今夜も本をまくらに。

山歩きが好き、落語が好き、おいしい物が好き、中島みゆきが好き、
でもやっぱり活字がなければ生きていけない私。

ミッドナイト・ララバイ

2011年12月27日 | 「本」のひきだし

ブクログより



毎日新聞の日曜日に、書籍を紹介するページがあり、その中に各界の著名人が、「私の好きなもの三つ」というテーマでお気に入りを紹介する欄があって(本に関することでも、関係ないことでも何でも良いのだが)どなたかは忘れたが女性の私立探偵が主人公の小説が好きだ、ということで列記されていたのをメモしておいて、今回はその中の一冊を読んでみた。

主人公は弁護士をやめて私立探偵になった、という異色な経歴の女性。
あるきっかけで人捜しを依頼されて、調査を開始するのだけれど。

まず登場人物が多すぎて、頭に入らない。しょっちゅう最初のページで確認するが・・・
主人公をはじめ登場人物の人物像が頭に描けない。
私はこれ結構大事なことで、これができないと話に入っていけない。
話にめりはりがない、ドキドキしない。

そんなこんなで、中断することにした。
あわただしい中で、小刻みにしか読めなかったことも原因だと思うけど、残念。

ミッドナイト・ララバイ / サラ・パレツキー

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桂文珍 独演会

2011年12月24日 | 「落語」のひきだし


先日18日に、桂文珍独演会に行ってきました。
文珍さんの生の高座は初めてでした。始めにお弟子さんが二人、短いお話をされていよいよ文珍さんの登場です。
文珍さんは新作落語というイメージ通り一作目は、老人を題材にしたもので、お年寄りの惚け、とか病気をネタにして笑わせるというのは・・・・  ちょっとイヤな気がしました。
最後に「いつか私も行く道です」などとフォローされていましたが・・・

あと2席は正当な古典で、ちょっとうれしい驚きでした。
特に中入り後、マクラもなくいきなり「らくだ」が始まりびっくり!!
文珍さんがらくだとは・・・想像もしていませんでした。

かんかんのうもちゃんと踊らせるし、紙屑屋の酔い方もうまかったし、聴き応えのある噺でした。


噺家と演目

林家うさぎ みかん屋
桂文珍   憧れの養老院
桂楽珍   半分垢

   中入り
桂文珍   らくだ


師走の気ぜわしい日曜日、ひととき忙しさを忘れて文珍さんを堪能させていただきました。
これで、今年の落語の聴き納めです。CDでは毎日聴いていますけれど。
また明日から、大掃除に年賀状にお買い物・・・ がんばりましょう。

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上方落語の四天王

2011年12月20日 | 「本」のひきだし

ブクログより



松鶴、米朝、文枝、春団治。
四天王と言われるだけあって、四人それぞれ確たるものを持っていますね。
それにしてもまったくタイプが違う噺家さんで、どの人が良くてこの人はちょっと・・・ということはなく、皆さんそれぞれいいんです。もちろんそれぞれ得意とする分野はあるのですが、では得意でない噺は・・・それはそれでいいんですね。

おまけ(というのか)がうれしいなぁ。
大阪における志ん朝さんの話。上方落語家との対談の様子や、大阪への思い入れや、大阪ではすっかりくつろいでいる志ん朝さんがうれしい。



個人的にその中でも一番をと言うと・・・

桂 米朝 / 百年目      大店の旦那さんがぴったりだと思います。
                   中国の古事を引き合いに番頭さんを諭すくだり、好きです。


笑福亭 松鶴 / らくだ    割れるような大きな声が印象深い師匠の熊五郎はやっぱりこわい。
(六代目)


桂 文枝 / たちぎれ線香   長屋のおかみさんや、置屋のおかあさん、女の人がうまいですね。
(五代目)              舟弁慶のお松さん、もう絶品です。

桂 春団治・・・           あまり聴いていないのです。
(三代目)


上方落語の四天王 / 戸田 学
★★★★☆


 

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雨の赤坂山

2011年12月16日 | 「山」のひきだし
だんだんたまりつつある山の記録・・・
放っておけば放っておくほど億劫になります。そもそも山の記録を残すためにブログを始めたのに、だめだなぁ。
もう熱が冷めたのか知らん??

と言うわけで、11月13日(日)ちびちゃん連れの山歩き、場所は湖西にある赤坂山、823.8mです。
山のお仲間から展望の良い山と聞いていて、今年GWにも行きました。 その時は マキノスキー場→赤坂山→三国山→黒河峠→マキノ林道→登山口 と周回しまして、林道歩きが長くて大変でした。
ちょうどその時分黄砂がひどくて展望は望めませんでしたが、良いお天気ですと、360度見渡せて片方にびわ湖、片方に若狭の海が見えるらしいです。カタクリやイワカガミが咲いていて、道も良く整備され気持ちの良い山歩きでした。
このコースは高島トレイルの一区分にもなっています。

さて当日は、家を出るときは晴れていたのに、現地に近づくにつれお天気があやしくなってきて、登り始めるとぽつぽつ落ちてきたではありませんか。
「今日は北部は雨マーク出てたで~」てどうして今頃そんなこと言うの。

誰も帰ろうと言わないので、レインを着て止むことを期待して行きましょう。
横のスキー場では、泥をはねながらマウンテンバイクのレースが行われています。「こんな雨の中を・・・」と向こうも思っていることでしょう(^_^;)


雨の中でも元気です。



紅葉も色が冴えません。



滑る足元に気をつけながら、一時間あまりでブナの木平に出ます。ここでも展望はきかず、少し早いですがお昼にします。
先客も2組ほどおられます。




カップラーメンまだかな~~


立派な東屋があります。


お昼を食べてしばらく待っていましたが、雨は止む気配無しでしかたなく下山することにしました。
もう半分くらい来たのになぁ。またの機会にということで。



こっちに歩いていくと頂上。名残惜しい~~




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熊さん冬眠

2011年12月12日 | 「絵手紙」のひきだし


子供達と絵本を読んでいると、いろんな動物たちともお馴染みになりまして、身近に感じるようになりました。
山を歩いていても、どんぐりや栗が落ちていると「ここにこんなにご馳走があるよ~ 早く食べにおいで」と枯れ葉をどけておいてあげたり。

お腹いっぱい食べて、ぐっすり眠って目が覚めたら春になっていた。なんてうらやましい・・・
私たちはこれから年を越すために、あれやこれややらなければならないことがいっぱ~い。

熊の親子の切手を貼って。

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