二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

ワタミ株式会社 会長 渡邉美樹さん 講演会 1

2011年10月31日 | 経営って何?!
10月10日(月祝 体育の日)、私の42回目の誕生日でもあります。

鍼灸業界のS先輩より、会議の際、「渡邉会長の講演会、聴きに行く」っていうことで、チケットを頂きました。テレビなどでは何度か観て、お話を聴いたことはあるのですが、一度直接お話を聞いてみたかったので、「ありがとうございます」 と、遠慮なく頂きました

素敵なバースデープレゼントでした。

 東日本大地震 復興チャリティー講演会 

 日 時:平成23年10月10日(月祝 体育の日) 午後1時~4時
 会 場:金沢歌劇座 大ホール
 講 師:渡邉 美樹  ワタミ株式会社 取締役社長
      山野 之義  金沢市長
 演 題:第一部 「夢を持ち続けて生きる!」  渡邉 美樹 
      第ニ部 「夢・挑戦!」  渡邉 美樹会長と山野 之義金沢市長との対談
 主 催:МDRT日本会、金沢赤十字病院、プレデンシャル生命(金沢支社)、ジブラルタル生命(金沢支店)
 後 援:金沢市、(社)金沢青年会議所、北國新聞社、加賀屋、ゴーゴーカレーグループ
 特別協力:金沢まちづくり学生会議
 協 賛:多数


会場は2階席もいっぱいになるほどの賑わいでした。東日本大震災に思いを巡らす人々が多いということと、渡邉会長(以下 渡邉さん)の人気ぶりをうかがわせます。私は午前中、知人の紹介もあり、ちらっと絵画を観に行き、引き続き講演会に参加したのでした。昨日に続き、この日も天気が良かったことで、気分良く講演会に来場できました。(あたしの誕生日は晴れるんです

さて、会場の大ホールに入った時には映像にて、陸前高田市を中心に壊滅的な被害を受けた被災地の写真が流れていました。直接、現地に行き行動していない私にとっては、被災地や被災者、亡くなられた人たちのことを思うことしかできませんが、現地の写真や映像を主要メディアではない情報源から映像を観ることができたことは貴重な体験でした。

今もな、たいへんな生活を強いられている人たちがおり、まだまだ復興にめどがついていない都市がたくさんあることを再認識させてもらいました。また、被災地やそれを援助している人たちが、今一番怖いことは…

「忘れ去られること」

だそうです。喉元過ぎれば…と言われるように、人間っていうのは自分も含めて勝手なもので、悲惨な出来事があっても、自分に関りのないことであったら、記憶から消し去ってしまう、記憶があっても意識がなくなる、そんな生き物のようです。

ですから、行動でそれを実践し、継続している皆さんは素晴らしいのです。そんな人たちから常に自分の認識を新たにして、何かしらの意識を持って行動することが大切なのだと私自身を思います。

さて、講演会の内容に入る前に、皆さんご存じだとは思いますが、渡邉 美樹さんのプロフィールを、頂いたパンフの中からご紹介しておきます。

◇渡邉 美樹 ワタミ株式会社 取締役会長◇

1959年10月5日 生まれ(52歳)
小学校5年生の時、父親の経営する会社を清算したことから「自分は将来社長になる」と決意する。明治大学商学部を卒業後、会社経営に必要な財務や経理を習得するため、経理会社に半年間勤務。その後1年間運送会社で働き、資本金300万円を貯める。

1984年、ワタミを創業。2000年、東証一部上場。
「地球上で一番たくさんのありがとうを集めるグループになろう」という理念のもと、外食、介護、高齢者向け宅配、農業、環境など、人が差別化となる労働集約型事業を展開し、独自の事業モデルを構築してきた。

学校法人 郁文館夢学園理事長、医療法人盈進会 岸和田盈進会病院理事長として、公共的事業に民間の経営モデルを導入した。
公益財団法人School Aid Japan代表理事としてカンボジア・ネパールでの学校建設(2011年3月末現在 140校)、孤児院運営に携わる。

現在は、お金の入らない「ありがとう」を集めるため、NPOや公益財団法人の活動と並行して、東日本大震災の復興支援に取り組む。2011年6月1日、岩手県の陸前高田市長より、復興参与に委託され、当市をはじめ周辺地域の復興に取り組んでいる。


 渡邉さん

また、講演会に先立ち、この講演会の実行委員の代表であるプレデンシャル生命の神田さんより、この講演会は、街全体が壊滅状態に陥った「陸前高田市」に絞っての支援となることの説明がありました。チケット売り上げや、募金、寄付等で得られたお金は100%陸前高田市に直接お渡しするお話もありました。



「直接」ってのが大事なようです。日本赤十字や公的機関を経由すると、どうも時間がかかるため、すぐにでも復興活動が必要なな時に予算の割り当てが出ていなかったり、費用が足らずに動けないというのが現状のようです。義援金などを公平に…ということは分かるのですが機能的でないのは、皆さま、義援金の行方や政府の復興への対応を見ていればよく分かることと思います。

また、先ほども書きました「忘れ去られること」を心配されている陸前高田市長の話があり、どうしても継続的な支援がまだまだ必要だという話もされていました。

さて、講演会の内容ですが、少し前置きが長くなりましたので、パート2で書きます。

よろしく


二葉鍼灸療院 田中良和
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2011ドラフト会議と 臨床と 幸せと!

2011年10月27日 | 高校野球
本日、すごく幸せだ 良かったな ありがたいな と思ったことが三つあった。



まずは、2011ドラフト会議において、星稜高校野球部エースだった西川健太郎君が中日ドラゴンズへドラフト2位で指名されたこと。

そして、星稜高校野球部から国学院大学へ進学し活躍した、高木京介君が読売ジャイアンツへドラフト4位で指名されたこと。

さらにさらに、星稜高校野球部から明治大学へ進学し活躍した、島内宏明君が楽天ゴールデンイーグルスへドラフト6位で指名されたことです

本当にうれしいです マジに 自分の事ではないのですが祝杯をあげながらブログ書いてます
今日は眠れるかな~

西川君は、今年の夏の石川県予選、楽天へ同じく2位で指名された金沢高校の釜田君と投げ合い惜しくも負けてしまいました。これで、もうひとつ上の世界で、プロフェッショナルな世界で対戦できる機会ができたというものです。
私も微力ではありましたがトレーナーとしてお手伝いさせて頂きましたが、万全なコンディショニングで夏の大会に挑戦させてあげることができませんでした。彼はまだまだ潜在能力があります。プロの世界で、名古屋の地で、成長した姿で自分の力を花開かせて欲しいですね

