二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

心の安定に鍼灸・・・どうして効果があるのか?!

2021年01月12日 | 鍼灸

 少し遅くなりました。新年明けまして、おめでとうございます。

 本年もよろしくお願いいたします。

 新年のご挨拶・本年の抱負ブログは、また、後日書かせていただきます。

 

心をないがしろにしない人生にしよう

 さて、東洋医学では、患者さんの身体をみるときは心身一如(心と身体は一つ)という考え方を基本として、身体と心の両面から、今ある症状や病気を捉えていきます。

 急性の痛みで、発症の原因がハッキリしているものに関しては、それなりに対応していきますが、時間の経過した慢性症状には少なからず心の作用が身体に影響を及ぼして治癒しずらくしています。

 また、昨年からの新型コロナ感染症での自粛生活や経済的ダメージなど、ストレスが過多になっている社会状況では、あってはならにないことですが自ら命を無駄にする方も増加しています。これはまさしく心の問題です。それ以前から、欝(うつ)や自律神経失調、心身のバランスがとれず引きこもってしまう問題など、メンタルヘルスが社会問題となっています。

 企業においても、現在、働き方改革が声高に叫ばれ、その対応に迫られている状況です。テレワークやオンライン会議等、家にいながらにして仕事や作業が出来る世の中に変化してきました。それ以前から、企業に勤める社員やその家族の健康を重視した仕組み作りとして、それぞれの企業が取り組む「健康経営」が国を挙げてすすめられてきました。

 

鍼灸の「今」

 鍼灸は古代中国から日本に伝わり、様々な歴史を辿り、現在まで息づく伝統医療です。

 冒頭でもお話させていただきましたが、鍼灸は心と身体を一つに捉えて施術体系を構築していきます。

 しかし、鍼灸はただ伝統医療というだけではなく、現在では全日本鍼灸学会や日本東洋医学会など、その摩訶不思議な効果を検証するため、基礎的、臨床的に様々な研究が行われ、エビデンス構築に日々努力している成果が発表されています。鍼灸の研究は、日本だけでなく世界各国で行われているのが現状であり、中国、韓国をはじめアメリカやヨーロッパの研究論文が日本より圧倒的に多くあります。

 

心の安定に鍼灸~見えない原因~

 さて、前置きが長くなりましたが、心の乱れによって様々な身体の不調を発症します。

 これら諸症状に関しては、血液検査をしても、レントゲンやCT、MRIなどを撮影してもハッキリ原因が分かりません。

 精神科領域になるわけですが、それらの症状に関して、鍼灸で一定の改善効果を示すことがあります。例えば、不眠が解消される、頭がスッキリする、身体のだるさがとれる、原因不明の痛みがとれる、表情が豊かになる、身体が動きやすくなる等々です。

 鍼灸も万能ではありませんし、改善効果の出現についても、患者さんの様々な人生物語やその症状を持っている期間で違ってきます。そして、完治!などとは言いませんが、よりQOL(生活の質)が向上することは言えると考えます。

 

心の安定に鍼灸~その作用機序を簡単に説明~ 

 では、なぜ鍼灸(ツボ〈経穴〉刺激)が、欝(うつ)や自律神経症状の精神科領域の症状や状態に効果が出るのか、そのあたりの作用機序を簡単にお話いたします。

 私たち鍼灸師が「はり」や「灸」で刺激するのは経穴(ツボ)や筋緊張や硬結などの反応点なのですが、その刺激方法は、皮膚をさする程度のものから骨膜に至るまで幅広く、日本の鍼灸は、患者さんの状態に応じて様々な刺し方があります。どの治療方法も最終的には患者さんの症状をより改善させ、ホメオスターシス等の生体調整作用を活性化させ、自然治癒に導くことです。
 その刺激がどのように働いているかという摩訶不思議を解明していくために多くの基礎研究や臨床研究が行われています。

 

ー様々な研究から少しずつですが、鍼灸の作用の一部が分かってきていますー

人は人体最大の臓器とも言われる皮膚により隙間無く覆われ、外界との境界をつくっています。

外界との第一次防衛線の皮膚は、発生学的には外胚葉由来であり脳と同じです。

皮膚からの刺激や情報は脳へ伝達され、脳を活性化することは知られています。

鍼灸刺激は、この皮膚(まずは皮膚が最初の刺激)に現れる反応や経穴に刺激を与えることになります。

経穴(ツボ)刺激を行うと 神経や圧受容器が興奮 ケラチノサイト・炎症性細胞・知覚神経末端、血管内皮細胞からサブスタンスP(SP)、カルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)や一酸化窒素(NO)を放出 血管を拡張させ血流を増加とともに筋緊張を緩和させます。

末梢で微少な損傷を起こすことでアデノシン放出を誘発し、局所でも鎮痛効果を有することが判明しています。

知覚神経からの経穴刺激は、脊髄視床路を経由し、延髄、中脳、視床下部に伝わり、中枢ではモルヒネ様物質を分泌する神経を刺激し、内因性オピオイドによる鎮痛作用を有します。

鍼灸刺激が脳に及ぼす影響で明らかになっていること。

・海馬や前頭前皮質における、NO、プロスタグランジンE2、誘導型一酸化窒素合成酵素、シクロオキシゲナーゼー2(COX-2)、炎症性サイトカインのタンパク質発現を減少 核内因子κBの活性を抑制

・海馬における脳由来神経栄養因子(BDNF)や、その受容体が増加

・下垂体で分泌されるオキシトシン分泌促進

・背側縫線核や側坐核(セロトニン作動生神経 起始核)におけるセロトニン増加

 

ーうつ状態においての脳内変化ー

 インターロイキンⅠ、COX2等の種々のサイトカイン、ケモカインなど炎症メディエーターが誘導

 脳内セロトニン減少、ノルアドレナリン濃度低下、BDNF産生低下、グルタミン酸分泌上昇による細胞内Ca²⁺濃度の上昇、コルチゾール上昇  
 細胞内情報伝達機構の異常が存在するとされています。

 ※サイトカイン・・・細胞から分泌され細胞間相互の情報を橋渡しする生理活性物質(タンパク質)

 ※ケモカイン・・・特定の白血球に作用して活性化し炎症に関与するタンパク質

 

名古屋の東洋医学研究所®における自律神経失調症における臨床研究

【昭和44年4月1日より昭和47年3月1日までの3年間に東洋医学研究所®に来院された患者の中の1336例について、黒野所長が鍼と超音波の併用療法 による心療内科疾患に対する効果などを詳細に研究し、これを症病別に集計。】

107名の方(著効;59名、有効;26名、比較的有効;8名、やや有効;14名、無効;18名)に効果が認められたため、有効率は85.6%でした。東洋医学研究所®では上記を参考に30年間に亘り自律神経失調症に対する鍼治療を行い高い成果を上げています。

 

 鍼灸が脳内の生理活性物質や神経間の働きに好影響を与え、うつ状態や自律神経失調等の心の病とされるものに対して、効果的に働く可能性についてご理解いただけたかと思います。

 

心の安定に鍼灸~うつに関連のある経穴(論文報告+古典文献調査)

 ここで紹介する経穴は、これさえやっておけば、うつを発症しないとか、心の病が治るというものではありません。あくまでも臨床研究や基礎研究(2010~2016年  48報告)を集計した結果です。

 心の病に限らず、病気や様々な慢性症状には、多くの原因や要因が絡んできます。それを一つ一つ紐解いて、その人が持つ元来の治癒力を発揮させるには時間と刺激の積み重ねも必要となりますことをご理解ください。

