今夜も本をまくらに。

山歩きが好き、落語が好き、おいしい物が好き、中島みゆきが好き、
でもやっぱり活字がなければ生きていけない私。

たねやお菓子教室

2013年05月29日 | 「お菓子教室」のひきだし



第2回目の教室です。
今回作るのは、クッキーです。三種類作りました。

まずひとつめ、「サブレディアマン」
生地をまとめて、棒状にして冷凍庫で凍らせます。焼くときは半解凍くらいに解凍して、生地をころころ転がして、グラニュー糖をまんべんなくつけてから、1cmくらいにカットして焼きます。
焼き上がっ時の、縁のグラニュー糖がきらきらとダイヤモンドのように見えるところからのネーミングだそうです。
ディアマン・・・ダイアモンド。
これは沢山作っておいて、冷凍保存して好きなときに焼ける便利なクッキーですね。


均等な棒状にするのがむつかしい・・・


冷凍します。



焼き上がり!


次は、「セサミ」
このクッキーは卵白を使用します。ということはゴマを入れなければ「ラング・ド・シャ」の生地だそうです。
黒ごまと白ごまをたっぷり入れます。柔らかい生地なので、絞り袋に入れて絞り出します。
先生は手付きもさることながら、材料を少しもムダにはなさいません。絞った後の袋には本当に生地がほとんど残っていなくて、きれ~いに絞り出されます。



大きさも均等に。


焼けました!


最後は「くるみ」です。

これは生地にくるみを入れて、ひとつひとつ手で丸めていきます。まずそのまま並べて焼きます。
焼き上がったら、少し温かいうちに粉砂糖をたっぷりまぶします。クッキーの熱でその粉砂糖が溶けてべたべたします。完全に冷めたところで、もう一度粉砂糖をたっぷりまぶします。べたべたしたところに砂糖がうまくからんできれいな真っ白いクッキーのできあがりです。「スノーボール」って言わなかったかな?どこかのお店のネーミングだったかな?



できあがり!

以上、種類の違う三種類のクッキーを作りました。
クッキー??とはじめは少し侮っていましたが、やはり今までのは自己流でした。使用する材料はたぶん家で作るのと大差無いと思いますが、生地の取り扱いが違います。
生地はこねない、できるだけ触らないということは知っていましたが、本日、生地はほとんど触っておりません。
触るのはボールから取り出すときと、形成するときだけです。後は泡立て器とカードでまとめます。
やっぱり焼き上がりの食感が違います。口の中でほろり、またはさくりと。
う~ん、最後はおいしい紅茶と先生作のクッキーを試食して本日の教室解散です。





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今年のシロヤシオ、三池岳

2013年05月24日 | 「山」のひきだし
水曜日の山の会に参加してきました。
本日は、シロヤシオの鑑賞会です。総勢10名、賑やかにおしゃべりしながら八風キャンプ場奥から、三池岳を目指し出発です。
いいお天気ですが、暑そうです。



新緑の中を歩きます。



青空、緑、お日様。



初めての花、フタリシズカ。皆さんあまり関心を示さず・・・



川沿いに進みます。

何度か渡渉を繰り返し歩くうち、注意力が鈍ったのか、暑さでぼーとしていたのか、濡れた石で足を滑らせてしまいました。膝までどぼん!と水の中にはまってしまいました。ゴアテックスの靴でもだめですね、上からの水は防げません(当然か・・)まあ暑い時期だし、いいかっ。とぐじゅぐじゅとそのまま行きます。(でもちょっとテンションさがるぅ)


あ~あ~・・・・


分岐で2回目の休憩を済ましたあたりから、シャクナゲが出てきました。色は濃くてきれいですが、花は小ぶりです。
もう終わりかけかな~






ここでもイワカガミがいました。

下ばかり見て歩いていて、誰かの声で上を見ると、お~シロヤシオではありませんか。
下から見上げると葉っぱに隠れて、見えにくいのですがぽつぽつ花がついています。



近くで見ると葉っぱもかわいい。



びっしり花がついている様を想像する・・・


去年の今頃訪れた、段木が見えます。

三池はまだ先ですが、鳥居の横でお昼です♪
大勢いると、ごちそうもいっぱい。和食あり、洋食あり、デザートありで、もう何からいただきましょう。
おっと私はその前に、靴と靴下を脱いで乾かさなくちゃ。

楽しいランチも終わり、さあ出発ですが、今日も満腹で、ストックを取るのもふうふういいながら、苦しい~~


何の鳥居でしょう?社のようなものもありませんでした。


雪か何かで、折れて立てかけられていた石標。
実は三池の三角点はもう少し先だそうです。ここの方が展望はよかったです。

午後になって、日差しが強くなり気温も上がってきました。それに加えて下りはかなりの急勾配で、足元には何の落ち葉かはわかりませんが、堅くてつるつるした葉は、ずるずる滑ります。全く気が抜けません。

