カルカッタより愛を込めて・・・。

次のアピア40のライブは9月13日(金)です。また生配信があるので良かったら見てください。

ハウラー。

2017-01-29 15:04:08 | Weblog

今日はハウラーステーションに行った。
どうしても一度ジョンとジムと一緒に働きたかったからである。
二人と共に働くのは、たぶん9年ぶりになるだろう。
そして、これが最後になると思って働いた。
駅にいると言うか、貧しい人のなかのもっとも貧しい人たちは、シアルダーもハウラーも同じである。
今日も普通の身なりの男性が食べ物を欲しいと言ってきたが、その友達が止めた。
それは私が貧しい人のなかのもっとも貧しい人に食べ物を与えようとしているのを見たからである。
それから汚れきった破れた服を着た貧しい二人が地べたにおちているものを拾いながら歩いて来た。
私はその二人に食べ物をあげると、私に食べ物を与えられなかった男性も、それを見て微笑んでいた。
長い坂道があり、荷物を積んだ自転車の後ろを押している男性が、私の方を見て、微笑んだので、微笑み返した。
彼は話すことの出ない貧しい男性で、坂道の始まるところから、自転車を押して、僅かなお金を貰っているらしい。
彼はもちろん靴など履いていない、坂道の頂上で彼に会うと、ほんとうに美しい笑顔で微笑んでいた。
神さまを見た思いがするくらいだった。
ハウラーの仕事はさりげなく終わった。
1人女性患者をカーリーガートに運ぶことになり、クンとケンが運び、午後にシャンティダンに行くジョンとジムと私は帰ることにした。
私はハウラーからフェリーに乗り帰るのがとっても好きだった。
フェリーが着き、乗組員にバブーガートに行くか、と聞いた。
フェリーに乗ると、その乗組員がフェリーの先端に入れと言った。
私たちは他の客の入れない場所に入り、椅子に座り、ゆったりとフーグリー河を眺めることが出来た。
素敵な日曜日の朝だった。

 

これからシャンティダンで行われるボランティアディに行くが、たぶん最後までいないだろう。

院長のシスターポリタとダニエルに会いに行くからである。