今夜も本をまくらに。

山歩きが好き、落語が好き、おいしい物が好き、中島みゆきが好き、
でもやっぱり活字がなければ生きていけない私。

のんびり琵琶湖沿いの山

2021年02月25日 | 「山」のひきだし
あたりの野山ではフクジュソウだのセツブンソウだの春の花の便りが聞こえ始めたこの頃ですが、まだ去年の山行の記録です。

前から歩いてみたかった、奥島山を歩きました。
滋賀県近江八幡市の琵琶湖沿いに連なる低山です。


渡合の集落にある神社に駐車させていただいて。


神社の西の林道を行きます。






林道わきは竹林。


ここから山に入っていきます。






また林道に出て(先ほどの道の続きか)左に進みます。


近江八幡休暇村方面は道が荒れています。






林道の行き止まり。標識に沿って御所山に行こうと進みましたが、道が見つけられず断念。




奥島山に向かいます。


やっと山道らしくなってきました。


樒の花。


これ、やらせではありません。本当にこんなふうに残っていました。






このピークで少し琵琶湖が望めます。


登山道に戻ります。


樒の花群生。


何か由緒のありそうな大岩。





奥島山に到着。


別名


どれだけ名前があるのでしょう。


三等三角点。


祠が祭られています。

結構広い場所で、石が積まれていたりして昔の姿がしのばれます。
琵琶湖方面に移動すると大きな岩はちょっとしたテラスになってまして、展望を楽しみながらランチにしました。


沖島が目の前。


比良連峰。

さて出発。

また巨岩。


なんか寄り添ってる。






すごい目印のテープ。
ここを入っていくと長命寺山。


展望のない地味な頂上です。
これ以降は長命寺の敷地らしく、ロープで仕切られたり、割と厳重に管理されています。


降りてきました。長命寺です。


お参りしていきます。


境内で。




琵琶湖も目の前。




最後は石段を降ります。
お参りに来た人がこの看板を見て、帰ろうとしましたので、左に車道があり車で上がれますよ(山から降りてきて出た道)と教えてあげました。


おまちどうさま。置いておいた自転車で車を取りに行ってもらいます。
私はコーヒータイムとさせてもらいましょう☕

長命寺は西国三十三か所の第31番札所で、「寿命長遠」の後利益があるとされています。
開基は聖徳太子と伝えられています。





2020年12月6日 晴れ
 
奥島山・424,7m~長命寺山・333m  滋賀県近江八幡市







《本日の暦》
霞始靆(かすみはじめてたなびく)       七十二候
霞ぐらいなら風流があっていいのですが、只今花粉飛散のピーク、悲惨なことになっている人も・・・

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オブリヴィオン

2021年02月16日 | 「本」のひきだし

ブクログより



誰一人として幸せになれない、なんともやるせない物語だ。
ハードボイルド、バイオレンス、ノワール、どんな分類になるのか、かなり骨太な小説。
そしてこの書き手が女性であることに驚く。
名前で判断するだけだがたぶん女性であると思う。

まるで境遇の違う男女が出会い、幸せを求めて結婚する、それまでの二人の道のりや、二人を取り巻く環境、茨の生い茂る苦難の道だ。

やくざのじわじわ迫る恐ろしさ、偏執的な男の気味悪さ、奇跡を起こすための拷問のような描写、
これ本当に女性が書いてるんやな、読みながら何度も確認してしまった。
終盤、すべて事実が明らかになっても、明らかになったというだけで、ただ切ないだけの読後である。


オブリヴィオン / 遠田潤子


《本日の暦》
魚上氷(うおこおりをいずる)    七十二候


先日、高校生の孫が期間限定のキャラクターグッズを探しているというのを聞いて、半日ドライブがてら探してきました。
それはエヴァンゲリオンという戦闘物(私もそれぐらいしか知りません)のグッズなのですが、セブンイレブンにあるそうで、くじを引いてグッズを当てるというものです。
学校の道すがら、寄っていたそうですがほとんど無かったらしくて、家族にもらしたというわけです。

近隣を走り回り、4件空振。、発売から少し日にちが経っているのでだめかなぁと思いながら、もう少し足を延ばした店にありました。
ついでに隣の町まで行くと又ありました。やった!!


