今夜も本をまくらに。

山歩きが好き、落語が好き、おいしい物が好き、中島みゆきが好き、
でもやっぱり活字がなければ生きていけない私。

2学期最後の本読み

2016年12月29日 | 「本」のひきだし
2学期最後の本読みは6年2組でした。
6年生はもう本当に数えるくらいになりました。2組はこれが最後かも。選ぶ本にも力が入ります。


で選んだのはこの本

ブクログより


中房温泉から入山、燕岳からアルプス銀座を経て槍ヶ岳まで2泊3日の山旅の様子が、5年生の男の子の視点から描かれています。

燕岳で見た日の出が、同じ日に槍ヶ岳で沈んでいく、こんな感動的なことを体験できるなんて。私でも泣いてしまうかも。

私は去年、反対側の西から槍ヶ岳に向かいましたが、悪天候で頂上に立つことはできませんでした。
その時のことを思い浮かべながら、子供たちにも山のことを知ってもらいたいなという思いで読みました。

日ごろ訓練のために何回も山に連れて行き、十分な体力ができたと見極めてから出かけました。あとがきで作者の川端誠さんがおっしゃっているように大人でもとってもきついコースです。
でも苦しい思をした後には言い表せない感動が待っています。
誰もが思い立って行けるものではありませんが、こういう世界があることを少しでも知ってもらえたらうれしいです。





平成28年12月13日(火) 6年2組
槍ケ岳山頂  /  川端誠





鈴鹿10座のボード


中にシールを貼ります、奥永源寺渓流の里の事務所でもらえます。



福井のお土産。歯が折れそうで私は遠慮しました。

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今年の登りおさめは、カクレグラ

2016年12月26日 | 「山」のひきだし
引き続き山想の会に参加してきました。
今回のコースはカクレグラから入道が原へ行き佐目に降りるというコースです。



集合場所の橋、この橋の所在が分からなかったぁ。というか橋の名前を知らなかった、というかリーダー橋の名前に詳しすぎる。
まっ、ともかくこの橋を渡り、林道を歩いていきます。



ここも登山口だそうです。



林道終点。衣類調節をして出発、と言っても看板もなければ踏み後もなさそう。
今日もお好きなところをどうぞ、です。


ガラガラの歩きにくい道。落石注意です。


登り始めから原生林で気持ちがいい。
あせびがたくさん。



先週降った雪が残っています。



すっかり冬枯れです。



ピーク(P962やった?)面白い目印の木。


裏に回ってみると、向平西、とありました。



カクレグラが見えてきました。



両脇イワウチワの群生です。咲いているところを見てみたいものです。



分岐のテープ、ここまで戻って入道ヶ原に行きます。


カクレグラ到着~。
途中パラパラと雨が降ったりやんだり、昼食の間はなんとか降らずにいてくれました。
風も無く、食後のコーヒーをお菓子とともにいただき、ゆっくり過ごし、さあもうひと登り。


カクレグラからの展望。

来た道の分岐まで戻り、入道ヶ原へ向かいます。
登山道らしきものもあり、割と歩きやすいです。

ほどなく

P747、


ここにもちゃんと名前が、水千の平とあります。



P747を過ぎ、しばらく歩くと鉄塔が見えてきます。


二つ目の鉄塔をくぐらずに、右に折れます。
絶対まっすぐ行ってしまうなぁ。


T字路。
左に行くと入道ヶ原、右に行くと入道ヶ原の最高点。ん?ややこし~


入道ヶ原789.1m


790m最高点。

もう雨の心配もないし、後は下るだけ。
右手に原生林、左手に植林地のしっかりした道を降りて行きます。


ダムが見えてきました。



佐目の集会所の駐車場に置き車をしてもらっていましたので、乗せてもらって鳴野橋まで戻りました。

朝起きて支度をしていると雨の音・・・
え~~と思いながら、とりあえず出かけたのでしたが、向かう鈴鹿方面は空が明るいし現地に着いたら雨も降っていなくて一安心。
途中少し降られましたが、たいした降りにならずにやれやれ、密かに私は雨女か?とひやひやしていたのでした。

今年もおかげさまでけがもなく、いろんな山へ行く事ができました。
欲を言えばきりがありませんが、来年も、とにかく元気でいろいろなことに挑戦したいと思います。

ありがとうございました!!



