カルカッタより愛を込めて・・・。

次のアピア40のライブは9月13日(金)です。また生配信があるので良かったら見てください。

サンダル。

2021-06-29 11:19:11 | Weblog

 このサンダルが何かを物語っている。

 至る所、針金で止められている。

 それも何種類かの針金である。

 その針金の一つひとつに物語りはあるのだろう。

 ずば抜けて物持ちの良いこのサンダルの持ち主は土曜日の白髭橋のカレーの炊き出しに二年前ぐらいから来るようになった。

 立っているのが疲れるのだろうか、片方のお尻に重心を寄せ、いつも腰を降ろしている。

 アパート暮らしだと言うが、いつもマスクは煤けて黒くなっているものを付けている。

 「お父さん、新しいマスクを付けて。あげたでしょ」と私が言うと、ニコニコしながら、少し前にバッグに押し込むようにしまった新しいマスクを出した。

 このサンダルの写真は先週撮ったものである。

 インドしか見たことがなかったようなサンダルだったので、「お父さん、このサンダル、凄いね。写真に撮って良い?」と聞き、笑顔の承諾を受けて撮影したものである。

 あなたはこのサンダルから、どんな物語りを読み取るのだろうか。

 

 

路上生活者のコロナワクチン接種。

2021-06-22 12:09:28 | Weblog
 先々週の土曜日、まだ65歳以上の路上生活者のコロナワクチン接種は不可能であった。

 あるおじさんから聞いたところによると、給付金の時と同じように住民票がないから出来ないとのことだった。

 山谷にある無料のクリニック山友会では必要なおじさんには山友会の住所を使って良いとも言ってくれていたが、それでも、その数が多くなるだろう、出来るかどうかはまだ分からない、との話しだった。

 先週の土曜日、もう新聞にも載っていたが、保健所で住民票が無くても、65歳以上はコロナワクチン接種が出来るようになったとのことだった。

 一安心したおじさんも多かっただろうが、実際のところ、どのくらいの路上生活者が接種しに行くかは分からない。

 たぶん一回行って、すぐに打つことは不可能であろう、まず予約を取ってからである。

 そして、何を聞かれるのかも分からない、日にちや時間も分からない人もいるだろう、そうした高いハードルを越えられる路上生活者は多くはないだろう。

 だが、政府の方針としては間違ってはいない、良いニュースだと思った。

 接種するか、しないかは路上生活者に関わらず、その人個人の選択である。

 その選択する資格を弱い立場にいる人が持てたことは良いことであろう。

 何人かは分からないが、コロナワクチン接種をして安堵する路上生活者もいるだろう。

 そのことを思うと、私は嬉しくなる。

 路上生活者から良く聞く言葉がある。

 「もういつ死んでも良い、早く死にたい」

 しかし、そう言いつつも、その言葉と常に並んでいる恐怖は拭えない、もし、コロナワクチン接種でその恐怖の一部分、ほんの少しでも拭えればと願う。

私の人体実験。その3。

2021-06-16 15:53:43 | Weblog
 もう10数年前になる、山谷のクリスマスの前夜、私はスコッチウイスキーのカティーサークを飲みながら、スモークレバーを楽しんでいた。

 カティーサークはロックで頂き、スモークレバーとの相性も良く、すいすいと口のなかに入り込んで行き、ボトルはたぶん半分ぐらいになったと思う。

 その酔いで、私は明日の山谷のクリスマスを楽しみにベッドに入った。

 朝もなり、腹痛で目が覚めた。

 それから、何度もトイレに行った。

 激しい下痢が続いた。

 ノロウィルスが流行っていたので、ポカリスエットを飲んで耐え忍ぼうと思った。

 しかし、そのポカリスエットが逆流し、吐いた。

 そのうち、腹痛が激しくなり、部屋中をのたうち回った。

 救急車で病院に行った。

 その場ではたぶんノロウィルスだから明日には帰れますと医者から言われたが、その夜、私は腸閉塞になり、CRPが40を超えた。

 2週間入院した。

 病名はウィルス性胃腸炎から腸閉塞、そして、クローン病の疑いがあるとのことだった。

 それからしばらくずっと消化の良いものを数年食べていたが、いつの間にか、それもしなくなり、敢えて気にもせず、忘れていた。

 しかし、腰痛克服のため、体幹トレーニングをし始め、ヨガ、筋トレをし、筋肉に良いものと調べて行けば、それは身体に良いものであった。

 もともと子供の頃からお腹が弱かったので、最近している腸活は、私には必要なことであった。

 朝腸活、ほんとうは夜に食べた方が良いとは知っているものの、夜は晩酌なのでヨーグルトは朝、きな粉とブルベリーのドライフルーツをいれて食べるようにした。

 夜腸活、キムチ納豆である。

 これは引き割り納豆にキムチ、エキストラバージンのオリーブオイルを入れたものである。

 これらを食べるようになり、腸が喜んでいるのが分かるほど、とても調子が良いようだ。

 {つづく}
 

私の人体実験。その2。

2021-06-14 12:13:29 | Weblog

 たぶん結果が気になるだろう。

 私がプロティンを飲み始めて、どうだったのか、と言うと、やはり、「悪くない」と言うことだった。

 劇的に感じることは筋トレ後の筋肉疲労の回復をすごく感じた。

 私は自宅で週三筋トレをしていたが、年がら年中と言って良いほど、筋肉痛を感じながら生活してきたが、プロティンを飲み始めてから、筋肉痛がゼロになった訳ではないが、明らかに以前ほどあまり気にならなくなっていた。

