今夜も本をまくらに。

山歩きが好き、落語が好き、おいしい物が好き、中島みゆきが好き、
でもやっぱり活字がなければ生きていけない私。

海津あたりをサイクリング

2022年04月21日 | 自転車のひきだし
だんだん暖かくなり、好天に誘われ思い立ちサイクリングに繰り出しました。
出かけたのは海津大崎、桜もほぼ終わり、静けさを取り戻していました。


まだかろうじて残っているのも。


売店前の枝垂桜


船着き場。


風は少しありましたが、琵琶湖は穏やかです。

かろうじてしがみついている桜が、湖風に吹かれて舞い散る中をのんびり走行、静かな海津大崎です。
ついでに足を延ばして、マキノのメタセコイア並木に行くことに。
もう芽吹いているでしょうか。


途中の八重桜、バックの高島トレイルの山には少し雪が残っています。


並木が見えてきました。


こちらも静かです。
本当にちょっぴり芽が顔を出したというところ。




さて帰路、マキノの駅を琵琶湖に向かうと

何やらおしゃれな建物。
マキノサニービーチ 湖のテラス というらしいです。


くぐるとこんな感じ。
あたりはかわいいホテルやカフェなどもあり、立派なリゾート地です。

暑くもなく寒くもなく絶好の自転車日和で、いい気分転換になりました。
まだまだこの界隈、知らないところがいっぱいありそうで、また訪れてみたいところです。


2022年4月19日(火) 晴れ


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志ん生が語るクオリティの高い貧乏のススメ

2022年04月16日 | 「本」のひきだし

ブクログより


著者は金原亭馬生の次女、すなわち志ん生の孫です。
小さい頃から、つぶさに志ん生のすべてを見て育ってこられたんですね。
志ん生に対する厳しいところも優しいところも、孫ならではの率直な思い、ふんふんと頷きながら読み進められます。

わがままで破天荒というイメージの強い志ん生ですが、
その中でも、やはり志ん生なりのこだわり、矜持はあったようです。
とにかく楽しくて笑えるエピソード満載。
おまけに父親の馬生や叔父さんの志ん朝のエピソードまで聞かせてもらって、ファンとしては本当にうれしい。

馬生が常々言っていたという「貧乏なのは家族だけ、志ん生は貧乏じゃない」という名言?を掘り下げたお話です。
ただ残念なのは、表紙の人物はどなた?


志ん生が語るクオリティの高い貧乏のススメ / 美濃部由紀子




水生植物公園みずの森  4/8


同じく


近江八幡 八幡掘り  4/6


多賀町佐目のミツマタ  3/22    みんなもう終わってるなぁ・・・

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エヴァの震える朝

2022年04月05日 | 「本」のひきだし

ブクログより



15歳の誕生日の朝、エヴァは隠れ家に踏み込んできたゲシュタポに逮捕されました。
父と兄、母とエヴァと家族分かれて隠れ家を何度も変えて逃れていましたが、匿っていた人による密告とされています。
かくまう人たちも命がけで、度重なるゲシュタポの踏み込みなどで疲弊していたのです。

アウシュビッツに送られておよそ8か月後、母親とともに奇跡的に生還を果たした物語です。
本当に、一つ一つ運命としか言いようのない偶然で命をつないできたと言える出来事ばかりです。
残念ながら父と兄の生還は叶いませんでした。
解放されたときに、アンネフランクの父と出会い、その後エヴァの母と結婚し、エヴァとアンネフランクは義姉妹となりました。
性善説を言っていたアンネを、「凄惨極まる収容生活を経験していないから言えること」と言っています(エヴァだったか誰だったか)
アンネとその姉は、腸チフスで亡くなっています。
性善説も肯定したいですが、それを批判する収容生活経験者の言葉も重いです。


エヴァの震える朝 / エヴァ・シュロス





藤原某所のセツブンソウ



いなべ梅林公園 藤原岳をバックに。



いづれも3月16日。  相変わらず時期外れで恐縮です。



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