二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

生きるために生きている自然

2009年06月30日 | 言葉のちから 心のちから
人は自然の一部であり、自然界にあるすべてのものは繋がりを持っています。すべてが自然の大循環のもとに生命をリレーのように繋いでいます。

人間は文明を発達させてきた反面、この自然の大循環を断ち切り、歯止めの利かない欲求を増幅させ、産業革命以降は急速に自然環境を破壊してきました。上に吐いたツバは自分に返ってきます。因果応報、結果はなんらかの原因があるから起こるものです。今、世界の、地球の環境を人類の目線(社会通念、資本主義、お金、利権、権力など)からではなく、大自然のサイクルや、自然そのものの本質を見つめ、日常を考えていかなければならない時期なんだろうと思います。

地球も生き物なのですから…

≪木は、何のために生きているのでしょう。ただ生きるために。
木が生きることで、酸素が生まれ、根に水を貯え、葉から水蒸気を出して雨にし、水の循環を起こします。太陽のエネルギーを葉から取り出して、幹を通して根に伝え、大地に伝えているのかもしれない。根から水を吸収し、幹を通して、葉から空に放出しています。
木は、空と大地をつないでいる存在なのでしょうね。

葉や実の中では、いろんな生き物が養われています。葉が落ちれば、また土の栄養となって微生物を養います。森の豊かな土の1立方センチメートルの中には、およそ十億の微生物が住んでいます。その微生物が枯葉や動物の死骸を分解し栄養を作ります。
ミミズは、その栄養価の高い土を食べて生き、さらによい土に変える役割を担っています。

ミミズには人間のような脳はありません。けれど、ちゃんと自然の大切な役割を知っています。生きるために必要な知恵は、すべてDNAの中に刻まれているのです。≫

『幸せの種をまく コーチング・ワークショップ』
                  高木善之 著


自然に則した生き方とは、「生まれたことに意味があり、ただ今を生きること」なのだと思います。動物や植物の世界では自分で命を絶つことはありません。自然の原則に背いて大量に他の動物を殺傷することはありません。

さて人間はどうでしょうか

大自然から見ると、大義名分を掲げて行う戦争も、国のため、宗教のため、民族のため、一部の富裕層を潤すため、行われる戦争は人間の定める善悪の差こそあれ、すべて不自然なものであり、地球にはあるべきではない存在であると思います。

大自然から見ると、自分で命を絶つということも不自然なことになります。人間は霊長であるから他の動物とは違うのでしょうか 脳が発達したから悩みも多くなり仕方のないことなのでしょうか 誰一人として同じ環境で、同じ人生を歩んでいる人はいません。自分のことは自分にしか分かりませんが、人間の世界でも生きたいと思っていても、貧困や戦争、先天的病気などで悲しい思いをしている人はたくさんいます。

命はそこに存在するだけで意味があると思います。苦しい辛いことがあって現世界での物質的な全てを失っても、そこに”命”が存在していれば、必ず人生は続いて行きます。身体に約60兆ある細胞(核)の中に収納されているDNAの未知なる部分が発動し、希望が湧水のように吹き出てくるのだと思うのです。

人は地球を含めたすべての大自然と繋がって生きており、すべては一つなのですね。

自然は素晴らしい恵みを人に与えてくれると同様、人には全て平等に”可能性の源泉”が身体の中に内在しているのだと思います。
その源泉は、背の高い植物に覆われ、枯葉が上にかぶさり見えづらくなっているのかもしれません。
その源泉は、ちょっと違う角度から見たり、すこし苦労して草を刈ったりしていると、ひょんなことから発見されるかもしれません。
ただ言えることは、そこには”希望と可能性の源泉がある”ということでしょう。

今を当たり前だと思わず、すべての繋がりに感謝して、自分の中に内在する希望と可能性を信じて、日々楽しく、日々新たに、日々笑顔で、豊かな人生を過ごして行きましょう  
大自然とともに…

二葉鍼灸療院 田中良和
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星稜 練習試合 (対 愛工大名電)

2009年06月29日 | 高校野球
6月21日(日)、愛工大名電高校との練習試合が名電の野球場で行われるということで、車を飛ばし、野球場のある愛知県春日井市に行ってきました。

愛工大名電は、私が東洋医学研究所に在籍している時に3年ほど選手治療に行かせて頂いていた高校でもあります。他のチームとの練習試合とはまた違った感覚で観戦しているのでした。

