今夜も本をまくらに。

山歩きが好き、落語が好き、おいしい物が好き、中島みゆきが好き、
でもやっぱり活字がなければ生きていけない私。

雪、雪、雪の中を行く、入道が岳。

2017年01月30日 | 「山」のひきだし
この冬、このあたりでは近年にない豪雪となっております。
こうも降りますと、鈴鹿は登れる山が限られてきます。登山口への道が通行止めになったり、除雪されなくて登山口までたどり着けません。
そこで今回は椿大社からの入道となりました。
なんと私、今年2回目。

お正月とはくらべものにはなりませんが、まだ1月ということで参拝者がおられます。
今回、登山者用の駐車場を教えてもらいまして、歩き始めます。


徐々に雪が深くなってきます。


深くなってきますが、まだツボ足です。


避難小屋を過ぎたあたりで、先行者に追いつきました。
皆さん、スノーシューやわかんを履いておられて、助かります。


アセビのトンネル、この後アセビにずっと苦しめられます。
とにかく、アセビの枝が行く手を阻む阻む、ザックをひっかけ、帽子をとられ・・・
どうしてこんなに邪魔をするのかと思えば、雪が積もって地面が高くなり、私たちがアセビに近づいていたんです。
アセビにしてみたら、勝手に近づいてくるんやん、てなもんですね。膝行で進みます。


ひらけたところに出て、わかんを付けます。
ここからラッセル交代。わかんを付けての膝行はつらい・・・修行。


時々青空がのぞく。


アセビのトンネルは続く。


分岐を経て北の頭に向かいます。
すごい風。脇目も降らず先に進みます。


展望を見る余裕もない。


さて、この先アセビが倒れていたり、雪に埋もれて登山道がわからない、見当をつけていくか、と思案。


頂上は見えていますが。
右に大きく迂回することに。それでも雪が多くて登山道はわかりづらいです。
ツボ足の人たちが、引き返そうかと相談中。


入道の頭に出たとたん、すごい風!!


足を踏ん張らないと飛ばされそう。
写真なんか撮ってる場合か? というぐらい。
このあとなんと、ザックカバーが飛んで行ってしまいました。ゴムが入っているだけで、ベルトがないタイプでしたがまさか飛ばされるとは。


やっとの思いで頂上。
とてもこんなところにはいられません、さっさと下山です。
2本松コースを風のあたらないところまで降りてお昼にします。
カップラーメンにお湯を入れて外に置いておいたら食べる時には冷めてしまった、カップに何かをかぶせるとか、覆うとか工夫をしなくちゃ。


下山途中の分岐で一人こちらに来られました。小岐須から来られたのかと思ったら、椿大社からぐるっと回ってきたとのこと、ツボ足で大変でしたと。

河原まで降りてきたら空は青空、頂上のあの強風は何だったの? そういうもんですね。

ということで、今回も雪上訓練、雪遊びはなし、でした。



平成29年1月21日(土)雪/曇り
入道が岳





こちらも大雪。綿向山


綿向でこんな細かい樹氷は珍しい。


3合目の小屋の屋根の雪の深さをストックではかっているところ、ストックの長さは1.15mだそうです。


5合目過ぎたあたり。


深い。



看板がこんなに埋まって。

こんなに雪の多い綿向山は初めてでした。
新雪でふかふかすぎてシリセード不可。
でも雪は楽し~~  豪雪地帯の皆さん🙇



平成29年1月25(水)
綿向山

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雪がたっぷり、池田山

2017年01月22日 | 「山」のひきだし
水曜の山の会です。本年初歩き。
先週末に降った大雪を考慮して近くの山、ということで池田山になりました。
いつも麓は車で通っているのですが、登ったことがなく楽しみです。

ところが・・・その雪の影響で、渋滞に巻き込まれ高速入口に中々たどり着けず、滋賀支部の我々は大幅に遅れて、皆さんをお待たせしてしまいました。
申し訳ありません。


霞間ケ渓駐車場に止めて、歩き始めます。
ここは登山口までアプローチが良くていいですね。



雪の下は階段のような登山道、雪があるおかげで歩きやすいです。



アイゼンなしでもまだまだ大丈夫です。


神社があるんですね。


いいお天気。





雪質が変わってきました。パフパフ。


東屋が見えてきました。



東屋で休憩。結構長い雪道でしたね。
他の登山者も結構おられます。



東屋の前は林道。工事のダンプが通るらしい。
歩きやすい林道組とあくまでも雪道を歩きたい組に分かれる。すぐ合流するんですけれど・・・



次に林道を横切るときにわかんを装着。今季初わかん、付け方を忘れて手間取る。



標識にあった神社、焼石神社?


