二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の鍼灸臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

第2回小児はり灸マッサージ研修会 参加(金沢市鍼灸マッサージ師会 主催)

2022年12月25日 | 小児はり

 金沢は、最近の12月では珍しい強い寒波による大雪に見舞われました

 日本列島、多くの地域が寒波でおおわれ寒い日が続いております。

 皆様、からだと心の調子はいかがでしょうか

 

 さて、たいへん遅くなりましたが、令和4年9月23日(金祝)に開催されました、金沢市鍼灸マッサージ師会が主催する第2回小児はり灸マッサージ研修会に参加してきました

 というより主催者ですけど

 この研修会は、金沢市こども未来局にもご協力いただき、午前中は行政である金沢市が実施する子育て政策についてお話いただきます。

 午後からは、小児はり灸、小児マッサージについての研修をみっちり実施します。

 目的は、金沢市と協力して、安心して子育てできる街 子育てしたくなる街 金沢という目的を達成するべく、金沢市を中心に小児はり灸マッサージ臨床をできる鍼灸マッサージ院を広めるためです。

 漏れのない、とりこぼしのない子育て政策の一助となるべく開催しております。

 

 今回も、午前2時間、午後3時間としっかり研修が行われました。

 

金沢市鍼灸マッサージ師会 第2回小児はり灸マッサージ研修会

日 時:令和4年9月23日(金祝) 10:00~16:00

場 所:金沢教育プラザ富樫 123研修室

内 容:①10:00~12:00

    演題「子ども生活応援プランについて ~貧困対策・一人親対策~」

    講師 橋本 行基 様  金沢市こども未来局 児童家庭相談室長

 

    ②13:00~16:00

    演題「小児鍼灸の効果と診察・治療 ~夜泣き・アトピー性皮膚炎・小児遺尿~」

    講師 中村 真理 先生  まり鍼灸院(大阪)

参加者:36名

 

研修内容要旨

 午前の部は、お仕事のお休みの中ではありますが金沢市役所から橋本様に行政の施策についてお話いただきました。

 要旨の中にも書いてありますが、子どもや子育て家庭のことは、他人事ではなく自分のこととして考えていくことが大事です。

 うちの母親の実家は輪島ですが、母と姉妹の話を聞いていると「○○のところの○○ちゃんが・・・」とか地域では何事も知られており、何かあった時には皆で協力しているような一昔前では当たり前のことであった、そんな地域性があります。

 そんな地域性の良い部分の心のはたらきが行政の施策にも必要なのかな~と聴講しながら考えていました。

 

第1部

・子ども生活応援プランについて、貧困とは(相対的・絶対的)、貧困率の推移、その子ども達に及ぼす影響、国の動向、プランの詳細、子どもが安心して生活できる街の具体策(子ども食堂、ヤングケアラー,学習支援事業の施策等)が説明。

・来年度実施する養育費確保サポート事業などの次年度に向けた取組みが説明。子どもソーシャルワーカーを中心に家庭、保育所や児童館、地域や学校、相談機関などと連携を組んで切れ目のない子育て環境の充実を図っていきたいと説明。

・金沢こども応援ネットワークや、いしかわ中央子育てアプリなどの行政サービスの話があり、“子どもの貧困は、他人事ではありません”との言葉で締めくくられた。

・質疑応答では、ヤングケアラーの詳細の説明。金沢市財政(予算)における子ども未来局に対する予算割合の質問があり、保育所・幼稚園は大きな予算付けがあり、新しく予算付けされる事業もあるとの話であった。

 

 
   

 午後の部は、大阪から中村真理先生をお招きし、講義、実技とも初心者でも理解しやすい研修を行っていただきました。

 講義の最後には多くの経験から得られた中医学的な証の立て方と選穴(ツボを選ぶ)の話があり、明日の鍼灸臨床の大きなヒントになる講義でした。

 実技は、見学している鍼灸師、あん摩マッサージし指圧師、医師、鍼灸養成学校学生などにも実際に刺激方法などを肌で感じてもらい良かったと思います。

 多くの鍼灸師が小児はり灸を臨床に取入れ、地域で幅広く活躍し、お子さまや子育て家庭にも喜んでもらえる鍼灸院が一つでも多くなってくれると嬉しいな~との思いで3年間にわたり研修会を開催させていただいてます。

