カルカッタより愛を込めて・・・。

次のアピア40のライブは9月13日(金)です。また生配信があるので良かったら見てください。

シスターたち。

2017-01-10 22:17:12 | Weblog

今朝マザーハウスでミサが終わった後、ドクターのシスターマイケルが近づいてきて「良く帰って来ました、フランシスコ・ザビエル テツ!」と言って握手を求めて来てくれた。
フランシスコ・ザビエルとは私の洗礼名である、何故か、名字と名前を全部言われたようで、そこまで私のことを覚えて居てくれて嬉しかった。
他のマザーハウスのシスターたちも、皆笑顔で、私のことをフランシスコ・ザビエルと呼ぶ。
私はシスターたちの名前を知らないのに、今日はアドレーションの後で、あるシスターはシスタークリスティーがマザーハウスに戻ってくる日を教えてくれた。
ボランティア担当のシスターメルシーマリアは、私のことを呼び、何を言っているのか、初めは分からなかったが、リポンストリートに数人のボランティアがいて、フラットが空いたから見ないって見ないと、私の滞在費が少しでも安くなるように気に掛けていてくれた。
そこまで思ってくれる優しさがほんとうに嬉しかった。

今朝はバーニーを病院の訪問に連れて行った。
行く前に私はバーニーにフランチェスコの平和の祈りの一節から、あなたが光りを持っていく、と言うと、バーニーは苦笑いをしていた。
何がどう起こるか、心配で、私が居なかった間は病室の患者たちに挨拶と祈りをするこの訪問をしていなかった。
昨日バーバラには断られてしまったが、それも仕方がないとも思っている。
ほんとうに痛み苦しむ人たちに祈りだけで、表情だけで、態度だけでケアすると言うことは並大抵でないことを良く知っているからだ。
しかし、バーニーにこの訪問の意味を大切に感じている。
今日も多くの患者たちは、「あなたが私の額に触れ、祈ってくれれば、私の病気は早く良くなる」と。
なかには涙を流し始める患者もいた。
訪問が終わった後にバーニーに私はこう言った「私たちが光りを運ぶのではない、私たちが光りを彼らから受けるんだ」と。
バーニーに深く頷いていた。


ホテルは。

2017-01-10 18:00:32 | Weblog

今回ホテルはホテルマリアにした。
以前いつも滞在していたゲストハウスはテラスがなくなり、そこに新しい部屋を作っていたので辞めることにした。
テラスも無くなり、また部屋代も上がっただろうから、初日の夜、仕方なく泊まったパラゴンから、ホテルマリアにした。
パラゴンも以前のような日本人の溜まり場のような感じは全くなく、一階のどの部屋も誰も泊まっては居なかった。
私が泊まった部屋も天井に大きな穴があり、ネズミでも落ちて来そうだった。
ホテルマリアを見に行くと、そこは以前と何にも変わらない雰囲気だった。
働いている人たちも顔見知りで優しいのでマリアに泊まることにした。
ダブルで五百ルピー、ものの値段が三年前と比べ、1.5から2倍くらいになっているので仕方ないと思った。
でもマリアはとても気に入っている、ここには私が初めてきた時からの思い出がたくさんある。
それは数えることなど不可能なくらいである。
だから、今回はマリアで三ヶ月滞在することは生活しやすいので、これで良かったとほんとうに思っている。
何より、マリアの屋上が私は好きである。
日本人はいないと、言うか、サダルストリートにすら見たりすることもない。
マザーハウスにも今日は私を含め三人だけだった。
それも明日でその二人も居なくなる。
日本語のオリエンテーションも要らないのではないかと思うが明日から始めるつもりである。
まだどんどん忙しくなっていく。
祈りのなかで、深く自己を見詰めながら、この身体を動かして行きたい、そうまた祈るばかりである。