シャクナゲがところどころ、遠くに見えますが、鑑賞していたら足元がおぼつかない、そんな状態です。
林道に出てやれやれです。そこでおやつの水まんじゅうをいただいてほっとしました。

今日もよいお天気でいろんなお花を見て、おいしいお昼をいただいて、ヒルにも遭遇せず(これ大事)大変有り難い楽しい一日を過ごすことができました。
ご一緒下さった皆さん、有り難うございました。

その他の花たち。





乱丸さんより。



平成25年5月22日(水)晴

    八風キャンプ場奥(8時40分)~中峠~八風峠~三池岳(971.5m)~八風キャンプ場奥(3時ごろ)

































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ブラックボックス

2013年05月20日 | 「本」のひきだし

ブクログより


篠田さんの、世相を反映した女性の視点による小説が好きでたいていは読んでいて、本著も以前から気になっていたので読んでみた。

しかし「今の日本を取り巻く食事情」とも言うべきテーマは、深刻で重いというのは読む前からわかっていたけれど、外国女性による深夜のサラダ工場、野菜農家のリアルな実情などは、いくらフィクション、小説といっても割り切れないものがあり、次ぎに出てくる学校給食にいたる前にページを閉じてしまった。

う~ん、コワイぞ、コワイぞ。何を信じて何を食べたらいいのか・・・


篠田節子 / ブラックボックス
・・・・ (挫折)

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シャクナゲのトンネル大御影山

2013年05月18日 | 「山」のひきだし
水曜日の山の会、滋賀支部で大御影山へお花を見に行ってきました。
大御影山は、高島トレイルの通過点にある山で、春はお花、秋はナメコと大変おいしい山です。
秋のナメコ狩り企画の時は、帯状疱疹を煩っておりまして、泣く泣くあきらめましたが、どっさりお土産をいただきました。

いつも何か忘れ物をするのですが、わ~今回は帽子を忘れてしまいましたぁ。
昨日の真夏日に比べたら今日はまだましですが、こんな時期に無帽とはなんとムボーなこと。


近江坂という古道を歩きます。



もういきなりイワカガミの群生がお出迎え。


続いて、イワウチワも。

バイパス/近江坂という分岐に出ました。行きは近江坂を行きます。その間もお花がいっぱい。







展望地に出ましたが、何だかかすんでいて琵琶湖もぼんやりです。


帰りは少しきれいに見えました。竹生島も見えます。

展望地は風がすごく強いので、林道で小休止です。以前来たときの林道歩きの話とか、聞かせてもらいながら・・・
立派な林道で、楽々車も走れそうですが、ゲートが閉まっているらしいです。


林道まで車で来られたら、大御影も近いですね。

しばらく歩いていると、シャクナゲが出てきました。


2・3日前に別の仲間の方が歩かれていて、言っておられた「シャクナゲのトンネル」ですね。


見事です~



まだまだ蕾もあります。



このあたりはブナの木もいっぱい出てきて、新緑がきれいです。


変形のブナも沢山あります。


新緑の中を行く、畑仕事のおばさん。


ここは福井なのですね。


関西電力の反射板。

風をよけて、まだちょっと速いですがお昼です。たけのこ、いちご、アスパラ、季節の食べ物をふんだんに、ごちそうさまでした。

行きは誰にも会わなくて、こんないい天気にもったいないなぁ、なんて言っていたら帰りに団体さんなども登ってこられて、賑やかになってきました。静かな山歩きもいいですが、たまに人とすれ違って、一言三言、言葉を交わすのも楽しいですね。


帰りのバイパスに咲いていた、イカリソウ。

行きにはいろんな花に歓声をあげながら、キョロキョロ歩いていたのに、下りの速いこと。イワカガミなどもう見飽きたといわんばかりで見向きもしませんね。勝手なもので・・・

ナナカマドもいっぱいあって、今度は秋にも是非来たいものです。
今回も有り難うございました。


平成25年5月15日(水)晴

ピラデスト今津(7:30)~近江坂~大御影山(950.1m)~近江坂~ピラデスト今津(2:30)


























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冬芽の人

2013年05月17日 | 「本」のひきだし

ブクログより


めずらしく女性が主人公である。
めずらしく地味で、静かな展開である。
めずらしく外国人が出てこない。
よって、非常に入りやすく、読みやすい。

主人公は、元刑事で、今は静かに暮らすOL。刑事をやめる原因となった事故を今も引きずっていて、自責の念に苛まれる日々である。
そんな彼女の前に現れた一人の青年が、終わった事件を掘り返すきっかけを作り、いつしか深みにはまっていく・・・
とありがちなストーリーではあるけれど、古い田舎の村の因縁や、それによって道を踏み外した現職刑事など、一応の枝葉ははりめぐされ、結構な読み応えのあるものとなっている。

派手なアクションや、暴力も主人公が女性なのでそこそこだし、最近多かったやたら外国人がいっぱいでてきて、訳がわからなくなる話よりはずっと良かったかな。



冬芽の人 / 大沢在昌
★★★☆☆


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