株式会社パワーランド

上場企業の株主総会が最盛期を迎えています。その中であるいはそれに先立ち役員の報酬に関し年俸１億円以上の役員名がニュースになっています。公開されていませんが、役員は、この他に交際費という経費が使えるし、運転手付きの社用車も業務上任意に使えます。中には交際費・社用車の公私混同も行われているでしょう。オーナー企業においてはオーナーだけが　　　

社会科学的に考えてこの情報開示の傾向は大いに歓迎されるべきです。当面は、面食らう従業員が多いと思いますが、個々人レベルでより公平な社会を実現するためには必要なプロセスと考えられます。企業の常識が社会の常識と乖離している会社が如何に多いか、個々の勤め人は考えながら仕事することになると思います。分かっていても指摘はできない、指摘はできても行動には移せない・・・だから立ち飲み屋で憂さを晴らす・・・という現象が一層目立つようになります。

法人税を払っていない会社の役員の高額報酬は論外　無配会社のそれも論外　公的資金を使っている会社のそれも論外　とかいろいろな議論が出ます。これまでは一部の高級公務員だけがやり玉に挙がっていましたが、やり玉役員がこれからより激しい社会的制裁を受けると想定されます。

小泉竹中改革が貧富の格差拡大の元凶であると写っていた国民も、小泉竹中時代の社会が実はもうそのような不公平社会であったと思えば・・・納得。
不公平であったことを知らなかっただけでした　勤め人の平均年収が４００万円そこそこでは、年収６００万円もあればつい中流と思ってしまう国民性がいじらしい　しかし、人を「搾取して」の高額報酬は