今夜も本をまくらに。

山歩きが好き、落語が好き、おいしい物が好き、中島みゆきが好き、
でもやっぱり活字がなければ生きていけない私。

快晴の能郷白山、ですが・・・

2014年09月30日 | 「山」のひきだし
お花も終わり、紅葉にはまだ早いだろうし、では展望のよい山にしようとチョイスしていただき能郷白山に行ってきました。
朝から申し分のない快晴!  期待は高まります。
待ち合わせ場所から、信じられない国道のくねくね道をどんどこどんどこ進むこと1時間あまり。


登り口に着きました。福井と岐阜の県境にありました。すでに10台ほど止まっています。


歩き始めるとすぐ、気持ちのよいブナ林になりました。でもいきなり結構キツイ。


秋を代表する花ですね、もう終わりかけでも花があるとちょっとうれしい。


ナナカマドノ実。この山の実は心なしか実の一粒が小さいです。種類がいろいろあるのかな。
葉っぱは相対的に汚くて、色付くと言うより枯れているようです。


揖斐から来たというグループと、前後したり混じったりしながら賑やかに歩きます。
さすがに日曜日ですね、それにこのお天気。




紅葉が始まっています。本当に自然の力ってすごい!


うっすら色付いています。


リンドウもいっぱい出てきた。


頂上到着~ なんか素っ気ない頂上ですね、と思ったらこの先に展望のよい場所があるんですって。写真だけ撮って向かいます。


来た道を振り返る。程よい風は吹きとっても気持ちのいい道です。


あっ、なんか見えてきた。祠だそうです。誰もお参りしたことがないらしい。




う~ん、こんなにいい天気なのに、山の上だけ雲がかかっています。「展望がよかったら白山がどーん、北アルプスも見えるよ」と、話だけ聞いておきます シクシク。

まあそういうこともあるでしょう、さあランチランチ♪ 切り替えの早い私○型です。


おでん、ハムステーキ、いなり寿司、サンドイッチ、極めつけは中国まで修行に行ったというもち餃子、まさに和・洋・中とバラエティ豊かなランチでした。
お隣で食事していた人から思わず歓声が上がっていました。  ごちそうさまでした。

たくさんの人でにぎわっていましたが、いつの間にか私たちだけになりぼちぼち下山をします。


ヤシオの葉っぱ? きれい。


曲がりくねった樹木の間を歩く、雪の多さを物語っています。

登りはたくさんの人で賑やかだった道も、帰りは私たちだけ。静かな山の中をのんびり歩きました。途中ところどころで望む山々もやっぱり雲の中で、すばらしい展望はとうとう叶いませんでしたが、日差しも穏やかななか、気持ちのよい山歩きでした。

深田久弥が百名山選定の時に、荒島岳と能郷白山をあげてどちらを選ぶかと考えた時、深田久弥のゆかりの山だと言うことで荒島岳が選ばれ、能郷白山は残念ながら漏れてしまったそうです。
そうか荒島岳にもひけをとらない山と言うことなんですね。荒島岳も未踏の私ですが(^_^;)
またいつか、すばらしい展望を見に来たいです。


平成26年9月28日(日)晴れ

能郷白山 (1617m)

温見峠(9:00)~頂上(11:30)~昼食(12:00~13:20)~温見峠登山口(14:55)





コメント (4)
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9月のお菓子 バナーヌ

2014年09月27日 | 「お菓子教室」のひきだし



7月、8月と立て続けにお休みしてしまって、久しぶりのお菓子教室は、なんだか気後れするというか、全部要領を忘れたというか・・・
7月8月ってちょうど暑い時期で、なんだがバターこってり、生クリームたっぷりのお菓子を食べる気がしなくて、家でも全然作っていなかったし。

しかし、待ってたよ、という友達に勇気づけられ作ったお菓子は「バナーヌ」
バナナのピューレ、生のバナナのソテーが入り、飾りもバナナというケーキです。


土台になるスポンジを焼いて、



バナナをソテーします。


ソテーしたバナナを並べます。スポンジの上にはもう1種類のっています。


仕上げに生クリームで、飾り塗り。
生クリームを混ぜすぎて、少しかたくしてしまったのでなめらかにできず、先生に仕上げていただきました。この模様、何でもないようで実に難しい。


試食用にカット。


いただきま~す。

今回もいくつも工程があって、それぞれに難しい名前がついていて、もう大変。
やはりf普段から、いろいろ作っていないとだめだなぁ、と実感。
手順や、作業の流れが全然スムーズに行きませんでした。反省・・・




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犯罪

2014年09月25日 | 「本」のひきだし

ブクログより
 


手にしたきっかけは忘れたが、どこかで書評を読んだのだと思う。

舞台はドイツ、主人公の私は弁護士。
あらゆる案件が持ち上がり、真摯に向き合うがいわゆるただ勝利、結果主義というのではなく、深部に迫り理解しようと、被疑者に寄り添う弁護士。そういう訳で法廷のシーンは無く、もっぱら犯罪者の事情に焦点を当てている。