【うつに対する鍼灸で使用頻度の高い経穴ベスト5】

 百会(ひゃくえ)  印堂(いんどう)  太衝(たいしょう)  内関(ないかん)  合谷(ごうこく)

~その他、使用された経穴~

曲泉(きょくせん)、足三里(あしさんり)、三陰交(さんいんこう)、太白(たいはく)、身柱(しんちゅう)、霊台(れいだい)、至陽(しよう)、隔兪(かくゆ)、肝兪(かんゆ)、脾兪(ひゆ)、腎兪(じんゆ)、耳介のツボ

 

 心の安定に鍼灸~効果が出る期間~

ーイギリスでの研究ー

 うつ病患者に対する鍼灸治療の大規模なランダム化比較試験によれば,鍼灸施術 3 か月目からうつ症状スコア(PHQ-9)の減少を認めている。

当院ではー

 先ほどご紹介した東洋医学研究所®で修行し、学ばせていただいたこともあり、施術期間ことに慢性症状(心の病に限らず)においては、黒野保三所長の臨床研究から導きだされた期間を一つの目安として施術させていたきます。

 週2回を施術間隔として1クール7回、3クール21回(2ヶ月半)です。

 脳や心が強く関連する症状や慢性症状を呈する方に関しては、ホメオスターシスや修復力、調整力など生体制御の観点から一定期間の鍼灸による刺激が必要であろうということです。

 また、うつ病に関しては、非常に治癒しづらく生命に関わる疾患でもありますので、鍼灸を取入れる場合も、専門医療機関での診断、治療と、医療機関との連携が必須となります。

                     参 考
                          ☆うつに有効な鍼灸のツボとその作用機序に関する考察  ファルマシア Vol.53  No.7  2017より
                           木村 真梨 先生(はり灸天真爛漫院長,富山大学和漢医学総合研究所漢方診断学分野協力研究員〈元:技術補佐員〉)

                          ☆東洋医学研究所®ホームページ(名古屋)

 

 少し長くなりましたが、ストレスで様々な症状が出現している方や、心の病で抜け出せない方、また、メンタルヘルスの観点から健康経営に力を入れている企業の担当者の方など、鍼灸を生活や予防、養生に取入れて、生きがい、働きがい、楽しい人生を過ごすためにいいのではないか!と感じた皆様は、どうぞ一度お気軽にご連絡くださいませ。

 簡単な相談でも、何でも気軽にご連絡ください。お時間の許す限り対応させていただきます。

 

 最後までお読みいただき、ありがとうございます

 

二葉鍼灸療院(金沢)

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二葉鍼灸療院から鍼灸を利用される皆様へ【信頼のおける治療院の選び方~資格・生涯研修の表示~】

2020年08月23日 | 鍼灸

 お盆を過ぎて秋を少し感じるようになってきましたが、依然、暑い日が継続しております

 熱中症にはご注意くださいね

 

 さて、今回は当院のYoutube動画をタイトルの内容で作成しました。

 どのようにして鍼灸マッサージ院の治療院を選択しようか悩んでいる皆様へ、ご参考になりましたら幸いに思います。

 できれば最後までご視聴いただけると嬉しいです

 

 顔のどアップが多いですので閲覧注意ですけど

 

二葉鍼灸療院から鍼灸を利用される皆様へ【信頼のおける治療院の選び方~資格・生涯研修の表示~】

 

 お読みいただきありがとうございます

 

二葉鍼灸療院(金沢)

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YouTube動画 二葉鍼灸チャンネル更新! 金沢市医師会の皆様・従業員スタッフ 鍼灸マッサージde応援企画

2020年07月26日 | 鍼灸

 ここのところコロナ感染者数が徐々に増加していますが、皆様、必要以上の心配や恐怖を持たれることなく、感染拡大防止対策を行いながら乗り切っていきましょう。

 

 さて、金沢市鍼灸マッサージ師会では、今回、YouTube動画で配信しておりますように、金沢市医師会会員ならびに会員が所属する病院や診療所に勤務する医療スタッフ・事務スタッフの皆様を対象に、鍼灸あん摩マッサージ指圧で元気に笑顔になってください 企画を実施中です。

 

 どうぞ、動画ならびに概要欄を参考にしていただきまして、遠慮なさらずにご連絡いただきますようお願いいたします。

 

 

二葉鍼灸チャンネル【コロナ感染症✖金沢市医師会会員・医療&事務スタッフ鍼灸マッサージde応援企画✖by金沢市鍼灸マッサージ師会】

 

 なお、この金沢市鍼灸マッサージ師会の事業は、金沢市の 中小企業経営強化緊急奨励金 にも認定され、金沢市からも支援を受けている事業となります。

 一応、この会の会長をさせていただいておりますので役員で何か自分たちのを活かして社会に貢献できないかと考え企画いたしました(参考させていただいたのは、東京大学医学部附属病院リハビリテーション部鍼灸部門の企画)。

 医師会&スタッフの皆様も、私たちの会員も、金沢市行政も、この環境下でそれぞれが良い関係を保ち、喜びを分かち合える事業であると思います

 

 ご連絡お待ちしておりま~す

 

二葉鍼灸療院(金沢)

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二葉鍼灸療院(金沢) ホームページをリニューアルしました!

2020年07月17日 | 鍼灸

 皆様、梅雨ならぬモンスーン気候のような雨が降り注ぐこの頃です。

 

 開院23年目・・・中途半端ですが、年齢的には天命を知る大事な年代となりました。

 

 それを機に 当院ホームページをリニューアルいたしましたので、どうぞご覧いただき、身体のことでお悩みがございましたら何なりとご相談いただきますよう、よろしくお願いいたします。

 

こちらをクリック  二葉鍼灸療院(金沢)

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鍼灸を利用する著名人の記事を紹介【将棋棋士✖羽生善治】

2020年07月10日 | 鍼灸

鍼灸を利用する著名人の記事を紹介【将棋棋士✖羽生善治】

 

 どうも、二葉鍼灸療院 田中良和です  そんな言葉で始まる当院のYouTubeチャンネル。

 YouTubeデビューしてまだ日も浅く、動画の加工もできていませんが、伝えたいことを少しずつバージョンアップしながら伝えていけたらと思っています。

 拙い動画ですが、もし動画をみていただき、よろしければチャンネル登録や評価をポチッとしていただけると嬉しいです

 

 どうぞご覧くださいまし~

 よろしくお願いいたしま~す

 

二葉鍼灸療院(金沢)

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おかげさまで開院22周年を迎え、そして23年目へ歩み出しました!