一番いいのがフィギュア、あとマグカップに小皿にノート、ファイルケースなど。空くじはありません。


一回600円ちょっと、くじはまだありましたがきりがないのでやめました。


こんなキャラクター


自分でも何点か買っていて、満足したようです。

途中から、店員さんに聞かないとわからないということがわかり、おおよそ縁のなさそうなおばさんが、恥ずかしい思いをして、廻ったかいがありました。

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貫井徳郎2冊、赤と青

2021年02月08日 | 「本」のひきだし

ブクログより


正直言って、貫井徳郎の作品でこれと言って印象に残っているのはありません。
しばらく読んでなかったし、今回のもあまり期待せず何気なく手に取りました。

貫井徳郎が刑事もの?
しかし派手なドンパチがあるわけでなく、殺人現場もそれほどどろどろしたものでもなく、根底はやっぱり人間の内面に迫る内容となっています。
文中に出てくる、元刑事の西條という男、いつ事情を説明してくれるのかと思っていたら、この前にもう一つ作品があったんですね。
そちらで詳しく書かれているようです。



同じく


前作、宿命と真実の炎を先に読んでしまい、??な部分が多々あり、不完全燃焼だったので読んでみました。
ふ~ん、西條についての謎が解けました。

貫井徳郎=刑事ものという図式が私の中ではなかったので、新しい発見でした。
それにしても西條、優秀な刑事ではあるとは思いますが、ちょっと女性に対してだらしがないんじゃありませんか。
そんなに卑屈にならなくても、いくら出会いが少ない職業だとしても、他にもっとふさわしい相手がいたと思われます。
結婚相手を間違えたことが躓きの原因と思われますね。

それにしても、連続猟奇殺人事件、鮮やかなどんでん返しでした。
今後も西條の活躍を読みたいものです。これは読まなくては・・・

宿命と真実の炎 / 貫井徳郎
後悔と真実の色 / 貫井徳郎


《本日の暦》
黄鶯睍睆(うぐいすなく)    七十二候
この冬は雪が多いと言われてきましたが、当地では年明けにどさっと降りましたが、以降は全く気配がありません。
今日は少し寒いですが、昨日まではポカポカ陽気、東京では立春早々春一番が吹きましたし、やっぱり温暖化なのでしょうか。


今年も誕生日がやってきました。

娘からのケーキもうれしかった。


ちび孫のメッセージもうれしかった。


でもでも一番うれしかったのは、高校生の孫からの花。学校の帰りに花屋さんに寄って買ってきてくれたそうです。
普段はまともに口もきいてくれない彼が、どんな顔をして花屋さんに入って、どんな風に注文したのか・・・胸がいっぱいになりました。




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ちょこっと高島トレイル、百里は行かず、おにゅう峠、ナベクボ峠方面

2021年02月03日 | 「山」のひきだし
まだ11月の記録です。
高島トレイルちょこっとシリーズ、今回は小入谷バス停あたりから入り、百里新道を行き、分岐で左に折れて三国峠手前の分岐で降りてきて、生杉口バス停あたりの林道に下山するというコースに参加してきました。


小入谷(おにゅうだに)バス停あたり。今日も怪しいお天気です。


百里新道登山口




まだ紅葉が




見ごたえ十分。


向こうに見える山が赤い。


巨木です。ブナかな。








向こうの山も素晴らしい紅葉です。




お日様が欲しいです。


シチクレ峠


百里新道分岐。
1kmで百里ケ岳行けるんですね、でも山の1kmは長いです。今回は行きません(´Д⊂グスン


根来坂峠(ねごりさかとうげ)


お地蔵さまが祭られていました。


鯖街道の説明書き。
昔はここが一息つくところだったんでしょうか。


おにゅう峠の林道に出ました。


条件が良ければきれいな雲海が見られるという有名なところです。


このあたりかな。


見下ろす。





登山道に戻り、峠を見下ろしながらランチ。
なんだかとっても寒くて、震えながら食べたことを思いだしました。
こんなお天気でしかももうお昼(雲海は早朝、日の出前)にも関わらず(しかも平日)結構車が上がってきて、しばらく眺めては帰っていきます。
最後に不思議そうに私たちを見ながら・・・









ほんとに気持ちのいいところ。お腹もいっぱいになって、鼻歌が出そうです。




イワカガミ、勘違いしてるなこの子。


遅いけどあおぞらもでてきて。


ナベクボ(クチクボ)峠






三国峠とも三国岳とも。高島トレイル終点の三国岳とは違う、ややこしいです。



林道に出ました。


林道わきに、登山届のポストもありました。

置車に乗って、小入谷のバス停まで戻りました。

今回のコースは初めて歩く道で、高島トレイルの終盤コースです。
遠い昔の鯖街道に、先人たちの思いをはせたりしながらの晩秋の、静かな静かなトレイルでした。



2020年11月11日  曇り
高島トレイル、百里ケ岳方面







《本日の暦》
立春     二十四節気
東風解凍(はるかぜこおりをとく)  七十二候

昨日は節分、124年ぶりに2月2日でした。
そして本日は立春、春は名のみで朝から雪がちらついておりますが、誰もが何はばかることなく謳歌できる春が1日でも早く来ることを願っています。




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