今夜も本をまくらに。

山歩きが好き、落語が好き、おいしい物が好き、中島みゆきが好き、
でもやっぱり活字がなければ生きていけない私。

トカゲの腕立て歩行

2011年10月31日 | 「暮らし」のひきだし
小さい子供って、虫や昆虫を見ると一度は捕獲しないと気が済まないみたいです。
ちょっと前までは虫かごに入れたまま可哀想なことをしましたが、最近は観察したり遊んだり納得すると、もといた場所に返しているようです。

先日幼稚園に行く前の少しの時間に、草むらでトカゲを発見。不運なトカゲは彼に捕まってしまいました。

しっぽを持って遊んでいます。私は、は虫類は苦手なので(たぶんこれもカナヘビというのだと思いますが、あえてトカゲと呼びたいんです)「早う逃がしたげや~」とか言って見るとはなしに見ていると、しっぽを捕まれたトカゲは逃げようと必死で前へ前へ・・・・

その姿はまるで腕立て歩行。おもしろくってかわいくて、思わず見物。


     
最初はぐたっと腹ばい。           とことこ歩き出した~


トカゲはしっぽを切って逃げることもせず、トレーニング?を終えると解放してもらい、草むらに一目散に逃げていきました。

まだ小さい子供なのかなぁ。とってもやせっぽちで小さくて。
もうすぐ寒い冬が来るから、それまでにお腹いっぱい食べ物を食べて、元気でね。

チビちゃんは明くる朝も同じ場所でまた、トカゲをさがしているのでした。



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図書ボランティア

2011年10月27日 | 「図書ボランティア」のひきだし
    
                       ブクログより

近くの小学校、1年1組に本読みに行っています。
5分ほど前に教室に行くと、走り回ったり、ざわざわしていて、まだまだ準備ができていません。
ふと見ると前で4・5人かたまって何かもめている様子。先生もおられないし、どうしていいかわからないし。ふ~む今日は一冊しか読めないな~とか思いながら待っているとようやく先生も来られて、何とか準備も整いましたが、やはり開始時間が遅れて、まず読んだ1冊めは、図書館の司書のかたに「秋らしいお話無いでしょうか?」と聞いたら、いくつか教えてくださり、その中で「あらすじは憶えてるんですが、題名が・・・」といって一生懸命思い出してくださったこの本。

「ざぼんじいさんのかきのき」 とってもおもしろくて、速採用、読むことにしました。
ざぼんじいさんは、甘い柿を誰にもあげずにいつも独り占め。
ある日隣におばあさんが引っ越してきて・・・

テンポよく話が進んで、最後は意外な展開でびっくり。
子供達もよろこんでくれたようです。

もう時間がないなぁと思って、先生を見ると「短いのなら大丈夫ですよ」とのことで、予定はしていなかったのですが、ちょうど持ってきていた「あきいろおさんぽ」を読みました。


絵がとってもかわいいです。
ストーリーはあるような、無いような。詩のようなおはなしです。
お話のないページもあったりして、絵を楽しむ本です。

静かなところで、ゆっくり読んであげたい本でした。

今回で3回目となりました。まだまだ慣れなくて、今日のように不測の事態になると、うろたえてしまいます。
もっとゆったりとした気持ちで読みたいと思います。

ざぼんじいさんのかきのき / すとうあきえ
あきいろおさんぽ     / 村上康成
コメント (2)
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桂米朝一門会

2011年10月25日 | 「落語」のひきだし
            えっ!当日券があるようです。


芸術の秋でございます。ということで久々の落語会に行ってきました。
桂米朝一門会は、お正月と6月は恒例で、ほとんど足を運んでいますが、この時期の会ははじめてです。

今回はいつもの落語友達の都合がつかず、ひとりです。そんなに早くチケットを申し込んだわけではないのに、ど真ん中の前から7列目。良い席です。ひとりというのがいいんでしょうか。空いたところに入れてもらった感じです。



本日の出演者と演目です。             
桂ちょうば / 狸の賽
桂歌之助  / 桃太郎
桂米團治  / 掛取り
桂南光   / 素人浄瑠璃
中入り
桂雀三郎  / 帰俥
桂ざこば  / 厩火事
 

今回演目で目立った特徴は、東京落語にもある演目が多かったことです。
「狸の賽」は「狸賽」とも呼ばれ、噺家はぱっと志ん朝さんが浮かびます。「桃太郎」もありますし、「素人浄瑠璃」は「寝床」という題名であります。どうして題名が違うのかな?と思ったら、この噺は寝床の最後のオチまでいかないんですね。だから寝床ではない、なるほど。
「厩火事」も有名で、これは同じでした。「素人浄瑠璃」も「厩火事」もそれぞれ東京の噺家だったら8代目桂文楽が浮かびます。頭の中で聞き比べたりして・・・・
出演者の中では、雀三郎さんが初めてです。枝雀さんのお弟子さんですが、枝雀さんの芸風はついでいません。が安心して聴いていられます。

