今夜も本をまくらに。

山歩きが好き、落語が好き、おいしい物が好き、中島みゆきが好き、
でもやっぱり活字がなければ生きていけない私。

図書ボランティア

2013年06月28日 | 「図書ボランティア」のひきだし
先週と、今週と続けて3年生に読みに行ってきました。

今学期3年生は初めてです。今年の3年生のボランティアはクラスに偏っているので、自分の子どものクラスとか関係なしにお願いします、という組み方で、クラスを違えて、2週続けて組んでいただいているので、同じ本を読んでもいい訳です。
私も同じ本にしました。

一冊目


ブクログより

「あまがえるって、なんで雨が降ると鳴くんかな?」
本を読む前に聞いてみました。
「鳴きたいからやろ・・・」確かに。
でもそれではお話になりませんがな。

いっつもお母さんの言うことを聞かずに、反対のことばかりしていた、子ガエル。心配のあまり「死んだら山ではなく川のそばに埋めてね」と、お母さん亡くなってしまいました。
本当は山に埋めて欲しくて、逆に言ったのに最後に言うことを聞いて、子ガエル川のそばに埋めてしまいました。
だから雨が降るたび、お母さんのお墓が流されやしないかと、あまがえるは鳴く、というのです。

韓国に古くから伝わるお話だそうですが、絵本でお母さんが亡くなってしまうという話も珍しいですね。
あまがえるが悲しくて鳴いていた、というのもちょっとショックです。
子ども達はどう思ったでしょうか。

内容はショックですが、カエルがの絵がとってもかわいいんです。
鳴いているカエルなんて見ていると、もらい泣きしそうなくらいです。




ブクログより

ちょっとしんみりしたお話の後は、アハハと笑えるお話。

と~っても暇なチーターのお店。
ある日来たお客さんが、「あなたの黒い模様を下さいな」
ビックリしたチーターでしたが、まあいいか、と売ってしまいます。
模様の跡をサインペンできれいに塗ると、派手なチーターのお店と評判になり、お店は大繁盛。
最後に来たお客さんは、「あなたの黄色をくださいな」と。
やっぱりまあいいか、と売ってしまったチーターは、もうチーターじゃない。
ナンセンス、といえばナンセンスなお話。
でもガハハと笑えるこんなお話も好きです。




ブクログより


そして最後はまたまたこの本。
かなりお気に入りです。
ちょうど時期的に、雨も降ってきましたし・・・
このおじさん、かなり好きです。



あまがえるさん なぜなくの? / キム・ヘウォン
チーター大セール       / 高畠邦生
おじさんのかさ        / 佐野洋子





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ロバート・キャパの本2冊

2013年06月24日 | 「本」のひきだし

ブクログより


今年は、ロバート・キャパ生誕100年だそうだ。

「決定版」とあるとおり、キャパの弟や、キャパを取材したりしてよく知る人が厳選した937枚が納められている。
キャパと言えば、生々しい戦場の写真ばかりかと思いきや、パレードの人々や、子ども達の笑顔など、日常の一コマにほっとさせられる。

来日時の奈良や、大阪の写真もあり、興味深い。

私はキャパと聞いて、すぐに思い浮かぶのは、メコン川(たぶん)を子どもを抱いて渡るお母さんの写真(ベトナム戦争)なのだけれどこれが掲載されていなかったなぁ。この写真でピュリツァー賞を受賞したのではなかったのかな。
ちょっと年代に偏りがある気がしたが、この1冊はキャパの人生を物語る一冊だと言えるだろう。




ブクログより


ロバート・キャパ決定版という写真集と並行して読んでみました。

本書は小説ではなく、キャパの「崩れ落ちる兵士」という一枚の写真についての謎解きのようなものでした。
「崩れ落ちる兵士」は、スペイン内戦時代に撮られた写真ですが、これまでも何度か何人かにより、その真偽を問われた問題多き写真だそうです。
それは、これは本当にキャパが撮ったものか、とかこの状況で本当にこんな写真が撮れるものなのか等々。
要するにそれだけ、この写真が真に迫った優れた一枚だということです。

それを今回沢木さんが謎解きをされるというものですが、う~ん私はっきり言って、どうでもいいです。
キャパが撮ったというのならそれでいいし、同じ日に撮られた写真を前後つなぎ合わせたり、背景に目を凝らせたり・・・面倒くさいです。

よって、残念ながら本なかば、ぱたんしました。


ロバート・キャパ決定版 / リチャード・ウェラン ロバート・キャパ
★★★★☆

キャパの十字架 / 沢木耕太郎
 ☆挫折☆
コメント (2)
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たねやお菓子教室

2013年06月22日 | 「お菓子教室」のひきだし





初級コース第三回目となりました。
今回のお菓子はお店でもお馴染みの「オレンジケーキ」です。いわゆるパウンドケーキです。
パウンドケーキは自宅でもよく作るので、今回はとっても楽しみにしていました。


今回は6号サイズのホールで焼きます。
まずはオレンジを底に敷き詰めます。ふちに立ち上がらせるように敷き詰めるのがコツです。
(スライスして、砂糖で煮たのをすでに用意していただいています)