平成28年12月20日(火)曇り/小雨

カクレグラ・990m~入道ヶ原・789m・790m  滋賀県東近江市

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那須ヶ原山~油日岳、のはずが。

2016年12月19日 | 「山」のひきだし
久しぶりに山想の会に参加です。
鈴鹿南部、那須ヶ原から油日まで縦走です。
春にも高畑山から歩きましたが、秋はどんな様子でしょう。
鈴鹿南部はあまり来る機会がないので楽しみです。


櫟野(らくや)砂防ダムから出発です。
身支度をしていると、ぽつぽつしてきました。レインをすぐ出せるように準備して。



ダムと言っても規模の小さいものです。
左手に見ながら林道を歩きます。脇には桜の木がたくさんあり、春にはにぎわいそうです。



ここからとりつきます、が道はありません。お好きなところをどうぞ、状態です。



最初からきつい。少しでも歩きやすいところを探して歩きます。



なんとか道らしくなり


P566に到着。


確認。


今までテープもなく、やっと立派な看板が出てきました。


ここからは整備された登山道。


励ましの看板も。



でもガスガス。


えっ! こんなところにゲート。2か所ありました。


足元は笹に覆われたいい感じになってきましたが、ガスガス。


那須ヶ原山頂上。寒いです。
何やら白いものがチラチラしています。
ここでリーダーがこの先油日まで行くことを断念、少し、いやおやつの時間ぐらいですが、お昼を食べて降りることにしました。


小屋の陰でと思いましたが、戸が開いたので中で休ませていただくことに。


椅子もテーブルもあり立派な小屋です。
風も雪もあたらず、もう帰るだけということで、ゆっくり過ごしました。



帰りはこちらから。看板には「難」と手書きしてありましたが。
覚悟していたほどでもありません。ガラガラで歩きにくいですが。



こんな寒い中けなげに咲いています。


ふと向かいの山を。


こちらは街が見えます。下界は晴れているのかな。


林道奥の道に降りてきました。
後はもう林道を歩くだけです。


林道脇で、ひときわ鮮やか。



ダムまで戻り、那須ヶ原を望みます。


あいにくのお天気で、計画通りには歩けませんでしたが、那須ヶ原からはアップダウンもいくつかあるし、岩場もあったように記憶しています。
何しろこんなお天気ですし、歩いていても楽しくないし・・・
またチャンスがあるでしょう。

久しぶりのお仲間と静かな静かな山歩き、ありがとうございました。



平成28年12月10日(土)
那須ヶ原山 800m


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カタカナの山、アミダ峰・ ヒヨノ

2016年12月16日 | 「山」のひきだし
カタカナの山を訪れようシリーズ?に行ってきました。
多賀町の栗栖、調宮神社前の道を走らせるとやがて片方は崖という恐ろしい林道をどんどこ行くと、杉という廃村に着きます。