2020年07月01日 | 鍼灸

 令和2年の後半がスタートしました

 梅雨というより、東南アジアの雨期のモンスーンのような豪雨が多くなっておりますが、皆様、身体と心の調子はいかがでしょうか。

 

 さて、当院は石川県金沢市に平成10年(1998年)6月20日に産声を上げました。

 その後、地域の皆様のおかげをもちまして、令和2年で開院22周年を迎えることができました。

 もう、感謝しかありません。

 

 日々の臨床で、難しい問題や喜びの刺激を与え育てていただいた患者様には心から感謝いたしております。

 まだまだ期待や要望に応えられない部分も多くありますので、これからさらに成長し、症状や主訴が改善することでご縁のある患者様に笑顔になっていただき、そして、輝きあふれる健康な人生の実現を鍼灸でお手伝いしていきたいと思います。

 

 東洋医学研究所®所長 黒野 保三先生(師匠)には、90歳を超えても弟子の育成や鍼灸業界のことを思う気持ちに感服するとともに、常に叱咤激励をいただく姿は私の理想像です。深謝してもしきれません。

 その黒野先生をご紹介いただき、金沢に帰ってからも何かと事あるごとにお気遣いいただいているメンターの一人、かわもと鍼灸院・接骨院 院長の川本力雄先生にも深謝いたします。

 

 私は業界団体、学術団体と様々なご縁をいただいております。先輩、同僚、後輩、多くの皆様から刺激を受けて成長の糧をいただいております。本当に感謝です。

 また母校の星稜高校野球部トレーナー活動では、真の選手サポートができたか分かりませんが、私が施術させていただいた、また、練習や試合で声をかけさせていただいた選手の皆さんには多くを学ばせていただき、私も選手の皆さんと共に熱い高校野球生活を通じて刺激を受けました。感謝です。

 山下智茂 名誉監督はじめチームスタッフの皆様にもいろいろお世話になり、多くの成長の糧をいただきました。感謝です。

 そして、これまで様々な形でご縁のあった皆様とは、何かの意味があって、また出会うべき価値があってご縁をいただいていると思っております。関係周囲の皆様からもいろんな刺激や学びを得ることができ、今の私が存在すると思っております。

 

 私の思いとしては、ここまでの22年と、これからの10年はおそらく大きく人生の流れが変化してくるだろうと直感します。

 その変化、進化、大きく成長するための大事な1年であると位置づけています。

 そんな年が新型コロナウイルス感染症流行の年 いや、それも意味があるのだろうと思いますし、私は慌ただしい時間を少し減速して、今後の10年を思考し、そのイメージの中で創造したものを錬磨する良い機会だと捉えています

 

これからの10年

 年齢も節目で、あと10年もすると還暦となります。自分のやってきたこと、今後実施していくことを形として残して、次に進んでくる後輩の皆様にいい形で残していきたい。形として残すこと、最も不得意ですが大切なことですので、まずはこの1年しっかりその道のりを歩むための土台作りをしたいと思います。

 若い後輩たちは刻々と私たちには考えられない発想力で力をつけて来ています。温故知新、私はこれまでの自分の歴史と経験の中で培ったものを活かして、新しいものに順応しながら、自分なりの流儀、型をつくるために準備、積み上げの時期だと考えています。

 時代はコラボレーションを求め、SDGsが緊急課題となり、人口減少社会となる前段階に来ています。日本で約1400年継承されて人々の健康を守っている鍼灸ですが、そこにあぐらをかく暇もなく、「この社会には鍼灸が、鍼灸師が必要だ」という付加価値を醸成のため、もう一度、内から外からあらゆる角度から見つめ直し、様々な連携を模索し、今一度、自分もそうですが全体的な価値を考えて構築していきたいのです。

 

私の(仕事である鍼灸医療の)根底にあるもの

 人生はすべて愛に包まれており、笑顔で感謝の心を持って応える。

 より熱く思考し、実現するまで継続する。

 より誠実に行動し、謙虚に実践する。

 原点回帰。受けた恩を忘れず、大切なものは何なのか常に認識する。

 人生はすべて人のご縁による。相手の心を捉えての心配り、気配りを自然にできるようする。

 真に人を豊かに、社会に貢献できる本物の人間性(心)、技術、知識を得て真実を探求し続ける。

 

 このようなことを「人生の心得帖」として、今後、患者さんの笑顔のために鍼灸道を歩んでいきたいと思います。

 はや令和2年も半年は過ぎましたが、一瞬刹那を大切に実りある人生を歩んでいきます。

 今後とも二葉鍼灸療院(金沢)をよろしくお願いいたします。

 最後までお読みいただき、ありがとうございます

 

二葉鍼灸療院(金沢)

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二葉鍼灸チャンネル Youtubeへの動画アップ初体験の巻!

2020年06月27日 | 鍼灸

 お久しぶりの更新でございます。皆様、元気にお過ごしでしょうか

 

 さてさて、あとでゆっくり感謝の言葉をブログに書きたいと思いますが、当院が金沢市で開院させていただき22周年を過ぎ、23年目に入りました

 そんなことも一つの要因で、もう一歩前に進むため新しいことをやっちゃおう ということでYoutubeへの動画アップを始めました。

 

 その処女作品をアップさせていただきました。

 

 何も分からずの発進ですから、様々なことは目をつむっていただきご視聴いただければ有り難く思います。

 

よろしくお願いいたしま~す

 

二葉鍼灸療院(金沢)皆様へのご挨拶【動画アップ初体験】

 

二葉鍼灸療院(金沢)

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健康経営の取り組みについて 鍼灸師からのご提案~概要~

2019年12月21日 | 鍼灸

 当院では、『企業の健康経営を鍼灸でサポート』 を推進しております。

 元気で活気に溢れ、働きがいのある企業の環境づくりをお手伝いさせていただくための提案です。

 前のブログでは、”健康経営の取組みについて 鍼灸師からのご提案~序章~” ということで、私の考えを書かせていただきました。

 今回は、その概要についてご説明したいと思います。

 少し発表形式となり、そんなに長くありませんので お付き合いいただければ有り難く思います。

 

       

健康経営の取組みについて 鍼灸師からのご提案

 ~社員の皆様が、元気に楽しく仕事ができる、そんな職場環境を鍼灸施術でサポート~

 

 二葉鍼灸療院(金沢) 院長  田中 良和

       

現状

 この20年ほど、「仕事や職業生活において、強い悩みや不安、ストレスを感じる」 労働者の割合は約6割で推移しており、大きな性差なく、増加傾向にある。

~労働者健康情報調査(厚生労働省 2014)の結果より~

 

 精神障害に関わる事案の労災補償請求件数も年々増加傾向にある。

~脳・心臓疾患と精神障害の労災補償状況(厚生労働省 2014)より~

 

 腰痛等の痛み(首や肩、腕などのコリや痛み)がある介護職員は69.9%で、そのうち腰痛がある者は90.1%である。

~介護職員の腰痛等 健康問題に係わる福祉用具利用調査(2008)より~

 

 労働者のメンタルストレスの不調や慢性疼痛、それによる休職、退職、最悪の場合は自殺という悪循環を防ぐため、各企業においてはストレスチェック等が義務付けられ、職場環境などの改善努力などがなされている。

       

東洋医学の健康観

 心身一如(しんしんいちにょ)

 心と身体を一つのものと捉え、お互いが影響し合って一人に人間が成り立っているという考え方。

  心の状態は、身体に症状として出現する

  身体の症状は、心の状態に影響を及ぼす

 

 未病を治す(養生・予防)

 身体に症状として表れていない、あるいは、軽微な症状で気にならない状態が存在する(未病)。

 その段階において施術し、重篤な病気や症状が重症化しないようにする。

  予防医療・医学こそ、鍼灸が得意とするところ

       

統合医療としての研究

疾病発症・・・増悪の悪循環

 疾病前段階  身体にコリを形成として反映  脳の自律神経機能・睡眠調節機能等を変調  疾病発症・増悪

 物理療法系代替医療(鍼・灸・あん摩・マッサージ・指圧等)を治療介入

  身体のコリが解消  脳の自律神経機能・睡眠調節機能が改善 よく眠れる、食欲が出る等、身体機能回復  治癒機転促進  疾病改善・治癒

(統合医療に係る医療の質向上・科学的根拠収集事業【平成27年度 日本医療研究開発機構研究費】)

       