高木君と島内君は、星稜高校が2007年の夏、9年ぶりに甲子園に出場した時のメンバーです。惜しくも長崎日大に初戦で1-3と負けてしまいましたが…
この時も感動しました この2007年 夏の甲子園大会に、私は10日間、選手と行動をともにして(診療を休んで…患者様にはブーイングでしたが)帯同し治療させて頂きました。思い出いっぱいの夏でした。感動あり、涙あり、で青春を過ごさせて頂きました。本当にこの仕事をやっていて良かったと思うシーンの一つですね

そのメンバーの二人がドラフトで指名されたわけですから感慨もひとしおです。

高木君は長崎日大戦、6回まではほぼパーフェクトなピッチングで相手打線を抑えていましたが、6回途中から崩れてしまいました。しかし、しかし、彼のすごい所はシュンとすることなく、打席では4打数4安打でした。

島内君はマイペースなおっとり型ですが、頑固なところをベールに包んでいる、いわゆる曲者と私は感じていました。だから、大事なところで一本が出るのです。甲子園では打点1をたたき出しました。石川県大会では大事なところで長打が出る頼れる存在でした。

二人は大学で頑張っていました。よく新聞に名前も出ていたしね。

あーあの二人がプロへね~、本当にうれしいですよ

大學では体力的にも、技術的にも、一回り大きくなったと思いますので、さらにプロの世界でもまれて、本物の技を身につけて、ジャイアンツに高木あり、楽天に島内はなくてはならない、そんな存在に大きく育って欲しいと思います。

3人とも、これからがスタートなんですからね、頑張れ 応援してるよ

後輩たちも、この勢いにのらせてもらって頑張れ

ほんと~に嬉しいげんてな~


もう二つは鍼灸治療の臨床の場から。

お一人は、ガン治療(手術・抗がん剤・放射線)後の体調管理の鍼灸治療をしていた方です。約1カ月ほど前に腫瘍マーカーが下がらず、ご飯も食べることができず入院していました。その方から本日電話があり、「まだ、入院しているんだけど、なんかお腹が動かないので、病院へ鍼治療の往診へ来て欲しいんだけど」と電話があったのです

声は力がないけれど、元気そうだったので一安心。本当にありがたい 幸せだな この仕事やっていて良かったなと思いました。

鍼灸治療に関しては、なかなか「命」というものが意識されることは少ないかもしれませんが、ガン患者さんを治療させて頂いていると、本当に「命」というものの重み、尊さ、はかなさ、いろんな「命」の形を勉強させて頂けます。鍼を打つということは真剣勝負なんですね。
師匠が言う「鍼灸師は人間性が大切」「鍼を打つのも人間なんだ」という言葉がしみじみ腹に落ちてきます。


もうお一人は、太平洋側の都市部から金沢へ引っ越してきた妊婦さん(二人目)。もともと地元は隣県の方。都市部の方でも経絡治療という手技の鍼灸治療受け、妊娠期の体調管理を行っていました。金沢へ来ることになり、鍼灸治療も続けたいとホームページをを見て当院へ来院。

期間は短かったし、治療回数もそんなに多くなかったが鍼刺激が身体に合い、体調がすこぶる好調となる。里帰り出産することになり隣県の仲間の鍼灸院を紹介した。しかし、帰郷後、バタバタしていたこともあり少し安静にしていなくてはいけなくなり、鍼灸治療は断念して安静にしていた。

そんな患者さまから「○○日に出産しました! 元気な男の子です。鍼治療のおかげか安産でした」とメールがありました。本当にありがたいな~、嬉しいな~、この仕事をやっていることが幸せだな~と思いました。

当院では不妊症の治療も多数行っているのですが、出産にしろ、妊娠にしろ、本当に、この人間の神秘的な「命」というものに驚嘆と畏怖を感じます。そして何よりも感謝でいっぱいになるのです。

お二人とも電話とメールありがとうございました これからも全力を尽くしてこの仕事を極めていきますよ


ていう感じで、本日は本当に気分の良い日なのです。このまま今日が続けばいいのになんて安っぽいドラマみたいなことを考えたりしています。 でも、数日はこのハイな気分は収まりそうもないです


生かされている(活かされている)人生に感謝

あー幸せ


二葉鍼灸療院 田中良和
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金沢の街を久しぶりに散歩 3

2011年10月25日 | 日常
10月9日(日)、金沢の街を久しぶりに散歩

県立美術館を出て、香林坊方面へと足を運びました。

途中、チラッと視野に入った石浦神社へご参拝。

それから旧県庁跡地を通り過ぎ

  



今日は人が多いな~と思っていたら、中心街の各場所でイベントをやっているということでした。また金沢の繁華街 片町は歩行者天国となり、若者たちでにぎわっていましたよ。



そこから、近くだけどあまり歩くことのなかった武家屋敷を少し散策。





久しぶりに歩いてみるといいもんですね~



用水に



カモが仲良くエサをとっていたので、ちょっと撮らせてもらいました。

その後、金沢駅まで歩き、



石川県立音楽堂で何かやっていたら聴いていこうかな~と思っていましたが、時間も中途半端で、特に興味をそそるものもやっていなかったので、もう少し歩いて、フォーラスで、『猿の惑星 創世記』を観て来ました。

映画まで少し時間がありましたので、軽くお腹に入れておこうかな~と思い、「イタリア食堂まかない亭」でピッツァとビールを少々頂きました。歩いていることの特権ですね。



歩いた後の、一杯と食事は美味ですの~


『猿の惑星 創世記』…どんなストーリーで地球が猿の惑星になったか、という内容でした。

全世界的に強力なウィルス感染による人類の…そのウィルスの強い耐性は人間が創り出したもの。
思い通りにしたい人間の願望。人間本位になり本来の自然の摂理を忘却してしまい、人間さえ良ければいい、自分の周囲だけよければいい、それが利益に繋がればそれに越したことはない…そんな人間の世界では正しいことでも、自然の摂理に照らし合わせると矛盾やアンバランス、そして不正なことが多々ある。その行為は原因と結果の法則ではありませんが、必ず代償として人間や人類に返ってくる。そんなメッセージが込められた映画だったかなと思います。

現代社会を映し出しているような映画でしたね。クローン技術など行き過ぎた遺伝子開発、人間の都合で作りだされ、ほぼ永遠に処理することのできない廃棄物を出す原子力発電開発など、人間が自然の摂理に反している所は本当の多いです。その警告は現在各地の自然災害として現れているのかもしれません。人間はもう少し、住まわせ、生活させて頂いている地球に、自然に目を向けなさいよ~というメッセージ性のある映画だったかなとも思います。
アメリカ発の映画ですので、違うメッセージがあるのかもしれませんが…

