今夜も本をまくらに。

山歩きが好き、落語が好き、おいしい物が好き、中島みゆきが好き、
でもやっぱり活字がなければ生きていけない私。

くじけないで 柴田トヨ

2011年10月20日 | 「本」のひきだし
               
               ブクログより



柴田トヨさんは、テレビなどでもたびたび放映されていて、だいたいお人も作品もわかっていましたが、機会がありちゃんと読んでみました。

百歳の大先輩に言うことではありませんが、なんて素直で純粋なんでしょう。かっこよく見せようとか、飾ろうとかという気持ちが全然なくて、ありのままの気持ちを表現されているから、余計に読者の心を打つのでしょうね。
秋に夜長にしみじみ味わいたい詩集です。

「ひとり暮らし20年、わたししっかり生きてます」
あとがきのこの言葉、わたし少し恥ずかしくなりました。


くじけないで /柴田トヨ著
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箕作山から太郎坊へプチ縦走

2011年10月18日 | 「山」のひきだし
16日の日曜日、うちのチビちゃんを連れて、山へ行ってきました。
前日の大雨もすっかりあがって、朝から快晴、暑いくらいです。
今回は、滋賀県東近江市にある箕作山(みつくり山)と太郎坊山(たろうぼう)とふたつのピークを極めます。といっても373.5mと350mの里山です。
発着地点に車を置いて、プチ縦走です。


          
          安土の一三仏というところから登り始めます。今日は何か儀式をされていました。


登りはじめは石段ばかりで、その両脇の至る所に無数のお地蔵様や仏様がまつられていて、地元の人により花や水が御供えされています。敬虔な気持ちになります。

          
          かわいいお地蔵さんたち。13体あるのかな? 


          
          きのこたちが集まって何か相談してる。

          
       
           栗やあけびも。


          
          「ななふし」と言うのですって。チビちゃんが見つけました。


昨日の雨で、少しぬかるんだ道を気をつけながら進むと、箕作山頂上です。小脇山とも言うのかしら。
 
            
          空がきれい!

しばらく緩やかなアップダウンを繰り返して、太郎坊山の頂上です。
あれ?ここには標識もなにもありませんでした。来るとき車から見えていた岩だらけの頂上でした。
ここでお昼にして、下りは簡単、30分ほどで太郎さんのお宮さんに着きました。

          
          ここから歩いてきたんやで。

まだ紅葉には早い時期ですが、いよいよ秋山の始まりです。
お兄ちゃんは少し途中へばっていましたが、がんばって歩きました。
こんな事でへばっていたら「いるか岩」行けへんよ。


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モンベル講習登山

2011年10月14日 | 「山」のひきだし
昨日は、モンベル 三井アウトレット竜王店主催の講習登山に参加しました。
今回のテーマは「地図読みとコンパスの使い方」です。三井アウトレットの駐車場横に集合して、すぐ近くの鏡山へと向かいます。
標高384.6mまさに講習にうってつけの里山です。
モンベルの先生を先頭に出発!

          
          しばらくは車道歩きです。


途中の公園でコンパスの使い方を習い、実際北へ5歩、東へ10歩とか実地訓練をしました。
コンパスと地図を組み合わせての高度な技術もあるらしいですが、とりあえず東西南北を割り出すこと。が今の課題でした。


          
          いよいよ入山。                   


随所随所で、立ち止まり地図と現在いる地形とを照らし合わせます。岩、木の種類、谷、尾根などを地図から読み取ります。

ときおりパラパラくる雨に各自こまめに衣服調節しつつ、鳴谷の池で昼食です。

          
           
           木々の間から池を望む。

出会ったばかりの見ず知らずの人ばかりで、最初は緊張していましたが(私だけ?)各自用意したお昼を食べながら自然に和やかにうち解けていきました。なんと言ってもみんな山が好き!という共通点があるんですから。

お昼休憩のあと、少しきつくなってきた勾配を地図の等高線で確認しながら頂上へ。

          
          頂上は広いのですが、展望はありません。

三角点は別の場所にあるので、それを確認して下山です。
地図とコンパスを使って、帰る方向を確認したり、朝から習ったことを復習しながら降りました。

今まで、人に連れて行ってもらう場合、地図すら持って行かなかったり、絶対迷いようのない明確な整備された道がついている山行だったり、そういう山歩きしかしてこなかった私ですが、地図で少し予習しておくことで、どんな木が多いとか、岩場があるとか、谷を歩くのか尾根を行くのか少しでも知っていると、歩くのが楽しくなる気がします。
せめて今地図上で自分がどこにいるかぐらいは知っておかないと、ですね。
「じっと地図を見ていると、尾根が浮かび上がってきて立体的に見えますよ。」と先生はおっしゃっていました。そこまで行くにはまだまだかかりますが、とにかく地図を見る癖をつけようと思います。
大変有意義な講習会でした。また機会があれば参加したいです。


コメント (2)
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森見登美彦の京都ぐるぐる案内

2011年10月11日 | 「本」のひきだし
               
               ブクログより



京都・案内 という題名に惹かれて手にと取りましたが、森見登美彦氏の作品にまつわる京都案内だったのですね。

改めて私は、森見登美彦氏の作品は読んだことがない。ということに気づきました。
こうしてみてみると彼の作品はほとんどが京都が舞台で、実在の名所やお店が登場するのですね。彼のファンなら、この本を片手に京都巡りなんてこたえられないでしょう。

登場するものは、ほとんど誰もが知っている有名どころですが、トータルに考えてみると、森見氏の人となりがなんとなく浮かび上がってくるようです。

森見氏と新潮社のコラボのてぬぐいを買おうかと、検討中です。


森見登美彦の京都ぐるぐる案内 /森見登美彦 著
★★★☆☆

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コスモス街道へいらっしゃい

2011年10月08日 | 「絵手紙」のひきだし
               

青空の下、風に揺れるコスモス。その間を赤とんぼが数匹つかず離れず・・・
私の中では秋の風景ナンバーワンであります。

最近では休耕田を利用して、田んぼ一面コスモス、という風景も見られます。
家族連れやカップルが車を止めて写真を取り合ったりしています。そこで気をつけなければいけないのが、花粉です。
アレルギー体質の人は、花粉症を発症してしまいます。
まったくいつからこんなやっかいな物が現れたのか、コスモス畑を散策中にマスク、なんて無粋すぎますね。

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