疲労・不眠・うつ状態・・・

様々な研究や報告から

  不眠は、うつ病患者の86%に認められる

  慢性疼痛と生活習慣病では、不眠のリスクが高い

  疲労の蓄積は脳機能低下を招き、うつ病をはじめ、多くの愁訴や疾病の温床となる

  うつ病発症で一度休職すると、職場復帰が困難な例も多い

       

健康経営の実例

 ジョンソン&ジョンソン

 【会社】世界60カ国 250社以上のグループ企業で組織される。

 【従業員数】 114,000人(現在 127,000人

   健康プログラム等を従業員に提供し、健康投資に対してどれだけリターンがあったか調査。

   健康経営投資を1ドルと設定する(人件費、健康保険利用費、システム開発費や運用費、設備費用 等)

   企業へ3ドルのリターン(3倍の効果)があった

 【調査して分かったリターンとは

   欠勤率低下   医療費抑制   作業効率アップ   従業員モチベーションアップ  企業ブランドイメージアップ   就職人気ランキング上位ランクイン   株価上昇

       

従業員の皆様のためにサポート

 身体と心は影響し合っています。
 身体には、心の状態と身体の疲労がコリとなって表れます。
 そのコリや疲労を悪循環をつくる前に未然に取り去り、疾病に罹らない心身づくりと、元気に仕事に取り組むことができるように、サポートさせていただくことができます

       

鍼灸施術の貴社への貢献(例)

  従業員に疲労が重なり、健康状態から逸脱する

  身体にはコリ等のサインが出ている可能性がある

  コリや疲労を鍼灸施術で取り除く

  血流が改善し、自律神経機能が調整され気分が良くなる

  コリもとれ、よく眠れるようになり、食欲も出てくる

  放置しておくと、仕事の非効率化、うつ病、休職となる状態を未然に防ぐことができる

  職場環境がより改善され、従業員や家族に喜ばれる

  貴社の健康経営の取組みに+アルファの効果を提供できる

       

提案の目的(健康経営好循環の創造)

 従業員の皆様は心身の健康を得ることで、仕事にやりがいと意欲が向上する

 貴社にとっては従業員の仕事の効率化と信頼関係を得ることができる

 従業員の家族には、安心と笑顔と感謝

 私たち施術者は、休養しリラックスする場の提供と施術を提供できることの幸福感

       

好循環を創るためのご提案

 協力鍼灸院における施術料金に関するご提案(詳細はご連絡)

 定期的な鍼灸施術での心身メンテナンスを行い、従業員の健康保持・増進

 貴社において、このサービスの従業員への周知

       

好循環を創るためのご提案(未来)

 貴社の福利厚生の一環として鍼灸施術を取り入れていただき、従業員が鍼灸施術を受療した金額に対して補助(毎月、施術に対して○○円、月額の○○%など)として健康投資いただければ幸甚の極み。

 東洋医学の養生(予防)を利用した、健康講座やツボ(セルフ灸)講座等を実施し、従業員の皆様の健康意識や予防意識を高めるお手伝いをさせていただく。

       

さいごに

 従業員が笑顔で輝いて仕事ができ、家族も笑顔で安心して応援でき、会社は地域に愛されより必要とされる場となり、地域がより元気に明るく活性化される。

 そんな幸せ溢れる好循環をつくっていきたい

 そこには心身の健康が必須であり、私たち施術者は、その潤滑役として貢献できる、パワーがあり、その技術と知識に対し、常に磨きをかけています。

       

 長くなりましたが、このような私たちの東洋医学の技術と知識をいつでも提供できる準備があります。

 ご興味のある方は、いつでもご連絡ください。

 

 最後までお読みいただき、ありがとうございます

 

  二葉鍼灸療院 (金沢)

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健康経営の取り組みについて 鍼灸師からのご提案~序章~

2019年12月21日 | 鍼灸

写真提供:鹿児島よかもん再発見!(←ご興味のある方はクッリクしてね)

 

 これまたお久しぶりの更新です・・・いつの間にか年末になりました

 本日は当院の取り組みについて、少しお話させていただき、地域において ”これは とひらめいた、心が動かされた企業の皆様におきましては、ご連絡いただければ嬉しいなと思っております。

 では、何に力を入れているかと申しますと、『企業の健康経営を鍼灸で応援』ということです。

 

 ではまず健康経営とは何でしょうか

 健康経営とは 

  従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践すること。企業理念に基づき、従業員等への健康投資を行うことは、従業員の活力向上や生産性の向上等、組織の活性化をもたらし結果的に業績向上につながる。

 

 上記のようなことを健康経営と言い発祥はアメリカです。

 国においても現在、働き方改革などが行われています。現状の企業における従業員の健康につきましては、職場環境の様々な要因や原因が重なり、うつ病うつ状態を発症し休職を余儀なくされているケースも多く、また、その後の職場復帰についても厳しいケースもあるようです。

 国としても多くの社会問題・課題を抱えており、医療費抑制=健康はその代表の一つとなっております。そのような中で、今後の未来を考慮し”日本再興戦略として位置づけられる国策として『国民の健康寿命の延伸』があります。

 健康経営は、それに関する一つの取り組みとして、国を挙げて、各省庁の枠組みを越えて政策が打ち出されております。

 

 近年、そのような国の方針もあり、中小企業などを中心に、従業員やその家族の健康に投資し、健康の好循環をつくることで企業の業績も上げ、皆が幸せになれる職場環境づくりを推進されている企業も多くあります。

 そんな中、鍼灸は古代中国から医療技術の一つとして伝来し、約1400年間、日本という風土のもと熟成され継承され、今も利用され国民の皆様の健康保持・増進、疾病改善、疾病予防に貢献させていただいております。

 この提案が企業や従業員の皆様の、何に鍼灸貢献できるのか
 それは、養生であり予防です
 症状や病気が重症化する前に、疲労こりという状態の軽いうちに取り去ってしまうことです
 また、その生活習慣のアドバイスもさせていただきます。

 そんな鍼灸を、さらに企業の中において活かしていただければ、企業、従業員、その家族、地域が元気で、活力あふれ、幸せと充実感、安心感に満たされた職場環境づくりのお手伝いができるではないかと確信にも満ちた思いを持ちながら、今回、提案させていただくに至ったわけです。

 元気があれば何でもできる 有名なプロレスラーの言葉ではありませんが、従業員が元気であれば、仕事の効率が上がり、企業の利益につながり、評判も上がり、企業、従業員すべての家族に安心と信頼が生まれます。その源である元気を回復させるサポートを鍼灸施術でお手伝いさせていただきたいと考えております。

 

 概要は次の投稿に書かせていただきます。

 どうぞ、経営者や会社役員の方で、鍼灸健康経営に取り入れてみようと思い立った皆様は、是非、ご連絡いただきたいなと思っております。質問でも何でも結構ですので、ご興味を持たれた方はお気軽にご連絡いただければ嬉しく思います。

 

 『健康経営の取り組みについて 鍼灸師からのご提案~概要~』

 

 最後までお読みいただき、まことにありがとうございます

 

 二葉鍼灸療院 (金沢)

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患者さん からいつも学ぶ 孔子の心

2019年05月09日 | 鍼灸

 明日、5月10日より(公社)全日本鍼灸学会学術大会 愛知大会に参加し休診させていただきます。

  (内容はここをクリック  第68回(公社)全日本鍼灸学会学術大会 愛知大会へ参加します!)