 そして身体が疲れづらくなった。

 たぶん筋肉疲労の回復が目覚ましいのであろう。

 筋肉の成長もうかがえた。

 筋肉に張りが出来、今までより陰影が少し出てきたように感じる。

 結果、総合的に言えば、筋トレのモチベーションもアップデートされ、次の段階に飛躍した感じとも言える。

 ただ何事もやり過ぎないことを注意したいと思う自分がいる。

 何を間違えたか、そのうち、筋肉のための飲酒を辞めるとか、言い出しはしないかと思うほどであるが、それはないだろう。

 だが、何より、身体の調子が良いのである。

 これはとても良い。

 身体の調子が良いと、もちろん、心の調子も良いのである。

 ただここでも間違ってはいけない、悩みが無くなる、何一つ悩みがないという訳ではない。

 悩みが何もないと言うのは、何も考えていない、何も考えられない、何に対しても無関心と言うことになりかねないからである。

 無関心でもいけないし、また悩みに飲みこまれてもいけない、そのバランスを取るには祈りが必要になるだろう。

 悩みに対して、祈りとともに心の筋トレも出来るようにした方が良い。

 現状に激しく揺さぶられても、根はしっかりと張れるようにあり、柔和であり、自己の未熟さを認める勇気も育てる心の筋トレが必要である。

 どうか、それを楽しんでやってほしい。

 あなたがあなたのために。

 私が私のために。

 {つづく} 

私の人体実験。

2021-06-10 12:07:11 | Weblog

 たぶん、以前にも「私の人体実験」とかいう題名でブログを書いたことがあると思う。

 その続きのようなことを書いてみようと思うのは、実は三週間ほど前からホエイプロティンを私は飲み始めた。

 私の身体がどう変わるのかの人体実験である。

 筋トレを始めて以来、鳥のささ身や胸肉、ブロッコリー、ゆで卵などで筋肉を大切に育ててきたが、ある時、何か魔法に「ふぅ~っと」掛かったのか、たまたま浴びた風のなかに何かがあったのか、プロティンのことが急に気になりだした。

 急に気になりだすと、もう走り出した列車のように後戻りは出来なくなっていた。

 スマホでプロティンのことを検索しまくった。

 しかし、プロティンの売っている薬屋は行ったが、二度買わずに帰ってきたりもした。

 私のプロティンに向かうハードルは何故か高く、二度足踏みをした感じになった。

 薬屋が無理ながら、プロティン超初心者にはコンビニやスーパーで売っているパックのプロティンから始めてはどうかと思い、買ってみた。

 二回、これを買い、トレーニング後に飲んでみた。

 「悪くない」と思えた。

 何故、そう思えたか、二回飲んだだけでは、はっきりとした理由など言えないが「悪くない」と思えた。

 言えるとしたら「筋肉未来予想図」が見えたと言うしかないだろう。

 今度はパックのプロティンは「高い」と言い出す、プロティン推進派が私のなかで騒ぎ始めた。

 彼らに追い立てられ、持ち上げられ、その感じを私自身が笑い、三度目、違う店、レジの近くにあるプロティンコーナーのなかに有名な名前、今まで二回飲んだパックのプロテインと同じものを発見し、あまり考えずに買い物籠に入れた。

 向こうから手が伸びていた感じがした。

 私は差し伸べられた手を握り返したかのように一キロのプロティンを買ったのだった。

 {つづく}

 

明日はアピア40で歌います!

2021-06-03 17:43:40 | Weblog
 
 https://t.livepocket.jp/e/400604

 明日はまだ緊急事態宣言中なので、無観客生配信ライブになります!

 無料でも見れますので、良かったら見てください。  

 アピア40のYouTubeチャンネルからも見れます。

 http://www.youtube.com/user/APIA40

 私の出演は最後20:40くらいからです。

 

最近の筋トレ。

2021-06-01 13:25:50 | Weblog

 かれこれ腰痛克服のために始めた筋トレは5年以上になるだろう。

 最初に長友選手の体幹トレーニングの本を買って以来、体幹トレーニングにはまり、一時はヨガにもはまり、現在は筋トレとヨガ、体幹トレーニングを週3で自分特有にバランス良く行っていれてると思う。

 そして、今日、長友選手に似ていると言われているバズーカ岡田氏の「世界一細かすぎる筋トレ図鑑」が届いた。

 これは何かの繋がり、バラフライ・エフェクトかも知れない。

 これでまた筋トレが楽しくなりそうだ。

 だが、いま私は私に常に負けている。

 と言うのは50の誕生日までに腹筋ローラーの立ちコロが出来るようになると言う目標が達成されない日々を生きている。

 屈辱と言えば屈辱であるが、私が私に鞭を振るっているのである。

 言い方を変えれば、日々、挑戦しているとも言える。

 ここは「あまーい!」と言われるかも知れないが、51の誕生日までに立ちコロが出来るようになる目標に変えた。

 私は諦めてはいない。

 筋トレしている人が良く言われるあるあるがある、「いったい、どこに向かっているの?」と言うことであるが、どこに向かうも何もない訳ではない。

 私の場合はゴリゴリの身体ではなく、主に健康と疲れない身体の獲得である。

 私は在宅の訪問介護の仕事をしているが、いつも清々しい顔できつい仕事を行いたい、サラッといかにも簡単な仕事をしているようにしたい、もし身体が疲れている時はそれを客観的に分かり認め、労わることを内面でしながら、表情や態度は思いやりと優しさがあるかをまた客観的に見れるように、これを日々トレーニングしている。

 筋トレと心トレの両立である。

 私たちはいつまでも成長できる。

 もう二度とない時を私たちは生きている。

 どう生きるかは私たち次第、やるか、やらないかである。

 ならば、微笑んでやろうではないか。