今夜も本をまくらに。

山歩きが好き、落語が好き、おいしい物が好き、中島みゆきが好き、
でもやっぱり活字がなければ生きていけない私。

お花に誘われて。伊吹山

2013年07月31日 | 「山」のひきだし
ゆうすげが見頃です。という新聞の記事を見つけ、見に行こうかな~と出かけてきました。
夏の伊吹山は、昔ドライブウェイで行ったことがあります。
でも折角ですから、下から登りましょう。大峰山修行が延期になり、またまたトレーニングにとseikitiさんも誘いました。

登り口に着くと、駐車場にはたくさんの車がすでに止まっていて、準備の人たちあちこちに・・・
早朝の歩き出しは、涼しくて快調ですがゆっくり行きましょう。

歩き始めるとすぐに、もう降りてくる人たちとすれ違います。夜間登山をされたんでしょうか。
ゲレンデ跡に出ると、登山道を外れて草の上で寝ている人もいます。今朝はご来光は拝めたのでしょうか?この時間頂上はガスっていて何も見えません。


ゲレンデ脇で


こぎつねコンコン。

3合目あたりにくると、保護されたゆうすげの群生地がありましたが、もうすでにしぼみかけていました(撮ったつもりなのに写真もない)

そのあたりから花がいっぱい、いっぱい。人も後ろからどんどん、降りてくる人もどんどん、でもみんな歩くのに一生懸命で、あまり花を愛でる人は少なく、立ち止まって写真を撮っていると、邪魔になりそうで気が引けます。




ウバユリ?


シュロソウ? ちょっと毒々しいです


ホタルブクロ


メタカラコ


辺り一面黄色です。




クマガイソウ。涼しげな色と形、今日一番のお気に入りです。


山頂手前の、シモツケソウ。五分咲きくらい。



大賑わいの山頂。



お花畑。




山頂にて





山頂は休憩する人、寝ころぶ人、散策をする人、写真を撮る人、とそれぞれが楽しく過ごしています。
売店でソフトクリームを買おう、「私は抹茶」と言うと、おじさんすかさず「ちょっと待っちゃ・・・」アハハ~ 疲れも吹き飛びました。う~んしかし売店にはなんでもそろってるなぁ。とまと、漬け物、おにぎり、つきたてのおもち・・・
片道の水分さえ持ってきたらよかったんや~ ウエストバックで。



売店のおじさんによると、今年は全体的に花の開花が遅れているとか、特にシモツケソウはまだまだだそうで、そういえばお花畑にピンクは少なかったですね。
なかなか最盛期に来るのは難しそうです。

山頂は涼しくて、快適ですが下りの暑さが心配なので早々に降りることにしました。
降り始めると、登りは快調だったseikitiさん、膝の痛みを訴えてきました。
持ってきたサポーターを付けて、ゆっくり歩きますが、口数はますます少なく・・・

下っても下っても、まだまだ登る人とすれ違います。
こんな時間から山頂めざすのかな?
それと8月25日に行われるトレランの練習をしている人にもたくさん出会いました。
文字通りかっとんで行くあの人達の体は、同じ人間とは思われません。サイボーグ。

何とか無事下山。
駐車場の脇の冷たい水で足をしたし、冷たいお茶をいただいて、クールダウン。

よしこれで夏山のトレーニングも万全だね?「現時点では次のことは考えられない」とはseikitiさんの弁でした。
 
 

平成25年7月28日(日)晴れ

上野登山口(6時)~山頂9:30~10:10~上野登山口(12:50)
















コメント (4)
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たねやお菓子教室♪スワンの涙~♪

2013年07月27日 | 「お菓子教室」のひきだし
7月のお菓子教室です。
4回目のお菓子は、シュークリームです。
シュークリームは、昔から何度か作っているしあまり失敗もないし、ということで今回はいつもほどの意気込みはないのでありました。

今回も3種類作ります。
「クッキーシュー」・・・絞り出した皮の生地の上に薄いクッキー地(パートシュクレ)をのせて焼
            きます。できあがりはメロンパンの表面のように亀裂ができます。

「スワン」・・・・・・・白鳥の形に仕上げます。

「プレーン」・・・・・・普通に絞り出して丸く焼きます。



まずはスワンから、絞り袋に生地を入れ、胴体(奥)と細い首(手前)を形よく絞ります。

スワン、と聞いて昔のお菓子の本には必ず載ってたよね~と、相方さんと歳のばれる会話で盛り上がりつつ、あまりの難しさにだんだん無口になっていくのでした。



パートシュクレ、冷凍されたできあがりを一枚ずつ乗せていきます。
が、あっというまに溶けてしまいます。手早く、手早く。



プレーンを絞り出しました。

さて皮を焼いている間に、中身のクリーム作りです。今回は、カスタードクリームと生クリームを合わせたものです。
混ぜ混ぜ混ぜ混ぜ・・・ひたすら混ぜます。
はぁ~今日はなんだか疲れました。相方さんに変わってもらい仕上げます。