~練習試合~
 星稜愛工大名電(愛知) 愛工大名電野球場


日本列島は気圧の谷に入り、愛知でも前日から強い雨が降っていました。私は21日の朝5時に金沢を出たのですが、途中、意外に強く降っていたこともあり「今日はゲームができるかな」と心配していました。案の定、春日井に到着した頃には、細かい雨が降っていました。



しかし、午後から雨があがるということだったので、午前中は名電高校の合宿場で待機し、グランド整備の後、午後2時から1試合だけ行うことができました。試合が始まってからは、雲が徐々にとれていき、 なんともま~蒸し暑くなってきましたね。

愛工大名電は東海大会の準決勝で静岡の掛川西高校に敗れただけで、4月から現在まで練習試合も負けなし。強豪校にも勝ってきているレベルの高いチームです。星稜の選手は、この全国レベルのチームにどんな試合をしてくれるのか楽しみでした。




組織力、個人の力、ともに名電高校が上回り星稜にとっては厳しい試合になりました。名電高校は卒がなく、投手も強気だけでなく、非常に神経を使い投げているのがわかり、打線も9人すべてにスキがなく、どこからでも得点に結びつけることのできる打線でした。素晴らしいチームだと思います。




星稜の選手たちは、この試合で何かを掴んだことだと思います。打線においてはキラッと光る 選手が出てきましたし、投手力も充実しつつあります。甲子園石川県予選まであと1ヶ月、調子の出ない選手には「君たちにスランプなんかないんだよ」「打撃不振ということは、順調に不調なんだ。夏の予選で力を発揮するための不調なんだよ。気持一つで体の動きも変わるよ」とアドバイスしました。

運動も心との結びつきが強く、心の捉え方が変わると「ハッと」気づき、それから好調に転じていくこともあるのです。

この試合は甲子園に向けての非常に大きなステップになったと思います。

名電高校が素晴らしいチームであるというのは、選手の能力だけではなく、裏方で支える女子マネージャーの存在があると思います。女子マネは7人おられるということでしたが、今回、午前中の雨で待機中に、星稜の北川監督、林部長と名電の倉野監督、部長さん、そして私がいろいろ話をしていたわけですが、女子マネの方々の、お茶の出し方、昼食やさまざまな決定事項を監督さんに報告、連絡、相談する時の話し方など、社会に出てもそのまま役立つことを実践されているなと思いました。気がつく、心くばりのできる女性、人間になるんだろうな~と将来が楽しみです。

また、昼食は名電高校の合宿場の食堂で頂いたわけですが、厨房では監督の奥様が中心となり、非常に女子マネの方々が無駄なく動き、石川から来ている私たちに一生懸命、カレーを作って頂いていることが感じられました。皆、自分が何をすべきかということが分かっている。そう感じました。勉強になりました。

さて、試合後は、名古屋まで近いこともあり、東洋医学研究所の師匠のところにご挨拶に行かせて頂き、少し近況報告をして、先生の元気な姿を拝見し、さらに元気を増幅して金沢へ帰ってきたのでした。充実した一日でした。

二葉鍼灸療院 田中良和
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平成21年6月 酔耀会(勉強会)

2009年06月26日 | 酔耀会(すいようかい)
6月17日(水)、今月の酔耀会が開催されました。

最近、何かと業界の仕事が多く勉強する時間がない…と言いながらよくよく考えてみると時間を無駄に使っていることも多いんですよね。 まあ、泣きごと言わずに、自分らしく、楽しく、そして無駄がないように時間を使っていこうと思うのでした。

≪内 容≫

◎第58回(社)全日本鍼灸学会埼玉大会 参加報告  
 豊島先生 宮川先生 田中
埼玉県大宮市で開催された学会に参加したのは酔耀会からは3名でした。その3名が自分の聴講してきた発表を皆の前で感想を交え報告しました。

◎夾脊穴(華佗穴)に関する考察
 安井先生
先生が日々悩みながら、患者様が少しでも楽になるようにと試行錯誤する中で、現在、臨床にて手ごたえを得ている治療方法についての考察でした。身体の支柱である脊柱は身体の基本、古来よりその周囲には経穴が多数存在します。特に大切であるのは脊柱の真中を通る督脈であり、その督脈から棘突起周囲に反応が出る絡である。それを治療することにより治療効果が向上するという発表でした。いつもながら皆考えていることが違うので非常に勉強になります。安井先生は、経絡治療を行っているのですが、根本は患者様が楽になる治療法は何かと日々探究されています。見習わないとね。

