今夜も本をまくらに。

山歩きが好き、落語が好き、おいしい物が好き、中島みゆきが好き、
でもやっぱり活字がなければ生きていけない私。

11月の本読み

2017年11月28日 | 「図書ボランティア」のひきだし
一か月に一度の本読みと言っても、すぐやってくる気がします。
慌てて図書館に行き、本探しです。相変わらず間際にならないとできない私。

1冊目

ブクログより

じいさは毎日山へ芝刈りに、ばあさは寂しくて毎日門口でじいさの帰りを待っています。
ある日、山で見つけたおいしそうな桃をいくつか食べたじいさは・・・
若者になって家に帰ってきました。

それを聞いたばあさ、翌朝自分も食べに山に出かけました。
夜になっても帰らないばあさを心配し、朝になるのを待って探しに行ったじいさが桃の木の下で見つけたのは・・・
赤ん坊になったばあさでした。

それがどうだとか、教訓めいたことは全然なく、それから若者のじいさと赤ん坊のばあさとで暮らしましたとさ、というお話。



同じく


五味太郎さん、またまたなんともはや、です。
三匹の子豚やら、金の斧やら、花さかじいさんなどお馴染みのむかしばなしを、五味さんが脚色してます、自由気ままに。
むつかしい言い回しや、むつかしい言葉も出てきてちょっと子供にはむつかしいかなと思いましたが、やっぱりむつかしかったようです。
《金・銀・銅の斧って女神はIOCの回し者かって・・・ 》わかるかな?



同じく

本当はこれを一番に読みたかったんです。
でも袋から取り出した途端「これ、この間読んでもらった・・・」え~~そうなん?
と残念ながら引っ込めたのでした。
かっぱが頭の皿を割って、「皿、さら、サラ・・・」と探し回り、サラサラのロングヘアーのかつらやサラブレッド、などダジャレ連発の
楽しいお話しだったのにな。
終わって帰り際、出会ったほかの方に話たら、私だったら構わず読んじゃいます、他に本持ってないしとか言って。
そうかそれでもいいのか・・・ でも子供たちは知らない話のほうがいいだろうしな。

予想外の事態が起こり、少々番狂わせな本読みでした。



平成29年11月   6年1組



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絶景かな! 大杉谷

2017年11月23日 | 「山」のひきだし
日本三大渓谷というものがあるのだそうです。
黒部峡谷と清津峡(新潟)そして大杉峡谷、通称?大杉谷と呼ばれる峡谷は、三重県にあります。
黒部峡谷と名を連ねる峡谷がこんな近くにあるなんて・・・知りませんでした。

黒部峡谷と言えば下ノ廊下、あ~いうところを歩くのかしらん、恐る恐る出かけたのでした。

自宅から2時間ぐらいの「道の駅・奥伊勢おおだい」で前泊しました。


翌朝、車で1時間ほど走り登山口に到着。12・3台は駐車できそうです。
ここまではバスやタクシーも来てくれます。縦走するならバスやタクシーですね。
私たちはピストンです。


宮川第3発電所(略して三発)横を歩いて行きます。


いきなり始まりました、鎖・・・


すごくきれいな渓谷ですが・・・


吊り橋も何回も渡ります。






身が引き締まりますね、何度か出てきます。


渓谷沿いは紅葉がきれいだと言いますが、この辺りは落葉樹が少ないようです。


いいお天気です、しかし渓谷は日があたらない・・・


滝が見えてきました、千尋滝(センピロのたき)



結構アップダウンがあります。きついです。


写真で見るとすごいところ。


きれいなんですが、しっかり見る余裕がないです。




上から雨のように水が・・・

そこを抜けると・・・

景勝地、シシ淵です。
ちょっと近寄ってみました、後ろの滝はニコニコ滝。

平成21年の9月台風21号の時に、これから先大きく崩壊して登山道をふさぎ長らく通行止めになっていたそうです。

その名残のゲート、何としても行きたい人は乗り越えて行ったとか行かないとか。


鎖も新しくつけられて二重になったのかな。


ニコニコ滝




切り立った右の岩、平等嵓、写真に入りきりません。






あ~癒されますぅ。例えば戦場で出会った花一輪。


桃の木小屋が見えてきました。


トイレをお借りしました。とてもきれいなおしゃれな小屋でした。
今度はここに泊まって縦走してみたいです。お風呂もありましたよ。


小屋の横のベンチで大休止。
橿原あたりで今話題沸騰中のエクレアパン、癖になる味!


