今日はとても嬉しいことがあった。
私に山谷でカテキズムを教えてくれたダニエルに逢えた。
彼はサビエル会の司祭だったが、MCブラザーの会に入会し、現在最終誓願のためにカルカッタに来ている。
今日はシアルダーの後、シャンティダンに患者のことで話すことがあり、私はもしかするとダニエルに逢えるのではないかと思い、バーニー、バーバラと一緒にシャンティダンに行った。
シスターとの話しはすぐ終わったので、同じ敷地内にあるダニエルのいるブラザーの施設に行った。
ちょうどその施設の院長のブラザーに会い、もうカルカッタすぐクラスが終わるから昼食を一緒に食べましょうと誘ってくれた。
シャンティダンで待っていてくれたバーニーとバーバラに別れを告げ、私は院長のブラザーと話しながら、ダニエルのクラス、それは全員最終誓願のためのクラスが終わるのを待った。
次々とブラザーが二階から降りて来たが、ダニエルは降りて来なく、ほんとうにここに居るのか、こんなに早くダニエルに逢えるのか、見当違いな疑いも生まれるほど、逢うのは三年半ぶり信じられない思いで、私は待った。
結局最後に降りて来たのが、ダニエルだった。
私を見た瞬間、ダニエルは一瞬固まった。
それから両手を広げながら走り近寄ってきた。
まるで夢のようだった。
それから他の八人のダニエルと同じように最後誓願のために来ているブラザーたちと昼食を食べた。
その後、コーヒーを飲みながら二人だけでいろいろと話し合った。
ダニエルも夢のようです、と言っていた。
いろいろ話したなかで、ダニエルにはシスターニルマラから教えてもらったタフラブのことを話した。
ダニエルもタフラブと言う言葉を初めて聞いたと深く心にとめていた。
ダニエル、長い間、私を見送ってくれた、三度振り返っても、まだダニエルは手をふってくれていた。
タフラブの事はこのブログの中でシスターニルマラからの言葉と言う題名で書いたので良かったら読んで見てください。
今日はダニエルに逢えてほんとうに嬉しかった。
昨日から始めた病院の訪問はバーバラには断られ、私一人で患者たちに挨拶して回った。