◎「よく観る」「よく聴く」「受け止める」
 田中良和
「よく観る」とは、「見る」とは違い、見えているものの向こうにある思い、本質、根本など見えないものを見ること。「よく聴く」とは、「聞く」とは違い、音として聞くのではなく、何を言わんとしているのか相手の気持ちを理解して向かい合うこと。「受け止める」とは、受け入れるのが難しい時、まず、事実は事実として、あるがまま受け止めること。受け入れるのはゆっくりでいい。この「三事」について患者様との、あるいは人間関係を築く上で大切だなと思ったことを、高木善之 著「幸せの種をまく コーチング・ワークショップ」という本から抜粋し、鍼灸院での臨床、経営での患者様の応対について考えてみました。


いつも思うのは、毎日毎日が新鮮な学びだなと感じます。例えば、同じことを勉強したとしても、今日と明日では自分の感じ方も違うし、経験度も少し変わっているので、新たな捉え方で得るものがあるということです。

諸行無常のひびきあり~人生常に変化しているということですね。

二葉鍼灸療院 田中良和
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第58回 (社)全日本鍼灸学会学術大会 埼玉大会   番外編

2009年06月25日 | 日常
6月14日(日)、学会終了後、帰りの電車まで時間があったので東京の親友と連絡をとり合流しました。1年前、金沢へ旅行で来たときに会いましたから1年ぶりですかね。

浅草を少し歩きながら、少しお茶して、同年代ですから、人生について、仕事について、恋愛について、などなど電車の時間ギリギリまで語ることができ非常に充実した時間でしたね。

浅草寺の本堂は修復だったようで足場が組んであり見れなかったです。以前、東京に行った時、何故か、早朝に浅草に行ってしまい、仲見世通りの賑わいが見れなかったので(当然ですね)ぜひ見たいと思っていましたので、本当に面白かったです。



あの雰囲気がいいですよね。
この雰囲気が味わえる…日本人で良かったな~と思うのでした。




さて、どこでにも勉強の材料があるものですよね。
埼玉で学会があったのですが、浅草でお土産を買うことにしました。その時に勉強になった話。

親友と一緒に扇子を売っているお店に入り(親友が扇子に興味があるので)、少し手にとってみていたところ、店員のおばちゃんに「一点ものだから気をつけてね」と、まるで、触るな!と言わんばかりの言葉と表情で言われました。
ここで、お客の心理としては「なんで、こんな言われ方しないかん」「もうこの店、来たくないね」とこうなってしまうんではないかと思います。

私は仲見世通りの煎餅屋さんでお土産を買ったわけですが、この店に決めたのは、まず手焼き煎餅であるということ、そして何故かお店が明るいこと、それは何人か従業員の方がいたのですが、笑顔で対応、笑顔で挨拶していたことが店の雰囲気を明るくし、好印象を与えていたのだと思いますね。
アルバイトさんがお客の注文にアタフタしていたら、奥から年配の女将さんが出てきて「どれ」「お客さん、待たせたらいかんからね~」とちゃっちゃっと仕事をこなしてしまう。その態度に厭味がなく、江戸っ子って感じで気分が良かったです。
ここで、お客の心理として「忙しいのに、笑顔で、すごく丁寧な対応してくれるな」「また仲見世通りに来たいな」「その時は、ここでまたお土産を買いたいな」となるのだろうと思います。

同じ通りにあっても、様々なお店があるな~と、学会が終わったにも関わらず、勉強させて頂き仲見世通りにきた、浅草に足を運んだ意味があったというものです。 扇子屋さんに感謝 煎餅屋さんに感謝 ですね。

帰りは少し雨が降り、肌寒くなってきましたが、親友とも語ることができ、浅草で勉強もでき、素敵な時間を過ごしたのでした~。

おしまい

二葉鍼灸療院 田中良和
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第58回 (社)全日本鍼灸学会学術大会 埼玉大会   参加報告 ②

2009年06月23日 | 鍼灸
今回の学術集会(埼玉大会)の前から徐々に日本中を蔓延しかけていたのが”新型インフルエンザ”です。まだまだ少しずつでありますが広がっており、アジアで初めて新型インフルによる死者が出たとのニュースも耳にします。

東洋医学研究所 所長の黒野先生はじめ、グループの先生方は、この新型インフルを考慮し今回の学会への参加を見合わせました。全国から会員が参加するわけですし、東京近辺は感染が徐々に広がりつつある状況にありましたから、慎重に、慎重に対応しなければいけなかったことは当然です(患者様のためであり、経営という面も考えると)。