 3年が済んだ後も、最新の知識を取入れながら地域や行政と結びつきつつ鍼灸マッサージ技術を活かしていければと思っています。

 

第2部

・小児鍼灸が広がらない理由、全日本鍼灸学会や日本東洋医学会へ発表の夜泣きや睡眠障害の文献紹介(問診、調査項目、統計方法、結果、考察;皮膚を刺激→脳が反応→自律神経を整える→夜泣き、途中覚醒が改善、小児鍼灸の関連文献、親の満足度も高いこと等)

・小児鍼灸の診察のポイント(保護者に効果を理解してもらうこと、身体の部位別チェックポイント;顔、腹部、背腰部、下肢、上肢の体表観察)。

・小児鍼灸の効果・症例と治療(疳の虫・アレルギー症状・小児遺尿症の施術効果、改善に要した施術回数、いつ施術を受けることが大切か、小児鍼灸の満足度は非常に高い、アトピー性皮膚炎への補中益気湯の臨床的評価の論文紹介、アトピー性皮膚炎に対する小児鍼灸治療の実際、おねしょの症例報告2題)

・小児鍼灸弁証症状と治療(各体質による施術経穴(ツボ)の選び方、施術方法)。

・講義について活発に質疑応答が行われた。

 

・会員のお孫さん(7歳女児・5歳男児)にモデルになっていただき、身体観察の実際と小児鍼灸施術の実際を分かりやすく解説し、実際に鍼灸を行い体表の変化を観察した。

・小児鍼灸のモデル後、子ども達は緊張がとれ元気が出たのか会場を走り回っていた。

・講師の中村先生がどのように小児はりや線香灸をしているかということを、参加者全員、実際、腕や手に行ってもらい、皮膚の色や爪の色のが短時間で変化するのを体験した。

・質疑応答も活発に行われ、手技の考え方や鍼の種類の使用方法、実技ではゆっくりやっているが子どもの施術時間の実際は5分ほど、電子灸の使い方、施術後の保護者への声のかけ方、経穴(ツボ)への刺激の感覚などの質問や回答があった。

 
   

講師の中村 真理 先生

実技は実際にお子さまに小児はり灸をさせていただき表情や皮膚の変化をみました

左から、私と金沢市鍼灸マッサージ師会 安井副会長と徳島県の小児科医 山田先生

 

 来年度も第3回、第4回の研修会を開催します。

 来年度の詳細が決まりましたら会員や石川県鍼灸マッサージ師会、石川県鍼灸師会会員、関係医療団体や養成学校にお知らせいたします。

 多くの皆様に参加いただきたいなと思います。

 金沢市では、さらに多くの会員に受講いただきたいな~と思ってます。

 

 第1回、第2回ともにたいへん深く勉強になりましたので、自身の小児はり灸の鍼灸臨床に活かしています

 

第1回 小児はり灸マッサージ研修会に参加(金沢市鍼灸マッサージ師会 主催)

 

 最後までお読みいただき、ありがとうございます

 

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第1回 小児はり灸マッサージ研修会 金沢市鍼灸マッサージ師会主催

2022年09月14日 | 小児はり

 令和4年も秋となりましたが、まだまだ夏のような日があります。お昼の暑い時間は水分補給も小まめに行ってくださいね。

 また、一日の寒暖差が大きくなっています。このような時期は自律神経や体の内外のストレスを微調整する副腎系の機能がアンバランスをおこし、体や心の不調をきたしやすくなります。生活習慣を見直し、それでも調子が悪い場合は鍼灸治療も回復方法の一つですのでご利用ください

 

 さて、少し時間が経過しましたが、金沢市鍼灸マッサージ師会が主催し開催しました、第1回小児はり灸マッサージ研修会が行われましたので参加しました・・・といいますか主催者ですから変ですかね。笑

