今夜も本をまくらに。

山歩きが好き、落語が好き、おいしい物が好き、中島みゆきが好き、
でもやっぱり活字がなければ生きていけない私。

旅屋おかえり

2024年04月18日 | 「本」のひきだし

ブクログより


少し前、ドラマを見ました。
以前から、少しずつ原田マハさんを読んでみようかなと思っていたので、この機会に手に取りました。

熱い社長率いる芸能プロダクション、所属タレントはもとアイドル(あまり売れていない)丘えりか、ひとりだけ。
唯一、旅の番組を持っていたが、スポンサー名を間違えて言ってしまい、番組は終了。
仕事が無くなってしまったが、自分はやっぱり旅が好き、いろんな事情で旅ができなくなってしまった人に代わり、旅の依頼人の思いを背負った仕事なんだけど、それ以上に自分もその旅を思い切り楽しんでるところがいいなぁ。

ドラマのキャストも原作にぴったり!
出てきた旅館、本当にあるのかなと探してみたり(四国の喫茶旅館、本当にありました)
行ってみたいなと思わせてくれたり。
旅の番組にドラマ性を持たせることによって、より深い内容になっています。またドラマ再開してくれないかなぁ。




旅屋おかえり / 原田マハ

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海津大崎の桜とメタセコイヤ並木

2024年04月16日 | 自転車のひきだし
気候も良くなり、サイクリング日和です。

道の駅「あじかまの里」に集合、出発です。
急坂にゼイゼイ、トンネルを恐々、

マキノ、メタセコイヤ並木到着。


よ~く見るとぴっと可愛い芽吹きが見えますがまだまだ。
誰や「メチャセコイヤ」なんて言った。もう一月もすれば新緑に包まれます。

さてさてメインの桜を見に行きましょう!

琵琶湖に出ました。


向こうに薄っすらかすんでいる桜並木、あそこまで行きます。


やってきました。いいですね~


満開です、


人もすごいです。





桜の下、琵琶湖を眺めながらランチ。


売店前の枝垂れ桜。


船着き場。
湖面には、ボートやカヤックや、もちろん遊覧船も。一度湖面から桜が見たいと思っているのですが。

帰り道もずっと桜のトンネルの中、でも車がすごい、一方通行は土日だけかなぁ。
その端を自転車で行くのですが、危ないのでほとんど乗らずに押してました。

一週ずらして正解、一番いいときに来られたかもしれません。
でもこの人出には参りました。

今頃は落花しきり・・・でしょうね。


2024年4月10日(水)晴れ
あじかまの里~メタセコイヤ並木~海津大崎~あじかまの里

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その女アレックス

2024年04月15日 | 「本」のひきだし

ブクログより


なんかとんでもない本を手に取ったなぁと思った。
まずタイトルからやられましたね。
原題はどういうのかわからないが、これでなんかつかまれてしまった。

始まりは、ある女性が誘拐されて、監禁される事件。
この監禁状態の時点で少しおかしいなとは思うが、それはすぐに忘れてしまう。とにかく女は自力で脱出する。
これでめでたく事件は解決とはいかなくて、始まりはこれからだった。
なんとなんとこの女の過去が明らかにされるにつれて、話はとんでもないほうに行ってしまって・・・
もう啞然とするしかなくて、でも続きが読みたくて、ほとんど一気読み。

そして、そして見事な最期のどんでん返し。
参りました。


その女アレックス / ピエール・ルメートル

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塞王の楯

2024年04月11日 | 「本」のひきだし

ブクログより


時は、秀吉が死に戦乱の気配が漂う時代。
戦国時代というと、主人公は武将だったり、その妻だったりするが、本書の主人公は主に城の石垣を積んで、城を守る穴太衆と呼ばれる石工達。
またそんな石工の積んだ石垣に対抗するのが、鉄砲職人の国友衆、「絶対破られない石垣」と「どんな城も落とす砲」と互いに敵対、まさに矛と盾。
そういう集団があったことは知っているし、地元の普段から見聞きしている城や地が舞台であるので、興味は尽きず面白くないはずがない。
石垣は積んだら終わり、鉄砲は納めたら終わり、今まではそういう認識だった。
しかし彼らの仕事は、いざ城攻めにあう、または今まさにあっている。そういう時にも要請があれば駆けつけ、戦況によって石を積みかえたり、飛び交う玉の間を縫って、崩れた石垣を補修したりと、そこらの小者たちより危険な戦いを繰り広げる。
クライマックスではそんな戦いが琵琶湖畔に建つ大津城を舞台に繰り広げられる。
穴太衆、飛田屋 副頭の匡介と、国友衆、最高職人の彦九郎。当然、飛び道具のほうが有利で、作戦を練り、総動員で不眠不休の作業、しかし万全尽きてもはやこれまで、と思われた。
この時の大津城の城主は、京極高次。戦闘意欲に欠け蛍大名と呼ばれた。その妻は浅井長政の次女、初。
そんな城主だが、家来や民には慕われ、最後まで逃げ出すことなく、城に残り采配を振るった。この高次が実に好ましく、この殿のためならと皆が心を一つにしたのも頷けるのだ。

第166回直木賞受賞作


塞王の楯 / 今村翔吾

直木賞受賞後、全国の書店を回ったり(その間、執筆などは車の中で)閉店する本屋さんを立て直したり、いろいろ尽力中の今村さん、目が離せません。

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京都トレイル 伏見桃山駅から蹴上まで

2024年04月08日 | 「山」のひきだし
京都トレイル、昨年は坂本から蹴上まで歩きました。本日は伏見桃山から蹴上までです。
例年なら桜がぽつぽつ咲き出しているのですが、どうかな?




伏見桃山駅を降りてまず伏見桃山城。


中に入れるのかどうか、外から見るだけ。


ずっと町中を歩いてやっと山、と思うけれどここも舗装の道を少し登っただけ。
ここで街並みを見下ろしてランチ。


やっと山道という感じ。謂れはわからないけどいろいろ祀ってあります。


とそこに突如現れた武者、「むむっ! そなたは・・・」
先に進みます。




ここに出ました。
しばらくまた町中を歩き、伏見稲荷大社を目指します。


やってきました。すごい観光客です。外国人が半数以上。


一番上の社?


今までこんな上まで来たことなかったかも




喧噪を抜けて休憩。


また町中を歩きます。泉涌寺(せんにゅうじ)を通り、今熊の観音寺を通り、


清水寺にやってきました。ちょうど舞台を見ていますがすんごい人・・・ 舞台が落ちないかしらというくらい。
早々に引き上げます。






粟田神社に降りました。


インクラインを歩いて蹴上駅まで。


ここは桜の名所ですが、やはりまだ早いようです。


この船で


琵琶湖疎水を


蹴上駅到着。


ポカポカ陽気の中、約18㎞よく歩きました。
このコースは、いろいろな天皇の御陵があり割合静かなコースです。京都ならではですね。


2024年3月27日(水)
京都トレイル 伏見桃山~蹴上


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