昨日業務のために乗車した電車内での出来事です。電車の場所は地下鉄有楽町線の有楽町駅と永田町駅の僅かな間です。普段は乗客はビジネスマンが殆どですが今は夏休み中なので親子連れや中高校生グループも目立つ程に乗っていました。時間は正午過ぎでしたから空席も所々にあると言った状況です。
3人の女子中学生らしい子供達が、まるで周りの人達が目に入らないという体で騒ぎながら乗車してきました。夏休みにはよく見かける塊です。たまたま銀座一丁目駅から乗車した私の隣席が2つ有楽町駅で空席になり、3人の内2人が着席。1人が出遅れ・・・立つことに。その瞬間3人の塊が壊れました。立つことになった一人は、寂しそうなのです。
斜め対面には空席が一つあったので、私がそちらに移動し、この立っている子供に席を譲ってあげると3人の塊は復元し、きっとまた楽しくなるのではないか・・・自分がされて嬉しいことは老若男女を問わず嬉しいはず・・・ここは子供達に社会教育を施すタイミングと考え、席を譲ってあげると・・・立っていた子供だけではなく座っていた二人も、歓喜の声。年寄りに席を譲ることはあっても一般の年寄りから席を譲ってもらったことなど無かったのでしょう、案の定3人の塊は復元しました。それはそれでまたうるさいのですが、子供の声が社会の宝と思うような自分の年齢をかみしめながら、約束の時間にお客様と面談。
そして・・・帰社後は改修工事中の騒音にうんざり・・・。8階までの100段の階段を、一日4回の上り下りで済むように考えながらの業務配分ですが、私にとって今の事務所は仕事ができる環境ではないので、電話は転送セットにして、早々に帰路につきました。宅配便や工事業者もエレベータが無いから移動は大変だろうなとは思います。暑い中、ご苦労なことです。