もう少し先へ行ってみます。


岩の間からけなげに咲いています。






本当にきれいな水です。




日本の滝百選に選ばれています。
このように、滝ごとに見どころに合わせて東屋があります。


滝壺が2つ、3つ?豪快です。


これも通行止めの柵の名残。



いい天気です。


了解です!!


七ツ釜滝の最上部にきました、くらくらします。






崩壊地にやってきました。
大きな岩がゴロゴロ、岩はそのままでその中を歩けるように道が作られています。


上部のすっぱり切り取ったように見えるところが崩壊跡。
自然の力をまざまざと見せつけられます。

さて時間切れです、崩壊地の視察を終えて引き返しました。

小屋まで戻りました。


また来ますね~


さあ日暮れまでに帰りたいのでちょっと急ぎ足、けれど疲れているし帰路も危険には変わりないので気を引き締めて慎重に行きます。


帰路も小さなアップダウンを繰り返し、長い長いなが~い、もううんざ・・・いえいえ大変歩きがいがありました。
小休止を繰り返し、なんとか明るいうちに帰ることができました。

誘っていただき恐る恐る出かけてきましたが「案ずるより産むがやすし」でした。
いいお天気で、紅葉もいい時期で、随所随所の景勝を楽しみ、素晴らしい一日を過ごすことができました。

ルネさんお世話になり、ありがとうございました。
写真も使わせていただきました。





平成29年11月12日(日)晴れ
大杉渓谷 三重県
 
三発登山口(7:00)~千尋滝(8:29)~シシ淵(9:07)~平等嵓(9:42)~桃の木小屋(10:23)~七ツ釜滝(11:24)~崩壊地(12:07)~
桃の木小屋(13:34)~三発下山(16:46)




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しあわせの石のスープ

2017年11月20日 | 「図書ボランティア」のひきだし
図書ボランティア、しばらくぶりですがちゃんと行っております。
9月は運動会など行事があり、回数が少なかったので2学期は10月からでした。

10月に読んだのは

ブクログより


旅のお坊さんたちが一つの村に差し掛かりました。

その村人たちは、災害や戦争などで疲れ果て、お互いを思いやる余裕もありません。
ましてや旅人など、と皆戸口を閉ざしてしまいます。

そこでお坊さんたちは、石のスープを作って固く閉ざされた人々の心を開き、本当の幸せとは何かということを人々に知らしめるのです。

村の片隅で、火をおこし鍋をかけ人々の関心を集め、後は言葉巧みに(と言っても詐欺の類ではありません)スープの材料を集め、おいしいスープが出来上がるころには、村人全員が集まりスープを囲んでの大パーティーが始まるのです。

本当の幸せとは・・・しみじみと心に沁みるお話しです。


固く閉ざされた人の心を開くことは容易ではありません。
面と向かって一生懸命になればなるほど逆効果になるのは目に見えています。
一見、関心のないふりを装い実は人々の関心を引き付ける、という実に巧みなやり方で人々の心を完全につかんでしまって、
人々の心は知らず知らずに開かれている。

物事は急がず、時間をかけてゆっくりゆっくり行えばひとりでに解決するんだよ。ということかなぁ。



平成29年10月    6年1組

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♪ 京都ぉ大原三千院~ ♪ と山

2017年11月15日 | 「山」のひきだし
紅葉が見ごろだという京都で、紅葉狩りと近くの山も登りましょうという贅沢な企画です。
京都の紅葉狩り、いつ以来でしょうか・・・ ちょっと思い出せないぐらい昔です。


三千院へやってきました。朝一番なので行楽客もまだまばらです。
早速、鮮やかな紅葉が目に飛び込んできます。


まだ茶店は開店準備中。




拝観料を払ってまずは靴を脱いで建物の中に入ります。
こんなところでお茶などいただきながら、ぼ~としていたいですね。


外に出て庭園を散策。




わらべ地蔵。こんな寛いだお地蔵さま見たことない~


あちこちにおられます。


橋などもありとても広い庭です。




三千院は東洋の宝石箱と呼ばれているそうです(山たまご。さんによります)
今まさに見頃の見事な紅葉、宝石に例えるならばピジョンブラッドのルビーでしょうか。
目の保養をした後は金比羅山に登ります。