 本研修会は、金沢市こども未来局子育て支援課や福祉健康局にもご協力いただいての研修会です。業界団体が主催する研修会ならではの取組みだと思います。行政には、私たち はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師 が出来ることを知っていただき、私たちは、金沢市が取り組む子育て支援に関する取組みや施策を理解しながら、金沢市が子育てしやすい街、子育てしたくなる街と子どもや父母など子育て家族に実感いただけるよう、鍼灸マッサージでも支援していきたいという思いの研修会です。三方よし

 小児や乳幼児のマッサージというと、まだ馴染みあるかと思いますが、小児はり というと地域差はあるにしても、まだまだ馴染みが薄いのではないでしょうか。

 実際、研修会の企画説明を行いに、金沢市こども未来局長、福祉健康局長、子育て支援課長、健康政策課長と懇談の場を設けた時、”小児はりという言葉を聞いた時は、子どもに鍼(はり)が針山のように刺さっているイメージ”だったということです。それだけでも話をして良かったと感じました。

 そうなんです 小児はり は基本的には皮膚に刺さない鍼(はり)で、なでる、さする、トントンする、優しい気持ち良い、そして短時間で効果的な治療方法なのです

 また、業界団体と行政との架け橋は政治であり、金沢市鍼灸マッサージ師会顧問の下沢 広伸 金沢市議会議員にも金沢市側との懇談を段取りいただき、今回の研修会実施にいたりました。感謝でございます。
 当日も、お忙しい中、研修会の様子を見に来ていただき重ねて感謝でございました

 当日は会場、Web参加あわせて25名の皆様に参加いただきました。

 第1回としてはまずまずの参加者かなと思います。この研修会は年度2回で3年間実施する予定です。

 すべての日程で第1部に金沢市の子育て政策を研修し、第2部で小児はり・灸、小児・乳幼児マッサージ、小児科医療について学んでいきます。

 そこには私たちの鍼灸マッサージ業を活用いただき、子どもが、子育て家族が、金沢市行政が、住人にとってウエルビーイングな地域社会となっていくために支援したいという思いも込められています。

 

第1部(午前10時~12時;石川県地場産業振興センター本館3階 第4研修室)

演題:かなざわ子育て夢プラン2020について

講師:不破 野生 様(金沢市こども未来局 子育て支援課 主事)

 金沢市子育て支援課が15年間実施してきた、子育て支援の施策「かなざわ子育て夢プラン」について、動画も交えながら、その概要を分かりやすく説明いただきました。

 2023年から国では子ども家庭庁が胎動し始めます。金沢市では、子育て支援の充実のため微に入り細に入り、かゆいところに手が届くような施策に取り組んできました。施策と言っても、完璧なものはなく、また社会環境や状況によっては変わっていかなければならない部分も多くあります。
 そのため5年毎に計画を更新し、より良いものにすべく進めてきました。

かなざわ子育て夢プラン2020

 その説明を聴講しながら、私たち鍼灸マッサージで出来ることは多くあるな~と感じました。

 また、このプランは素晴らしいもになっていますが、まだまだ市民に周知できていないとのことで、金沢市側もWebページや冊子をつくり周知しているということで、金沢子育てお役立ちWebの「すくすく子育て編~のびのびビ~ノ」「安心出産編~わくわくウ~モ~」なども紹介がありました。

 当院もお子さまや親子で鍼灸治療や小児はりを利用される方が多いので、このような情報をお伝えしていければと思いました。そういう意味でも鍼灸マッサージ院は地域の情報発信の一つの中継点的役割を担えるのではないかとも感じました。いえ、そのようになれます。

 また、当日は、子育て支援課 山下課長にもご出席いただき、質疑応答では会場から鋭い質問に行政の現状や立場などを回答いただきました。だけではなく、前向きな言葉もいただき、まずは業界団体として多く子育て支援に関する人たちが集う交流の場に参加すること、そして、意見をどんどんあげていただくことも必要であると話があり、よい関係づくりが構築できそうな土台の土台ができたかなと思っています。

