今夜も本をまくらに。

山歩きが好き、落語が好き、おいしい物が好き、中島みゆきが好き、
でもやっぱり活字がなければ生きていけない私。

天使のゲーム・上

2018年09月18日 | 「本」のひきだし

ブクログより


前作「風の影」に続いて【忘れられた本の墓場】が登場する第2弾。

今回も舞台はバルセロナ、年代は1917年から始まる。
主人公の少年の不幸な生い立ちから大人になって、執筆業に携わるようになるいきさつ、そこに現れたのが謎の編集者と曰くのある謎の館、ダビット(少年だった主人公)はいつしかその数々の謎に足を踏み入れてしまう・・・

前回も書いたかもしれないけれど、バルセロナという街、街自体がミステリアスです。私の中でですけど。
一昔という年代の設定でもあるかもしれませんが、一言で言い表せないような・・・でも魅力的。

佐野元春の歌の中にも出てきましたがそのイメージとも重なります。




天使のゲーム・上 / カルロス・ルイス・サフォン
☆☆☆☆

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白山2日目、ご来光はちょっと残念。

2018年09月08日 | 「山」のひきだし
翌朝は3時30分に起床、4時ごろ出発しました。
ご来光が拝める日は、神主さんが太鼓を鳴らされるそうです。歩いていると聞こえてきましたがこれを聞いてから出発していては間に合わないでしょう。

体調は悪くはないですが、何分朝が早くて体も頭も起きていません。のろのろと行列に加わって歩きます。


頂上の社の隅で身支度をしていると(冬支度)神主さんが上がってこられました。下駄ばきです。
祈祷を申し込まれていた方々はここでしてもらっていました。


空が赤くなってきました。北アルプスがくっきり。




神主さんも来られて、本日は雲に隠れてはっきりしたご来光は拝めませんでしたが、今ぐらいであろうというころ合いに、
神主さんの音頭で、万歳三唱をしました。
なんかいろいろ説明もされていて、毎日、毎日大変だなぁ。


霧か雲がベールのように湧き上がっては流れて行きます。


まるで天女の羽衣のような。






乗鞍がちょこっと。

大自然のショーを十分楽しんで、

まずは頂上・御前峰で写真。

この後、私はお花松原に行きたかったんです。
せっかく泊まって、時間もあるし、朝ご飯もお弁当にしてもらったし。
しかしぃ、地図の等高線を見て「いったん降りてまた登って、しかも結構急そうやん、帰り道ならまだしも」というseikitiさんの判断で却下。
(´Д⊂グスン それならせめて池巡りをして、(私の心の中では大汝峰へと・・・)


剣が峰を右手に見て、現在ここは登れません。見るからにガラガラ。






油ケ池、近くまで行ってみました。






翠ケ池



風が結構強いんです。
ちょっと大きな岩陰で、朝ご飯にします。

頼んでおいた御弁当は具だくさんの五目寿司でした。
昨夜細長い棒状のを渡されたので、おにぎりかなと思っていましたが、お寿司はうれしかった!です。
お湯も昨夜、詰めてもらった(100円)のでお味噌汁を作り、温まりました。




ぐふふ、大汝へ行く分岐です。


また勝手に決めて、と言わんばかりに。


岩だらけの登山道。確か前に一組登られているのみ。


到着で~す。


お賽銭を入れてお参り。

下から見ているのとは違い、結構広い頂上を散策していると

コマクサ発見。


こんなところで咲いているとは。


下りも慎重に。


こんなのがゴロゴロ、良く落ちないものだなぁ。


また池を見ながら帰ります。










クロユリ見つけた! もう終わっていましたが。かなりの群生。


途中から、霧雨のようなものが降っていて、室堂に着いた頃はちょっと本降りになってきました。あ~あ。
ちょっと休憩をして、飲み物を買って、ボチボチ降ります。

帰りは観光新道を降りたかったんです。
以前行ったときに、今時分マツムシソウがきれいだったのを、頭が痛くて気分が悪かった中、唯一憶えていたので、もう一度ゆっくり見たいものだと
思っていたのですが、「こんな天気やし来た道帰る」とまたもや一声。
そうやな、カメラもしまったし、観光新道、結構急なところもあったしな。

下るのしたがって雨は上がってきました。
しかしこんなお天気でも結構登ってくる人がいます。登っている人は上のお天気を知らないのかも・・・
でも台風接近でお天気は崩れる予報です。

そんな中でも続々と登ってこられます、さすが白山。


登りは気が付かなかった。


途中から、下り専用の道を行きます。その道で。


帰ってきました~

別当出会いに着くと、今まさにバスが発車しようとしていました。
慌ててとりあえず乗っとこうと、待ってもらってバタバタ乗り込みますと、またもや「あっ あさひさん」と各務原のHさんでした。


バスを降りて、ビジターセンターの前で記念写真。
最後までご一緒でしたね、またよろしく、とお別れしたのに、帰りのお風呂でもまた一緒、何というご縁でしょ。
先々で、いろいろお話しをさせていただき、楽しい忘れられない白山になりました。


お花松原は行けなかったけれど、観光新道も歩けなかったけれど、雨にも降られたけど、
知り合いの人たちと一緒に歩けたし、大汝峰にも行けたし、
何より、いろいろやり繰りしてこうして白山に行くことができたし。

良かった、良かった。
ありがとうございました!!




帰りに寄りました。念願のソースかつ丼。



平成30年8月19・20(日・月)
白山・2702m 砂防新道ピストン



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