バターの中に砂糖、卵を入れて、とにかく混ぜる混ぜる・・・
混ざったら、ふるった粉を入れて、またまた混ぜる混ぜる・・・
100回位を目安に混ぜてくださいって、わ~私この時点でやり方間違ってましたわ~ 粉を入れたらあんまり混ぜちゃいけないのかと思っていました。それはクッキーでしたね。
でも国産の粉を使う場合は心持ち混ぜるのを控えてください、と言われました。グルテンの関係でしょうかね。



型に立てたオレンジを倒さないように生地を入れたら、空気を抜いて真ん中をへこます。へらで型をまわしながらだんだん外に向けて生地を寄せていきます。真ん中の盛り上がりを防ぐためですが、これは難しかったです。
先生の手直しが入りました。



こんな感じ。


焼き上がりを待つ間に、クリームでデコレーションの練習です。
このコースの最終が、デコレーションケーキなので、そのための練習です。



先生のお手本。

まっすぐにすらなかなか均一にいきません。ちょっとの力加減ででこぼこなったり、途切れたり・・・
あ~~ 私、こういうの向いてないかも・・・ じゃあ何が向いているの?と聞かれると困るんですけど。
ぐだぐだしているうちに、いいにおいがしてきて、焼けた!!


ちょっと焦げました。


さあさあ、デコレーションの練習はさっさと片付けて先生ので試食会です。
う~ん、生地のきめが細かくて、しっとり。うっとり。
今まで作っていたのとはやっぱり違います。生地を混ぜる混ぜる・・・これです。

今回は早速、家でも作ってみました。
教室では、材料は計量して置いてあるし、使う道具も出てるし、で至れり尽くせりなのですが、家ではこうはいきません。シートを型に敷くだけでも手間取ったりして、一からしようとすると結構時間がかかるものです。
オレンジですが、輸入物はいろいろ残留ものがありそうなので、国産を探したのですが、無くて(田舎のスーパーには)ネーブルかなにかでシロップ煮を作りましたが、皮と身がはがれたりうまくできなくてすでにここで挫折しそうになりましたが、なんとか敷き詰めるだけは確保しました。
できばえは・・・うん、なかなかでしたよ。
娘が友達との食事会にそのまま持って行ったので、味見はできなかったのですが、なかなか好評だったらしいです。

オレンジは大変なので、アレンジしていろいろ作ってみようと思います。



この一週間、また無意味なことに時間を費やしてしまい、グダグダと過ぎていってしまいました。
そんなことをしている歳ではないのに、もっと一日一日を丁寧に、有意義に過ごさなくては。
自分に発破を掛けているこのごろでございます。













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100年の手みやげを買いにいく

2013年06月15日 | 「本」のひきだし

ブクログより


あ~ こういう本は素通りできません。

100年の手みやげ・・・どういう事かといいますと、100年ほども続いている老舗のお店の逸品、と言うことです。
1度や2度は聞いたことがある、お菓子もあります。やはりお店の名前よりも、品物の方が有名ですね。

「扇屋の玉子焼き」って「王子の狐」という落語に出てくるんです。
王子のお稲荷さんにお参りに来た男が、娘に化けた狐と化かされたふりをして、扇屋へご馳走を食べに行って、支払いを狐にさせてしまおうと先に帰ってしまいます。お稲荷さんの狐になんてひどいことをするんだと、と諫められるお話ですが、昔は食事もできたんですね、扇屋さん。長い歴史を持つお店なんですね。

残念ながら本書は関東のお店だけを取り上げています。
お取り寄せの出来るのもありますが、こういうものはそこへ行ってできたてをいただきたいですねぇ。

是非是非、出かけていきたいものです。


100年の手みやげを買いにいく
★★★★☆

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図書ボランティア

2013年06月13日 | 「図書ボランティア」のひきだし
2年生1組に読みに行きました。

梅雨に入ったことだし、季節柄探した本を自信たっぷりに出すと・・・
「あっ!これ聞いた・・」「えっ!いつ?」「先週~」
わ~~どうしょう? 今日は予備の本を持って来なかった。でも「忘れた~」とか「もう一回聞きたい」というやさしい言葉に励まされ、読むことにしました。


ブクログより



おじさんの大事な大事な傘、雨に濡らすなんてとんでもない!
でもある雨の日、おじさんはとうとう傘をさしてみました。「雨に濡れた傘のいいもんだなぁ・・・だいいち傘らしいじゃないか」うふふ おじさんおもしろい。


梅雨が明けたら、夏。夏といえば・・・花火!  すごいこじつけで2冊目は

ブクログより

猿がある日森の中で、あかいろうそくを拾いました。動物たちは花火だと思いこみ、一度見てみたいものだと山のてっぺんで打ち上げることにしました。くじ引きでようやく火がつけられましたが・・・

私が子どもの頃に読んだくらい古いお話です。
先頃復刻されまして、イラストも今風にかわいく一冊の本になりました。
「・・・・でありました」などと昔風の言い回しも私はうれしく読みました。


「おじさんのかさ」は季節柄そらかぶることもあるわな、と言われてしまいました。
3年生の場合、今日はこんなの読みました と一斉にメールでお知らせします。ですのでかぶることは無いし、他の人はこんなの読まれてるんだ、と参考にもなります。
2年生の場合は、かぶったらかぶったでいいやん、読み手によってまた違ってくるし、という大らかさです。
読みっぱなしで楽なんですけどね。やっぱり予備は持ってなくちゃ、です。


おじさんの傘 / 佐野洋子
あかいろうそく / 新美南吉

平成25年6月4日  2年1組




コメント (2)
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