 

 私の師匠である東洋医学研究所®所長の黒野保三先生は、「私たちは鍼灸医師である」と常々お話になります。

 先生の50年に及ぶ鍼灸の研究とその臨床実績が語っている言葉であるので思いですが、大事な認識・目標だと思います。その大きな何ものかの力に私は先生を師事させていただき、今後も大きな目標でもあります。

  (東洋医学研究所®のHPにご興味のある方はど~ぞ~  東洋医学研究所® 

 

 私も医師の皆さまとの交流がありますが、看護師さんもそうですが、勉強量たるや残念ながら鍼灸師の比でないほどに勉強されていますし、臨床現場では命に関わる状況判断をしなければならない場合も多いです。

 患者さんやそのご家族に対して担当になれば重い責任がありますので、その仕事を全うするにはより多くの知識と臨床経験が必要です。

 

 鍼灸師が勉強していないということではなく、志高く、勤勉に、情熱を持って活動されている同業者の皆さまはたくさん知っております。

 

 私は、この仕事の答えと言いますか、目的は”私を頼って来院され、目の前で苦痛を訴えている患者さんをどう、より良い状況に導くか”ということだと思っています。

 目の前の患者さんの状態を把握し、鍼灸を行い、または専門病院に紹介し、患者がより良い心身の状況や社会環境で生活できるように導くことが、敢えて師匠の言葉を使わせていただきますが鍼灸医師の大きな基本なのだと感じています。

 

 当院では、やはり腰痛、膝痛、肩痛、首痛など慢性、急性の疼痛疾患の患者さんが多いです。

 その病態や発症状況なども個人個人で違いますし、個人一人を見ても毎回状態は違っています。

 そして、その痛みには歴史があり、もしかしたら重大な命に関わる身体的病変に対しメッセージを送っているのかもしれません。

 疼痛疾患だけでも奥が深いといつも感じます。

 

だから知識を深め、技術を磨くことが必須なのです

 

 また、不妊症や婦人科系の患者さんも多く来院されます。

 私は男性ですので実感として女性の心身は分かりませんし、生殖医療大国日本だけではありませんが世界の生殖医療は日進月歩で発展しています。

 

だから最新の知識を得て、鍼灸技術に応用し患者さんに還元する必要があるのです

 

 その他、最近では、腸間膜脂肪織炎、幼児の顔面神経麻痺、うつ病、慢性前立腺炎、レイノー病、アトピー性皮膚炎などなど難病に指定されているのもから、社会生活が著しく制限される病気での来院も多くあります。

 これら希な病気や症状でご来院する患者さんに関しては医療機関との連携が必要となってきますが、鍼灸治療が適応であった場合、その日々の症状や訴えから、やはり??のような、知らない医学的知識や疑問点が多く出てきます。

 それらに全て応えることができればいいのですが、現時点で私には難しいので、様々な文献や書籍を調べながら対応させていただいております。

 患者さんの日々の訴えから学びを得て、自分の仕事を成長させてもらっています。

 

だから自分が無知であることを知って知識を獲得し、その知識を技術に落とし込んでいかなければいけないのです

 

 これは私がライフワークで行っている野球部のトレーナー活動にも言えます。

 

 そして、患者さんを幸せに導くためには、これら自分を行動させる、湧き立たせる心が大事なのだと思います。

 湧き立たせ、行動する心は、世の中のため、人のためになりたいという欲求と、ワクワクする好奇心が必要だと思っています。

 

 江戸時代後期の国学者である佐藤一斎さんが書かれた『言志四録』という書物があります。

 私が敬愛する西郷隆盛さんも、この書を座右の銘とし、その中から一〇一条を選び『南州手抄言志録』として残しています。

  『言志四録』の中の言志後録 第四条にこう書かれています(口語訳)

 

 孔子の学問は、まずみずからの修養に努め、人に接しては敬(慎み敬う)を養い、これを広め万民を安らかにすることが目的であり、どれもが実際のことに即した実学である。

 「書物を学ぶこと、学んだことを実行すること、真心を尽くすこと、正直であること」の四つの事柄を説いている。

 そして、「つねに言っていることは、詩経、書経の精神であり、礼記のとおり礼を守ること」であって、必ずしも詩を誦(しょう)し、書を講ずることだけを専門としたわけではない。

 だから、当時の学問した者は、才能の点では優秀な者とそうでない者の差はあったが、それぞれがその器を大成することができたのである。

 このように人は誰もが道を学ぶことができるのであって、人によって優秀とか、優秀でないとかの差があるわけではなかった。

 ところが後世になって、この孔子の学問は堕落して、芸の一つになってしまった。

 一度目を通すとすぐ暗誦するなどというのは芸である。

 このように学問が芸に堕落してしまったので、優秀とか優秀でないの差ができてしまったのである。

 ここにおいて学問は実践・実行から離れてしまった。

 そのためか、世間の人は「誰々は学問は十分にあるが、行動が伴わないとか、誰々は行いは十分であるが、学問は足らない」とか言うようになった。

 だが、孔子の学問を修めた者で、学問が十分にあって行動が欠けている者などあろうか。あろうはずがない。

 世間の人の言葉は誤っているというべきである。

『「現代語抄訳」言志四録』 岬龍一郎;編訳』

 

 私たちの仕事にも通じることだと私は思っています。

  書物を学ぶこと  知識を得ること

 それを実行すること  知識を技術に落とし込んで磨きをかけること

 真心を尽くすこと  患者さんの痛みを自分の痛みと捉え、自分の持っている全ての知識と技術を尽くすこと

 正直であること  自分の至らない点を反省し、素直に患者さんから学び、知識、技術の見直しを図ること

 

 孔子の実学、それは知識・技術と心は一つ。臨床と経営も二つで一つ。そのどちらち大きく傾いてもバランスを崩すのだと思います。

 まさしく世の中、陰陽のバランスで成り立っているということでしょう。

 

 そんなことを思いながら、明日から学術大会で多くのものを吸収し、患者さんに還元したいと思います。

 そう言えば実行委員で、一つの会場に缶詰状態でした~ またそれもいい意味で学びとなります。

 

 最後までお読みいただき、ありがとうございます


    二葉鍼灸療院 田中良和

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第68回(公社)全日本鍼灸学会学術大会 愛知大会へ参加します!

2019年04月25日 | 鍼灸

 平成から令和へうつる今年のゴールデンウィークです

 どんな黄金週間になるのか楽しみです。

 

 さて、ゴールデンウイークに関しては「平成~令和 ゴールデンウィーク施術スケジュール」で告知させていただきました

 

 その明けた週ではありますが、私が所属いたします全日本鍼灸学会学の術大会 愛知大会に参加させていただます。

 たいへんご迷惑おかけいたしますけれども、よろしくお願いいたします。

 5月10日(金)・11日(土)休 診させていただきますので、よろしくお願いいたします。

 

 第68回(公社)全日本鍼灸学会学術大会 愛知大会  https://taikai.jsam.jp/

 会 期 : 令和元年5月10日~12日

 会 場 : 名古屋国際会議場

 テーマ : 女性のミカタ ~HARI - KYU  FOR  WOMEN'S LIVES~

   オンナがワカルとミライがカワル。

   鍼灸はこんなにも女性のミカタ!

