今夜も本をまくらに。

山歩きが好き、落語が好き、おいしい物が好き、中島みゆきが好き、
でもやっぱり活字がなければ生きていけない私。

花を探して木和田尾から頭陀ケ平まで

2018年03月29日 | 「山」のひきだし
いいお天気だしお花を探しに行きませんか?と誘っていただきました。
貯水所?のある登山口への曲がるところがわからなかったので、簡易パーキングで乗せていただきました。
いつも乗せてもらってばかりなので、ちっとも道がおぼわりません。


着くと あ~ここ、ここと思うんですが。2台止まっていましたが狭いので乗せてきてもらって正解かもしれません。




セツブンソウ発見。


まだ眠そうです。


つぼみもかわいい。


お天気も良くて気持ちいい。


鉄塔に出ました。

振り返ると・・・わお~~素晴らしい。

白山と能郷白山


電線の間に御岳、北アルプスも見えました。

展望を楽しみ、次はお花、お花(^^♪
勇んでいつもの場所へ行ってみますと、無い・・・どうしたことだと口々に言いながら探します。
実は・・・二日前に御池で出会ったおじさんが、木和田尾から白瀬峠を通り御池に来られたのですが、フクジュソウを訪ねると
無かった。とおっしゃっていたのです。
無いってどういうことかな、と思っていたのですが、そのことを思い出しやっぱりか・・・と半分あきらめたころ、
「あったよ!」という声。急いで行ってみると

ここにいたよ、とばかりに


咲き誇っています。


つやつや、ピカピカ。


上から下までびっしり。







まだまだこれからのつぼみたち。



御池で出会ったおじさん、どこのことを言ってたのかな。
この群生を見逃すとは残念でした。
今咲き始めたばかりで、まだまだこれから見ごろは続くと思われます。

花探しの目的は果たせたし、この先どうする?と協議しますが、このお天気だし上では展望もいいでしょうと、
頭陀ケ平まで行くことにします。


残雪を歩きます。


直下のきつい登り、もう少しよ~。


三角点。標識は折れてました。


右は御池岳。





そして驚いたことに

御池から下がったところ、土倉あたり、樹氷です。まっしろ。二日前に歩いたところです。
もうお昼過ぎなのにまだ残っているなんて。
孫田尾根から来たという人も、途中樹氷があったとおしゃってました。
聖宝寺から来たという人も結構登ってこられて、花情報を交換したりお話をして、ランチにしました。

風もなくポカポカ陽気、展望も楽しみ、おしゃべりも弾みのんびり過ごしてさあ下山です。


次の鉄塔めがけてシリセードで降りるという、あくまで楽しさを追及するその姿勢、好きですよ(^▽^)/

もう一つ見つけたい花があるんだけどとドルフィーさん

あったあった、ミスミソウ。


もっと先にこんなきれいなのもありました。


ちょっと崖の下。
行きには気づかなかったけど、下りの目線で見ると見つけられるんでしょうか、よかったよかった。

お天気が良くて、どの花もピカピカ、お花三昧の1日でした。
帰りは高山から来たという単独の女性も交えて、にぎやかに楽しく帰ってきました。

ありがとうございました!



平成30年3月17日(土)晴れ
木和田尾~頭陀ケ平


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残雪の御池岳、T字尾根から

2018年03月23日 | 「山」のひきだし
冬の御池は近くて遠い。
滋賀県側の306号線は土砂崩れで鞍掛峠まで行けないし、三重県側も冬季ゲートから306号線の車道を1時間?ほど歩かなくてはいけないらしい。
あとT字尾根は君ヶ畑の集落より奥の林道が雪で通行不可、
でも3月も半ば、このところ暖かい日が続いたし雪ももうないでしょう、と御池林道を行ってみることにしました。


林道は雪はなくやってきましたが、駐車場地前は結構残っています。


こんなに林道歩くかな?と思うころ登山口、ここにもとび太君がお出迎え。新しいですね。


左手に天狗堂。


こういうテープも新しい、あちこちにあります。



気持ちのいい~ 芽吹きの頃もいいでしょうね。


T字の横棒端に着きました。


イワカガミかウチワか、両側びっしり。


T字の交わる地点。


根明き


新しい看板がいっぱいありますが、前からあるこの印がいいです。


T字の縦棒尾根、がれた場所に来るとシャクナゲが出てきます。
今年の蕾は5分くらいの付き。


ずっとシャクナゲ。





テーブルランド上がりました。


広大です。


まずはボタンブチ。


ちょっと展望は・・・


向こうに見えるのは天狗の鼻、見るだけ。


とりあえず御池の頂上を目指しましょう。


ドリーネ。


踏み抜きました。


こんなに深い。



頂上。
頂上で出会った男性にフクジュソウの場所を案内していただく。
御池にフクジュソウがあるなんて、と喜んで探しに行きましたが、残念ながら今年は無かったです、残念(´;ω;`)
男性はその後、鈴北岳に向かわれました。私たちは断念。
頂上に戻り、遅めのランチ。



これもドリーネやね?


