今夜も本をまくらに。

山歩きが好き、落語が好き、おいしい物が好き、中島みゆきが好き、
でもやっぱり活字がなければ生きていけない私。

おしょらいさんご滞在中

2019年08月14日 | 「田舎の行事」のひきだし



今年もお盆がやってきました。
おしょうらいさんも夕べ帰ってこられました。

2・3日前のこと、seikitiさんが言うのです。「盆行事で何か簡素化できる事無い?」
私は何のことかわからず聞き直したのですが、よくよく聞いてみると、おしょらいさんのことでした。

簡素化って・・・
お供えの準備、飾りつけ、滞在中の食事の準備、全部私がやっているんですけれど・・・
何かあなたのご負担になることがございます? 何か私が嫌そうなそぶりをしましたでしょうか?
笑止千万、噴飯ものです。 要するに笑っちゃいます。

昔はもっと細かく決まりごとがあったと聞いています。
私なりにやりやすいようにやっていますが、代々してこられたことを極端に変えたり、やめたりするつもりはありません。
どうぞお気遣いなく。

とは言え、私ができなくなったらその時はどうなるんでしょうね。
どうなっても時代の流れで仕方のないことだと思いますが、それまではお世話させていただきます。

今年のお盆の面白いエピソードでした。




今年の夏野菜の最高傑作です! 7㎏ありました。


右のろうそくの火を絶やさないように消えないように見守るのが気を使います。
1個、約10時間持ちます。

明日はお寺参り、おしょらいさんの送り、という予定になっていますが、折しも大型の台風が向かってきています。
滞りなく無事すべて済むようにと願うばかりです。

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今年のお盆は寂しい。

2017年08月17日 | 「田舎の行事」のひきだし
9日から始まった今年のお盆もあと23日の地蔵盆を残すのみとなりました。
毎年言っている気がしますが、やはりお盆のメインはおしょらいさんをお迎えしておもてなす2日間です。




さてその14日、今年の家族は仕事や用事やお出かけなどで、なんと私一人。
しょらいさん対私一人、いや別にいいんですけどね。
用意やこしらえはほとんど私がするんですし、一人でもいいんですけどね、しかし寂しいもんやなぁ、と思って。

その昔は、多い時には嫁いで出た人も帰ってきて、15・6人がわいわいがやがや、小さい子供も一緒にお経を唱えていたものでした。
それが今や一人って・・・
おしょらいさんになった人もおられますが、これが時代の流れなんですかね。




お昼はそうめんをお供えして、私はそうめんチャンプルーを作って一人分の加減がわからず、作りすぎてでももったいないので全部食べて、
普段でもこんな気楽なことはめったにないなぁ、と言いながら昼寝をしました。

夜にはそれぞれ帰ってきた家族とまたひととおりのお経を唱えて、無事帰っていただいたのでした。







今年、春の終わりごろ長さんから頂いて植えておいた苗、きれいな花が咲き実を付けました。


確か、ピーマンと聞いていたのですが・・・色は紫で合っています、ね?


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しょうらいさん、無事お帰り頂きました。

2016年08月15日 | 「田舎の行事」のひきだし
14日の朝食に牡丹餅を召し上がると


お昼はそうめんです。
味噌味の具の入ったつゆをかけておきます。
お供えして、ポンポン、ポンポン、お経をあげて人間もそうめんを頂きます。

そして3時ごろに頼んでおいた御餅をお店に買いに行きます。今晩の夜食用とお土産の御餅です。
御餅屋さんか、和菓子屋さんに買いに行きます。

そして夕ご飯の準備

夕ご飯は白いご飯(人間用の7分づきの米です)とおかず1品。
おかずも昔は決まっていたそうですが、今は畑でとれた野菜でこしらえます。
そしてまた、ポンポン、ポンポン。

人間もご飯を食べて、ちょっと休憩をして9時ごろからお送りする準備です。

夜食の買ってきた御餅です。これは牡丹餅ではなくあんこ餅です。浅漬けの漬物を添えて。


お土産の白餅。


お供えしなおして、今度は御詠歌を唱えます。御詠歌というのは仏の教えが5・7・5・7・7の和歌になっていて西国三十三か所のお寺にそれぞれ歌が付いています。ですので33番までありかなりの時間を要する最大イベントです。

独特の節回しで、隣の人につられたり、自分のが正しいと、ひたすら没頭して唱える人や、時々訳が分からなくなったり唱えながら笑えてきます。
本当は家族の誰も正しい節を知らないのではないかと思われます。

そんなこんなで、唱え終わるとお線香をもっていよいよ送りに行きます。
送りに行く場所は各家庭まちまちのようですが、我が家は神社の横の川にお線香を供えて送ります。
だいたい川に送りに行くのが多いみたいです。

そして本日15日、お寺に朝6時30分より施餓鬼参りをし、そのあと残っておられる人をお墓まで送って行って一応お盆の行事は終了です。


ところで、お椀についているのはお箸ですが

お盆前になるとこんな感じでどこでも売られています。

これをお椀に合わせて短く折って使いますが、近所の人が「うちは使い捨てにしてる」つまり割りばしの要領ですね。
また違う人は「うちは適当にばきばき折っててひとところにかためて置く」と言いました。「え~?ご自由にお取りくださいってか?」と大笑いをしましたが、各家のやり方を聞くのは面白いなと思いました。
我が家では毎回洗って使っていましたが、今年から真似して使い捨てにしました。

しょうらいさん、お腹いっぱい食べてゆっくりしていただけましたでしょうか。
また来年お待ちいたしております。


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お盆です。

2016年08月13日 | 「田舎の行事」のひきだし



八月に入ったと思っていたらいよいよお盆です。
8日にお墓参りがあり、実はお盆はもうその日から始まっているのです。
さぁ~この1週間ほどで1年分のお念仏を唱えますよ(笑)

昨日は買い物や実家に行って、お供え物の調達、朝から早々とお供えの準備完了。
夕方にはしんこの団子を作り、今夜、お寺にお迎えに行きます。
心地よく滞在していただくために、ガンバリマス!





今年も鈴虫がいます。
今年のテーマ?は海辺の憩い。貝殻やヤシに見立てた葉っぱをあしらいました。
鈴虫にしたら、なんのこっちゃ と思っているでしょうが。



こちらseikitiさんの癒し。
魚は《たなご》と言います。最近凝ってはります。

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春の祭礼

2013年04月15日 | 「田舎の行事」のひきだし
桜の花びらの舞う春の一日、今年もお祭りが行われました。

道中、鉦と太鼓を鳴らしながら、御神輿が各々町内の神社を出て、あちこち、休憩に寄りながら(神様が)、最終的に一ヵ所の神社に集合します。
どの町内も、御神輿の担ぎ手が不足していて、人員集めに四苦八苦されていますが、今年も何とか執り行われました。



全部で7社の御神輿が勢揃いします。



歴史のある御神輿は、とても大事にされています。すごく重たいらしいです。



神社内に納めて、ほっと一息。


鉦や太鼓の音で話もうまく聞き取れないほど賑やかな境内を入り、参拝を済ますと、早朝からおべんとう作りや、衣装の支度やら、バタバタしていたのが嘘のように暫しの~んびり過ごします。



本日のおべんとう




















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