そうしているうちに、皮が焼けました。
ちょっとのぞいてみると、スワンの首が焦げているのがあって、「うわ~ 白鳥が黒鳥になってる~」と小さい声で言ったつもりなのに、相方さんに聞こえたらしく、「なんておもしろいの~」と大受けされました。
えっ?そんなおもしろい?と一緒に笑いましたが、今回の相方さんはいつもの方が欠席されたので、スポットで来られた初めてのかたです。もう驚きませんが愛知からの参加です。
初級のシュークリームの会が受講できていなかったので、今回参加されたそうです。
中級に進もうと思ったら、初級を全部受講しなければいけないのだそうです。上級に進むのも然り。
え~~、そんな熱心になれるかな私・・・

いよいよ焼き上がった皮が配られて、「黒鳥、うちじゃなかったね」と目配せをしつつ、(当たった人ごめんなさい、これはオーブンの焼きムラで、たまたま置いた場所が悪かっただけだと思います)クリームを詰めます。
絞り出しても、上を少し切って詰めてもどっちでも言いといわれたので、詰めました。これのほうが沢山入るから。


おしりから絞って入れます。

山盛りに詰める。


最後はスワン、胴体にクリームを詰めて、上に生クリームを飾り絞りをして、切った上の皮で羽を作ります、が・・・
羽はどっち向きだったけ?何回もやり直すうちに飾りのクリームはぐちゃぐちゃ、
スワンが泣いている  ♪スワンの涙♪とまた歳のばれる歌なんか歌って・・・


きれいに絞り出したまではよいのですが。



これは先生作。スワンの愛らしいこと。


今回お初の相方さん、前回もスポット参加されて、同席だった人がすごく気むずかしい人で大変嫌なめにあって、入らない労力をつかってしまい、今日もドキドキで来たけど、いい人で(私のことよっ)良かったわ~とおっしゃっていました。
コースはもうメンバーが決まっているけど、スポット参加はそうなんですね。初めては何でも緊張しますけど、私も昔と比べるといろんなとこにひとりで行けるようになったし、図太くなったのかなぁ。しみじみ思ったシュークリームの教室でした。












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ブタとおっちゃん

2013年07月26日 | 「本」のひきだし

ブクログより


おっちゃんは、養豚業を営んでいます。
早朝から夜まで、奥さんとほぼふたりで、1200頭のブタの世話をしています。

そんなおっちゃんの休息の時間の一コマがレンズに納められています。
おっちゃんの休息とは? ブタと戯れること、です。
たばこを一服しつつ、ビールを片手に、そんなおっちゃんのまわりにはいつもブタがひしめいている、というのがおっちゃんの休息のスタイルです。
おっちゃんの腕枕で寝るブタとおっちゃんの幸せそうな顔といったら・・・

養豚を生業にしているのですから、育てて大きくなったら当然売られていくだろうし、病気で死ぬこともあるだろうけど、そういう悲哀さはみじんも感じさせない、いつもひょうひょうとしているおっちゃんなのです。
売られて、やがて食肉になり私たちの食卓にのる、という生々しさがないのです。
ゆくゆくは食べられてしまう運命であるにしても、おっちゃんに育てられたブタたちは幸せだなぁ。

あとがきによると、おっちゃんはその後体調を崩して養豚業をやめられた、とあります。
ブタのいない生活・・・  おっちゃん元気かな~?


ブタとおっちゃん / 山路としてる
★★★★★

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図書ボランティア

2013年07月23日 | 「図書ボランティア」のひきだし
学校はすでに夏休みに入ってしまいました。
お母様方、毎日お疲れさまです。

さて、7月に読みに行った本の記録を忘れていました。


ブクログより

お買い物に出かけて、おもちゃを見ているうちに、とうさんが迷子になっちゃった。
デパートのあちこちを探し回る男の子、とうさんの帽子の形や服の形やネクタイの模様など、一部を見せて、とうさんかな?さ~どうかな?とページをめくると、ぜんぜん違う人だった。という仕掛け絵本。
ボクが迷子じゃなくて、父さんが迷子というのがおもしろいですね。

ページをめくるたびに、いろいろ言って反応してくれるので楽しかったです。



ブクログより



ビリーは、いろんな事が心配で、夜眠れない。
おばあちゃんの家に、お泊まりに行ったときもらった「しんぱい引きうけ人形」。枕の下に置いて眠ると、心配を引きうけてくれるという。
その夜から、ビリーはぐっすり眠れるようになったけど、心配を引きうけた人形はどうなるの?とまた心配になりました。
グァテマラに伝わるお人形のお話です。

