カルカッタより愛を込めて・・・。

次のアピア40のライブは6月でしたがお休みします。

眠るまで。

2017-01-06 22:44:24 | Weblog

もう少しでベッドに沈み込むように睡魔が襲ってくるまでに今日あったことを書いてみる。
ジョンとシアルダーのサウスステーションに向かった。
このプラットホームの先に私たちが村と呼んでいる場所がある。
そこにはカルカッタ郊外から物乞いするためにやってくる、いくつかの家族が住んでいる。
そこで私たちは小さな子供にゆで玉子をあげる。
もちろん、患者が入れば何らかのケアする。
今朝子供たちは二十人ぐらいいた。
みんな並ばせて座らせ、ゆで玉子を配る。
配り終わるまで、その場を動かないようにあらかじめ伝える。
なぜなら、一度もらった子供がまたもらおうとして動くからである。
今朝もゆで玉子を配っていると最後の方になって列に入ってきた五歳くらいの女の子がいた。
私が「ちゃんと列に並んで動かないように言ったろ」とその女の子に言うとすまなそう顔をした。
すると、母親かも知れない女性が言った「ウンチをしていたんだよ」
私は思わず笑って、その女の子に謝った。

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仕事の初日。

2017-01-06 17:27:32 | Weblog

今日から仕事を始めた。
私が向かうシアルダーのボランティアは、バーニー、アイリッシュの初老夫婦ジョンとメリー、この三人は三年前と一緒である。
後は六年前に一緒に働いたイングリッシュのバーバラ、そして、もう一人はスパニッシュの若い男性である。
今日、彼とバーニーに貧しい子供をロレットのフリーの学校に通わせるために向かったので、あまり話さなかったからか、彼の名前を思い出せないが、ベンガル語を少し話せる優しそうな男性で安心した。
三年ぶりのシアルダーはあまり変わっていなかった。
最初の数日は誰かと一緒に駅を回りたかった、どこにどういう患者がいて、誰に食べ物をあげているかなど、一通り知る必要があるからである。
今日はジョンと一緒に回った。
「あまり変わらないだろ」と言う彼の言葉に同意はしたものの、やはりここの貧しい人たちは信じられないほど、貧しい人たちがいる、マザーが言う貧しい人のなかのもっとも貧しい人たちがいる。
どうして生きていられるのか、想像が出来ない、恐ろしく貧しい人たちがいる。
変わらずに麻薬中毒者たちはトイレの近くやゴミ集積場の酷い臭いがする場所で身をかがめ、注射器を腕に刺していた、その彼の瞳は獣のようであり、この世を見つめているものではないようだった。
彼らにも愛を、そう祈りながら歩き続けた。
マザーは麻薬中毒者も私の神さまだと言っていた、そのことを思い出していた。

アドレーションの時間になってしまったので書くのを中断します。

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