昨日は長崎に原爆が投下されて67年が経過した日でした。国民には、8月6日の広島と並んで胸の中にしっかりと刻み込まれていますが、これが外国へ行くと・・・日本が経済で有名であれば地球人は日本という国名を通じて広島・長崎を知る機会もあり原爆の悲惨さも知ることができるのですが、日本の知名度が落ちて来ると・・・広島・長崎ひいては原爆の悲惨さを知る機会も少なくなってきます。
昨年と一昨年はロンドンへ不動産の市場調査と不動産鑑定評価の勉強を兼ねて合計3回行きましたが、ロンドンの若い人達は東洋人を見ると直ぐに韓国・中国を想い出すようで、Japanは直ぐには思い浮かばないようでした。「日本はこのような国だ」ということを宣伝し続けることは、広島・長崎を地球規模で風化させない大事な事だと思います。その意味でも、原爆の日の記念式典には原爆を投下した米国の大使だけではなく、全世界の駐日大使に出来るだけ多く参加して貰うことがよいのではないかと思います。そしてマスコミもこぞって平和の大切さを地球規模で強調するのです。
さて、消費税は、増税日程が今日決まります。財界は、駆け込み需要に期待を寄せます。暮しの格差がまた一段と広がります。中には、勝ちを急ぎ過ぎて貧富の入れ替わりもあることでしょう。今から800年前の1212年の鴨長明の「方丈記」の世界と変わりません。 http://www.aozora.gr.jp/cards/000196/files/975_15935.html
ガツガツするよりも、今を人のために誠実に生きることが大事です。ロンドンオリンピックの選手達、なでしこJapanも重圧の中、爽やかに誠実によく頑張ってくれました。メダルに手が届いた選手も届かなかった選手にも拍手を送ります。