しっかりしたきれいな避難小屋。公衆電話のボックスもありますが、電話は撤去してあるみたい。

避難小屋を過ぎて、右に曲がるとまた東屋があり、その先にパラグライダーのスタート地があります。
展望地です。



恵那山や御嶽が見えました。白山も見えたらしいのですが。

展望を楽しみ東屋に戻ってお昼です。

本日のランチ。いつもごちそうさまです。

と、どうやらタイムアウトとなり本日はここまでということになりました。
出発が遅れたからなぁ、すみません。

初めてのわかんを付けたからか、とっても疲れました。
帰りは外して歩きました。

天気が良かったら素晴らしい展望だという池田山、また最近新しい登山道もできたとかで、ぜひ再度チャレンジしてみたいです。

本日もありがとうございました!


平成29年1月18日(水)
池田山(パラグライダー発点まで)  岐阜県揖斐郡池田町









  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

樹氷はどうかな、綿向山

2017年01月15日 | 「山」のひきだし
このところ毎年恒例となりました、綿向山の樹氷鑑賞、2・3年前から娘にも連れていくよう頼まれていましたが
今回やっと実現しました。


御幸橋の駐車場、平日にしてもこの時期ちょっと少な目。


いざ!


それなりに寒いです。お天気も昨日よりは良いと思うのですが、下界から見ていた通り綿向のてっぺんだけ雲に覆われています。
家から見ていたときは、南から雲が取れてきていたんですが・・・ちょっとでも青空がのぞいてくれればな。


退屈な植林地帯を抜けて3合目のアザミ小屋。
中に入って初めての休憩。



ちょっと雪が出てきました。うっすら。



立派な霜柱も。



五合目の小屋が見えてくると、あたりもちょっと白くなって。


下界は晴れています。


例年このあたりから樹氷が見られるのですが、全くなし。今回は残念かなぁ、と心の中で思う。
雪もまだまだ少ないですが、ここで軽アイゼンをつけます。下もガチガチですし。


やっと出てきました。


雪は本当に少ない。


冬道の急登、初めてのアイゼン、慎重な娘。



あ~青空だったらなぁ。


でも樹氷があってよかった。本日初めてほかの登山者に出会う。


樹氷の間から、下界は晴れています。


到着です。
彼女は頂上は初めて、4・5年前に行った時は5合目で断念、引き返しました。
頂上には3組ぐらいの登山者がおられました、少ないですね。


雨乞、鎌が岳。展望は結構あります。やっぱりこの上だけが雲に覆われているみたい。


竜王山へ行くほうから振り返った景色、このあたりも好きです。


幸福のブナの木。
「あの輪っかをくぐると幸福になれるんやて」っておいおい・・・説明しているのにもうさっさとくぐりに行ってる。
幸福という言葉に敏感というか、貪欲というか・・・
「雪の多い時には輪っかが埋まってくぐるのに苦労するねん」っておいおい・・・説明してるやん、歩き出してる。まあええけど。

登山道からちょっと外れた風のあたらないところでお昼にしました。
風は当たらないけど寒い。カップ麺がすぐ冷めてしまう。ちゃっちゃと食べて帰ろうと分岐まで戻って時間を見たら12:16分。
うそ! お昼にしようと準備し始めたの12時回ってたと思うのに? 
時計止まってるんちゃうって、いやそんなことない。 寒かったからな、それにしても早いランチでした。