というわけで、研究所グループの発表演題も取り下げられ、皆さんも来れないということで、私としては少しさみしい学会でした

研究所グループからは会議の関係上、中村先生と井島先生が出席しました。この新型インフルは、通常の季節性のインフルエンザとはまったく質が異なるものだとも言われていますので、これからも細心の注意が必要です。このインフルは世界ではまだ消火した日がくすぶるように不気味な動きをみせているようです。

師匠の黒野先生は、いろんな情報を結びつけ状況判断しますので非常に的確なのです。私は今回、学会の総会にて、学会組織のシステムの在り方について疑問があり、それを質問するために行かなければならなかったのでした(インフルを吹き飛ばす勢いで)

☆東洋医学研究所グループで唯一の発表

◎ポスター発表
 
 演 者:東洋医学研究所 中村弘典 先生
 演 題:糖尿病に対する鍼治療の1症例
      -糖尿病性神経障害を発症した症例-
 概 要:患者は85歳の男性。主訴は「体がだるく両足が
     しびれる」糖尿病を20年前に指摘されており罹病
     期間が長い。この患者に生体機構制御療法(黒野
     式全身調整基本穴 単刺術)を週2回の頻度で56回
     行ったところ、下肢のしびれに改善はなかったが
     下肢痛、体のだるさが消失した。主訴が改善され
     ない理由は年齢や罹病期間などの関係が考えられる。
     また糖尿病カルテ、不定愁訴カルテを使用すること
     によって、患者のQOLの改善が見出せ、糖尿病
     には早期に鍼治療を行い、血糖をコントロールし
     ながら、生活の質を向上させることが重要である
     という報告でした。



      ポスター発表している中村先生

中村先生は長年にわたり、師匠の黒野先生のご指導で糖尿病を研究されている先生です。

13日(金)には懇親会が開かれました。国会議員、官僚、医科大学学長など各界から来賓をお招きし盛大に行われました。
が…、立食であったこと、周囲に座るところがほとんどなかったこと、お腹が空いていることが重なり、長い長い来賓ご挨拶には、気長の私でも苦痛を感じましたね それに料理はバイキング形式でしたが量が少なかったため、すぐに無くなり、ちょっと物足りない感じでした。


  懇親会 会場にて

懇親会は… 学術的には得る所が多く、これからの臨床のヒントとなるところが多かったですから、埼玉まで行ったかいがあったということです。常に学ぶことが大切ですし、自分は知らないことが多いということを自覚して、自分の仕事に取り組んでいこうと、さらに思いを深めました。

二葉鍼灸療院 田中良和
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第58回 (社)全日本鍼灸学会学術大会 埼玉大会   参加報告 ①

2009年06月22日 | 鍼灸
6月12日(金)、13日(土)、14日(日)と、埼玉県大宮市にある大宮ソニックシティにおいて、第58回(社)全日本鍼灸学会学術大会が開催されましたので、参加させて頂きました。

「土曜日に来たら休みやった」と、休診の日にご来院された患者様も多数おみえになったようで、ご迷惑をかけて申し訳ございませんでした。多くのことを学んで来ましたので、国民(患者様)皆様のために、さらに勉強し、よりよい治療を目指して進化・向上していきたいと思います。

さ~て、私の聴講してきた内容は~

◎セミナー
≪ここまでわかった鍼灸医学-基礎と臨床の交流-≫

 「神経痛に対する鍼灸治療の効果と現状」
 「いわゆる“神経痛”とは何か
   -神経障害性疼痛の基礎知識-」
 「神経痛に対する鍼灸の効果と機序:基礎研究の総括」
 「神経痛に対する鍼灸の効果と機序:臨床研究の総括」

◎パネルディスカッション
≪癌と鍼灸≫

 「がん治療に伴う副作用に対する鍼灸治療」
 「癌患者を中心としてQOLの改善における
         経穴経絡治療の臨床経験」
 「自然免疫システムを活性化する
   新しい癌免疫治療法(自律神経免疫療法)」
 「腹膜癌化学療法と長期施灸治療の1症例」
 「医科大学における癌患者に対する鍼治療の現状」

◎パネルディスカッション
≪スポーツ鍼灸の現状と今後の展望
 -スポーツ鍼灸の可能性と人材育成を考える-≫

 「専門学校におけるスポーツ鍼灸教育の現状
  -呉竹学園東洋医学臨床研究所での取り組み-」
 「(財)日本体育協会公認アスレティックトレーナー
                     養成の現状」
 「大学院におけるスポーツ鍼灸の実践」
 「大学におけるスポーツ鍼灸教育の現状」
 「スポーツ鍼灸セラピー埼玉の活動と取り組み」

◎ランチョンセミナー
 ≪日本のよもぎとお灸≫


◎一般口演&ポスター発表
 「当科における鍼灸院との連携の試み」
 「鍼治療により子宮体癌Ⅲ期が0期に改善した1症例」
 「腫瘍マーカーが高値を示した男性患者に対する
   鍼治療の1例-呼気、座位、浅刺による治療効果-」
 「癌化学療法と施灸治療の1症例
  -顆粒球とリンパ球比率について-」
 「肺癌の化学療法による副作用に対する鍼灸治療の1症例」
 「脳梗塞後・直腸癌術後の上肢静脈環流障害に対する
                     鍼治療の1例」
 「強皮症の患者に鍼灸治療の併用が有効であった一症例」
 「シェーグレン症候群の乾燥症状に対する鍼治療の1症例」
 「ギランバレー症候群の四肢弛緩性麻痺に対する
                  鍼灸治療の1症例」
 「線維筋痛症患者に対する鍼灸治療の効果
  -鍼灸単独で長期間治療を行った1症例-」
 「頭痛に対するトリガーポイント鍼治療の2症例」
 「糖尿病に対する鍼治療の1症例
  -糖尿病性神経障害を発症した症例-」

 「妊娠中の腰痛に対する鍼灸治療の効果」
 「『逆子の鍼灸治療』の一般化に向けて
           -となみプロトコール-」
 「排卵機能障害と耐糖能に対する鍼治療の効果」
 「BFP:baby friendly hospital における鍼灸」


スポーツ鍼灸、不妊症をはじめ婦人科疾患、癌の鍼灸治療は私の鍼灸治療のテーマの中心となるものです。そんな講演、発表を中心に聴講し、質問させて頂きました。

埼玉大会の事前参加、当日参加者をあわせて3000人ほどの参加があったようです。ポスター発表の内容が濃かったように思えますし、スポーツに関しては得る所はあまりなかったのですが、不妊症、逆子、あるいは妊産婦さんに関しては得るものが多く、自分の治療と照らし合わせ、考えるところが多くありました。

また、癌に関しては、ここ数年、学会でも会員発表や、また、今回のような形でも取り上げることが多くなってきました。当院にも、癌の再発予防、転移予防などで通院されている方もお見えになることもあり、私の父が胃癌にて他界したこともあり、何とか癌自体の発症を減らしたい 再発や転移を防ぎたい ということで励んでいますし、これから、さらにこの分野を勉強していきたいと思っています。

実際、癌に関しては、副作用の予防・治療、再発の予防には効果の期待される治療法だと思います。今回も、自分の技術、また、癌を持つ患者様の状態により対応も変わってきますし、発症予防なのか、癌の縮小・消失なのか、副作用の治療なのか、再発予防なのか、終末期医療としての一環なのか、それぞれの場面により鍼灸治療の位置づけが変わってくるということも勉強になりました。

現代医療をみると、検査技術や癌三大治療において進歩してきたにも関わらず、癌罹患患者数、それにともなう死亡者数、再発率も増加しています。それは、人間の生活自体”本来の大自然の営みに則したものに変化させないといけませんよという、身体の中にある大自然からの警告なのかもしれません。そういう意味でも、様々な生活指導とともに、この身体の大自然に則した治療法の一つである鍼灸治療は、癌で困っている方の生活の質を向上させる、あるいは、癌にならない身体づくりのため、癌を再発しない心身の形成のための一つの治療方法だと思います。

長くなりましたので、パート2に、つ・づ・く

二葉鍼灸療院 田中良和
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2009 ワイルドストロベリー

2009年06月18日 | 日常
今年のワイルドストロベリーは例年になく葉っぱがご立派

イチゴの実も大きく 食べたら甘かった

さてさて、今年は何か”素敵なことが起きそうな予感”をワイルドストロベリーちゃんを観ていると感じるのでした。

この直感…当たるかな

二葉鍼灸療院 田中良和
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第21回 加賀・三策塾(合同学術研修会)

2009年06月18日 | 鍼灸
6月7日(日)、今月の学術研修会は、金沢大学附属病院 総合診療科の尾山先生の講演のご予定でしたが、親戚にご不幸があり、急遽、内容が変更になりました。

本当にその週に入ってからの変更でしたので、会の運営に携わっている、中田先生と私の症例報告を2題行うことになったのでした~ 備えあれば憂いなし、という言葉があるように、何かがあった時、すぐに対応できる体制を整えておかないとと思うのでした。

◎内 容
 ・症例報告①:脊柱管狭窄症と思われた両下肢痛の一症例
                鍼灸なかだ治療院 中田和宏
 
 ・症例報告②:心に残った一症例
         ~肺塞栓症が原因で亡くなられた症例~
                  二葉鍼灸療院 田中良和

 ・鍼灸・医療最新ニュース




症例①は、71歳、男性、職業は農業。2年まえ農作業中に左下肢痛発症。放置しておく。1年前、夏旅行中痛みが両側に出現。10m歩行で突っ張るような痛みが出て、休息(立位で約1分)すると痛みが寛解するという症状出現。整形外科では脊柱管狭窄症との診断を受けました。後屈時軽度腰殿部痛、ケンプ兆候両側陽性。現病歴や症状などから、病院の診断通り脊柱管狭窄症(馬尾型)であろうということでした。しかし鍼灸治療では不適応とされていますが、患者の筋肉を丹念に診ていくと、トリガーポイントが検出され、そのトリガーポイントの不活性化を目的に治療を行った結果、症状が改善、消失していったということでした。鍼灸不適応疾患でも、体表所見を丹念に診ると、実はトリガーポイントなどが痛みの原因であり、鍼灸の適応であったりする。病院の診断を鵜呑みにせず、患者を診る力を養う必要があります。

症例②は、51歳、男性、建設業勤務。主訴は「右足足関節内側が歩行時や体重をかけると痛い」。この患者さんは年間5~6回ほど健康管理に通院されていた患者様。上記のような主訴で来院。痛みと腫脹があり、原因は昔やっていたサッカーでの捻挫の古傷だろうと整形外科でも診断された。その頃から、体が疲れやすい、時々息切れがする症状が存在していた。総合病院で検査するが異常なし。週末は単身赴任先からバスで4時間ほどの距離を金沢と往復する生活が長く続いていた。たいへん能力がある頑張り屋の人であった。当院での治療は1回だけとなったが、その後、お会いするたびに状態を聴き、「まだ痛いけど大丈夫」ということであった。1ヵ月後に病態が急変し肺塞栓症にて死去した。肺塞栓症の多くは下肢や鼠径部での血栓が原因となることが多いようです。もしかしたら足関節の痛みと腫脹は深部の血栓性静脈炎(血栓症)から来るものではなかったか、その疾患を理解していれば何か患者様に違う人生を歩んで頂けたかもしれない、自分は知らないことが多いのだという謙虚な姿勢をもって、常に臨床に臨むことを命をもって教えて頂いた、心に刻んだ一症例でした。

向上心も、自分の成長も、人間力をアップさせるのも、患者様のため、ひいては社会の幸せのため、世界の幸せのためです。そこに自分の幸せが見出せれば、この仕事が天命(使命)であり、「今ここにある幸せ」を体感できます。

常に勉強、勉強ですな

二葉鍼灸療院 田中良和
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朗らかな活きがい

2009年06月17日 | 言葉のちから 心のちから
毎日、毎日、多くの人との出会いがあり、多くの事柄を経験します。この地球に生きていること自体に感謝して、生きがいある人生を送るために、常に笑顔で朗らかに生きていきたいものですね。

≪実際、たのしい、面白い、うれしい、という観念が心の中に生じた時ほど、朗らかな活きがいを人生に感じることはない。

そして、それがどんなに健康にも運命にも、直接間接、顕著な効果を与えるか分からない。ということに想到する時、よりいっそうの貴い価値を感じる。

しかり、おそらくどんな名医名薬といえども、この観念以上の効果は絶対にないと、私は私の長年の経験で断言する。多く言うまでもなく、人生は畢竟「心」である、「観念」である。

『中村天風 一日一話』 中村天風財団 編


食事をする時でも、食事をしたいと「心」が思うから、ご飯を食べるのです。

病気の時、失敗した時、など人生のどん底にある時こそ、この「心」「観念」を正しい方向に向けることによって、人生に活力が生まれ、明るい光輝く未来への道が開けてくるということでしょう。

