今夜も本をまくらに。

山歩きが好き、落語が好き、おいしい物が好き、中島みゆきが好き、
でもやっぱり活字がなければ生きていけない私。

2学期最後の本読み

2015年12月25日 | 「図書ボランティア」のひきだし
12月は5年生のクラスに2週続けて同じ本を読みに行きました。

1冊めは

ブクログより



椅子「おまえと俺にているね」
馬 「どこが?」

その後、椅子と馬がどんなににているかひとつひとつ説明していきます。

命があろうとなかろうと、この世に存在しているということは、誰かによって作られてそして役目を終えたらその形は無くなる、ということをわかりやすく言っています。
五味さんの物事に対する慈しみの気持ちが感じられるお話です。

一見単純な幼児向けの絵本の様でもありますが、椅子の言葉を一言一言よく考えてみると、奥深いものがあります。高学年の子ども達にも読み取ってもらいたいな、と思って。



同じく


12月になるとやっぱりクリスマスの本を探してしまいます。
名作や、古くからある本はほとんど読み尽くされた感がありますが、これを見つけたときには「おおっ!」と思いました。

この本は実は去年に見つけたのですが、残念ながら去年は読み聞かせの当番が12月に回ってこなかったため、1年間寝かせていたのでした。

サンタクロースの存在を疑い始める高学年にぴったりの本だと思います。
高学年だともう信じていないかな?
信じていないけど、そういわれたらそうかも・・・と思ってもらえたらいいな。

読み終わったら、一緒に聞いてくださっていた先生が、「そうか~、僕も毎年命令されてるな~」って言ってくださって、より信憑性が増したかと思います。


平成27年12月8日(火)・15日(火)
5年生





サンタさんは来てくれたかな?

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鎌ヶ岳から雲母峰

2015年12月21日 | 「山」のひきだし
水曜日の山の会です。
鎌ヶ岳から雲母峰へ縦走です。鎌ヶ岳は武平峠からしか登ったことがないし、雲母峰も未踏の山なので楽しみです。

雲母橋に車を置いて、宮妻峡から登ります。

予報に反して雨が降り出し、レインを着ての出発です。


幻想的ですね?




長石谷から上ってくる道に出ると、鎌が目の前に迫っています。


鎌尾根がかすかに見えます。


右に巻いていきますが、それでも急な岩場です。


鎌の山頂にこんなプレートがあったのは知りませんでした。


ガスが一瞬切れて鎌尾根が姿を見せました。「お~~」とどよめきがおこります。


歩いているときは汗をかいたのに、山頂でじっとしていると寒くなってきました。
手袋も濡れて手が冷たい。替えは持っているけどまだ先があるしここで使ってしまうとまた濡れるかな・・・
そうしたらみれさんがそういうときは自分の体温で乾かすんだよって教えてくれました。
落とさないようにズボンのウエスト部分に挟んでおくことにします。
おやつを食べて記念撮影をして、先へ行きます。


白はげ付近で不思議なものを見ました。
上に立っている人の足下から右に斜めになっているもの。化石とかだったらすごいな。
結構見るよ、とのことでした。もっと近くで見たかったのですが、少し降りてしまったから・・・


なんと!この暖冬で赤ヤシオのつぼみが開きかけています。


雲母峰


何の植物かわかりませんが、おもしろい。

いつしか雨も止み、時刻はお昼。
風のない窪地を選びランチです。

山で忘年会?というほどの数々のおかずが並びました。
いつもごちそうさまです。


秋には紅葉がきれいだろうな。


と思って歩いていると、雲母峰、西峰到着です。
展望もなく先に行きます。


これが本峰でしょうか、吉良良峰とありました。


ここに来るまでに、びっしりの葉っぱ。これはイワカガミ?イワウチワ?いつも「花が咲かないとわからない・・」で片付けていましたが、いつまでもそんなことであかんでしょう、ということで勉強会。


葉っぱをよく見ると、ギザギザしています。これを鋸歯状(キョシジョウ)という、とみれさんから教えていただきました。
はあはあ、なるほど・・・それでは混同するイワウチハの葉っぱはというと・・・これにもギザギザがありました。ただイワカガミほどは鋭くはない、とありました。
あ~やっぱり私には、春になって花を見ないことにはわかりません。


雲母峰Ⅱ峰、パラグライダーの山頂駅、らしいです。荷揚げのレールもあります。


パラグライダーで飛ぶ方向。


後ろを向くと、鎌が姿を見せました。いつも形と違いますね。


さあ後はひたすら降りるばかりでもなく、ゆるくアップダウンを繰り返し、最後は鬱蒼とした植林地の中をくねくねと降りて、雲母橋の車のところに帰ってきました。

鈴鹿にしてはしっかりとした歩きやすい登山道で、お天気は残念でしたが今年最後の山の会、ということで大勢で賑やかに楽しい山歩きでした。今年もいっぱいお世話になりました。感謝!です。

  

