ブクログより
松坂熊吾一家の激動の人生を描く、「流転の海」シリーズの六作目。息子の伸仁も中学生になった。
時代は1950年代の終わりから1960年代の始めにかけて、敗戦からようやく立ち直りかけて、高度経済成長の波に乗り駐車場の管理人から、中古車販売をたちあげるところで今回は終わっている。
そうした事柄の合間には、親しかった人や苦しい時代を支え合ってきた人との死別や、朝鮮引き揚げ者との別れなど、多感な伸仁にも多大に影響をおよぼすようなできごとがおこる。
ずっと続いている話なので、繋がっている部分があり、あれっこれはどういうことだったかな?と忘失しているところがある。
このシリーズは、次の本が発行されるまで、すごく間があるのでしかたないのだけれど。かといって読み返すこともせず・・・
時代背景もあるのだろうが、だいたいこのシリーズは暗いし松坂熊吾も好きになれないのだけれど、やっぱり読んでしまう。
慈雨の音 / 宮本輝 著
★★★★☆
最近全然本が読めていません。なんだかんだとアウトドアの用事が忙しくて・・・
そのせいかどうか帯状疱疹になってしまいました。そのせいというのは、お医者様のおっしゃるにこの病気は大部分は疲れからくるらしいのです。忙しくて疲れていると言っても、ほとんどが遊びなので、それは言いませんでした(^_^;) まさに帯状に赤い発疹が右半身のお腹から背中にかけて出ていまして、その痛みと言ったら、なった者しかわからないでしょう。
記念に写真を撮りましたが、さすがにアップは控えさせていただきます(._.)