昔のお寺跡。


とりつきは道があるようなないような。



倒れた木がふさぐ、道があるようなないような。



キノコですって。初めて見ました、○○グリ、あかん忘れた。


一つ目の山、今回私は大変な勘違いをしていました。
向山、男鬼山へ行ったときに行ったな・・・と思っていましたが、あれは彦根でした。あかん、あかん。



自然のオブジェ。


エビネの葉っぱ。花は見たいがその時期に来ることはないでしょう。


鉄塔を超えて



ほどなく、二つ目の山、アミダ峰。
桃源城址、とあります。静かな静かな桃源郷みたいなところです。



木の根元にお地蔵さま。



今朝走ってきた林道に出て、ご神木の大杉を見に行きます。


ふ~ん、なるほど。


林道から降りて行きます。

見事な杉


注連縄が。


角度を変えても素晴らしい。
ご神木のパワーを頂いて、良い年が迎えられそうです。



また山に戻り



三つ目の山


目の前に見慣れない風景。


どうやら苔のようです。



鉄塔に出ました。
鉄塔の間から、鍋尻、霊仙を望む。
日当たりも良く、風も受けないここでランチです。今日も持ち寄りの盛りだくさん、ごちそうさまでした。


さあお腹がいっぱいになりましたが、最後の山、陣尾山(ヒヨノ)に向かいます。


ここは看板も標識もありませんでしたが、三角点がありました。



日本庭園のようなところを過ぎ。


杉の集落に帰ってきました。
まだ人が住んでいるようなたたずまいです。



最後に道路わきの石段を登って、神社にお参り。誰かがお世話されているのでしょうか。



一人や二人ではとても来ることはない(来られない?)カタカナの山周回コースでした。
山と高原地図を眺めていると、まだまだカタカナの山はたくさんありますね。
多分昔は漢字表記だったと思うのですが、どんな謂れの地名なんでしょう、調べたら面白いかもしれません。
それにしてもこの辺りは廃村が多いです。
住んでおられた人たちはどんな思いで住み慣れた地を離れられたことか・・・

今回も地図読み訓練の山歩き、ありがとうございました。



平成28年12月7日(水)晴れ/曇り

滋賀県犬上郡多賀町  
杉~向山~アミダ峰~杉坂山~陣尾山(ヒヨノ)~杉







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香嵐渓と足助の街並み

2016年12月12日 | 自転車のひきだし

ホテル百年草
今は豊田市の運営だそうです。
地元の食材を使ったフレンチがおいしい!とあまから手帖の編集長が自ら訪ね歩いてまとめた本に載っていました。
部屋も広くて、お客さんも少なくてとってもいいホテルでした。
お値段もとても良心的。


外観。
となりの棟にはパン工房とハム工房があり、元気なお年寄りにより運営されています。

足助の街並みを抜けてまずは香嵐渓に向かいましょう。
紅葉の名所だという噂は山仲間からも聞いていました、まさか来るとはねぇ。



紅葉のトンネルですね。ちょっと遅いけどまだまだ見られます。



日差しがだいぶん助けています。



時間があるので飯盛山に立ち寄り、山頂まで行ってみることに。


ここもきれいです。


足助城跡、別名真弓山が見えています。


山頂の東屋。
結構な山道なのに、カップルやファミリー、たくさん登っています。
やっぱり、高いところに登りたいというのは本能なのですかね。
ところで飯盛山って、カタクリの群生で有名なあの飯盛山?どこら辺に咲くんでしょう。





足助村という夏にはにぎわいそうなところで甘酒を飲んで休憩して

帰りは川の反対側に渡りました。



橋が何本もかかっている。


香嵐渓を後にして、来るときに目を付けて置いた足助のお店に立ち寄りながら帰ります。
和菓子屋さんが結構あって、全部立ち寄り少しづつおすすめのお菓子を買いました。
味噌ういろう、日月もなか、もみじ賀・・・
謂れを聞いたり、世間話をしているとseikitiさんがあきれて店先で焦れています。

お昼はうなぎのお店、香ばしくて結構でございました。



小さな本屋さん。クリスマスのディスプレイがかわいい。



その横の路地にこんなところが。


店主が趣味で集めた小物などを公開されています
ここもクリスマス。

喫茶とお店も併設されていて、島根の群言堂の服を扱っていてびっくり。ここでも長居をしてしまいました。


上天気に恵まれた2日間、観光旅行に自転車や、山登りなどちょっとプラスするだけで楽しさや行動範囲が広がる・・・
旅行ってどうしても食べすぎ傾向になってしまうんですが、自転車でガシガシ走った後だと程よくカロリーも消化されて、何の罪悪感もなくごちそうがいただける、というのもうれしいです。

素晴らしい2日間、ありがとうございました!!


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