今日の画像は渋谷駅のマークシティです。道玄坂の上の方から渋谷駅方面に向かって昨日撮りました。曇天でしたが、かなりきれいに見えましたので、「アッ、こんな顔もあるんだ」と思いシャッターを押しました。お客様と一緒でした。ものすごいサイトアドレスですが、この建物の概要が把握できますので、お時間がある方はどうぞお訪ね下さい。
思うのは、建物を企画した会社・人、建設作業をした会社・人、建設資金を出した会社・人そして何よりもこの場所に従前から住んでいた人・事業をしていた会社・人等々、法人は生き延びていても、人は寿命により死んでしまっている方々が多いことです。そして、昔の姿を知らず今生きている人々がこの建物を利用していることです。
私の過去の人生で、堅固な建物を都心で従前の地権者達と一緒にいくつも作って来ました。港区・中央区・千代田区・渋谷区・品川区・目黒区・新宿区・・・、数えればキリがない位沢山・・・。今でもその建物の近くに行くと、あのときはあの地権者に、建てる前はこんなことを言われた、建てた後からこんなに喜んでもらったとか・・・、今では「アァ、そうだったね」と自己満足と想い出の世界ですが、その建物を使って喜んで下さる「後世の方々」が居ると思うと心が和みます。
でも、深夜の帰宅時に、「人身事故によりダイヤが乱れています。申し訳ございません」の毎度毎度のアナウンスで、「飛び込む人がいけないの。」と言わんばかりでは、あまりにも切ない気がします。自殺者3万人・・・この人数は・・・想像してみて下さい。もう回復の見込みがなく、病気を苦にして自殺する人もかなり居ると思いますが、自殺のそもそもの原因は政治の貧困です。聞けば赤字国債の発行法案が廃案になるとか・・・。借金地獄を創造した国会議員の報酬と政党交付金の支払いを真っ先に延期すればよいと怒りたくもなります。
