今夜も本をまくらに。

山歩きが好き、落語が好き、おいしい物が好き、中島みゆきが好き、
でもやっぱり活字がなければ生きていけない私。

古今亭志ん朝、大須演芸場CD集

2012年06月16日 | 「落語」のひきだし



いや~こんなのいつ注文したやろ? なんてちゃっかり予約していたんですね。
名古屋は大須演芸場での10年間にわたる独演会のCD集です。

3冊に分かれていまして、1冊に20話で60話プラス予約特典2話と初版特典2話合計64話!!
ぱたぱたと折りたたまれたのを開いて、ずらりと並んだCDを眺めてはうっとり・・・
また違うのを開いてはうっとり・・・演目を一つ一つ確認してはうっとり・・・
CDは眺めているだけでは何も聞こえてはこないのですが、わかっているのですが、とりあえず今は手元に来た、というのを実感中でございます。

その他に立派な本が入っていまして、演目の紹介の他に、席亭及び関係各者の思い出話や、当時の志ん朝さんに関する地元紙の記事が載っています。わ~こんなのが読めるなんて・・・感激です。この本だけでも買った甲斐があろうというものです。

まずこの本を最初から丁寧に読みまして、その合間にもまたCDを眺め、3・4日ほどしたらぼちぼち聴き始めようかな。

それにしてもこのBOOK、大変立派でたいそうな大きさです。
どこに隠そう・・・いや収納しましょうか。
「こんなん前からあったでぇ~」とさりげなく置いておくにはちょっと存在感ありすぎなのです。
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桂米朝 大全集

2012年04月19日 | 「落語」のひきだし



昨年末から米朝さんにどっぷり、です。
私が昨年買った「志ん朝十三夜」のCDを落友に貸してあげたところ「お返し!」と言って米朝さんのCD全集を貸してくれました。
お~全集だぁ。ついに買ったのね、聴き終えて返しに行くと「お代わりっ!」と言ってまたまたパッケージの色違いの全集を貸してくれるのです。「・・・えっ!もしかして全集全部買うたの?」「へへへ、大人買いしてしもうた」だそうで、全四セットそれから順番に貸してもらって、いまだに聴いています。

話は変わりますが、「大人買い」ってなんて素敵な言葉でしょう。
子供の頃、はやく大人になって誰かにお伺いをたてることもなく自由に自分の稼いだお金で好きな物を買いたいなぁ。と思っていたことを、ちょっと意味が違うかもしれませんが思い出しました。

さてさてCDの中身ですが、米朝さんが五十歳前後に各地の公演で収録されたCDが十枚。
声に張りがあり、揺るぎないものを感じます、まさに円熟した噺っぷりです。
お馴染みの演目から、珍しい初めて聴く演目まで、バラエティに富んだ内容は飽きさせません。真剣に聴くのもよし、BGMとして聴くのもよし、邪魔にならないお声です。

何がよかったかなぁ。とてもしぼれませんが、私は関東落語と聴き比べるのが好きなので「愛宕山」「宿屋仇」
「骨つり/野ざらし」「三枚起請」「高津の富/宿屋の富」などが印象に残っています。
「べかこ」なんて噺があるんですね。「桂南光」の前の名前ですが、これからつけたのでしょうか。


CDと一緒に速記本が入っていて、そこに当時の貴重な写真が収録されていますがお若い、当然ですが。そして男前です。
今の米團治さんにそっくりです。いえ米團治さんが似てはるんですね。ふっとした声の調子なんかもそっくりです。

どうかいつまでもお元気で、これからも上方落語を守り立てていただきたいものです。





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米朝一門会

2012年01月17日 | 「落語」のひきだし
本年の初笑いとばかりに、9日に米朝一門会に行ってきました。
会場は近江八幡文化会館。

この会場のお正月公演は恒例になっていまして、もう30年ぐらい続いているそうです。
その昔には米朝さんの落語も聴けたんでしょうね。

本日の出演は6人です。多いですね、お若い方が二人と米團治、ざこば、雀三郎、南光という顔ぶれです。

この日の席は、なんと言いましょうか。反応のいい人?笑い上戸?の人に取り囲まれまして、とにかく笑われる。笑いに来ているのですからいいんです。いいんですが、時には噺に集中できないくらい・・・

それとざこばさんのマクラが、前回の一門会の時のと同じだったんです。出だしから最後まで。同じ県内でするのだから、同じ人が聴きに来ているという想定はないのかなぁと少し残念でした。もちろん両隣の人たちには大受けでした。

出演者と演目

桂 二条  / 子ほめ
桂 米紫  / 狸の賽
桂 米團治 / 稽古屋
桂 ざこば / 天災

    中入

桂 雀三郎 / 藪医者が出てくる噺
桂 南光  / 相撲の噺


そうです、雀三郎さんと南光さんの噺の題名がわからないのです。出口で見ようと思って出たのですが、すごい人に流されて確認できませんでした。ふたつとも初めて聴く噺で、南光さんのは創作のような気もしますが、帰って調べようと思いながらなかなか調べられず、気持ちが悪いです。
まだまだ知らない噺がたくさんあるのだろうなぁと、楽しみのような、いらつくような(¨;)

そして、まだお正月気分の時期なので、もう少し華やかな噺が聴きたかったです。
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桂文珍 独演会

2011年12月24日 | 「落語」のひきだし


先日18日に、桂文珍独演会に行ってきました。
文珍さんの生の高座は初めてでした。始めにお弟子さんが二人、短いお話をされていよいよ文珍さんの登場です。
文珍さんは新作落語というイメージ通り一作目は、老人を題材にしたもので、お年寄りの惚け、とか病気をネタにして笑わせるというのは・・・・  ちょっとイヤな気がしました。
最後に「いつか私も行く道です」などとフォローされていましたが・・・

あと2席は正当な古典で、ちょっとうれしい驚きでした。
特に中入り後、マクラもなくいきなり「らくだ」が始まりびっくり!!
文珍さんがらくだとは・・・想像もしていませんでした。

かんかんのうもちゃんと踊らせるし、紙屑屋の酔い方もうまかったし、聴き応えのある噺でした。


噺家と演目

林家うさぎ みかん屋
桂文珍   憧れの養老院
桂楽珍   半分垢

   中入り
桂文珍   らくだ


師走の気ぜわしい日曜日、ひととき忙しさを忘れて文珍さんを堪能させていただきました。
これで、今年の落語の聴き納めです。CDでは毎日聴いていますけれど。
また明日から、大掃除に年賀状にお買い物・・・ がんばりましょう。

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志ん朝さんの手ぬぐい

2011年11月18日 | 「落語」のひきだし
さっきバイク便の音がしてたな~と思って、郵便受けを見に行くと・・・
文化放送の封筒。何かな?なんにも応募した憶えないな~ 首をかしげながら開封すると、

「志ん朝さんの手ぬぐい」が出てきました!!
先日購入した「志ん朝一三夜」の記念のてぬぐいです。うれしい~~

200枚限定で、厳正なる抽選の結果当選です、おめでとうございます、とあります。 

落語に手ぬぐいはつきものですし、落語会で販売しているものは全部買ってますが、非売品というのがうれしいです。


          
        おなじみの寄席文字で「志ん朝一三夜」と書かれたまわりに収録の演目が白抜きで散らしてあります。 


こんな抽選があったことも忘れていたので、なおさらうれしいです。コレクションがまた一枚増えました(実は私手ぬぐいコレクターなのです。ぐふっ)

文化放送さん、有り難う!これからもごひいきにしますねぇ。        

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