左;山下 子育て支援課課長 右;不破 子育て支援課主事

 私たし鍼灸マッサージ師側の体制づくりも欠かせない課題でもありますが、大きな目標がありますので、課題が多い程それを達成したときの喜びはさらに大きなもになると胸に秘めてやっていきます。

 金沢市HPにある動画も紹介しておきます。

 有意義な第1部研修会でした

 

子育てすくすく情報 みんなでつながり 支え合う 子育ての喜びを分かち合うまち金沢(金沢市HPより)

 

第2部(午前13時~16時;石川県地場産業振興センター本館3階 第4研修室)

演題:小児・乳幼児のためのタッチケア・マッサージのための基礎(講義・実技)

講師:小松崎 厚子 先生(クイーンオランジュはりきゅう治療室)

 母親や親子教室で乳幼児や小児のタッチケアを一般の皆様に教えていることもあり、たいへん分かりやすく講義と実技を行っていただけました。

 何よりも子どもや子育てををするママ、パパへの愛と情熱がほとばしるような空気感が素敵で、内容が深い研修となりました。

講師の小松崎 厚子先生

 小松崎先生が、これまで得てきた多くの技術や知識のほんの一部ですが披露していただき感謝であるとともに、これを活かして小児はりの実践やパパ、ママにタッチケア・マッサージを通じて有益な子育て情報をお伝えすることができます。

 触れることの大切さ ほんの些細な注意点を気をつけて対応することで子どもの脳の感じ方が変わること 小さな子どもという存在にも尊敬の気持ちをもって接すること などなど気づきをたくさんいただきました。

 小松崎先生からは大盤振る舞いでパワポ資料の提供がありましたので、それを復習しながらアウトプットしていきたいと思います。

実技で使用したお人形の "ポポちゃん"

 実技では、お人形ちゃんを使いながらのタッチケアやマッサージの方法を午前中の講義も踏まえながら、頭、お腹、背中、手足などにわけ分かりやすくレクチャーしていただきました

 これは、あん摩マッサージ指圧師が小児や乳幼児へ行うマッサージに加え、ママやパパがタッチケアとして自分のお子さまに行っていただけることを学ぶ場でもありました。また、鍼灸師は法律上マッサージ行えませんが、触れ方や考え方、指導の仕方は学ぶことが多く、小児はりにも活かせる部分もたくさんあった研修でした。

 子どもが喜ぶように、苦痛にならないような対応として、シュ~~などかけ声をかけながらマッサージを行うやり方や、歌をうたいながらマッサージを行うやり方は勉強になりました・・・が、保育士さんが歌をうたいながら子どもに対応するような感じで、ちーと私は恥ずかしいな~なんて思いました

 終盤には、先生が持参されたマッサージオイルを使用し会場参加者はペアになりタッチケアの触れる感覚を学び、また、相手の背中を触れることでその人の感情をうかがい捉える体験(触れることの奥深さ)も行っていただきました。

 もう少し聴講していたい そんな感動を覚える研修会となりました。

 

 運営の本会理事のスタッフの皆様にも感謝でございます。

 

 第2回は冒頭の写真の通り、9月23日(金祝)に開催されます。
 この記事を書いています本日(9月14日)が参加受付締切となりますので、ご参加されたい皆様はどうぞご連絡ください

 

 最後までお読みいただき、ありがとうございます

 

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金沢市鍼灸マッサージ師会 令和4年度 小児はり灸マッサージ研修会 開催します!

2022年07月09日 | 小児はり

 金沢市鍼灸マッサージ師会では、令和4年度から3年計画で小児はり灸マッサージ研修会を実施します

 この研修の目的は、乳幼児・小児の心と身体を勉強しながら、触れるということ、マッサージの効果を西洋、東洋両面から研修します。

 また、夜泣きや疳の虫、病院に行くまでないが子どもや家族が困っている症状などに、小児はりや灸が効果的であることを研修します。

 もう一点は、小児科や看護に関する小児の分野についても最終年度に研修を行う予定です。

 

 そして、鍼灸の業界団体ならではの研修として、金沢市こども未来局や福祉健康局に協力をいただき、学術研修の前に、金沢市の子どもや子育てに関する取組みや施策を研修させていただきます。

 この研修の意味は、鍼灸マッサージが子どもや子育て家庭に何が出来るのかということを研修し、さらに地域に根ざした鍼灸マッサージ師になるためという目的があります。
 また、子育て行政に力を入れていくために「こども未来局」を設置した金沢市の施策の中で、さらにサポートを充実させ、子育てしたくなる街かなざわ 安心して子育てできる街かなざわへ向けて、私たち鍼灸マッサージ師、鍼灸マッサージ院ができることを認識し、そして行政の関係の皆さまに知っていただき、行政の施策をバックアップしていけたらということも構想にあります。

 今年度の予定を書いておきます(冒頭の写真の中にもあります)。

【第1回研修会】

開催日時:令和4年8月21日(日) 10時~16時

場  所:石川県地場産業振興センター 本館 3階 第4研修室   金沢市鞍月2-1

開催方法:会場ならびにZOOMオンライン(ハイブリッド)

 ※会場 40名(定員に達し次第、締切り) オンライン 90名

 ※オンライン詳細情報は申込者に後日送付

 ※アーカイブ配信を実施(9月14日まで)

講義① 10時~12時

 (演題)「かなざわ子育て夢プランについて」(仮題)

 (講師)金沢市こども未来局 子育て支援課 担当者

講義② 13時~16時

 (演題)「小児・乳幼児のためのマッサージ・タッチケアの基礎(講義と実技)」

 (講師) 小松崎 厚子先生  クイーン・オランジュ鍼灸治療室

 

【第2回研修会】

開催日時:令和4年9月23日(金祝:秋分の日) 10時~16時

場  所:金沢教育プラザ富樫 123研修室   金沢市富樫3-10-1

開催方法:会場ならびにZOOMオンライン(ハイブリッド)

 ※会場 40名(定員に達し次第、締切り) オンライン 90名

 ※オンライン詳細情報は申込者に送付

 ※アーカイブ配信を実施(10月17日まで)

講義① 10時~12時

 (演題)「子ども生活応援プラン(貧困対策・一人親対策)について」(仮題)

 (講師)金沢市こども未来局 子育て支援課 担当者

講義② 13時~16時

 (演題)「夜泣きの小児はり・きゅう治療の実際(講義と実技)」

 (講師) 中村 真理先生  まり鍼灸院  院長(大阪)

受講対象:鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師、養成学校学生、その他、医療従事者(国家資格取得)

申込み方法:QRコードを読み取りフォームをご記入ください。

     (または、https://forms.gle/nQWSyvw4qJvLphD59

 ・うまく表示できない方は、メルアド(sfutaba@lilac.ocn.ne.jp)にて申込みください。

 ・会場参加等ご希望に添えない場合がありますのでご容赦いただきますようお願いします。

 ・会員、非会員に限らず申込みをお願いします。

申込み期限:【第1回】8月14日(日) 【第2回】9月15日(木)

受講料:①金沢市鍼灸マッサージ師会会員 無料

    ②石川県鍼灸マッサージ師会・石川県鍼灸師会会員・養成学校学生 

    (単回)2500円

     ※2回まとめて申込みの場合  4000円(1000円お得)

    ③上記以外の鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師、その他の医療従事者 

    (単回)7000円

     ※2回まとめて申込みの場合  12000円(2000円お得)

振込み先:ゆうちょ銀行の場合 カナザワシシンキュウマッサージシカイ

     (記号)13110 (番号)14259991 

     ゆうちょ銀行以外の場合 

     (店名)三一八〈サンイチハチ〉 普通預金 (口座番号)1425999

(※注)一度、振込みいただきました受講料につきましては返金できませんので、ご了承ください。

(※注)受講料につきまして確認ができましたら正式な申込みとさせていただきます。

(※注)領収書は発行いたしません。振込み明細書をご利用ください。

(※注)受講料の支払いは振込みのみでお願いします(会場でのやりとりは行いません)。

(※注)オンライン受講者の録音、録画、資料動画や画像の転用、スクリーンショットは固く禁止させていただきます。

(※注)アーカイブ配信は24日間となります。

 