そんな映画の余韻にひたりながら、再び起点となる治療院まで徒歩で帰ったのでした。

運動と芸術、職人と匠、自然の気持ちよさ、そんなものに触れた充実した一日だったとさ~


二葉鍼灸療院 田中良和
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金沢の街を久しぶりに散歩 2

2011年10月25日 | 日常
金沢の街を久しぶりに歩いての 職人   匠 をテーマとして歩いてみました。

さて、県立美術館へゆっくり行く時間があったら、一度お邪魔したかったのが、美術館内にある『ル ミュゼ ドゥ アッシュ金沢』さんでした。七尾出身の辻口博啓パティシエが展開する店舗の一つ。ケーキだけでなく、ランチも食べることができ、またコーヒー、紅茶、金沢らしく玉露のお茶まで頂けるというお店です。



ガラス張りの店内です。何か宝石のような感じのディスプレイにケーキが並んでいました。
あまり待つのは好きではありませんが、時間にゆとりがあったので、しばし待つことにしました。



店の外の風景。なかなか気持ちの良い風景でしたよ。







なかなか素敵な店内でした。ガラス張りですが、外の景色と一体になっている感じで、美術館の雰囲気も壊すことなく、そこに溶け込み、なにかゆったりと時間を過ごすことができる空間だと感じました。

空間をどう表現するか、ということは大事なんだと思います。人が落ち着けるかどうかはそんな所が重要になってくるんじゃないかと私は思います。ケーキだけでなく職人技を感じました。

はい、お待たせのケーキですが、私は和洋折衷、何でも甘いものが大好きなんです。お酒も飲みますが、甘党でもあるのです。生活習慣病予備軍なので注意はしていますがね。



本日のご注文は、自由が丘ロール(左)と白山(右:五郎島金時を使ったモンブラン)でした。
二つのケーキともに、私の中では、なかなかの高評価でしたよ。ケーキに関しては、意外にうるさいんですよ。
味を解説するのは、あまり好きではないのでこれくらいにしておきます。

二つはペロッといけるほど、しつこくない甘さでしたね。ペロッとね。
人を惹き付けるケーキの味の深さに職人を感じました。決して宣伝だけの効果ではありませんね、ここのケーキが売れる秘訣は。

そして、しばし読書タイム。読書する本の題名は、鍼灸の仕事とは関係のない本。まあ、休日くらいは、そんな気分転換も必要なんだと思います。題名は『匠の国 日本 ~職人は国の宝、国の礎~』 北 康利 著です。今日のテーマに沿って持っていった本でした。

いろんなことが勉強になりましたが、その中で…

既成の価値観を破壊することに情熱を燃やした岡本太郎は、
「古いものをカサにきて、現実を侮辱するなんて、これくらい非伝統的であり、人間として卑怯なものはありません」(『日本の伝統』)と語っている。
ただ、その岡本太郎にしても、尾形光琳 作の【紅白梅流水図】を目にした瞬間、
「グイと、それは私の全身をひっとらえて、こっちに飛んできました」、というほどに感激し、
「私は、母国に光琳という芸術家がかつてあり、このような仕事をしたということの喜びにふくらみ、限りない希望と情熱を、日本芸術の運命を見極める思いでした」、と脱帽している。

日本の芸術と伝統が、岡本太郎という鬼才をもうならせる懐の深さを持っていることに安心と感動を抱かずにはいられない。将来の我々の子孫たちに同様の感動を与え、日本人であることの誇りを実感してもらうためにも、伝統を「守る」ということを、これからも地道に続けていかねばなるまい。


と書かれていました。

伝統はそこに流れる何かが人々を動かすのでしょう。しかし、伝統、伝統と形だけを追っかけていたのでは、まったくそこに本当の伝統の継承がなされていない。それこそ非伝統的であると、「芸術は爆発だ」の岡本太郎さんは言いたかったのでしょうか。私たちの仕事にも通じる点が、たいへん参考になったのでした。

また、この本を読みながら、ある患者さまとの話を思い出していました。金沢はお茶が盛んで、それに伴いかどうか分かりませんが、和菓子の店も大小合わせ非常にたくさん存在します。

この患者さまは、和菓子の「種」いわゆる最中の皮をつくっている会社の方です。

私:「金沢には和菓子のお店たくさんありますけど、何で潰れずに商売がやっていけるんですかね?」
患:「それは~、そのお店しかないもの、そのお店しか出せない味、その店しかダメなんだというものがあるんだよね」

そんな話を診療しながらしていました。「 頂きました 」って感じでした。そーなんですよね。基本的などこにでもある味を出すことは当然として、そこから技術なり、味なり、そのお店しかないものを創り上げていくことが大事であり、それが差別化というか、御贔屓さまをつくっていくんでしょうね。

んん~いい勉強になりました。ありがとうございます。

そんな、ゆったりした時間を過ごし、県立美術館を後にしたのでした~。

パート3に続く。


二葉鍼灸療院 田中良和
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金沢の街を久しぶりに散歩 1

2011年10月25日 | 日常
10月9日(日)、いい天気だったので、久しぶりに星稜の練習でも観に行こうと車を走らせたが、ちょうど試験前ということで練習はお休みでした~残念

ということで、久しぶりに何をしようかな~と考える余裕がある一日となりました。こんな一日もいいもんだね

日々の診療の場での私の口癖は「運動しなさい」「運動しないで痩せようなんて、そんな上手い話はないよ」です。

そこで、天気もだし、少し金沢の街を散策しながら歩くことにしました。

治療院に車を置き、そこを起点として歩きながら予定を決めていきました。



まず、浅野川を経由。



白鳥路を通って…あっ知らない間に、砂利道が舗装されて歩きやすくなっている 発見です。



その脇には、小川かな…が流れていて夏はホタルが飛ぶんだとか…私は見たことないので。



金沢の三文豪、徳田秋聲、泉 鏡花、室生犀星の銅像を横目に石川県立美術館に向かうことにしました。



修繕中の金沢城です。



私は時々、このお城の石垣に見入ってしまうことがあります。本日も時間がありましたので、お城の石垣に江戸時代のロマンみたいなものを感じました。計算機やコンピューターのない時代に、これだけ正確に、不揃いのようで、巧みに考えられた石垣をを作れるなんて~といつも感心するのです。感動かな。

古い建築で、太古の昔から存在する建造物は木造なれど地震などにもびくともしないと言います。なんか昔の職人の心意気というか、仕事へのこだわりの一徹さを感じるわけです。

