今夜も本をまくらに。

山歩きが好き、落語が好き、おいしい物が好き、中島みゆきが好き、
でもやっぱり活字がなければ生きていけない私。

中島みゆき 夜会工場VOL2

2018年01月30日 | 「暮らし」のひきだし
みゆきさんの公演に行ってきました。
今回のはコンサートでもなく夜会でもなく「夜会工場」2回目です。

前回は4年前、愛知の日本特殊陶業市民会館というややこしい会館でした。12月でクリスマスに彩られた金山の街をうろうろした記憶があります。
今回は渋谷のオーチャードホール、文化村の中にあります。

そもそも夜会工場とはなんぞや?  一言でいうと夜会のダイジェスト版。
欠かさず夜会を見ている人なら、あ~あのシーン・・・憶えてる、などと思い出して楽しめますでしょうし、
あんまり見ていない人は、ふ~ん夜会ってこういうものかと雰囲気が味わえるかと思います。

私は夜会はあまり見ていない方なので、一回目はめまぐるしさだけの記憶しかありませんでした。

《ここから少々ネタバレします。これから見に行かれる方、予備知識いらんわ、という方読まないでくださいませ》

さて今回は、1回目の反省などを踏まえて(みゆきさんの弁)より分かり易く工夫を凝らしたということでした。
まず、ステージの上の電光掲示板に、何回目、テーマ(演目)のテロップがが流れます。みゆきさんいわく「今回いちばん金がかかった」らしいです。

そして、合間にみゆきさんによる各場面の解説、その折のエピソードなどが入ります。これはうれしかったです。

第1回目から19回まで次々と変わっていく舞台、シーンに合わせてその折々の衣装、小道具。
そして工場らしく、舞台の大道具を設定するつなぎの作業服を着た人たち、
みゆきさんを支える、圧倒的な歌唱力のボーカル陣、みゆきさんの楽曲のすべてのアレンジを手掛ける瀬尾一三さん率いるバンドの面々、

そして最後にちょっことサプライズのサービス・・・
夢のような、お得感満載の2時間30分でした。

東京は月曜日に降った雪がまだ結構道端に残っています。
帰りの頃はカチカチ、ツルツル。
こんな寒い東京初めてかも。



今回も山の上ホテル、この界隈は静かで人もまばら、渋谷の雑踏は私には耐えられません。




来る途中に新幹線から。


平成30年1月26日(金)

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私の山道具1・2

2018年01月25日 | 「本」のひきだし

ブクログより


同じく




いわゆる山ガールといわれる方々の山道具拝見、という本ですね。
まあ拝見するだけならおばさんでもいいでしょう。

みなさんそれぞれこだわりのお気に入りの道具をお使いです。
こだわりのお気に入りと言うことは、それまでにいろいろ他のを使用してそれにたどり着いた、ということですので、まあお金も時間も必要になってきますね。

お気に入りの一品が見つかればそれに越したことはありませんが、
山道具だからといって専門のメーカーを使わなくても、いくらでも代用しようと思えばできるのです。特に衣類なんかは・・・と思うんですけれどねぇ。

やっぱり見ると欲しくなるんですね、困ったもんで。




生活クラブの今月の魚

ウマヅラハゲ


コートを脱ぐようにベロンと皮がとれます。
「カワハギの一種やん」とseikitiさん。なるほど皮をはぐカワハギ・・・ではウマヅラハギでいいのでは?ハゲ?




今朝起きたら大雪でした。
雪が積もると何かと困るのですが、なんかうれしい! へへへ







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ナオミとカナコ

2018年01月20日 | 「本」のひきだし

ブクログより



う~ん何を書いてもネタバレになっちゃいますね。

発売当時から気になっていましたが、なかなか手に取る機会が無く、そのうちにドラマが始まってしまい、早く読まねばと読んだ次第です。
う~ん私としてはこの結末は不満ですね。
これでは完全犯罪ではありません。ただの逃亡になってしまいました。

海外に行こうとどこに行こうと、追っ手がいるかぎり心安らぐ事がないと思うのです。

うまく材料が出そろったと思ったのですが、やはり完全犯罪は難しいものですね。
しかしドラマのお姉さん、怖すぎる・・・

内田有紀といえばBSドラマ「はぶらし」も見ていましたが、こっちもなかなかでしたね。
近藤史恵の原作も読んでみたいと思います。



ナオミとカナコ / 奥田英朗
☆☆☆☆

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雪が少ない、藤原岳

2018年01月16日 | 「山」のひきだし
藤原岳へ誘っていただきました。
冬の藤原岳は初めてです。車で走りながら見ていると真っ白なイメージがあるのですが、雪はどうでしょうか。

藤原簡易パーキングに集合をして、大貝戸登山口に向かいます。
私、簡易パーキングに行くのが初めてで、ナビに頼って走っていたら途中から街中に連れていかれ大迷走・・・
余裕を持って家を出たのに、集合時間ぎりぎりになってしまい、ハラハラしました。
着いてみたらこんな分かり易いところだったのね(;'∀')