 ご興味のある鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師、養成学校学生さんのご参加お待ちしております。

 また、医師、看護師、助産師など、医療従事者の皆さまで小児の鍼灸マッサージに興味のある皆さまのご参加もお待ちいたしております。

 お気軽にご連絡ください。

 

 最後までお読みいただき、ありがとうございます

 

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「小児はり」のイベント開催!!【お月見はり~二葉こどもまつり】開催のお知らせ!! ~二葉鍼灸療院(金沢)より~

2020年09月25日 | 小児はり

 雨が降り続いている金沢です。

 人は雨が降ると気分が落ち込む人が多いかもしれませんが、植物たちは喜んでいるでしょう。

 

 さて、当ブログでも紹介しました、お月見はり施術~二葉こどもまつり~のYouTube動画をアップしましたので、どうぞご覧いただき、ご興味のある、お父さん、お母さんはご連絡いただければと思います。

 是非、この機会に小児はりを体験してみてください

 

「小児はり」のイベント開催!!【お月見はり~二葉こどもまつり】開催のお知らせ!! ~二葉鍼灸療院(金沢)より~

 詳細はこちらのブログから → 『お月見みはり施術~二葉こどもまつり~ やります!!』

 

 よろしくお願いしま~す

 

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最近、小さい お子さまのご来院が多いよ! 小児はり

2011年02月12日 | 小児はり
最近、よく小さいお子さまが、はり治療を受けに、新患として続けてご来院されています。

はり治療と言っても、7mmくらいの短い鍼、あるいは「イチョウの葉っぱ」の形をしたものを使って皮膚をこする程度の刺激であって、ほとんど刺すことはありません。

だ・け・ど~ そんな刺激だけでよく効果が出るのです。

よく言われているのが、皮膚に刺激を与えることによって自律神経が調整されるために、はり治療で効果が出ると言われています。皮膚自体がもともと受精卵から胎児へ成長する時に、外胚葉、中胚葉、内胚葉と体の発達する場所によって分割していくわけですが、皮膚は脳や脊髄と同様、外胚葉から発生するのです。

ということを考えると、皮膚の刺激は自律神経だけではなく、脳脊髄の中で何らかの刺激が加わり、自律神経以外にも効果の出る経路があるのかもしれませんね。予測ですが

この「小児はり」大阪では昔から盛んであり、小さいころから鍼や灸をやることが習慣になっているようです。金沢にはそのような習慣は聞いたことはありませんね。

だいたい小児鍼は1ヶ月~12歳までとされているようです。

当院へ来院されている、または最近続けて来院されているお子さまの年齢は、9ヶ月~9歳(小学校4年生)です。少年野球やサッカー、ミニバスケットなどで来院する小学生には基本、小児はり を行い、そこに局所の処置に関しては鍼を打つことになりますが…

鍼をさする場所は、手足とお腹、背中、のど周辺(鎖骨のところも)、必要であれば頭に行います。とくに背部を私は重視しています。
治療時間は、5分~7分くらいです。

気持ちよく、心地いい刺激です。実際、慣れてくると自分からベッドに上がってきます。寝てしまうこともあります。

症状は、疳虫(かんむし)、夜泣き、おねしょ、喘息、風邪、便秘、寝付かない、夜よく目を覚ます…などなどです。

治療回数の目安は3~5回くらいですかね。症状の程度にもより、喘息などアレルギーの場合は、もう少し長くかかったり、定期的に来て頂くことになりますけどね。

喘息で通っていた6歳の男の子は、5回の治療で薬の服用がなくてもいいくらいに咳が改善。この子はアイスクリームを頻繁に食べていたので、それを「アイスを食べるのやめると、咳なおるよ~」って言ったところ、自分からアイスをやめたのも効果的だったかも。アイスクリーム消費ナンバーワンの金沢市としては気をつけておくことでもあるでしょう。胃腸や扁桃を冷やさないのが健康の秘訣なのは子どもでも、大人でもいっしょです