車で移動して、車道を少し歩きます。


入口の看板。


一つ目の神社、いくつか神社があります。


行ってきます。


ちゃんとした石段。昔からある参道でしょうか。




二つ目の神社


分岐で。


クライミングはしません、見に行くだけ。展望がいいらしいです。


大原を見下ろす。


何度もここでクライミングをされているそうです。




最後の神社を回りこんでいくと


金比羅山の頂上です。樹林帯の中です。記念撮影をして戻ります。


展望の良いところでランチ。
そこにあった、すっくと立った塔のようなもの、裏に回るとハングル?でもない文字が刻んでありました。


こんな高い岩にも。


ひとつピークを越えて、翠黛山、これでスイタイサン、読めへんわ~


台風の爪痕? 寂光院へと降りる道は大変荒れております。


獣除けの柵を超えると、もうすぐ寂光院。




こちらも


ちょうど見頃。


庵の苔むした屋根に降り積む落ち葉、あ~京都・・・




日差しが射して輝いています。






楽しかった京都見物終わりです。


今回、名神高速の黒丸PAで拾ってもらいました。
一般道からPAへ入れることは知っていましたが、従業員の方が利用するためのものだと思って、すみっこに遠慮して駐車しましたが、
PAの入り口のゲート付近に「施設内を利用される方の出入り口です・・・」みたいなことが書いてあり、ちょっと安心しました。
あまり長時間はだめかもしれませんが。
もう一つ注意することは、登りと下りの行き来が容易にできること、です。
黒丸は徒歩で一旦一般道に出て、ガードをくぐり反対車線に行きます。行けてよかったです。

山たまご。さんには提案、企画、運転と何もかもお世話になりました。
ありがとうございました!



平成29年11月9日(木)晴れ
京都大原三千院(9:13)~金比羅山登山口(10:46)~ロッククライミングゲレンデ(11:48)~金比羅山(12:18)~翠黛山(13:22)~
寂光院(14:10)~





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一人では歩けない鈴鹿・高取山その周辺

2017年11月08日 | 「山」のひきだし
高取山は、犬上郡多賀町にある高取山ふれあい公園からよく整備されたいくつもの登山道があります。
今回はその高取山を含む周回コースです。


森林組合の作業所前を出発して、いったん林道に出ると今回の登山口。




センブリが咲いていました。


先に八ツ尾山へ向かいます。


案外歩かれていそうなしっかりした道。でもいばらがすごい。


ここで荷物を置いていく人も。


樹林帯の中です。


鈴鹿50名山のひとつだそうです。


木漏れ日の中を行く。


ちょっと紅葉も。


こんな道もあり、この中にもいばらがたくさん。


群生しています。


山頂というより通過点。


こんなかわいい標識が。


ひらけています。


向山に向かいます、結構急登です。


向山あたり?
霊仙、伊吹をバックにさきほどの、八ツ尾山を眺めながらランチです。
まだ先があるからと言われても空腹に勝てず、いっぱい食べて後でしんどい思いをする。



満腹でこの姿勢はつらい。


いろんなクラブがあるんですね。




何の実かな~


これはそよご?


鉄塔を通過。


宇曽川ダムが見えています。



いばらの道は続く、人生と一緒やな・・・


やっぱりお昼は軽くしとくんだった。






ぼけてるけど。ひっそり咲いていました。


帰ってきました。


ダムが光っています。


痩せ尾根もあります。


いばらの実。実はきれいなんですが。


また通過して帰ります。


一人では歩けない鈴鹿シリーズ、低山ながらアップダウンをいくども繰り返し、時には道を見失いそうになりながら、何とか歩けました。
鈴鹿はむつかしいです。けれど小さなピークを探して歩くのも楽しいです。

秋の一日、鈴鹿を満喫しました。ありがとうございました!!


平成29年11月1日(水)晴れ

登山口(9:36)~八ツ尾山(10:53)~高取山(11:50)~ランチ(12:00)~~~下山(17:04)




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