11編からなる短編集だが、11篇とも全く違う話で本当に短いのに、読み終わるとずっしり心に残る話ばかりで、内容が濃い。

簡単に起承転結、と無理やりこじつけるのではなく、でもいつの間にかちゃんと結ばれている。
特に最後の1篇は壮大な一人の人生を読み終えたような読後の満足感に浸れた。

作者自身、ベルリンで刑事事件弁護士として活躍していた。その体験に基づくものは大きいと思う。



犯罪  / フェルディナント・フォン・シーラッハ
★★★★☆ 

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久しぶりの航空祭・小松

2014年09月22日 | 「暮らし」のひきだし
何年ぶりになるでしょうか・・・久しぶりに航空祭に行ってきました。
9月20日に開催されたのは小松基地です。

会場の人の多さはわかっているので、今日はエプロンには入らず、航空プラザの周辺で見ることにしました。
今回はなぜか予行演習に4度も通ってseikitiさんが見つけたというマニアの集う絶好の撮影場所。

顔なじみの人もできたとかで、早速情報交換などしております。


では本日は、seikitiさんの写真をご覧ください。








午後は、ブルーインパルスによる航空ショーです。
お昼を食べたら、空港内の送迎デッキに移動します。通常は料金がいるのですが、本日は解放されています。続々と人が詰めかけて、時間になると会場のエプロンさながらの混雑ぶり。

お天気は快晴というわけには行きませんが、まずまず青空に映えます。





昨今、何かと深刻な話題に事欠かない自衛隊。いろいろ思うこと、言いたいこともありますが、今日は割り切って、ただ航空ショーを楽しませていただきました。


コメント (2)
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登りはきついが、下りもきつい。南木曾岳

2014年09月20日 | 「山」のひきだし



「木曽路はすべて山の中である・・・」その山のひとつの南木曾岳に行ってきました。
お天気はまずまず、頂上の展望台からのすばらしい眺望を期待しつつ、出発です。


アケボノソウ。
歩き出してすぐ、林道脇に咲いていました。
伊吹山で先日見てきたと、ドルフィーさんから聞いていて、まさか今日見られるとは感激です。




花が終わり、実を結ぶ季節です。



7月の集中豪雨により、崩壊した箇所。かなり広範囲にわたり崩れています。


この地方の金時さんは、木曾義賢(木曾義仲の父?)のことだそうです。洞窟や産湯を使った池などがあります。


高野槙がたくさんあります。
江戸時代、森林保護のため尾張藩から森林伐採禁止令が出されました。保護された樹木はヒノキ、アスヒ(アスナロ)コウヤマキ、ネズコ、サワラ、これらを木曾五木というそうです。
「木一本首ひとつ」とかなり厳しいお達しだったようです。
今も大切に保護され、残されています。

やがて木の階段が出てきました。3段くらいの短いのだったり、6・7段だったり、終わったと思ったら次、次と出てきます。これが結構な傾斜でだんだん(シャレじゃなくて・・・)息が上がってきます。足も上がるが息も上がる、という感じ。


この階段は長そう。


リンドウにほっと癒されながら。


ちょっとした岩と巻き道。
せっかくですから、ちょっと岩行ってみましょうよ、クサリもあるし。




へっぴり腰。上で心配そうに・・・


リンドウがいっぱい


ヨツバシオガマ


途中の展望。


到着。頂上は樹林帯の中でした。
記念写真を撮って、展望台に向かいます。


赤い屋根の避難小屋。


こちらの登山道へ行く道は、土砂災害で通行止めということです。




展望台より、木曽駒方面。


本日のうどんは、丸々1枚お揚げとちくわ入り。


その他のおかず。

じっとしていると、寒いくらいの本日の陽気、温かいうどんがおいしい季節になりました。いつもいつもごちそうさまです。
お天気が良かったら、北アルプスも見えるはずだったのですが、展望はいまいちでしたねぇ。

帰りは反対方向へ周回です。


ず~とリンドウの咲く道を行きます。

帰路にもちょっと脇道を入ると避難小屋がありました。
こういうところに泊まって、夕日朝日を楽しむのもいいねぇ、とドルフィーさん、いいですね。


背丈ほどもある笹をかき分けて、いわゆるやぶ漕ぎ?
そういえば登りの道は、笹を刈ってくださってました。なかなかこちらまでは手が回らないようです。


摩利支天展望台。私こういうところはメチャクチャ苦手です。まあ登っておいでと言われて登りましたが、降りるのがまた一苦労です。

なんと帰路も階段です。それも一番下が朽ちて抜けているとか、うっかり踏み外すと危ない危ない。
この周回コースは暗黙の一方通行になっているみたいです。休日など登山者の多い時には、こんなに多い階段では対向が困難です。
そして下りの階段もかなりの傾斜、ちょっと長いと怖いので後ろ向きに降ります。気を遣って余計に疲れますね~
何とかやっと分岐まで戻り、ほっと休憩、下山口に滝があるので見に行きます。


男滝。ここにもアケボノソウが咲いていました! 最後のご褒美。


女滝。

今日は2時間ほどで登れるし、あとは温泉に入って馬籠宿を散策しよう、なんて欲張りな計画でしたが、下山すると結構良い時間になってしまいました。
まあ予定通り散策に行きましたが、お店はほとんど閉まっていました。早いな~  本当に散策だけして帰りました。

短い時間で登れるということは、やはり急登ということですね。あの木の階段はきつかったですが、そろそろ木々の葉っぱは色づき始め、秋を感じられる山歩きでした。





平成26年9月17日(水)
 
南木曽岳(1677m)



コメント (2)
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