ということで、本日のテーマは「職人」 「匠」することにして、県立美術館へ向かったのでした。

県立美術館では、「地域文化が育んだ 美術館・博物館の名品展」が開催されていました。


高岡市美術館、石川県立美術館、福井陶芸館、岐阜市歴史博物館、愛知県陶芸資料館、滋賀県立陶芸の森 陶芸館、京都府京都文化博物館、和歌山県立博物館、兵庫陶芸美術館、岡山県立美術館、山口県立萩美術館・浦上記念館、高松市美術館、沖縄県立博物館・美術館など、これらの地域で育まれた文化財や美術工芸品のコレクションを紹介する催しでした。

各地の焼物、銅器、漆器、織物、絵画など、多くの作品が展示してあり見ごたえがありました。そーです、本日のテーマ「職人」「匠」そのものです。本当に洗練された各地域の文化や、その時代の特色が鮮やかに現代まで伝承されてきている感じでした。素晴らしい作品ばかりでしたね。

我が師匠も、美術展などによく足を運び、何をしているのかと思っていましたが、最近、よく分かるようになってきました。精魂込めて製作された作品には、それが日常品であろうが、美術品であろうが、職人として通ずるもの、学ぶべきものがあるのだと感じました。やっとその感覚まで追いついてきたかな~という感じです。師匠は追いついたかと思うと、さらに高いところへ陽炎のように遠ざかっていきますけど…

その中でも私の心を一番惹きつけたのは、瀬戸焼の茶碗でした。

 絵志野茶碗 銘 鯨帯 でした。

作者はなんと加藤唐九郎さん。この方は、私の師匠と交友があった方です。
また、この作品が 昭和44年作 ということで、私の生まれた年のものでした。
この茶碗、見ていると何か自分の中から湧き出てくるものを感じました。「この茶碗で、お茶のみてぇ~」と思いましたがダメですよね~

その後、常設展で、「前田家の家宝」というような展示もあり、なぜ、前田家、特に三代将軍利常が伝統工芸や芸術、文化に力を入れたのかが理解でき、前田家の気概を感じ、何やら気分良く展示してある作品を見せて頂きました。

本当の技術、本当の気の込め方、本当の職人、匠というものに触れさせて頂きました。いい休日です。

お話はパート2へ続きます。


二葉鍼灸療院 田中良和
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平成23年度 第2回保険講習会

2011年10月25日 | 鍼灸
午前中の学術講習会に引き続き、今年度の(社)石川県鍼灸マッサージ師会の第2回保険講習会に参加しました。

というより、保険審査委員でもあり、執行部でもありますので、どちらかと言うと立場上、お世話する側ですので強制参加というところでしょうか。


 (社)石川県鍼灸マッサージ師会 第2回保険講習会 

 日 時:平成23年10月2日(日)  午後1時30分~3時30分
 会 場:金沢勤労者プラザ  101研修室
 内 容:鍼灸保険(療養費)請求に関する様々な問題



ここで鍼灸の保険のことを詳しく書くと、様々な問題もあるかと思うので詳細には書かないが、鍼灸の保険は医師が扱う「医療保険」とは少し趣が違って、療養費の給付というものなのです。
この療養費の給付というのは、患者さまが、治療などの診察を受けた時、その場の支払いは患者さま自身が一度実費で支払って頂き、後日、自身の保険証が発行されている保険者に請求するというものです。その療養費の給付という中で、鍼灸の保険もその制度に準じて決められているわけです。
本当は、患者さまが保険者に請求をしなければならないという、ややこしい業務を鍼灸院で代わって行い、腰痛症なら腰痛症に対する一定の金額の一部を患者さんに負担して頂き、それから差し引かれた分を鍼灸師が収入として得るわけです。非常に手間がかかり煩雑なことですので、鍼灸師が患者さまに代わり支払いの業務をやっているわけです。

難しい話を書きましたが、その鍼灸の保険を使うには保険を扱っている医師の診断書(同意書とも言います)が必要であって、保険医ならどの科でもいいのですが、診断書を書いてもらって初めて鍼灸の保険が使えることになります。

保険者からの締め付けが強くなり、診断書を書いて頂けないドクターも最近急増したため(これには患者様の保険証を発行している保険者とのややこしい問題があるのですがね)、その対策、あるいは、今後の注意事項などが講習会として保険を扱っている会員の中で行われたわけです。

まあ、難しい問題ですが、簡単な話、医療保険や療養費の給付は「誰のためにあるのか」、医者のためか?鍼灸師のためか?…それは国民のためだと思うのです。国民が健康で、元気に、安心して生活できるために医療保険はあるのだと思います。そして、医療保険ではないにしても、その国民が鍼灸治療を受けたいと、診断書をお願いしているわけです。また、私たちは国家資格を有する立場でもあります。が、鍼灸の保険診療のための診断書書いてもらえない医師が急増しているわけです。医師を批判するつもりも、保険者を批判するつもりもありません。

この国は何なのか  どこに目線を向けて行動しているのか  誰のための国家なのか と。

いつも考えさせられます。

患者さまに少しでも、負担を少なく治療してあげよう。そんな心があっても、やっぱり慈善事業ではないので、お金は頂かなくてんなりません。そのお金を月々支払っている保険料から頂くわけです。

保険料が払わない人がいるから保険申請を締め付ける
医療費が高騰する一方、経済が停滞したせいで、保険申請を締め付ける

本当にそれだけならいいのですが、世の中の仕組みはそんなに単純に出来ていません。国家予算にしても、どこから入り、どこを回って、どこで使われ、どこにプールされているか、理解している国民がいるでしょうか中には数人はいるかもしれませんが、非常に複雑になっています。ここに外国との横の関係も入ると、ことがさらに複雑になってくるのですね。

本当に、国民のための医療の予算付けをしてほしいと思いますね。すべてが悪いとはいいませんが、何かにどっぷりと覆われているように思えて仕方ないのです。思いすごしならいいのですが。

鍼灸の保険講習会の話とは大きく異なりますが、私は、世界、国、医療制度、鍼灸の保険を少し観点を変えてみています。私は最悪の場合も視野に入れて日々自分の仕事を模索してもいます。そうならなければいいが…妄想で終わればいいが…と思いながら。

少し物語たっちで書いてみますね

 ~START~

無限に広がる大宇宙…空を見上げると星々が広がり、人々を魅了する。この広大な宇宙の中、我が銀河系に相当する銀河の集団は観測できるだけで約1000億個あるとされている。