今回は、何だか私語が聞こえるしざわついている、と見るとうちの子が隣の子話しかけているではありませんか。
帰って「どうして黙って聞いてなかったの?」と聞くともう知ってる話だからつまらない、と・・・
本の選択にこういうことも考慮しなくてはいけなかった・・・

1学期もあっという間に過ぎてしまいました。2学期は運動会の練習やらなにやらで、10月からだそうです。
もう秋ですね~  早く秋の本が読みたい!!  切実に願う大暑の今日です。


平成25年7月2日  2年3組

びくびくビリー / アンソニー・ブラウン
とうさんまいご / 五味太郎





作ってみました。しんぱい引きうけ人形。
本当は木の枝とかに、毛糸とか余り切れを巻き付けて作るらしいんですけど。
ただのお人形さんになってしまいました。

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命がけの滝巡りと武奈が岳

2013年07月20日 | 「山」のひきだし
久しぶりの水曜の山の会に参加してきました。
比良の八淵の滝めぐりです。地元銀行のパンフレットで見たことがあるし、以前から興味があり、しばし下界の猛暑を忘れ涼んでこよう、というのは甘い考えでした。



駐車場の看板。死亡事故多発とかドクロのマーク、後に身をもって実感するのでした。


初心者はここから引き返せと促す看板。手が震えてぼけてしまいました。



まずは「魚止めの滝」でしたか。



障子の滝だったか・・

いよいよ渡渉が始まります。鎖もあるし、足がかりのあるし、一応整備はしてくれていますが、なんせ滑るのです。
濡れている上、苔が生えていたり、まだ渡渉はましです。滑って落ちても濡れるだけです・・・



もう名前わかりません。


滝のまわりにあじさいがキレイに咲いていました。


いよいよ渡渉だけでは済まなくなりました。一応鎖、足がかり、はしごとつけてくれているんです。
でももうちょっと、違うところをルートにできなかったのか、と呆然と行く手を見るワタクシ。



救いの手を頼りに。



かえる?  ちゃうちゃう私。笑えるけどたぶん必死。




またしても救いの手に助けられ。



こんなん撮ってる場合やない、次はしご。





次はどんな難関が待ちかまえているのやらと、SIVAさんが滝を教えてくださるのですが、もう何番目のなんという滝かもわからなくなって、上の空です。(ごめんなさい)


でも取りあえず写真は撮っておこう。写真だけ見てると涼しげ~







滝の上から


あっもう滝は終わりだそうです。もう八つ見たわけですね?(憶えてない)
沢とはお別れして、木立の中を進んでいきます。


シャクナゲの中を行きます。春は見事でしょうね。


結構な急勾配を息を上げつつ歩いていくと、八雲ガ原に出て、きれいに整備された湿原もあります。
ヒツジ草が少しと、イモリも泳いでいて、大変快適な散策コースになっていますが、ここまで散策に来るのが一苦労だと思われます。



木道もあります。


スキー場あとに出ました。昔リフトがまだ運行していた頃、リフトに乗ってこのあたりに降りたはずなのですが、全く記憶にありません、年月がたつと変わってしまうのですね、風景も人の気持ちも・・・。

イブルキノコバでお昼前、武奈が岳までもう少しあるので、ちょっと腹ごしらえをしましたが、いろいろ食べ過ぎてちょっと登りがキツイ。



平日にもかかわらず、たくさんの人で賑わう頂上。さすが比良の最高峰です。

心配していたお天気もまずまずで(企画者がSIVAさんですから)、涼しい風の中にふかれながらお昼をすませ、細川越えの方へ降りていきました。
帰りは危険な箇所はほとんど無く、湿原の跡?や小屋があったり、歴史を感じる大木を眺めたりして、大擂鉢まで帰ってくると、往路では気がつかなかった、文字を刻んだ石がありました。八淵の滝というと、たいてい出てくる石です。




何代目か滋賀県知事が書かれたとか。


ここでは記念撮影をすることになっているらしく、みんな上に乗ろうと言うことになりましたが、私本当に怖かったんです。勢いをつけて飛び乗ったらはずみで反対側に落ちそうだし、降りるときも足が届かないし、誰でしょう「ぶりっこしてもあかん!」なんて、確かに聞こえました・・・


最後の渡渉も無事できて、なんとか生還できました。
往路の岩との格闘で、違う筋肉を使ったのと、緊張で疲れ方が普段と違います。

本当にこんな所に誘っていただき、有り難うございました。単独では絶対無理だし、初心者だけでも無理です。
ず~と夏になるたび、行ってみたいな~と思っていた、願いが叶い大満足です。



平成25年7月17日(水)曇/晴れ
ガリバー旅行村駐車場(8時過ぎ)~八淵の滝~八雲ヶ原~イブルキノコバ~武奈が岳(1214m)~細川越~広谷~大擂鉢~ガリバー旅行村駐車場(16時ごろ)






コメント (8)
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