無事登山口に着いて歩き始めます。






雪無いですね。


やっとうっすら。




途中、「コンコン」という音に見上げるとキツツキが人間が近づいているにもかかわらず一心不乱に木をつついています。
よっぽどごちそうが中にいるのかな。
キツツキとひとくくりに言うけれど、何とかゲラ?とか、忘れました。


8合目。
ここから冬道、ダイレクトに行きます。
今日は10本爪持ってきました。


さすがにきついですね。
トレースをたどっていくと、間隔が大きくてすごい段差で疲れます。




赤い印は冬道の印で、ここを登ったところが9合目。


9合目から。伊勢湾方面。


う~ん、言うことなし。


小屋に到着。
お昼前に、荷物を置いて山頂に行くことにします。


雪が少ないです。
固く締まっているので、スノーシューでは辛そうです。


振り返る。


自然の造形美。


風もなく本当に穏やか、いつまででもいたいくらい。


伊吹山


御池も結構白いです。


御在所、雨乞方面。

ゆっくりしていたいけどお腹がすいてきました。小屋に帰りましょう。
平日だし、小屋の中はゆったり、テーブルひとつ占領してランチを楽しみました。


9合目。


8合目。もう少しアイゼンは付けていくことに。

昼からでも雪は結構凍っていて、アイゼンは役に立ちました。
凍っていたおかげで、ぬかるむこともなく靴を汚さずに済みました。



降りてきました。

今年初めての⒑本爪、重いですね。
足をあげているつもりでも、上がっていなくて固い雪に引っ掛け転ぶ始末。
冬靴を履いていても、締め付けられるみたいな感じで足が痛かったり、もっと慣れないとだめです。

贅沢を言えばもう少し雪が欲しかったけど、終日晴れで暖かい雪山歩き、楽しい一日でした。

ありがとうございました!!


平成30年1月12日(金)晴れ

藤原岳

大貝戸登山口(8:24)~小屋(11:24)~山頂(11:54)~下山(14:48)






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さすがに雪深い、七々頭ケ岳

2018年01月10日 | 「山」のひきだし
余呉の七々頭ケ岳に出かけてきました。
この時期、雪はたっぷりあるでしょうね。
本日は置き車をして、上丹生から菅並に降りるコースを歩きます。


本当なら、右の橋を渡ってここまで車で来る予定でしたが、橋の前が除雪がされていなくて遠回りして歩いてきました.


参道なんですね。


傾斜が急になる前にアイゼンを付けます。重いからと言って、どこでも軽アイゼンでは身は守れませぬぞ☜(私)




積雪はまだここらは少ない。ザクザクの雪です。


汗ばむくらい暖かい。






稜線に出たのでここで、スノーシューに履き替えることに、しかし・・・
ザックに括り付けて歩いているうちに、引っ掛けの金具を落としてしまったみたい。
甲を止めるバックルが使えない、後の二本でもつかなぁ、う~ん私だけアイゼンのまま歩くことにしました。あぁあ~

みんな歩きやすそうにさっさと行かれます、が俄然雪が深くなってます。
踏みぬくとひざ上まで雪に埋まってしまいます。しんどいよ~~ 最後尾にしてもらってだいぶんトレースつけてもらっているんですが。


暑い。


前に面白いブナの木が見えてきました。


何?この枝分かれ。


シンボルツリーですね。


神社の社が見えてきました。


これは何でしょう、すっぽり埋もれています。


社のもう少し先に標識がありました。三角点を探しましたが雪深く見つかりませんでした。

さてお昼ですが、頂上付近急に風が出てきて、風を遮るところがありません。
社に戻って、引き戸に鍵がかかっていなかったので、中に入らせていただくことにしました。
すごくきれいにお世話されていて、信仰の篤さがうかがえました。


お世話になりました。
この社の裏から降りて行きます。

その前に、スノーシューの取れた金具の代わりに番線で応急処置をしていただき、帰りはスノーシューを履けるようにしていただきありがたかったです。
番線は便利やからザックに入れておいたらいいよ、て前に言われてたのに・・・スミマセン。


横山岳。


帰路はテープも目印も何もない。このあたりちょっとうろうろしました。
まっすぐの尾根を行くととんでもないところに降りてしまうので、地図とコンパスを駆使して、いただいて・・・
唯一のこの赤い印は、大事な印でした。


墓谷山。


P474を過ぎて、もうまっすぐ降りるだけ。
P474から右にとる地図上の道は最後が激下りなので左の尾根を神社の赤い橋をめがけておりました。

雪の上なので、てんでに好きなところを歩いて菅並の集落に降り立つと、ちゃんと目の前に朝止めた車があって感動しました。
感動も何もリーダーは計算ずくのことなのでしょうが・・・


重い思いをして背負って行ったスノーシューも帰りは履くことができ、今年初めてのスノーシュー歩きを楽しみました。
雪質はちょっと重くて、残雪のようなザクザクした疲れる雪でしたが、雪歩きはこれからが本番! 
次はふっかふかの雪を期待しましょう。

楽しい雪歩きの一日、感謝します


平成30年1月7日(日)晴れ
上丹生登山口~七々頭ケ岳~菅並下山


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