今日はティックラを病院の訪問に連れて行った。
今日も三体の遺体があった。
その一人は右足の膝から下を切断していた老人だった。
彼は私に良くこう言っていた。
「私は良くなりますか?」
私はいつも「良くなります」と答えていた。
実際、少しだけは、ほんの少しだけは、良くなっていた。
だが、いつも誰も傍にいなく、仙骨部、踵には褥瘡があり、それは何の治療もされていない事を知っていた。
私が傍に行くと、微笑むのも苦しいのであろうが、ゆっくりと顔を動かし、笑みを作っていた事が忘れられない。
彼が運ばれて行くのを見た後、彼のベッドを見ると、仙骨部の褥瘡から出たであろう、黒い浸出液がビニールシートに溜まっていた。
私はその前で祈った。
私の瞳に涙が溜まって行くのが分ったが、どうにも出来なかった。
私は彼に何をして来たのだろうか、私の祈りは上辺だけではなかったのか、嘘を付いてきたのではないのか、問い続けた。
シアルダーでは一人の老人の身体をアイミイとマッセンシアが洗い、彼のケアをし、私とイネス、ベッティー、ティックラはホープの病院に行き、院長に会い、私の引き継ぎとして、ベッティーとティックラを紹介した。
そこで先週の水曜日にプレンダンからホープの病院に入院した女性の事を院長に聞くと、次の日に亡くなったとの事だった。
この患者は私とイネス、マッセンシアが私の誕生日にプレンダンに運んだ患者であった。
私はまた患者がすでに亡くなった事、患者の友達に伝えなければならない。
この女性患者を心配していた人たちは一人二人ではない、明日、私は彼女の死を皆に伝えなければならない。
この事が身体をかなり重くしている。
ゆっくりとアドレーションで祈りたい、祈る事なしには辛すぎる。
今日も三体の遺体があった。
その一人は右足の膝から下を切断していた老人だった。
彼は私に良くこう言っていた。
「私は良くなりますか?」
私はいつも「良くなります」と答えていた。
実際、少しだけは、ほんの少しだけは、良くなっていた。
だが、いつも誰も傍にいなく、仙骨部、踵には褥瘡があり、それは何の治療もされていない事を知っていた。
私が傍に行くと、微笑むのも苦しいのであろうが、ゆっくりと顔を動かし、笑みを作っていた事が忘れられない。
彼が運ばれて行くのを見た後、彼のベッドを見ると、仙骨部の褥瘡から出たであろう、黒い浸出液がビニールシートに溜まっていた。
私はその前で祈った。
私の瞳に涙が溜まって行くのが分ったが、どうにも出来なかった。
私は彼に何をして来たのだろうか、私の祈りは上辺だけではなかったのか、嘘を付いてきたのではないのか、問い続けた。
シアルダーでは一人の老人の身体をアイミイとマッセンシアが洗い、彼のケアをし、私とイネス、ベッティー、ティックラはホープの病院に行き、院長に会い、私の引き継ぎとして、ベッティーとティックラを紹介した。
そこで先週の水曜日にプレンダンからホープの病院に入院した女性の事を院長に聞くと、次の日に亡くなったとの事だった。
この患者は私とイネス、マッセンシアが私の誕生日にプレンダンに運んだ患者であった。
私はまた患者がすでに亡くなった事、患者の友達に伝えなければならない。
この女性患者を心配していた人たちは一人二人ではない、明日、私は彼女の死を皆に伝えなければならない。
この事が身体をかなり重くしている。
ゆっくりとアドレーションで祈りたい、祈る事なしには辛すぎる。