あの木々に樹氷が付いていたら・・・と想像する。








帰路は土倉岳経由で。




藤原方面。




土倉岳。


分岐。


登山道を雪がふさいでいる。


鉄塔に出て、ここはまっすぐ。 右に道らしきものがあります。


やっとノタノ坂まで帰ってきました。
茨川方面にはあまり歩かれていないようです。




これを渡ったらもうすぐ林道という記憶が。


わ~最後に難関、すごい水量です。


雪の中のドリーネを見てみたいなぁとずっと思っていました。
ドリーネとは、石灰岩地域に存在するすり鉢状の溶食凹地とありますが、石灰岩が雨などによって浸食されて陥没するのだそうで、太陽光によって青く見えたり黒く見えたり・・・するのだそうです。
色はついていませんでしたが、ドリーネは見てきました。

久しぶりに御池の頂上に行きましたが、樹木が少なくなってすっきりしたように思いましたが、落葉しているせいかもしれません。
頂上のことを、丸山ということも初めて知りました。

いろいろ勉強になった山行でした。
ありがとうございました!!

 

平成30年3月15日(木)晴れ/曇り
御池岳

君ヶ畑林道登山口(8:31)~T字(9:58)~ボタンブチ(12:09)~頂上・昼~土倉岳(15:17)~ノタノ坂(16:39)~下山(19:30)







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最後の図書ボランティア

2018年03月19日 | 「図書ボランティア」のひきだし
3学期最後、6年生最後の本読みです。
卒業をまじかに控えた彼らに何かはなむけとなるような本はないかなと探していました。



1冊目

ブクログより

早産でわずか715gで生まれたちえちゃんは、体が小さく右手と足に障害がある。

お母さんの、たっての望みで、普通の小学校に通う。
低学年の時はお母さん同伴の登校だったが、中学年からは自分一人で通う。

高学年になり、友達関係で悩み、クラスで話し合うことで、みんなの考え、ちえちゃんの思いをもう一度確認し合う。

そうして迎えた卒業式、
万感の思いを胸に巣立っていくちえちゃん、見守るお母さんの思い・・・

歩行具を着けて歩く千恵ちゃんや学校で過ごす様子など、写真で構成された絵本です。
ちえちゃんのとびきりの笑顔がまぶしいです。


2冊目

同じく

あのボブ・ディランが絵本を?
「FOREVER YOUNG」という歌を彼の息子さんのために絵本にされたとありました。


流されることなく 流れをつくりますように

背をまっすぐのばして いつでも勇気がもてますように

きみのゆめがいつか ほんとうになりますように

きょうがきみのはじまりの日

私も本当に、切に切にそう願います
6年生の子供たちに良いはなむけとなりました。

家で読む練習をしている時も、途中でうるっとしてしまうんです。
もう最近本当に涙腺がゆるゆるで、当日は何とかちゃんと読まなくてはと言い聞かせていきました。

孫兄~孫弟と通算7年続けた図書ボランティアですが、私の本読みも本日で終了です。
図書館で本を選んでいるときも、読んでいるときの子供たちの反応も時々入る合いの手など、本当に楽いひと時でした。

ほかのボランティアのお母さん方や先生にも感謝したいと思います。


平成30年2月  6年1組・2組


そして明日はいよいよ卒業式。
孫弟は6年間のうち4年間同じ先生に受け持っていただきました。
そういう事はあまりないことらしいのですが、偶然そうなったのでしょう。
先生は、「また同じ受け持ちでごめんな」とおっしゃったそうですが、孫はその先生をとても信頼して慕っていて、先生もよくしてくださいました。
そんな先生に出会えたことはとても幸せなことだと思います。

いろんなことがあったけど、6年間よく頑張りました。
卒業 おめでとう!!