帰りは雪も少ないので、シリセードもなく、慎重に下りて行きました。
お昼過ぎでも結構登ってくる人もいて、登りよりも賑やかでした。


こんな霜柱を見つけたり、下山はあっという間です。


下の小屋まで降りてきたら、大きなザックの人とすれ違いました。
今夜は小屋(5合目)泊りですか?と聞いたら、頂上でテントです、って。
今夜から大寒波が来るんですよね?というと、だから行くんですって。
うひゃ~です。お気をつけて、と別れました。  いろんな人がいるもんですね。

駐車場は朝より車が増えていました。
下界は相変わらず晴れていました。


お天気はまずまず、樹氷も見られて、娘の初雪山体験もできました。
本日も感謝! です。



平成29年1月13日.(金)曇り
綿向山







寒波襲来、待ち構えていた子供たちは大喜び!


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

奪還

2017年01月09日 | 「本」のひきだし

ブクログより



読み始めるとおもしろそうだな、と思ったんだけど、なんだか簡単な話をすごく複雑にしてしまっていて、ころころ話がひっくり返るというか、そんな風になる?てつっこみながら読み終えた。

それと自衛隊や隊員について妙に専門的な部分や、掘り下げた内容は興味深いを通り越して、ちょっとうるさいかな。

って、読み返してもなんのことか自分でもわかりません。
本のレビューに関しては、ブクログというサイトにあげてあるのを順番にUPしているので だいぶんタイムラグがあります。

読書日記としてつけているのにこれではあんまりですね。
もう少しちゃんとやりたいと思います。


奪還  / 麻生幾 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

こんな展望初めて、竜ヶ岳

2017年01月08日 | 「山」のひきだし
明日からまたお天気が崩れるらしい、「貴重な晴れの日、有効にお過ごしください」とお天気のお兄さんがおっしゃっていた。
有効にとは、洗濯や布団干しなどをしてくださいよ、ということかな?
否、どんどん外に出ましょうということでしょう、自転車で出かけるか、近くの太郎坊さんでも行くか・・・
朝から七草粥をお供えしたり、孫のことにかかっていたら、中途半端な時間になってしまって、ここは展望を期待して手軽に竜ヶ岳を石榑峠から登ろう!

トンネルに近づくと、車が止まってしまった。トンネル内の工事で片側通行らしい。トンネル手前を曲がりたいからと説明して通してもらったけど
向こうへ行きたいときに予告なしにされたら予定が狂うなぁ。



峠の駐車スペースには車が3台。思ったより少ない。
今日もとびたくんに見送られ、スタート。





重ね岩が見えてきた。




遠くに白い山が見える気がする。


笹原に出た。いつ来ても気持ちいい。


登山道わきに雪が残っている。


頂上から降りてきた人とすれ違う。
「素晴らしい展望ですよ、ゆっくり楽しんでください。」と言われ自然と急ぎ足になる。

頂上は静か。二組のグループがくつろいでいるのみ。
リュックも降ろさず案内板の山を確認する。



わ~藤原の後ろに白山。


右に行って、中央に乗鞍、左にずらっと北アルプス? とがった笠が岳が見えるような。御嶽が途切れてしまった。


真ん中の黒い山が恵那山で後ろが南アルプス?

少しズームしたのでぼやけていますが肉眼ではすっきり見えました。
うわ~すごいな、鈴鹿からでもこんな展望が見られるんですね。初めてです私。
伊吹山の奥にも白い山が見えました、とにかく360度どちらを向いてもすごい景色が飛び込んできて、山頂はいつの間にか一人になってしまいましたが
なお立ち去りがたく・・・

今度来るときは望遠鏡をもってこよう。
冬のお天気の良い日はここに限る(人は少ないし、手軽に登れる)
などなど思いながら帰ったのでした。


来た時より車が増えている。

綿向き山もこの冬はまだ行ってないしと迷ったのですが、休日はよっぽど早く行かないと駐車スペースの確保に苦労するし、せっかくなら樹氷も見たいしで今回は竜ヶ岳に来て正解。
お昼過ぎでもまだ登ってくる人もいます。今日は終日展望も楽しめそうですよ。

今年の山はお天気に恵まれ幸先よさそうです。



平成29年1月7日(土)晴れ
竜ヶ岳

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする