今夜も本をまくらに。

山歩きが好き、落語が好き、おいしい物が好き、中島みゆきが好き、
でもやっぱり活字がなければ生きていけない私。

スピッツ「みなと」

2016年04月28日 | 「暮らし」のひきだし

ブクログより



スピッツ約3年ぶりの新曲だそうです。
過去熱烈なファンとしては何とも情けないです。

昨日ラジオから流れてきたこの曲、マサムネ君の変わらぬ声に掃除中の箒の手を止めて聞き入ってしまいました。
曲が終わり、改めて題名が紹介されました。
みなと・・・ 船が着き、また出ていく、出会いというより別れの感が強い、寂しくて悲しいイメージです。

全体の曲調としては、昔から続くスピッツらしい、聞いたらスピッツだ!という曲ですが、またどこか新しい曲です。

船に乗るわけではないけれど港にいる・・・
遠くに旅立った君を待っている・・・
君ともう一度会うための歌・・・

マサムネ君は東日本大震災後、体調を崩されたと聞いています。
なんか関連づけてしまいました。
マサムネクン、お元気そうでよかったです。

思えばデビュー間もないころからファンクラブに入って、ライブにも通いました。
でもいつしか興味の対象から外れ、遠ざかってしまいました。

スピッツの曲が聞きたい!!
ライブにも行きたい!!
ファンクラブのHPを調べると、夏ごろからツアーが始まります。
チケットはファンクラブの先行予約が確実、でも今から入会しても手続きが予約受付日までに終わらない。
今年は無理かなぁ、とあきらめかけたとき「WEB会員」というものを見つけました。
一般会員より、会費が高い、何がどう違うのか・・・
しかしこれしかない!

マサムネくんの体調不良で、ツアーが延期とか聞いた時には心配していましたが、また元気にこうして新しい曲を聞かせてもらって
本当にうれしい。
辛い時期に見放してしまっていてほんまゴメン。
これからはちゃんと見てるから、ってお母ちゃんの心境で応援しています。


スピッツ・みなと
平成28年4月27日発売

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三頭山~大師山

2016年04月25日 | 「山」のひきだし
水曜日の山の会です。
今回は福井県に遠征です。カタクリは終わってるかもしれませんが、いろいろお花があります、ということで楽しみです。

越前大仏と平泉寺に置車をして平泉寺から登ります。


平泉寺白山神社。神仏一体のようです。由緒のありそうな立派なたたずまいで、両脇の苔がまたみごとです。


長い石段を行きます。


お社、後光がさしています。


お社のわきから歩き始めます。登山とは言わず登拝というのですね。


すぐにお花が、○○トラノオ。


スミレもいっぱい。ハシナガ?ナガハシ?テングでもいいそうです。後ろのヒョロンと長いのが天狗の鼻のよう。


これはシハイスミレ?マキノスミレ?言うたもん勝ち、だそうです。


低山ですが結構きついです。


でも木々の芽吹き、新緑の中気持ちの良い山です。


三頭山、山頂。


山頂より越前甲。


タムシバもきれいです。
お昼前ですが、ちょっとおやつを頂いて、大師山に向かいます。


三角点もあります。大師山

少し遅くなりましたが(自業自得)ランチ♪ランチ♪~
途中からお腹がすいた~と呪文のようにつぶやいていましたが、本日もたくさんのおかずを順番にいただいて、満足満腹でございます。ごちそうさまでした。
 

勝山市内の後ろに越前甲など。


反対側には銀杏峰など。


三頭山に行くまでもいっぱいありましたが、下りの帰り道にも白いイカリソウがたくさん。
白色は私には珍しいのですが、あんまりありすぎて・・・


これは珍しい、ピンクとペアです。


カタクリもちょっぴり残ってました。


麓で1輪見つけ喜んでいたら、降りてきた民家の脇にいっぱいありました。


下山しました。越前大仏の駐車場に向かいます。


古式ゆかしいお寺の拝観、大勢でわいわいと新緑の山歩き・・・等々、本日も楽しい1日でした。
勝山に向かう途中も、ず~といろいろな山が見えて、あそこも行ってない、ここも行きたい、と今後も楽しみな福井の山です。
「鈴鹿の次は福井へ」合い言葉にしようではありませんか・・・

本日もありがとうございました!!