   その感動はミライをカエル力になる。

 

ここで学術大会のプログラムを少しご紹介します。

 

 大会会頭講演  女性医療と鍼灸の可能性

 特別講演   高木健太郎先生と私    私の師匠の講演になりまっす

 教育講演1  女性の半生と月経

 教育講演2  女性の冷え症-寒熱理論と温熱生理学に基ずく鍼灸-

 教育講演3  更年期障害の病態と治療戦略

 教育講演4  性差からみた膠原病の理解

 教育講演5  女性の睡眠医療を知る

 教育講演6  鍼灸研究に必要な医学系倫理指針・臨床研究法についての理解

 シンポジウム1  女性の体質にあった漢方と薬膳

   「中医体質調査票による女性の体質調査」

   「大学病院漢方専門外来を受診された女性患者の「証」の特徴」

   「薬膳の基礎と体質への応用」

 シンポジウム2  皮膚のミカタ

   「顔面の解剖学的特徴と加齢による変化」

   「顔面部刺鍼の安全性およびリスクマネジメント」

   「顔面部の刺鍼について」

 シンポジウム3  女性を悩ます慢性疼痛のミステリー

   「慢性疼痛のミステリー」

   「慢性痛に対する鍼灸治療とその可能性」

   「ストレスによる慢性疼痛と自律神経調整療法」

 シンポジウム4  女性泌尿器疾患へのアプローチ

   「女性の下部尿路症状のミカタ」

   「膀胱機能に及ぼす鍼刺激の基礎的研究」

   「女性泌尿器領域の鍼灸治療」

 シンポジウム5  かけがえのない記憶の再興戦略~鍼灸の挑戦~

   「やさしく伝えるケア技術」

   「認知症の人に対する鍼灸治療の取り組み・成果と今後の可能性について」

 ディスカッション  正しい知識を学び、妊婦の味方になろう

   「正しい知識を学び、妊婦の味方になろう」

   「妊娠期の鍼灸治療の可能性と安全性」

   「助産師が鍼灸に支援を求めるとき」

 フォーラム1  お母さんの味方~発達障害にどう関わるか~

   「発達障害の理解と支援について」

   「発達障害の女の子が困る事」

 セミナー  ここまでわかった鍼灸医学 ; こころの科学 -うつ病を中心に-

   「医師からみたうつ病治療の概要」

   「うつ病に関する鍼灸治療のエビデンスを紹介(RCTを中心に)」

   「心理士(鍼灸師資格を持つ)によるうつ病の認知行動療法の紹介」

 学生セミナー  肩痛 ・ 膝痛

 ランチョンセミナー1  セイリン株式会社

   「”女性が輝く社会”に鍼灸は貢献できるのか?-レディ―ス鍼灸の研究の現状と課題」

 ランチョンセミナー2  セネファ株式会社

   「バランス機能向上を目的とした足底部(固有感覚〈メカノレセプター〉)の灸刺激

 ランチョンセミナー3  東洋レヂン株式会社

   「口腔内刺激による筋硬度の変化-ソマニキスオーラルを用いた検証」

 ランチョンセミナー4  (一社)全国社会福祉機能医療協会

   「地域包括ケア実現に向けた、高齢者施設と連携した鍼灸師の働き方とは」

 一般演題  会員の皆さまの臨床や基礎研究の発表

   ※ 学生発表 11題 を含む、235題の発表があります。

 

 市民公開講座  保健体育のおさらい

    早乙女 智子 先生(公益財団法人ルイ・パストゥ―ル医学研究センター 研究員)

 

 以上のように、鍼灸は女性の人生や生活で現れてくる心や身体の症状に対して、たくさん応援できる方法なのですという演題が多くあります。勉強させていただきます

 というより私、学会の中部支部学術委員ということで実行委員なのです。

 駆け回る予定ですので、あまり話は聴講できないかも~

 

 でも勉強したことは、患者さんに還元します

 

 また、特別講演は、私の師匠である東洋医学研究所® 所長黒野 保三 先生(元 全日本鍼灸学会総務部長・副会長)が30分と短い時間ではございますがご講演されます。

 話の内容はおそらく、この全日本鍼灸学会がつくられた経緯や流れ、どんな時代背景や業界の状況の中で、高木 健太郎 先生(元 名古屋大学・名古屋市立大学医学部 名誉教授、参議院議員)とともに歩まれたのかというお話だと思います。高木先生は黒野先生の医学研究に関する師匠であり学術の根本的な考えを学ばれた先生です。

 全日本鍼灸学会のはじまり・・・その根源を知ることは大事なことであり、先生が現在の鍼灸師に伝えたいメッセージもその中に入っているかと思います。

 この時代、鍼灸界では有名で力のある鍼灸師の皆様がご活躍されており、現在の重鎮の皆様も若くギラギラした姿勢で鍼灸愛、鍼灸への情熱を実践され、喧々諤々とこの業界の発展のため突き進んでおられました。

 ここからこの業界を発展させるためには、先人の皆様、大先輩の思いも知ることも重要ですし、新しい斬新な多角的な視野も必要になってくると思います。

 

 そんな意味でも大事なお話になるかなと私は思ってますし、楽しみにしております

 最後までお読みいただき、ありがとうございます

 

   二葉鍼灸療院 田中良和

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関東の鍼灸院からご紹介の患者さん

2018年12月20日 | 鍼灸

 星稜高校野球部2018年 トレーナー活動回顧録を今年中にアップするぞと意気込んでいる私ですが・・・

 

 必ずやりますよ

 

 さて、前回のブログ 『他院へ患者さんをご紹介する場合』 の続きになります。

 

 今回は事例編とでもいいましょうか。

                                

 患者さんをご紹介する基準は前回のブログで書かせていただきましたのでご参照ください。

 

 さて、数年前、当院に不妊症治療で専門クリニックへ通院されている患者さんがご来院。

 鍼灸で妊娠しやすい身体づくりも行い、体外受精にて妊娠されました。

 

 この患者さんは、妊娠後も妊娠期の様々な症状に対して鍼灸施術に通院されていました。

 そして、ご自身のご実家が関東方面であったので、里帰りしての出産ということでした。

 患者さんから、「出産まで鍼灸をしたいので、どこかいい鍼灸院はありませんか」と依頼がありました。

 

 名古屋を中心した中京方面であればご紹介できる鍼灸院はすぐに思いあたりますが、関東方面の患者さんのご実家近くとなると、すぐに思い当たる鍼灸師がいませんでした。

 私の不徳のいたすところですが・・・

 かと言って関東方面でも、どの鍼灸師でもいいわけではありません。

 まず調べたのは、全日本鍼灸学会の認定制度を申請され、認定を受けている鍼灸師はどなたかということです。

 (公社)全日本鍼灸学会 「認定制度とは」参照

  https://ssl.jsam.jp/contents.php/060400/

 

 何件か該当がありましたので、患者さんに、「治療方法などは、一度お電話でお聞きになってください」、「全日本鍼灸学会の認定制度で認定を受けていますので、常に学術的研鑽をされていることは保証します」とお伝えしてご紹介いたしました。

 

 後日、産前、産後の施術にご利用していただいたということを患者さんからお聞きしました。

 そして、その鍼灸師の先生から報告を兼ねてお礼状もいただきました。

 お礼状・・・当たり前のように思いますが、簡単でも良いですし、どんな形でも良いかと思いますが、一言、連絡いただけることは人間関係の中で大事なことです。

 また、そうすると、こちらからまたご連絡するわけです。

 それが「ご縁」づくりなのでしょうね

 

 それから数年経過し、全日本鍼灸学会の学術大会でお会いし名刺交換を行いました。

 初めてお会いしたのですが、そんなやり取りがあると何か懐かしい 感覚も出てくるわけです。

 

 そして、今回、逆に関東方面に在住で、その鍼灸院に通院されていた患者さんが、出産のために里帰りで石川県のご実家に里帰りするということで、今度は、当院にご紹介がありました。

 逆子の患者さんです(それに関しましては、「逆子(骨盤位)の鍼灸・・・当院では」を参照にしてくださいね。

 何とか良い結果をご報告できてホッと安心しましています 

 