人それぞれ、いろんな人生がありますが、「今」を生きることに幸せを感じ、
楽しく 面白く うれしく
人生を歩んで行きましょう

自分の人生はすべて、自分の「心」が創るんですからね

二葉鍼灸療院 田中良和
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親子スキンタッチ教室 県民公開講座

2009年06月10日 | 予告
こちらは、(社)石川県鍼灸マッサージ師会と(社)石川県針灸師会の共催で、県民公開講座「親子スキンタッチ教室」が開催されます。当日は、金沢市が主催する「こどもすくすくランド」と重なるのですが、こちらは、ゆっくりとスキンタッチに関するお話と実技が体験できますので、こちらも是非、皆さま参加してくださいませ~。

スキンタッチ法とは、皮膚をなでたり、こすったりする軽い刺激の健康法です。ご家庭でお子様の健康管理・健康増進をと、古くから行われている東洋医学の「小児ハリ」をアレンジした、生後1か月~10歳ごろまでのお子様のための健康法です。

ご家庭でも手軽にできるように、スプーン、歯ブラシなど、身近にあるものを使います。毎日5分、親子で楽しみ、触れ合いながらお子様の元気度をチェックして、病気を吹き飛ばす健康な体力づくりをしましょう。
「なんとなく元気がないみたい」
など、体調が崩れる前などにも効果がありますので、活用してみてください。きっと子育てのお役に立つと思いますよ


◎予 告
 県民公開講座 『親子スキンタッチ教室』
  開催日時:平成21年6月21日(日) 午後2時~3時
  開催場所:金沢勤労者プラザ 3階 306号室
        金沢市北安江3-2-20
        電話 076-221-7771
        駐車場190台収容可能
   ☆参加は無料
   ☆当日はティースプーン、歯ブラシを持参してくだいね。

  主 催:(社)石川県針灸師会 
       (社)石川県鍼灸マッサージ師会

  お問合わせ先:
   (社)石川県針灸師会スキンタッチ会
      076-273-1234(月~金 午後2時~7時)
   (社)石川県鍼灸マッサージ師会
      076-233-0565(月~金 午前10時~午後3時)


多くのお母さんと子どもさんの参加をお待ちしております

※私も参加したかったのですが、当日、星稜高校野球部トレーナー活動が県外であるため参加できません 残念です。

二葉鍼灸療院 田中良和
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第17回 すくすくこどもランド 体験コーナー

2009年06月10日 | 予告
毎年1万人を超える参加者があり、市内の保育園や幼稚園の子どもたち、親御さんが対象となる「すくすくこどもランド」に金沢市鍼灸マッサージ師会も、”はり・きゅう・マッサージ体験コーナー”としてブースを出させて頂けることになりました。

「子どもにハリ」「子どもに灸」と思われるかもしれませんが、これが効果があるのです。少し元気がない時、夜眠らない、オネショをする、すぐに怒る、アレルギーである(病気の場合は少し定期的に通うことが必要です)、などなど、お子さまの健康管理、健康増進にもってこいの治療なんです。

関西方面や四国などは盛んなんですよ。

◎予 告

 「第17回こどもすくすくランド」
   開催日時:平成21年6月21日(日) 午前10時~午後4時
   開催場所:石川県産業展示館4号館
   ☆はり・きゅう・マッサージ体験コーナーあり


4名の優しい先生方が体験施術にあたります。
風船ももらえるかもしれませんよ~
子どもさんだけでなく、疲れているお母さん方も時間が許せば施術したいと思いますので、お母さんの疲れもとっていってくださいね。

「すくすくこどもランド」に行かれる予定がある方は、是非、”はり・きゅう・マッサージ体験コーナー」に寄って、体験していってくださいませ~

※私も行きたかったのですが、当日、星稜高校野球部トレーナー活動が県外であり出席できません。 残念です。

二葉鍼灸療院 田中良和
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引き寄せの法則

2009年06月06日 | 言葉のちから 心のちから
金沢では、本日、百万石祭りが行われています。

≪思考の創造的なパワーを科学的に理解すれば、どんな人生の目的も達成できるようになります。

考える力は誰でも共通して持っているものです。人間は考えるから人間なのです。人間の考える力は無限です。だから、創造的なパワーには限りがありません。

思考は私たちが望むものを生み出し、近くに引き寄せる力を持っています。それでも私たちは恐れ、不安、失望といったものを追い払うのに苦労します。それらもまた、すべて強力な力であり、私たちが望むものを絶えず遠ざけています。そのため、私たちはしばしば、一歩進んでは二歩後退したりするのです。