 平成28年4月20日(水)晴れ (福井県勝山市)

 平泉寺~三頭山・778m ~大師山・550m~越前大仏



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イワザクラを探して、長石谷

2016年04月23日 | 「山」のひきだし
あちこちで次々とお花の便りが聞こえてきて、そわそわ、きょろきょろ。
鈴鹿で唯一イワザクラが咲くという長石谷を歩いてきました。
去年はちょっと行きそびれてしまいました(何故??何故?・・・)
でもいつまでもそうは言っておれません。お天気状況を確認してうん!大丈夫。


御在所、中道登山口の駐車場は満杯。なんとか隅っこに駐車。
湯ノ山温泉街から登ってくる駐車場は空いていました。そこを下っていくと、登山口です。


いきなり渡渉。水量が多いです。これから何度も渡渉を繰り返して行きました。


滝も出てきます。

と言っていると、ピンクの花を発見。

本日一番大きな株でしたね。




高いところにもいっぱい。
見つけると、ついつい登って見に行きたいのですが、降りるのが大変。
この後、もう一カ所で見つけました。長石谷では初めてなので、多いのか少ないのかわかりませんが、きれいなのが見られて良かったです。


犬星の滝。ここで休憩をして、ここから馬の背尾根を行きます。


イワウチワが出てきました。


ずっと楽しませてくれました。


今まで楽な谷歩きだったので、尾根の急登がつらい。

でも

尾根に出たら


アカヤシオが


ちょうどいい時期で、思わず歓声が上がります。


アカヤシオの中を歩きます。


ちょっと終わりかけですが


オーレンも、ミツバ?


御在所をバックに。


分岐。


今日は鎌が岳に行かないので、分岐を過ぎたあたりの景色の良いところでランチにします。
景色とお花を眺めながらの極上レストランでお腹もいっぱいになり、ここから馬の背尾根を下ります。


長石谷への分岐、真っ直ぐ行きます。


降りるにしたがいアカヤシオはもう咲き終わってしまって


今度はツツジが満開です。





だいぶん降りてきました。


ヤマルリソウ、イワウチワもずっと咲いています。


降りてきました。


イワカガミの群生。


三岳寺に降りてきました。


地図で見ていただけの、長石谷と馬の背尾根、谷ではイワザクラ、尾根ではアカヤシオを堪能いたしました。
長石谷の続きと、馬の背からの鎌が岳、次回の楽しみにしたいと思います。

今回も感謝です。ありがとうございました!!





平成28年4月19日(火)晴れ

長石谷~馬の背尾根~三岳寺




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太陽のパスタ、豆のスープ

2016年04月12日 | 「本」のひきだし

ブクログより



珍しく若手作家さんの作品を読んでみました。 

この本が出たころ、皆さんの評判が良かったので記憶に残っていて、今回なんとなく手に取りました。
何しろ食べ物が出てくるお話には目がないのです。

まあ一口で言うと、結婚が決まり式場の手配も新居の準備も決まっていながら一方的にすべてを破棄されてしまった女の子が、どん底から(ちょっとオーバーかな)這い上がり、また力強く生きていくすべを見つける。というお話です。

そして彼女をどん底から救ってくれたのが、毎日のご飯を作ること、でありました。
やはり人間食べなくちゃ始まりませんよ、お料理もボケ防止には一番いいっていうし、自分の食べたいものを自分で作って食べる・・・こんな最高なことってありませんよね。

またこの作品、強烈な脇役がいっぱい出てきて、すぐにでもドラマにできそうなくらいです。
先にちょこっと出てきておしまいの元婚約者はだれがいいかなとか、あの個性的な叔母さん役はあの人しかいないなとか、読みながらキャストを考えてる。

なかなかの1冊でありました。


太陽のパスタ、豆のスープ / 宮下奈都
☆☆☆☆

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色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

2016年04月05日 | 「本」のひきだし

ブクログより


1Q84を読んで以来、村上春樹はもういいかなぁと思って、新作が出ても心騒ぐこともなく、やり過ごしていたのですが、先日図書館で見つけてしまい、発刊されてまだ記憶に新しいこの本が、棚にあることがめずらしいと思い読むことにしました。

と、村上春樹を読むのにこんなに長々と理由がいるのか?いやいりません。

さて、もう皆さんさんざん感想を述べられているだろうし(読んではいませんが)今更私がどうこうと言うことはないのですが、一応感じたことを。

まずは読みやすかったです。
ストーリーを追うのを中断して、目の前の内容を理解する時間を作る、という事はほとんどありませんでした。非常にわかりやすいです。どんどん読めます。
非現実的なことも起こらないし、誰にでも起こりうる日常、出来事のなかでのつくる君のお話です。

う~ん、つくる君はかわいそうすぎる、大事な青春を返せ~~と普通なら叫ぶところでしょう。
しかしそこは村上作品の主人公であるつくる君、その非常な出来事を淡々と受け入れ、自殺まで考えながら見事立ち直っていくのです。

つくる君には幸せになってもらいたい、常にエールを送りながら、読み終えたのですが、やはり村上さんは最後は読者に結論をゆだねるのですね。

もう~、想像はします。しますけれどちょっとだけでも幸せそうなつくる君を見たかったです。
ハッピーエンドだと思いたいのですが、違うような気もするし・・・3日間も苦しませるなんて、最後の最後までかわいそうなつくる君・・・



色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年  / 村上春樹

☆☆☆☆





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