 患者さんは出産の里帰りや会社の転勤などで引っ越ししたり、単身赴任になったりと地元を離れることもあります。

 鍼灸施術の良さを感じて継続したいと思う、そんな時に、やはりご紹介できる信頼できる鍼灸院、鍼灸師が全国に必要なのだと思うのです。

 そんなネットワークづくりといいますか、ご縁をつくるために全日本鍼灸学会をはじめとする学術大会や研修会や講習会へ参加する・・・それも大きな患者さんのためになる活動に繋がっていきます。

 そんな場合、自分もしっかりこの仕事に対して研鑽を積む、そしてその保証として認定を受けるということも大事なことだと思い、様々な場所に顔を出し、研修や講習を受けています。

 

 すべては目の前に苦しんでいる国民の皆さまのためですね。

 

 その理念は、鍼灸に限らず、すべての仕事に共通することなのかもしれません。

 

 最後までお読みいただき、ありがとうございます

 

   二葉鍼灸療院 田中良和

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他院へ患者さんをご紹介する場合

2018年11月30日 | 鍼灸

 本日で11月も終わります。

 平成30年、平成最後の11月も素晴らしい月でした。

 いろいろ経験できましたし、いろいろ考えることもできました。

 皆様にとっては、どんな11月でしたでしょうか

 

 さて、今回は当院から他院へ患者さんをご紹介する場合をお話したいと思います。

 

 当院で鍼灸施術させていただいていましたが、様々な理由で施術が継続できなくなる場合があります。

 当院で責任をもって大事に体調を調整させていただいてきた患者さんですので、このご縁は大切です。

 適当に近所だからと他院をご紹介できるものではありません。

 

 ご紹介するために大事にしていることをあげます。

 その治療院で、どんな考えのもと、どんな治療方法で施術しているか理解している。

 施術の技術等を磨くため常に研修会や講習会、学会に参加していることを知っている。

 東洋医学、現代医学をよく勉強して施術を実践している。

 患者の症状や状態に対して専門的な知識を持っている。

 人間的に信頼して任せることができる。

 人間性や人柄がよく、誠意を持って対応してくれる。

 

 このようなことを重視しながら、どうしても鍼灸施術を続けたい患者さんに対してはご紹介先を選択するように心がけています。

 石川県内であれば、石川県鍼灸師会や石川県鍼灸マッサージ師会の学術研修会や地域貢献活動によく出てきてお話をする皆様がどうしても頭に思い浮かびます。

 また、県外においても、同じ師匠のもと修行した弟子(同じ学会や研修会で勉強した仲間)のいる新潟県、広島県、岐阜県、愛知県などはご紹介しやすいです。

 

 では、他県で全く人柄や人間性、そしてどのような施術方法で行うのかということを直接見聞きしていない、分からない場合。

 そんな都道府県に患者さんが引っ越したり、転勤したりする場合はどうでしょうか。

 最終的にホームページがあれば参考にしますが、ご紹介の基準は・・・

 全日本鍼灸学会に入会している。

 全日本鍼灸学会の認定講習を受けている。

 日本東洋医学会に入会している。

 全日本鍼灸マッサージ師会、各県師会に入会している。

 日本鍼灸師会、各県師会に入会している。

 東洋療法研修試験財団の生涯研修を更新している。

 

 などでしょうか。

 特に全日本鍼灸学会の認定講習を受講され、更新されている鍼灸師の皆様を優先的にご紹介の対象とさせていただいております。

 この認定講習は、5年間で一定の点数を取得して学会の認定委員会へ申請しないといけません。

 その点数を取得する方法は、毎年の全国で行われる学術大会、各支部ごとに行われる支部学術集会、各県で行われる研修会に参加することです。

 何が分かるか。

 鍼灸に対する熱心さ、情熱が担保されている。

 常に向上心を持って施術に取り組んでいることが担保されている。

 常に疑問を持ち、より精度の高い施術を目指していることが担保されている。

 自分の技術や知識、技能に自己投資している。

 多くの施術者と交流を持ち、多くの情報を取り入れ患者さんに活かそうと努力されている。

 継続は力なり患者さんの笑顔のために地道に努力されている。

 

 完全に担保されるものではありませんが、その基準にはなるわけです。

 また、このような皆様とは全日本鍼灸学会などで顔を合わせることがあり、そこでいろいろお話もすることあり、飲んで盛り上がることもあり(これが好きかも)、そこにご縁ができ繋がれば、患者さんをご紹介できる環境ができるということも言えます。

 学会に参加することは、そのようなコミュニケーションの場にもなるのですね。

 また全日本鍼灸学会の認定制度は新たに進化して、時代の流れとともにさらに厳しいものになっていきます。

 しかし、自分を磨き、それを多くの皆様にご理解いただき、鍼灸施術をもっともっと利用いただくためには必要なことだと思っています。

 それが巷で言うところのメリットだと私はそう思います。

 残念ながら現在、全日本鍼灸学会の会員数は正会員で3000名を超えるほど。そのうち認定制度を申請されている皆様は全国に300名ほどという現実なのです。

 来年から行われる認定制度の改革が良い方向に鍼灸界を導いていけるようになってほしいものだと思います。
 当然、私も努力するのは言うまでもありません

 ですから余計にご紹介する時の基準は、この学会に入会し、患者さんのために努力を形にして、自己投資している皆様にお願いしたいわけです。

 

 次回は、そんな患者さんをご紹介し、逆にご紹介された県外のケースをお話させていただきます

 

 最後までお読みいただき、ありがとうございます

 

    二葉鍼灸療院 田中良和

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筋痙攣(けいれん)の はり治療~筋痙攣のメカニズムと対応 編~

2018年09月12日 | 鍼灸

 お久しぶりのブログ更新です。

 パソコンがスタートアップできなくなり ・・・ 修理 ・・・ さまざまな設定や必要なものをパソコンに入れ、いやはや大変でした。パソコンがないと仕事がはかどらない半面、違うことに意識が集中でき、何やら少し静寂を感じることができました。良い方向に考えるようにしまっす

 といってもほぼ自分の責任でもありますし、確認やバックアップなど自分が怠っていた部分が浮き彫りになり、災害ではありませんが、何か起きた場合の日ごろからの準備の大切さも思い知らされた点では、有難い出来事だったのかもしれません。

 あらっ、本題に移ります

 

 筋痙攣(けいれん)の はり治療~メカニズムと対応~ 

 筋痙攣・・・苦い思い出です。

 第100回全国高校野球選手権記念大会では石川県代表の星稜高校野球部のトレーナーとして8日間選手に帯同しました。その愛媛県代表の済美高校との2回戦・・・詳細はまた別ブログで書きたいと思いますが、試合中に筋痙攣者を3名も出してしまいました。

 本当に記憶に残る思い出であり、反省点がいっぱいな活動となりました。

 高校野球は猛暑である今夏、筋痙攣が注目されましたが頻度は少ない症状です。マラソンなど大量の汗をかき運動強度の強い競技に関して筋痙攣は多く報告されています。

 また一般の方でも、高齢者や妊婦さんなどにも下肢の筋痙攣はよくみられる症状です。

 筋痙攣とは・・・ 突然起きて短時間持続する、疼痛を伴うまたは群の不随意収縮のこと。 筋痙攣は健常者(通常は中年または高齢者)でよくみられ、ときに安静時にも起こるが、特に運動中もしくは運動後または夜間(睡眠中も含む)に発生する( 睡眠時随伴症 : 睡眠関連下肢こむら返り)。

