスチナ側を批判していました。

何故?と詰め寄ったこともありました。

でも闘わなくてどう生きたらいいのでしょう。
私たちが食べないと生きていけないと同じくらいに、
生きるために闘うしかなかったら。

そんな状況をどうやって私たちは想像できるのでしょうか。


パレスチナで聴いた言葉が今でも心に焼き付いています。

『信じてください。世界というものは、
 弱い人々の言葉を聞かないものです。』

食糧支援、教育支援、医療支援、金銭的支援
それらを命がけでやってもやっても人々が殺され続け、政治部門
軍事部門と立ち上げ、それでも結局何をしても変わることの無かった
パレスチナの状況を憂いながら、ハマスの幹部イスマイル・アブ・
シャナブさんが涙をためて私に言った言葉です。

シャナブさんは2003年当時、イスラエルと闘っても軍事的には
かなわないことを私にはっきり言いました。

『共存しか道は無いのです。そのためにもまずはパレスチナ自治区内
のイスラエルの軍事的政治的占領をやめてもらうことです。そして
共存のための話し合いのテーブルにつくつもりです。』

シャナブさんは政治部門のトップで、インタビューをお願いするたび
に繰り返し共存について発言しました。

ラジオでも、日本のテレビ局向けにも発言していました。

でもそれは大々的には報道されず、シャナブさんは2003年夏、
乗っていた車に対する戦闘機からのピンポイント空爆で
爆殺されてしまいました。

ハマスはイスラエルとの停戦に合意し、攻撃を
止めている真っ最中でした。

その時私はイスラエル政府が望んでいることは、共存でも
占領の終結でもないことを知りました。
停戦も和平なども望んでいないことを。

それまでも、もしかしてそううかな?と思う節があっても、
いや、まさか・・・と信じたい気持ちでいました。

でもこの時知ったのです。

そしてシャナブさんの死を受けて、ハマスの残された人々は
怒りに震え、停戦破棄を宣言しました。

『ハマス停戦破棄』は各紙大々的に報道され、ハマス側から停戦が
破られた印象が世間を走りました。

その後私もガザに入れることは無く、今のハマスの状況も、
パレスチナの状況も本当には把握し切れていません。

でもなぜ、新聞も報道のたびに「ガザを支配するハマス」と
枕詞のようにつけるのか疑問は消えません。

ハマスは、パレスチナの人々の選挙で勝ったアラファトを認めよう
としないイスラエル、米国、国際社会の圧力により、国際監視団
のもと正当な選挙で選ばれたパレスチナの第一党です。

そうなったとたん、それを認めず、秩序を著しく乱しているのは
イスラエル、アメリカ、そして私たちです。

マスコミに勤めている方たちにお願いがあります。

私たちの平和を望み、今の状況をペンの力で打開したいと
思って記者になったのでしたら、マスコミにはその力があります。

でも記者のかたたちがいくらエルサレムに駐在したって
占領地のことはわかりません。

西岸やガザにもっと入ろうとして、ご自身の目で確かめてから
記事にしてください。

こんな時はガザに近寄り、どうしても中に入れない状況くらい
自分でリポートしてみて欲しいと思います。

それからブッシュ大統領に声を届けることの出来る方に
お願いがあります。

英雄になりたくてイラクもアフガンも経済もことごとく失敗して
しまったブッシュ大統領に、あと一つだけ英雄になる方法が残され
ていることを誰か伝えてください。

残すところ後僅かな任期中に、今すぐに、イスラエルの攻撃を
ストップさせることです。
米国大統領の力において。

ブッシュ大統領にはそれが出来ます。

数々の失敗の後でも
世界から尊敬され後世名を残す立派な大統領として
幕を閉じることが出来るでしょう。

皆さんにお願いがあります。

私たちが今回の攻撃について正しく理解するためには
少しでもいいので、イスラエルの建国から今に至る全体の
流れを知ってください。

1月8日の試写会、ぜひいらしてください。

また1月10日には子どもキャンペーンやアムネスティ、JVCなど
日本を代表するNGOとともに、今回のガザへの攻撃に対して
出来ることを模索し、イベントを企画中です。

何か良い案がありましたらお知らせください。
パレスチナのことに関心が無かったり、あまり良く知らない方たちも
巻き込んで出来る何かいい方法を探しています。

詳細が決まりましたらまたお伝えします。

乱文、お許しください。

                      森沢典子
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これが、ガザの現状であり、中東の現実です。世界が平和であるためには、まず知ることが大切であり、弱い立場の人を思いやることが大切ですよね


二葉鍼灸療院 田中良和
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