共通して言えることは、みなさんそれぞれ「まくら」で米朝師匠をネタにされます。近況とか、○○勲章をもらわれた様子とか、落語の独特の世界だからでしょうか、笑ってすませられるんですね全部。息子さんの米團治さんならいざ知らず、他のお弟子さんも普通にこき下ろしてますものね~。たぶん米朝師匠が横で聞いていても「あはは~~」と笑っておられるんでしょうね。

楽しいひとときでした。隣り合わせた年配のご婦人と、12月にある「文珍独演会」での再会をお約束して、帰路につきました。


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サヴァイヴ

2011年10月24日 | 「本」のひきだし
               
          たなぞうより



「エデン」・「サクリファイス」に続くロードレース物の三作目。

だが今回は白石誓が主人公ではなく、また2作目の話の続きでもなく、
誓をとりまく選手やチームの短編集で、誓がチームに所属していた前後の時期の話だ。

相変わらずリアルな描写で臨場感あふれるシーンは変わらず、これを女性が書いている事に驚く。

しかし今回のは短編ということで、1話1話まとめなくてはいけないからだろうか、話に深みが無く無理に題材を供してまとめている感がある。
このシリーズの場合、変なおちは要らないのでレースの詳細な描写と心理状態を掘り下げていってもらいたい。


サヴァイヴ / 近藤史恵 著
★★★★☆

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高島トレイル最終区分(第9)

2011年10月23日 | 「山」のひきだし
10月19日、久しぶりに山の会に誘っていただき、高島トレイル最終区分を歩いてきました。

高島トレイルとは?
滋賀県マキノの愛発越(あらちごえ)から今津の山並みを経て、朽木の三国岳へ至る80kmに及ぶ道で、日本列島の日本海側と太平洋側を区切る中央分水嶺の中央部にあって、古い山道を活かし整備した各地の登山道をつないだものであり、東西南北の気候や植生を合わせ持つ、豊かな自然の中を歩くネイチャートレイルです。(公式サイトより抜粋)

その80kmを9分割して日帰りで歩き繋いで完歩するというもので今回はいよいよ最終の第9区分です。80kmの中には1000mに満たない山がいくつも連なり、各区分もピークがいくつかありアップダウンを繰り返しながら歩きます。

私は今回初めての参加にして、最後となります。
綜合歩行時間約7時間半。最初聞いた時「え~~~ 大丈夫かな??歩けるかな??」と思いつつも「低山だから大丈夫!」と言っていただいた言葉だけを頼りに参加することにしました。



天気は上々。紅葉にはまだ早かったです。


  
自然の力ってすごいなぁ。奇っ怪な巨木と枯れ木に寄生している紅葉の木。 



今回はあまり展望が無かったのですが、視界が開けるとほっとします。



気持ちのいい木々の中を歩きます。



天然のナメコを発見!わ~こんなふうに出てるんだ~  感激!
栗が落ちているといっては拾い、ナメコが出てるといっては、わいわいと、それでなくても先頭から遅れがちなのに道草がすぎました。(反省)


わーい。お昼だ!お昼だ!山での楽しみと言ったら食べること。各自が持ち寄ったごちそうでゆっくりお昼をいただきました。横ではカレーうどんも作ってくださっています。三国岳山頂にて。


さあ後は下るだけです。この時点でちょっと膝が心配。先輩に足の運びかた膝のクッションの使い方などレクチャーしていただきながら、ゆっくり下りますがやはりだんだん痛くなってきました。サポートタイツははいていたのですが、サポートもしてくれば良かったと後悔先に立たず。そこでエアーサロンパスとテーピングをしていただきました。みなさん準備がよろしくて、助かりました。ご迷惑をおかけしました。今度から私も常備したいと思います。その前にテーピングの仕方も勉強しなければ。


見苦しい足で恐縮です。

何とか無事降りてきました。
朝7時45分頃登り始めて下山3時45分。全行程8時間ほど今までの最高時間です。
お疲れさまでした。高島トレイル全区分完歩されたみなさん、おめでとうございます。



いただいたGPSの軌跡。こうして見てみると本当に長いな~ 良く歩けたな~ 
若狭、京都に通じる道として、昔から歩かれていた道。そのいわれや歴史をひもとくとまた違った目で歩けるかもしれません。機会があれば他の区分もまた歩いてみたいと思います。
もう少し体を鍛えて・・・



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