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フクジュソウも樹氷も、霊仙山

2018年03月13日 | 「山」のひきだし
久しぶりの水曜の山の会です。
そろそろ春の花が咲きだした模様です。フクジュソウを探しに出かけました。


今畑から出発。

廃村に差し掛かると

まだ眠そうなフクジュソウたち発見。





陽が射したらピカピカなのにね。


まだまだ雪もあります。


西南尾根手前、雪無いですね。


西南尾根から振り返る。




琵琶湖


先発隊の樹氷とかなんとか・・・ 少し急ぎ足になります。


わ~


樹氷が見られるなんて。


近江展望台で、休憩しつつ樹氷を見下ろす。


雪の端っこは踏み抜きそうで気をつかいます。






左はフクジュソウの群生地。まだまだ雪の中です。




草にも樹氷。


樹氷の花。




岩にも樹氷。




パラパラ落ちてます。


面白い、風の加減でしょうか。



最高点。


霊仙山。


昼頃から曇るという予報でしたが、早くも曇ってきて伊吹山も見えません。


また樹氷の花見つけた。


お虎池はショートカットしてお猿岩。

下りは、ぬかるみにズルズル滑って、尻もち大会。

やっとの思いで汗拭き峠。


最後に渡渉、水かさが多いです。


道幅の広い工事用の道になってました。


木も伐採されていて。


こんな道標もできていて。


思ったより早く降りてこられて、落合の集会所の前でコーヒータイム。
わいわいがやがやとおしゃべりは尽きません。

フクジュソウ目当ての山歩きでしたが、まさか樹氷が見られるとは感激でした。
今年一番の樹氷だったかもしれません、って今年はほとんど樹氷らしいもの見ていません・・・

さぁ~、いよいよ春本番となりました。順番に次々と花が咲き始めます。
今年はどんな山でどんな花に出会えるでしょうか。


平成30年3月7日(水)晴れのち曇り

霊仙山


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青空のもと、北横岳から縞枯山

2018年03月08日 | 「山」のひきだし
久しぶりの遠出です。
ボトルさんとモモさんに誘っていただき、出かけてきました。


北八ヶ岳ロープーウエイ駐車場から。


ロープーウエイに数分乗車したら、そこはすでに2237m。いきなり目の前は坪庭。
ここでアイゼンを付けて行きます、今日は6本爪。スノーシューも持って行きます。


雲一つないお天気。
う~ん良すぎる、寒くない。




まず北横岳を目指します。



北横岳ヒュッテ。来る途中、歩荷の人に会いましたが小屋の方でしょうか。


浅間山が見えます。


雪をかぶったシラビソがかわいい。


あっ、少しだけ樹氷、今回これきりでした。


北横岳南山頂。頂上直下きつかった~


プリンのような蓼科山の後ろに、北アルプス。


え~と白馬とかの方面?


南八ヶ岳、お山がつんつんしてますね。


すごい恰好、風がすごいんですが、例年に比べたら穏やかなんだそうです。


北横岳北で。
浅間山や妙高まで360度の展望を楽しみ、下山です。寒い寒い。


戻って、

快適な道を行くと

縞枯山荘。本日は休業。


青い屋根がかわいいですね。


雨池峠、平坦な道はここまで。
休憩をして、ここから急登に備えます。


彩雲、だそうです。そういわれれば雲に色がついてる?


なるほどキツイ、ず~と登っていきます。


あはは、傘お化け。


あ~着いた、縞枯山。ここは展望はありません。


これが縞枯、どれだけの年月が経っているのでしょう。


展望地に向かいます。


展望台。すぐ左に三角点があるそうですが、誰も行きません。
少しお腹がすいてきました、風を避けられるところを探しながら下ります。


お~~ これをモンスターとしとこう。




縞枯れていますが、根元から小さい樹が見えます。


五辻まで帰ってきました。


こ~んな気持ちのいい道が続くといいのですが、ここからはわずかに登りです。


彩雲を撮ったつもりが、虹みたいのが映ってました。


きれいな雪原ですが、登りです。


やっとロープーウエイ乗り場に着きました、長かった。
帰りは乗らずに、ゲレンデに沿ってロープーウエイの下を下ります。


平日とあり、スキーヤーは少ないです。滑って降りたいな~




ピラタスの丘で最後の休憩、最後の蓼科山。


最高の天気、最高の展望、モンスターやエビのしっぽには出会えませんでしたが、すべてを求めるのは贅沢というもの。
スノーシューを持って行ったので、少し歩いてみましたが雪が固すぎてしんどいだけでした。
もうすっかり春!というような1日でした。

本日も良く歩きました、ありがとうございました!


平成30年2月27日(火)晴れ
北横岳・縞枯山 (北八ケ岳)

北八ヶ岳ロープーウエイ(9:00)~ヒュッテ北横岳(10:18)~北横岳南(10:49)~縞枯山荘(11:51)~縞枯山(12:37)~
五辻(13:47)~ピラタスの丘(15:20)~下山(15:45)



携帯電話を忘れて、ボトルさんからいただきました。


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