最近では、10ヶ月のお子さまで、疳虫が激しく、発狂するように泣いたり、夜すぐ目をさまし、泣き、またすぐ目を覚ますのを改善して欲しいということでしたが、3回ほどで眉間の青い筋(静脈)が消え、夜は目は覚ますけど、すぐ泣きやみ、すぐ眠るようになった。助かっていますということでした。

小学校2年生で、当院へちょこちょこ、風邪の症状で「小児はり」を受けに来院されるお子さまは、なんと不妊症の鍼灸治療で、当院に始めてご来院された患者さまがご出産されたお子さまなので~す。 有り難いことです。

それと育児するお母さまたちも、お疲れのご様子です。子どもはお母さんの心身の状態を敏感に察知します。お子さまを「小児はり」する傍ら、時間があればお母さんのほうも、サッと治療したいのですが、小さいギャングがそれを許してくれない時もありますし、私も忙しくて時間がとれない場合もあります。
お母さんたちも、育児で疲れていたり、いろんな悩みや心配など心身の疲労があろうかと思いますので、お母さん、あるいはお父さんにも鍼治療を受けて頂けば、家族の笑顔もたくさんになり、お子さまも落ち着いてくるのではないでしょうか。

お子さまの、病気ではないが上記のような症状が出ている場合や、元気がない時などなど、お子さまの健康調整に「小児はり」は効果があります。また、刺さない鍼ですから感染症などの心配もまったくいりません。

何でも、お子さまの健康のことで、お悩みの方、「小児はり」を受けたいという方は、是非、一度ご来院くださいませ。

子どもの笑顔と健康は、この世の宝ですね

二葉鍼灸療院 田中良和
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小さなお子様、ご来院! 小児はり

2009年04月24日 | 小児はり
4月8日、小さいカワイイお子様がご来院。

当院には、最近、小さいお子様が「はり」にくることが多くなってきました。

眠らない、疳虫、おねしょ、元気がない、などが多いですかね。

今回は当院のホームページをお母さんが見て問い合わせがあり来院されました。なんと、ドイツからの患者様です。お父さんがドイツの人、お母さんが金沢の人、ドイツと金沢のハーフですね(んん~おかしいか)。

里帰りで金沢に来ていて、ちょうどホームページで見たということでした。縁って不思議ですね。 やはり縁は大切にしていかないとね。一期一会です。

すこしヤンチャで、暴れたり、なかなか眠らなかったり、他人の髪をすぐ強くひぱったりする、カワイイ彼は11か月。

いや~それにしても、ドイツから金沢まで10時間以上の長旅をしてきたわけだから疲れますよね。大人でも疲れるでしょう。ドイツに住んでいる時から、上記のような状態であったとか。ドイツには「小児はり」というのがないということで、金沢にいる間に一度受けてみたいということでした。また、「こんな状態だと帰りの飛行機がたいへん~」とお母さんの心配もありました。

期間限定。4月8日から24日まで7回、小児はりを行いました。「はり」と言っても、刺すのではなく、皮膚をハリでさするだけなのです。子どもたちは、すごく心も体も敏感なので、これでよく効くのです。

あまり笑わなかった彼も、口元、目元の表情が豊かになり、よく笑うようになりました。 夜、昼とも睡眠がとれるようになり キーと疳の虫が出ることが少なくなりました。

表情が豊かになるなどはお里の人間関係や、この数週間でカワイイ彼が成長したことなのかもしれませんが、「小児はり」が何らかの手助けになったのではと自己満足しています。

最後に、彼が笑顔で「ありがとう」ってコクンと頭を下げたのが、すごく印象的でしたね。

「また金沢に帰ってきた時はおじゃまします」

ということでしたので、成長が楽しみです。ドイツでも元気でね
またのご来院をお待ちしております。

子どもは、どこの世界でも宝です。その健康づくりの一助として、「小児はり」をどんどん利用して頂きたいと思います。当院では、多くの子どもたちが治療をしに来院しますが、今回、小さな国際親善をさせて頂きましたので、いい機会だったので「小児はり」のご報告いたしました。

二葉鍼灸療院 田中良和

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