 原 因・・・脱水、電解質異常、神経疾患、代謝性疾患など

  ここで筋肉の収縮(ちぢむ)と弛緩(ゆるむ)について簡単にみていきます。

①脳から運動しなさいというシグナルが筋肉に発せられます。

※細胞内に多いカリウムと細胞外に多いナトリウムが細胞膜を境に出たり入ったりすることで生まれる電位差によって神経が働きます(体の中の電気の流れは、カリウムとナトリウム〈電解質〉と水分のバランスで成り立ってます)。

②神経の末端から筋膜に電気信号が伝わります。

③その信号は小さな管を通り筋肉の深くまで伝わっていきます。

④その刺激により筋小胞体に蓄えられているカルシウムイオンが放出されます。

⑤カルシウムイオンの濃度が上昇すると、AТPが分解されエネルギーが放出されます。

⑥そのエネルギーを使って二種類ある筋繊維が滑ることで筋肉が収縮されます。

⑦筋収縮を起こしたカルシウムイオンが筋小胞体に戻ることにより筋肉が弛緩します。

※神経細胞から筋膜へ刺激を伝える調節、筋弛緩の際、筋小胞体へカルシウムイオンを戻す時、また筋肉が収縮する時などに、その濃度を調節の機能を持っているのがマグネシウムイオンです。

 ちょっと難しくなりましたが、筋肉が正常に収縮し弛緩するためには、簡単に書きましたがこのようなシステムが必要となります。

 

  上記の筋肉の収縮・弛緩のシステムを踏まえながら、では筋痙攣はどのような場合に起こるのか考えてみましょう。

 神経のシグナルがスムーズに伝わらないのは、ナトリウム・カリウムと水分の量や働きのアンバランスで起こるということ。

 筋肉の収縮と弛緩がうまくいかなくなる時は、カルシウムイオンやマグネシウムイオンの量や働きのアンバランスで起こるということ。

 ナトリウムイオンが細胞外へ戻る時、カルシウムが筋小胞体に戻るときにポンプ作用のためエネルギーが必要。これが不足(糖質やAТP)すると収縮・弛緩がうまくいかなくなること。

 スポーツドリンクなど水分摂取や栄養摂取がうまくいかない場合は上記、電解質や栄養素が不足するため痙攣が起きる地盤をつくること。

 運動不足等で筋繊維自体が少ない、しぼんでしまった場合、疲労しやすくなっていること(=筋肉にエネルギーを溜めておけない)。

 多量の汗をかいたときなど細胞内外の水分調整がうまくいかなくなくなり、皮膚からの熱の放散機能が低下すること。

 細胞の中にあるエネルギーをつくるミトコンドリアの機能が低下したり、筋肉の中に貯めておく糖質の量が少ない場合はエネルギーが枯渇しやすいこと。

 下肢など末梢での血液循環が悪く、運動・睡眠など身体状況において必要な血液が不足している場合も筋痙攣を起こす地盤をつくること。

 

 筋痙攣は一つだけの原因というよりも、これらのさまざまな状況が重なり発症するのであろうと考えます。

 

  では、筋痙攣を起こさないためには、どうしたらよいのでしょうか

 タンパク質、脂質、糖質、そしてビタミン・ミネラル等、バランスの良い食生活を心がけましょう

 状況に応じた適度な水分摂取を心がけましょう

 適度な運動を心がけ筋肉量を維持しましょう

   歩く、体操、ストレッチなど何でもよろしいですので体を動かしましょう

 汗を多くかいた時は水分とともに塩分(ナトリウム)やカリウムなど電解質を含む飲料を飲みましょう

 長く座る、長くたつなど長時間の同じ姿勢でいることは体の負担になりますのでできるだけ避けましょう

 緊張する場所や状況では交感神経が活発になり、さらに筋肉が過緊張しやすくなりますので、ゆっくり深呼吸しましょう

 睡眠不足、働きすぎなど疲労を残さないように質の良い休息を心がけましょう

 体に痛みや違和感などがある場合は早めに対処しておきましょう

 

 どうでしょうか。筋痙攣を起こさないようにというよりも、これらを心がけていれば体自体が元気に健康になっていくのではないでしょうか

 

 筋痙攣になってしまった場合や、長期間続く場合は、比較的効果が早いものに漢方薬である「芍薬甘草湯(シャクヤクカンゾウトウ)」があります。

 実は、はり治療でも即効性があり、持続性があります。スポーツ選手の場合は漢方薬だけでも十分な場合も多いですが、高齢者や妊婦さんになるとそれだけでは効果が出ないことや、やはり薬はできるだけ使いたくないという方も多いのことがあります。

 そんな時に副作用なくご利用いただけるのが はり治療 です。

 はり治療はスポーツ選手の筋痙攣にも効果がありますが、前記のような高齢者や妊婦さんにも効果があるのです。

 その症例は、当院のHPで書かせていただきますので、ぜひご覧ください

  『筋痙攣の はり治療~症例 編~』  クリック

 最後までお読みいただき、ありがとうございます

 

追伸;まったく関係ありませんが、思わず吹き出してしまった画像を掲載

 

   二葉鍼灸療院 田中良和

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患者さんの お蔭で 育てていただいている

2018年08月02日 | 鍼灸

 酷暑はまだまだ続きそうです

 お身体ご自愛いただき、暑さが厳しい日はゆっくりとお家の中でお過ごしください

 涼しいところに出かけて のんびり するのもいいですね

 

 当院はお蔭さまで今年の6月21日をもって20周年を迎えることができました。これもご来院いただき、ご利用いただきました患者さんのお蔭だと 心より感謝しております。

 

 さて、当院に12年ほど通院いただいている60代の女性の方との、臨床をしながらの会話で、「あ~育てていただいているな」と感慨にふけりました。

 

 患 「でも、センセ 治療が だんだん上手になっていったよね」

 二葉 「そーですか、ありがとうございます。さんのお蔭です」

 患 「いえいえ、苦しい症状の時もすぐ治してくれたし、話もたくさんしてくれたし」

 二葉 「皆さんに課題をいただいて、それを解決していくのが私の仕事ですから」

 患 「私にとっては神様みたいやわ。ご縁に感謝です」

 二葉 「こちらこそ、気づけば12年、長いこと通院したいただいてることに感謝です」

 

 と、そんな些細な臨床現場での話でしたが、私としては感動とさらに頑張る気力をいただいたのでした。

 

 師匠の東洋医学研究所®所長 黒野保三先生には、いつも「患者(相手)の痛みを我が痛みとして感じる、捉える人間となりなさい」ということを口が酸っぱくなるほどご指導いただきました。

 ですから身に沁みているのかもしれません。

 日々の臨床でいろんな患者さんと出逢いますが、皆、症状や状態が違います。

 現代医学的観点、東洋医学的観点、今まで身につけてきた全身の治療、局所治療、症状が良くなればそれはなぜ良くなったか、改善されない場合は考え方を変えるのか、違う治療方法があるのか、まずは専門医を紹介すべきか・・・

 いろんな課題をいただきながら、私も少しずつですが、鍼灸道を歩き続け成長しているんだろうなと感じさせていただきました。

 

 まだまだ発展途上人です やりますよ

 最後に一つ詩を書きます。

 

 道(あなたに-)

 好きな道なら  でこぼこ道だって  歩いていけるわ

 辛くなったら   少し休んで  空をみて まっすぐ

 歩いていくのよ

 付いてくるわよ  あなたの影が  がんばれって  いいながら

柴田トヨ 『百歳』より

 

 最後までお読みいただき、ありがとうございました

 

   二葉鍼灸療院 田中良和

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