平成27年12月16日(水)雨のち曇り

鎌ヶ岳~雲母峰


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愛宕詣り、代参

2015年12月15日 | 「山」のひきだし
今年も京都の愛宕山に行ってきました。
今年は好きで行くのではないのです、町内の愛宕講の代参です。
秋に行こうとのばしのばしにしていたら、seikitiさんが喪中になってしまい、娘と孫を引率してのお詣りとなりました。

みんなに「ごくろうさん」「気をつけて・・・」と丁重なるお見送りを受けての出発です。
こんな気分のいい山行きは早々あるものではありません。



朝から町内の神社の掃除を済ませてなので、遅い出発となりました。


本当は久しぶりにゆずの里から登りたかったのですが、時間も遅いので慣れた清滝から登ります。
相変わらずいきなりの急登とだらだら続く階段の道に思わず「タンチョウヅル~~」



でもこんなのに癒されたり、



遊んでみたり。



日曜日でもありたくさんの人たち。


登りはじめが11時頃だったので、すぐお昼になりかわらけ投げの場所でお昼にしました。
かわらけ投げを落語の愛宕山で説明して、「下から上がるのに苦労しはってん」と言うと孫が目の前の下をのぞき込み「こんなん、登ってこれるやん」やて。「そうか~~」


だんだん曇ってきて、京都の町並みがぼやけてきました。






右に行くとゆずの里、水尾。



この看板を励みに登ってきた孫、さあ着いた!と思ったら「41てなんや!!」と怒っております。



本当に着きました。
丁寧にお詣りをして、配布するお札を購入して、少し休憩してからぼちぼち降ります。



登りには気がつかなかった紅葉。



こんなのも気がつかなかった。

帰りは楽勝やな、走って降りよう、なんて言いながら本当に走るように降りた孫です。
子どもは元気です。
いやいやついてきたみたいみたいでしたが、道中いろいろな発見をしたり、いろんな人に出会ったり、結構楽しんでいるみたいでした。

役目となると終わるまで気が重かったのですが、何とか済ませることができてほっとしながら帰路につきました。
なんだかんだと言いながらまた来年も行くのかな??


今回もありがとう!!


平成27年12月13日(日)

愛宕山(京都)

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各務原アルプス・・・部分歩き

2015年12月12日 | 「山」のひきだし
12月とは思えない暖かくていいお天気、各務原アルプスを歩いてきました。
今年の初歩きが同じくこのコースの明王山方面を歩きました。




今回も各務野自然遺産の森から出発します。



最初の展望台で八木三山を臨む。



分岐です。前回は右から出てきました、今回は左に進みます。


ツツジが結構咲いています。このあたりはヒカゲツツジがたくさん咲くようです。
レモンイエローの珍しいツツジです。


大岩見晴台より。今日は素晴らしい展望です。
御嶽と乗鞍。


能郷白山(左)も白い。


ここから見る伊吹はとんがっている。


本日一つめのピーク、金山。



気持ちの良い雑木林です。



時々巡視路をたどり、鉄塔もいくつかくぐり。


先頭の人が、直登か巻き道かと聞いていますが、答えないうちに直登コースを進んでいます・・・・



ふうふう言って本日2つめのピーク、須衛。



今回の最終地、向山見晴台。
ここでも展望を楽しみ、ランチです。
乱丸さんのこさんの、どこにあったのか?貴重な天然ナメコ汁や皆さんのおかずの数々、ごちそうさまでした。

ランチの後は、縦走路から外れて目の前の道を福祉の里を目指して降りていきます。

ママコナがあちこちに咲いています。


降りてきました。目の前はシデコブシの丘。見頃は3月~4月。

福祉の里でトイレをお借りして、しばらく車道を進むと

天狗谷遺跡。建物の中にはなんと昔の登り窯が入っているというか、囲われているというか。
当時はあたり周辺にいくつもあったようです。



御坊山の裾を歩きゴルフ場と寒洞池を両側に見て北山も山裾を行きます。


黄色や


赤の紅葉がまだまだきれいです。

平日にかかわらず、たくさんの方が歩いたり走ったり、それぞれ楽しんでおられた今回のコース、是非とも全コース通して歩いてみたいものです。

本日も楽しい一日をありがとう!!



遺産の森に咲いていた桜、今日もバードウオッチングされていました。


平成27年12月9日(水)晴れ

各務原アルプス
各務野自然遺産の森(8:20)~大岩見晴台(9:10)~金山(10:00)~須衛(11:35)~向山見晴台(11:50)~各務野自然遺産の森(下山)15:10


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晴れときどき涙雨

2015年12月08日 | 「本」のひきだし

ブクログより


好きな小説を読むと、その作家さんのことが知りたくなります。
作家さんのことを知るにはエッセーが一番です。

「高田郁のできるまで」高田さんを知るにはもってこいではありませんか。
しかし、作家になるまでの苦労話や、エピソードなどで高田さんのプライベートはあまり書かれていません。

高田さんは漫画の原作など書きながら作家デビューされましたが、編集者や、助言者やずいぶん周りの人に恵まれてます。
それも高田さんのお人柄所以でしょうね。
作品にも反映されています。

いよいよ終盤の「澪つくしシリーズ」大事にとってありますがそろそろ読もうかな・・・


晴れときどき涙雨 / 高田郁
★★★★☆

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