私たち太陽系のある銀河系にも、太陽のような恒星が約2000億個が観測されている。

数億光年のかなたに太陽系と似た恒星系が存在した。この物語は、その恒星系の第10番惑星である、ある惑星の物語である。

その惑星は高度な文明化が進み、今やその惑星を牛耳る人類が発展を極め、栄華を誇っていた。その背後には惑星の地下資源をはじめ、自然環境、農業、漁業にいたるまで、すべてを食いつくす勢いであるのと同時に、そこから出る自然には存在することのないゴミや化学汚染物質で充満し、それとの戦いが裏の世界で繰り広げられていた。
その惑星に住む人々の知らない間に…

文明が栄華を極めるということは、金融システムの発達も著しいものがあった。その金融システムは当初は、現物で取引されるものが使われていたが、コンピューターの発達や科学の発達で、現物は必要なくなり、すべてが指一つでシステムが回るような世界になっていた。

その世界は、戦いの連続でもあった。その結果、現在は、軍事、領土、資源、経済を、ゲミラス帝国、そして、ブラー連邦、シンカン共和国、PU連合、の五カ国が握り、その間隙をその他の少数100か国余りがひしめき合って、国を守っていくのに必死な状態であった。

経済状態は、最近頻発する自然災害と、地下資源の減少&争奪戦、戦争、金融システムの爆発寸前の状態で、各国は自国に被害が及ばないように、また、新たな道をみつけるため、必死に、秘密裏に様々な方策を考える…いやすぐに行動に移せる段階にまで熟成させておくべき時期に来ていた。

そこに登場するのが、私の国、マヤトである。

マヤトは先人たちのお陰で多くの災難を乗り越え、5大国も目を見張る発展を遂げてきた国であった。
そして、神への信仰は薄いと思われているが、神が宿る国とも噂されていた。

その団結力、湧きあがる精神力に危惧を持ったゲミラス帝国は、様々な形でメディアを使い、政治家や官僚をコントロールして、大企業を手中に収め、マヤトをジワジワと80年かけて洗脳していった。マヤトは豊かで平和な文明を得るとともに、国民が自分で考える力を失った。情報をそのままを受け入れるようになってしまった。ゲミラスは、近隣のコーリ、セーン、また、ブラー連邦やシンカン共和国からのエージェントがこの国で活動することも座視していた。混乱を生むために…

豊かな文明、便利で、楽な社会とともに、マヤトの文化は衰退していった。

世界の金融システムは破綻状態にあった。しかし、5大国とその同盟国は、着々とその日のために準備していた。この惑星の世界でも黄金に輝く物質、七色に輝く物質などの地下資源を資産としていた。紙を使うより、コンピューター上を行き交うお金、いわゆる、そこには物質としてはないお金が世界を瞬時に行き来していた。

そのシステムの破綻が始まった。その始まりはマヤトであった。

マヤトはゲミラスの国債を大量に買わされていた。換金できないというのに…。そしてマヤト自体も多くの国債を発行していた。税金の半分以上を国債で賄っていた。PU連合内でも小国の金融危機から、頭を隠していた大国の金融危機におよび、その飛び火は、もっとも危険がゲミラス帝国にまで及んでいた。それに油を注いだのは、マヤトの国債価格の暴落であった。瞬時にマヤトは金利だけでも支払いが不可能となり、国家機能が停止してしまった。

しかし、世界は黄金や七色に輝く物質を確保していた。大借金国が新金融システムでは一挙にお金持ちとなってしまう仕組みだ。
そのことを知らされていなかったマヤトは、デフォールトに陥り、5大国でつくる世界金融機関から借金をしなくては国家として機能しなくなってきた。

お金を借りるには多くの「金融の健全化」の名のもと、内政干渉が繰り広げられた。人々は年金や健康保険すら十分に支給されることもなくなった。医療では、本当に必要な医療以外の保険はすべてカットされ、年金も3分の1以上が没収となった。公務員や政治家も3分の1となった。

しかし、この国は多くの困難を乗り越えてきたDNAが引き継がれてきている。必ずそこから抜け出すことができるだろう…
きっと…

あの美しい惑星では、こうならないようにと夢で思いながら。

大宇宙は有限ではあろうが、無限に近い広がりを見せている。
神秘に満ちた大宇宙には、まだ私たちの分からない謎の部分が多いのだ…

そして、太陽系の第3番惑星の地球においても、美しい姿とは違った、多くのシーンが展開されている

 ~ END ~


ちょっとわけの分からないことを書いてみました。
私の頭の中の妄想というフィクションを書いたのです。すこし現実とリンクさせながらね。

最後まで読んで頂いた方、すんませ~ん

イヒッ


疲れたって思った方は、ごめんなさいね


追伸:金沢勤労者プラザの便所は、清掃業者の意向か、会館の意向かは分かりませんが、便器やタイルがピッカピカに磨いてありました。公的な場所でここまで綺麗に掃除してあるところは少ないのでは と、便所掃除を行っている者としては、勉強になり、小さな感動を覚えたのでした~

長いブログでした


二葉鍼灸療院 田中良和
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第47回 加賀・三策塾(学術研修会) 参加

2011年10月21日 | 鍼灸
ブログの更新が…お・そ・く…

10月2日(日)、加賀・三策塾が開催されたので参加しました。

 第47回 加賀・三策塾 

  日 時:平成23年10月2日(日)  午前10時~正午
  会 場:石川県立盲学校
  内 容:①学会参加報告
       ②筋骨格系 触診マニュアルをテキストとして実技
       ③鍼灸医療安全対策マニュアル



 開会のあいさつをする金沢師会、石川県師会 会長 常盤先生


 会場の様子


 ザチョ~


まず、昨年、石川県で開催された(公社)全日本鍼灸マッサージ師会 主催の第10回東洋療法推進大会(9月18日・19日 開催)への参加報告が、常盤会長と角先生からありました。前回の石川県での推進大会は、「がんと鍼灸」「トリガーポイント療法」「鍼灸医療の世界での現状」「アサーティブコミュニケーション」など学術色が強い大会でした。これは大会に向け準備を行った石川県師会の先生方の総意で、せっかく金沢までお金と時間をかけて参加するわけだから、お祭り騒ぎするだけではなく(それも大切なんですが)、臨床や仕事に役立つものを得て帰って頂こうという思いからでした。

  
 

今回はどうだったか…やはり業界色に戻っていたようです。以前のように。

それならば、もう少し徹底的に保険や普及活動、など鍼灸の業を発展させる様々な取り組みがあると思うのですが、(学術&経営&保険&介護などなど)そんな実りある全国大会にしなければ、せっかく会費を納めているのに何か違う気がします。学術的なこと、国民に寄り添う地域医療のこと、そんなこともしっかり入れて、国民の皆さまに「こんな意識で、こんな思いで鍼灸医療をやっているんですよ」というメッセージを伝えないといけないと思うんです。

角先生と常盤会長の報告を聞いていると、スポーツや介護、笑いの大切さなど勉強になることはあったようですが…。


続いて、9月25日に開催された、(社)全日本鍼灸学会 第29回中部支部学術集会への参加報告でした。
今回は、石川県から参加した5名のうち、本日出席している、田中、木内先生、橋本先生からの報告でした。やっぱり多くの人が参加することに意味があるな~と思いました。同じ講演を聴講しても、それぞれ捉えている所や、見るところも違うんだな~と思いました。だから、参加して皆で意見を交換することが大切なんですよね。
内容は、私のブログで報告してありますので、ご興味のある方は見てください。

その後は、筋骨格系マニュアルという書籍&DVDを利用して、筋肉の触診実技でした。
今回の触診は、前頸部の筋肉群たちでした。胸鎖乳突筋、斜角筋、頸長筋、頭長筋、舌骨筋群です。

胸鎖乳突筋や斜角筋は表面に出ていたり、頸椎から出た神経が鎖骨の下を通る際、斜角筋の下を通りますので、この辺りは意識して触診することが多いのですが、頸長筋、頭長筋、あるいは舌骨筋などは、あまり意識して触診することはないと思います。臨床上は顎の下縁の経穴は時々使うのです。リンパ腺の腫れと思いきや、実は筋肉の痛みだったりすることがある…そうですよ。

一人で勉強していたのでは分からないところがあるんです。

学会報告で時間が長くかかったので、鍼灸医療 安全対策マニュアルは「風池穴刺鍼での折鍼」という裁判事例の通読だけを行いました。鍼灸院においても絶対事故が起きないということは、これこそ絶対にありません。だから、このような事例から、常に自分自身の臨床を振り返り、省みて、常に患者さんに安心して診療して頂ける環境を整える努力も必要なのです。
以外に見落としていることが多いのです。ケアレスミスをしないように意識だけは高く持っておかないとね。


本日、この後は、午後1時30分から保険講習会があるので、またまた忙しい一日となるのでありました~


二葉鍼灸療院 田中良和
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「今そこにある危機」を認識させるには! 平成23年10月 東洋医学研究所コラム

2011年10月12日 | 東洋医学研究所 コラム
東洋医学研究所のコラムが更新されました

 『「今そこにある危機」を認識させるには!』 

      東洋医学研究所グループ 山田鍼灸院(愛知県安城市)  院長 山田 篤 先生

      『「今そこにある危機」を認識させるには!』 研究所コラムはこちらをクリック!


今回の東日本大震災において、私たちが記憶している中では最大規模の津波が押し寄せました。
災害の際、今が異常な状態だと分かっていても逃げ遅れるのはなぜなのか?ということを考え、そこから医療についても考えてあるコラムです。

その心理状態を「正常性バイアス」と言うようです。

いわゆる、今、危険な状態であっても、何の根拠もなく「安全だ」「大丈夫だ」と思いこみ、心を平静に保とうとする心理状態だそうです。そんな心理状態の人が周囲にたくさんいると、余計に逃げ遅れるでしょう。また、それだけではなくて、今回の場合は、逃げることができなかった状態というのもあるんでしょう。

さて、「釜石の奇跡」ということがメディアを賑わしたことがありました。釜石市にある釜石東中学校と隣接する鵜住居小学校の生徒が全員無事に津波の被害を免れたというニュースです。

釜石東中学では4年前から授業に群馬大学などと協力して「津波防災教育」というのを授業に取り入れていたそうです。また、2年前から隣接する鵜住居小学校と合同で避難訓練を行い、まず「小学生を先導すること」と「高台に逃げること」を徹底されていたようです。訓練と授業の積み重ねで、自然に身体が動くようになっていたこと、それを真剣に行っていたことで、自分で考えて行動できるようになっていたのだろうと思います。先生方の先導もさらに行き渡っていたのだろうと思いますね。

そうした行動が「命」を救ったのでしょう。また、集団で助け合う結束力も、大きな力となったのだろうと思います。
何もない時から、常に何かあった時に真剣に備え、それを自然にできるまでの訓練することの大切さを私も教えてもらいました。

また、こんな話を聞いたことがあります。津波が来る前は、昔の人は海辺へ走ったそうです。今回は地震があったのでそんなことはできなかったでしょうが、潮が引いた浜辺に魚がたくさん取り残されるから、それをとるらしいのです。しかし、津波で被害にあわれる方はいなかったとか…どこまでが危険か肌で、自然の感覚で分かったのでしょうね。昔って、私たちのおじいちゃん、おばあちゃんより、さらに上の年齢の方です。

そんな「命」に対する人間の本能、自然との一体感というのが、今の人間の中で失われていることも今回の被害で考えないといけないことなのではないかと思います。それは、自然界にない物質を産生して、人間の文明を維持するためのエネルギーをつくる原子力発電にも言えることでしょう。その物質により人間のみならず、自然界のすべての生物や鉱物を汚染するわけですから、利権に絡んで物事を言っている人は考えて頂きたいと思いますね。

そういう意味では、防災に関しても、人間としての本来の姿にしても、東日本の地域の人だけでなく、日本人皆で考えていくことが大切でしょうね。日本はどこにいても地震や火山活動の影響など災害が起きる可能性があるんですからね。


どうぞ、東洋医学研究所コラムをご覧になって頂き、日々の生活に役立てて頂きたく思います。


二葉鍼灸療院 田中良和
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(社)全日本鍼灸学会 第29回中部支部学術集会 参加

2011年10月08日 | 鍼灸
9月25日(日)、平成23年度の(社)全日本鍼灸学会の中部支部学術集会が名古屋で開催されましたので参加しました。


 (社)全日本鍼灸学会 第29回中部支部学術集会 

 日 時:平成23年9月25日(日)  午前10時30分~午後4時30分
 テーマ:『国民に理解される鍼灸科学性の確立』
 主 催:(社)全日本鍼灸学会
 担 当:中部支部
 会 場:愛知県産業労働センター(ウインクあいち)10階
        愛知県名古屋市中村区名駅4-4-38


 中部支部長 富山の津田先生 開会の挨拶


 内 容:

  ≪特別講演≫
    ①演 題;「経絡の形態学的表現について ~視床下部-下垂体系もう一つの濾胞星状細胞の存在~」
      講 師; 曽爾 彊 先生   名古屋市立大学名誉教授・ユマニテク医療福祉大学校

    ②演 題;「耳と血圧と電気刺激」
      講 師; 田中 邦彦 先生  岐阜医療科学大学 保健科学部 放射線技術学科 教授

    ③演 題;「耳鳴の鍼灸治療 -効果的な鍼灸治療とは?-」
      講 師; 佐々木 和郎 先生  鈴鹿医療科学大学 鍼灸学部 学部長


  ≪一般口演≫
    ・糖尿病、消化管の不定愁訴、アルコール性肝硬変、アレルギー性皮膚炎、眼瞼痙攣、線維筋痛症、
     関節リウマチの鍼灸治療の各症例報告
    ・不妊症の鍼灸治療集積報告、花粉症の鍼灸治療調査報告、鍼の事故予防カウンターの開発、
     心拍変動解析を指標とした鍼治療の自律神経反応評価、鍼灸院における睡眠・頸肩腕痛患者の調査
     三重大学医学部附属病院麻酔科(統合医療・鍼灸)外来における調査報告

     などなど19題の発表が行われました。
      (そのうち、東洋医学研究所グループの発表が11題でした)


この学術集会は名古屋駅からすぐ近くの会場で開催されたわけですが、たいへん便利でした。が、相当、会場使用料がお高いようでした。利便性をとるか、少し時間がかかっても、少し遠くをとるか、ですかね。遠方から車で来る人のことを考えると駐車場がないというのが難点ですが…(周辺コインパーキングだと相当、料金とられますしね)。

参加者は161名だったそうです。中部支部学術集会としてはたくさん来場された方でしょうね。通常は鍼灸の専門学校や大学が多い場所は学生動員もすると、参加者が非常に多く見えるトリックがあるのですが、今回は、学生動員しなしでこの人数ですから、多くの鍼灸師の皆さんが勉強に励んだということになりますね。

学術集会や講習会、研修会に、時間とお金を使って自分に投資するのは当たり前なんです。
八百屋さんでも、魚屋さんでも、その日の新鮮な野菜や魚を、お客さんの笑顔のために、お客さんに喜んで食べてもらえるために、毎日、朝早くから市場に出かけて仕入れてくるわけです。
ということは、ここに集まって勉強している鍼灸師は当たり前の鍼灸師ということになります。それが普通なのですから。そうして患者様のため、自分の仕事の糧となる新しい情報や方法を仕入れてくるんですからね。

そんな話をしていたら長くなってしまいますので止めますが、確かに儲けなくてはやっていけないのですが、どんな形でも常に貪欲に勉強する姿勢の鍼灸師に患者様がついていくのも、これまた真理でしょう。そして、神様はそこを見ているんじゃないですかね、と私は思うのです。


さて、特別講演では耳に関する講演が2題ありました。耳鳴りや難聴など耳の症状を持つ人は多いんですよね。当院でも多いです。耳症状の鍼灸診療を行う際のヒントがいくつかあり勉強になりました。耳と血圧なんてのも面白い考え方でした。東洋医学では耳は腎に属し、腎は人体の水分を調整することも一つの大きな機能ですから、そんな意味でも科学と東洋医学は繋がるところがあると感じました。

 
 特別講演 会場の様子


一般口演に関しては、明生鍼灸院の不妊症に関する報告のところで、いくつか質問させて頂きました。やっぱり名古屋まで来たんだから何かを得て帰らないと、自分としても納得できないし、患者様の利益にもなりませんしね。ということで、何点か質問させて頂き、不妊症に関する治療のヒントを得てきました。
その後、懇親会でも発表した先生の食べる時間を少し割いて、不妊症に関するディスカッションをさせて頂きました。

  

 
 一般口演 会場の様子


また、三重大学附属病院麻酔科(統合医療・鍼灸)外来での報告でも質問させて頂きました。鍼灸外来が出来て1年が経過して、患者様には好評であり、新患さんも増加しているようでした。各地域の鍼灸師との連携もこれからとっていくようです。ドクターサイドには、認知して頂ける先生と、理解して頂けない先生が存在するようで、これから継続していく中で、鍼灸外来が浸透していくように努めるようでした。

病院に鍼灸外来ができることで、危機感を持っている鍼灸師の先生から質問がありましたが、私の考えとしては病院には、どんどん鍼灸外来ができるべきだと思います。国民の中で鍼灸にかかる人の割合はほんの7%ほどです。その掘り起こしになりますし、自分を常に高めておき、医学、医療の基礎的なことを勉強し、東洋医学に関する勉強、あるいは技術を磨いていれば、逆に、鍼灸院は勝ち残っていけると感じます(勝ち残るという表現が適切かは分かりませんが…)。そのように心がけている先生方にはチャンスだと思いますね。だから三重大学のこの取り組みは価値あることだと感じます。



意外だと思いますが、大学病院や大病院で東洋医学科や統合医療科などを併設しているところもけっこうあるんですよ。


勉強の後は懇親会。

会場は、学術集会会場に隣接する「ホテル キャッスルプラザ」 4階 鳳凰の間。



 
 懇親会の様子


当初、参加する予定はなかったのですが、師匠であります東洋医学研究所所長の黒野先生が出席するということで、急遽、参加することにしました。

これが一杯入ると、いろんな話ができるものです。いろんな皆さんと、ここでもいろんな話をして、収穫してきました。
有意義な時間でした。

以上、中部支部学術集会の報告で~す


二葉鍼灸療院 田中良和
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新しい朝が来た!

2011年10月06日 | 言葉のちから 心のちから
新しい朝が来ました。

「朝は希望に目覚め、昼は努力に生き、夜は感謝に眠る」星稜高校野球部時代に監督さんより頂いた言葉です。

朝は生まれ変わった自分です。

睡眠によって多くの細胞が生まれ変わっています。

だ・か・ら、昨日の自分ではない新しい自分の、新しい人生劇場のスタート

それが今日の朝 です。


 導き 


 どれほどの忙しい日々の中でも

 自らの手で 米粒ほどの喜びをつむいで

 光を灯そうとする気持ちが

 幸せへと導いてくれる

『なぜ人は こんなにも 許されたいのだろう 愛の章』  Chie 著


 祝福 


 人生は常に祝福されています

 たとえ好ましくない状況が 起こったとしても

 それもまた 大きな祝福なのです

 あなたがより深い喜びに至るために

 「いま」必要なことしか起こりません

『守護天使から あなたに伝えたいこと』  中森じゅあん 著



小さな喜びに感謝して、今日もいろんな出会いや、いろんな出来事が起こると思います。
それを自分の幸せ、自分の内にある幸せを感じて、今日という二度と来ない時間を大切にしていきたいですね

ちょっと早起きして、チラッと開いた本から、少し「今日」「朝」というものに思いを馳せてみました。

さあ、今日も楽しく、笑顔でいくぞいね


二葉鍼灸療院 田中良和
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酔耀会(鍼灸手技療法研究会) 平成23年9月

2011年10月04日 | 酔耀会(すいようかい)
9月21日(水)、毎月恒例の酔耀会が開催されましたので参加しました。

本日は台風が北陸へ影響を及ぼすかもしれないということで開催が危ぶまれましたが、今回も北陸地方には影響がほとんどなく通過していきました。 しかし雨が時々激しく降っていましたので、福井からは参加がないかな~と思っていたのですが、情熱を勢いにして研究会へ参加されていました。

エクセレント


☆ 内 容 ☆

・課題発表 「患者様から鍼灸治療を拒まれた場合の治療法推奨事例(PNF編)」

【齊藤先生】
齊藤先生が臨床の中で、治療前の問診時の説明で鍼灸治療に難色を示し、他の治療方法をリクエストされたことが多々あったようです。そのリクエストに応えるための効果的な治療方法はないかと模索したところPNF(固有受容器神経筋促通法)に辿りつき、それを実践することがあるそうです。今回はそのPNFの概要の発表でした。PNFは1940年に小児の脳性麻痺、あるいは脳血管障害等による神経障害、筋力低下の改善を目的としてアメリカで開発された治療方法です。筋肉を動かし神経の反射を利用する方法で、その刺激により脳を活性化し患部を改善するやり方です。今ではリハビリのみならずスポーツ選手のパフォーマンス向上等にもその分野が広がっています。これだけを習得するにも奥が深い手技です。次回は、もっとPNFについて熟知され、分かりやすく臨床にどう活かしているか発表して欲しいですね。それが患者さまのためなんですから。


・症例報告 「突発性難聴(急性期)に対する鍼灸治療の1症例」

【豊島先生】
72歳 女性、主訴は左側の突発性難聴。突発性難聴の分類としてはgradeⅠの症例報告でした。オージオグラムのデータもあり(薄くてわかりずらかったけど ボカシが入ってた)分かりやすい報告でした。17回の鍼灸治療(耳鼻科でのステロイド治療と併用)で耳鳴り、難聴ともにほぼ改善。当初、鍼灸治療にはあまり期待を寄せていなかった患者も、耳鼻科でのオージオグラムの検査を行うことで、鍼灸治療後の数値が良かったこと、難聴だけではなく、耳鳴りや、体がフワーッとする感じも消失したことなど、鍼灸治療には耳疾患に関し一定の効果はあるだろうとの考察でした。また、治療に関る要因(回数、方法、期間など)、症状に関する要因(耳鳴り、めまい、肩コリなどのその他の自覚症状)、併用治療に関する要因(ステロイド、投薬など)との関係で、どのような状態が鍼灸治療が効果を発揮するかは今後、症例を集積し検討したいとのことでした。突発性難聴の重症度分類、聴力回復の判定基準、突発性難聴の患者が初診で来院した場合の注意点などの解説が最後にありました。勉強になりました。
日曜日(25日)に行われる中部支部学術集会を見越しての症例報告でした。これがまた、勉強したら来院するんですよね~実際、新患さんで3名(9月21日~10月4日 現在まで)ご来院されたのでした。


・触診実技 「筋肉を触ろう!」

【粟 先生】
ノロウィルス&ロタウィルスの迎撃のため、酔耀会はお休み
来月を乞うご期待。


・脈診実技 

【安井先生・宮川先生】
2班に分かれて脈診の実技でした。今回も脈の基本である型を学び、六祖脈の打ち方、いわゆる脈状がどんなものかを皆さんが共通の認識を得られるまで行いました。その後、宮川先生、豊島先生、あたくしの鍼または灸を行うことで脈が変化するかどうか診てもらいました。刺激を与えれば脈は必ず変化するのですが、いわゆるいい脈の状態に変化するかが問題なのです。わたしの鍼でどうなったか ヒミツです。なんでヒミツな~の~だ~。


・報告

【宮川先生】9月18日(日)、19日(月祝 敬老の日)、福岡で開催された第10回東洋療法推進大会への参加ならびに発表報告でした。宮川先生は何度もこの発表をしているので途中で飽きるくらいの余裕だったのですが、宮川夫人のほうは少し緊張気味だった模様。石川県から一緒に参加した角先生御夫妻、常盤先生と実りある福岡での大会ならびに夜を満喫したようでした。

【田中良和】5月31日付けAFPによる報道。世界的科学雑誌『ネイチャー・ニューロサイエンス誌』に5月23日論文掲載された「はり治療 アデノシン放出で痛み緩和」というアメリカ ロチェスター大学メディカルセンターの研究を紹介しました。右足に炎症を起こす薬物を注射されたマウスの足三里という経穴(ツボ)相当部分に鍼をさして回旋させる手技を行ったところ、鍼の刺さっている周囲でアデノシンが通常の24倍増加した。鍼を行うと不快症状も軽減したという報道でした。鍼刺激は、脳(中枢)からエンドルフィンという鎮痛物質を放出し、下行性抑制として痛みを軽減することは分かっていたのですが、マウスとは言え、局所でアデノシンという鎮痛物質が増加したということは、局所で鎮痛作用を起こす仕組みの一端が明らかになるかもしれませんね。
また、8月9日に北陸中日新聞の「医人伝」に掲載された、私の師匠の東洋医学研究所 黒野保三 先生の記事も同じく紹介させて頂きました。



明治維新の立役者の一人であり、徳川家の家臣でありながら、日本の将来を見据えて行動していた人が勝 海舟さんです。

勝 海舟さん曰く「若者は机上の学問ばかりにこらず、さらに人間万事について学ぶ、その中に存する一種の言うべからざる妙味をかみしめて、しかる後に、机上の学問を活用する方法を考えるべきだ」と言われています。

勝さんは、実学を重んじたようです。

酔耀会も、臨床の中から、疑問に思ったこと、上手くいったこと、いかなかったことなど現場からの実学から勉学を深めています。しかる後にというよりは、実学(臨床)と同時に、机上の学問(知識)を勉強していく場と申しましょかね

来月は私に順番が回ってきましたので、私の臨床の三大テーマの一つから症例報告を行う予定です。ガンバろっと


二葉鍼灸療院 田中良和
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