今、オリエンテーションに行って来たが日本人が居なかったでアドレーションの前に一度帰って来た。
シスターマーガレットに遅れてくる人も居るかも知れないから4、は時まで待っていて欲しいと言われ、3時から始まるオリエンテーションなので1時間ちょっと待って帰って来た。
今年は韓国人、日本人がほんとうにネットでの情報により少ないとマーガレットは言っていた。
私が居なかった間の日本人用のオリエンテーションの資料を一通り目を通しもした。
私のゴッドファーザーのジムも知人のオリエンテーションのために来ていたのでゆっくりと話すことが出来て良かった。
ローマで行われたマザーの列聖式にジムは行ったなので、その時の話しも聞いた。
ジムはパパ様にキスをしてもらったと自慢していた。
式ではシスタークリスティーの後に続いて歩いていたと言っていた。
何でもユーチューブで見れるらしい、それも嬉しそうに言っていた。
それからマリオのことを聞いた。
マリオとは2度シアルダーで働いたが、私が居なかった2年前、マリオは駅の仕事を外された、その理由をジムから教えてもらった。
バーニーが居なくなった後、マリオはキングになり、毎日のように新しいボランティアを駅に連れて来たらしい、それも注意しても辞めなかったので辞めてもらったらしい。
それは当たり前のことである、私もそれは許さないだろう。
駅に新しいボランティアが来ても何も出来ないし、ましてや、仕事が上手く回るはずがないからである。
ただマリオが誰かに自慢したいと思った気持ちは私のなかにもあるだろう。
私も気を付けなくてはならないとジムの話しを聞いて思った。
ジョンとメリーもシュシュババンに来ていた。
彼らは駅の子供にあげる子供用の服をシュシュババンに貰いに来ていた。
そしてジョンは私がプレンダンに運ぶことを決めた患者が亡くなったことを教えてくれた。
一瞬全身に重りを載せられたように身体が感じたが、温かなベッドの上で亡くなったことは、プラットホームの冷たいベンチで亡くなるより、良かったのではないか、と私自身を慰めるようにジョンに言うと頷いた。
今夜のアドレーションは命と死を見詰めながら彼のために祈ろうと思う。