後退をするのを避ける唯一の方法は前進し続けることです。そのためには常に警戒を怠らないようにしなければなりません。前進し続けるには三つのステップがあります。どのステップも絶対に欠かせません。
第一に、自分のパワーについて知識を持つこと。
第二に、挑戦する勇気を持つこと。
第三に、やり遂げる信念を持つことです。

以上の三つのステップを確実に踏んでいけば、理想的な企業、理想的な家、理想的な友人、理想的な環境を作ることが可能です。材料やコストの制限はありません。思考は全能であり、必要なすべてのものを収納する根源物質の無限の貯蔵庫を利用する力を持っています。ですから、無尽蔵な資源があなたの思い通りになるのです。≫

『ザ・マスター・キー』 チャールズ・F・ハアネル 著


今の私にもってこいの言葉が本を開くと出てくるもんですね~

自分の思考の中にある”可能性”という貯蔵庫には、どうも自分の思考を実現する材料が全て揃っているようですね。

それを気づかせないように、発見できないように邪魔しているのが、恐れ、不安、失望、怒り、自分勝手などのマイナスのエネルギーを帯びた反パワーなのです。これについては、私もたくさんあるような気がしますね。
実は、これらも人生には必要なものなのかもしれませんが…

自分を知って状況判断し、一歩を踏み出す勇気を常に持つ。そして、踏み出したからには目的地に達するまで信念を貫く、これが自分の周囲の環境を自分の理想に近づける道なのでしょう。

さて、(カメ)の歩みでもいいから、一日一日、一秒一秒、前へ進んでいきましょう  

二葉鍼灸療院 田中良和
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痛みについて

2009年06月05日 | 東洋医学研究所 コラム
東洋医学研究所のコラムが更新されました

~痛みについて~

   二葉はり治療院  甲田久士 先生


『痛みについて』 研究所コラムはこちらをクリック!

今月のコラム担当の甲田先生は北名古屋市で開業している優しい先生です。今回のテーマである『痛み』に関しては、前回の皆川先生同様、師匠の黒野先生のご指導のもと、当時、名古屋大学環境医学研究所の痛みの権威である熊沢先生のところで、ポリモーダル受容器に関して研究され、博士号もとられた優秀な先生です。たいへん勉強、研究熱心ですので、お近くで、とくに『痛み』で苦しんでいる方は、ご相談してみてくださいね

さて、『痛み』といってもいろんな痛みがあります。痛みは放置しておくと、徐々に記憶として脳に刻まれ、情動(怒り・不安)を伴い複雑化していきます。局所でも自律神経が関与しさらに、痛みの治癒に向け智恵の輪のように入り組んでいきます。

その痛みに関する概要、心(気持ち)の在り様との関係、などについて書かれていますので、是非ご覧になってくださいね

そして、痛みがあれば、お早めに治療されることをおススメします。鍼灸院で対処できるものであれば、痛みに限らず早めに処置するほうがより早期に治癒の道が開けるということです。

二葉鍼灸療院 田中良和
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星稜野球部 練習試合 5月31日

2009年06月05日 | 高校野球
5月31日(日)、昨晩から雨が時折、強く降り、試合ができないかな~と思っていましたが、朝から雨があがり雲が徐々に薄くなってきました。

こうなれば、水はけの素晴らしく良い星稜高校野球場は、午後から練習試合が可能になるのでしたとさ。

星稜愛産大工業(愛知) 星稜高校野球場

雨の関係で1試合しかできませんでしたが、非常に得るものが多い試合だったと思います。相手の愛産大工業は愛工大名電や享栄という強豪校にも勝っている、非常にチーム力のあるチームです。投手も気迫に溢れ、高い甘いボールはフルスイングしてきますし、内野の守備も安定していました。



星稜は私がみるとですが、何か一つ足りない。そんな気がしました。しかし、この試合で最後まで諦めない”勝つ”という執念、チームの皆を信じそれを自分のパワーにする絆、そのようなものを学んだのではないかと思います。



これから、6月は練習が非常に厳しくなります。また、報徳学園、PL学園、中京大中京、愛工大名電と強豪校との練習試合が続きます。 選手が気持よく、全力で夏の甲子園を目指しプレーできるように、さらにサポートをしていきたいと思います。ケガでチーム力が欠けることのないよう全員万全で夏の甲子園県予選に臨めるよう、全力を尽くしていきますぞ~

二葉鍼灸療院 田中良和
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