フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

モーニング娘。 12/15 横浜アリーナ公演レポート ~歌の話 後編~

2010-12-19 18:01:19 | ライブ!2010

 某世界規模有名動画サイトで、コンサートを生中継したスカパーHDをエンコードしてアップした動画が日本国内アクセス数一位になったと聞きました。世界ランキングでも23位だとかいう噂です。本当なのかどうか、自分は画面で確認していないのですが、本当なら凄い事です。テレビの映像をアップした以上は違法行為ではありますが、この数字を事務所サイドも前向きに捉えて、今後のファンサービスに向けたヒントにつなげてほしいなと思います。

 今回の記事は前回の続きです。

渡良瀬橋
 卒業メンバーが歌う思い出の一曲。リンリンが選んだのは「渡良瀬橋」でした。この歌は、主人公が生まれ育った故郷に残る事を選んで恋人と別れた事を歌った歌です。私は「生まれ育った祖国に帰るために異国のファンに別れを告げるリンリン」の姿とだぶらせながら聴き、胸が熱くなるのを止められませんでした。
  リンリンは凛々しく歌い上げました。卒業という感傷に流され過ぎる事なく、プロとしてベストなステージを見せよう。今まで応援してくれたファンのみんなに感謝の気持ちを込めて最高の歌を届けよう。そういう想いはしっかり届きました。リンリンは普通に歌うだけでも上手い。でも、歌というものはただ上手く歌えば良いという訳ではなく、この日のリンリンはいつも以上に気持ちを込めて歌っている。それは理屈抜きに客席に届いた事は確かです。
 東京周辺の店が品薄になったというパステルブルーのサイリウムが客席を彩ります。客席からの熱い想いがプラスされてサイリウムは一段と美しく輝いていました。
 (ネットで見つけた画像です)

 リンリンが渡良瀬橋を歌った理由がなんとなくわかる一文は書かれています。写真無しの長文である事が心に響きます)
http://gree.jp/c_ute/blog/entry/530256775
 ℃-uteブログより矢島舞美更新記事

ふるさと
 ジュンジュンが何を歌うのか?予想が難しかったです。でも結果を知った今は、やはりこの歌しかないなという思いでいっぱいです。
 ジュンジュンが日本にやってくる時の模様は当時ハロモニで流れましたが、広い中国の、更に北京や上海といった大都市から離れた小さな町からやってきたジュンジュンの姿は、まさに異国からのお客様でした。
 しかし今、こうして日本の大きなステージに立ち、故郷と母親への想いを綴った歌を歌うジュンジュンの姿は、もう「お客様」ではありません。
 たどたどしさはなく、発声もしっかりとしていた「ふるさと」。この日のためにジュンジュンはかなり練習していたのではないでしょうか? ジュンジュンの、加入当初から比べてかなり上手くなった歌を聴きながら、私は行った事のないジュンジュンのふるさとを思い浮かべてステージを見つめるのでした。客席を揺らすブルーのサイリウムの灯りが優しくステージに向かい優しくさざめいていました。
 (ネットで見つけた画像です)

春 ビューティフルエブリデイ
 なんとなく亀ちゃんがこの曲を選びそうな予感がしていました。明るいキャラクター亀井絵里という姿を最後まで徹底させるであろう、亀井絵里の卒業には涙よりも笑顔が似合う、そんな想いを込めてくるのではないか?そんな気がしていました。
 客席に輝くオレンジのサイリウム。高輝度サイリウムは特にまばゆい。オレンジは明るい色なのでひときわ輝きが眩しいのです。その輝きがまるで客席に咲いた花に見えます。
 春という季節は花がたくさん咲く季節。そんな明るい季節に自分の気持ちがシンクロしている様を歌ったこの曲を選んだという事は、亀ちゃんがファンに向けて「卒業するけれど、明日からも前向きに歩いていく」というメッセージがそこに込められているような気がしました。
 会場を明るい空気が包み込み、笑顔で送る雰囲気が出来上がってきた。コンサート中盤での亀井絵里渾身のファインプレーでした。
 (ネットで見つけた画像です)

青春コレクション
 卒業メンバーのソロ曲コーナーが終わり、全員で客席外周を使って歌いました。ソロで歌う姿のあとに、全員で「青春」をキーワードにした歌を見せられてしまったら最早冷静な楽曲評価などデキマセン。この曲が今までより好きになってしまう。
 卒業メンバーにはこれからも胸を張って人生を歩いてほしいな。

グルグルJUMP~友
 映像で見ているとアホらしささえ感じてしまう曲でも、メンバーがステージでアホになりきり、観客の多くがアホになっていれば、素晴らしき祭典が出来上がるような気がします。回りたくて回る人も正解。恥ずかしくてサイリウムを振るだけの人も正解。大事な事は気持ちがそこにある事。
 そうかと思えばバラードでは静かな一体感を見せるステージと観客。客席が一つになって踊ったかと思えば、一つになって静かに手を左右に振る姿も見られる。モーニング娘。の観客はなんと臨機応変なのだろう。この日訪れた俳優の辰巳琢郎さん(ファッショナブルでモーニング娘。と共演)も感動しておられます。
http://ameblo.jp/tatsumitakuro/entry-10738125161.html

 友情を歌う曲「友」は卒業メンバーを送るステージに相応しいと思うのです。

涙ッチ
 そして、このコンサートの本当のラストナンバーも友情を歌った曲。この八人で、八人でしか出来ないステージを完結させるために歌う。大サビは客席と大合唱。客席は明るく照明が点いています。亀井絵里、ジュンジュン、リンリンから見えた客席のみんなの表情はどんなだったのだろう。
 涙もあるけれど泣いてばかりではなく、最後は力強い笑顔で幕を閉じたステージは明るい光が照らされたままでした。客席に流れるBGMは「青春コレクション」のインスト。「いくつになっても青春」な事を胸に刻みながら、三人は新しい道を歩き始めました。

 ~横浜アリーナ公演レポートは一応今回で終わりです~

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モーニング娘。 12/15 横浜アリーナ公演レポート ~歌の話 前編~

2010-12-17 22:58:12 | ライブ!2010
 まだまだコンサートの余韻が抜けなくて困っています。先ほども昨夜放送の「美女学」で流れた横アリ映像を見ながら気持ちがコンサート当日に帰っていました。リンリンの青空の下の話は何度聞いても胸にジーンと来ます(昨日の記事に貼った動画で見られます)。

 そんな訳で余韻を引きずりながら今回は曲の話でも。

 (ネットで見つけた画像です。ステージがまばゆい)

そうだ!We're ALIVE
 今ツアーのセットリストを知ってからずっと思ってきたのが、なぜこの曲がオープニングナンバーなのかという事。今はなんとなく自分なりの解釈が見つかりました。
 単純に言えば「幸せになりたい」気持ちを歌った曲を通して、卒業していくメンバーの幸せを願うという意味。更に自分なりに拘りたいポイントが「ホントの気持ちはきっと伝わるはず」という歌詞。
 中国からやってきて、最初は言葉も満足に通じない中で日々を過ごしてきたジュンジュンとリンリンが、やがて周りのメンバーやスタッフと打ち解けていきファミリーになっていく。二人はモーニング娘。という場所を「家」と表現しています。異国で暮らしていくための場所であると共に、心の置き場所でもあったのではないでしょうか。メンバーは家族であり、メンバーも家族として接してきた(高橋愛ちゃんはリンリンに、私達を家族だと思って欲しいという言葉を加入した年に伝えている)。
 そして、ファンが言葉の壁を超えて二人を支持した。セレモニーでも二人は、加入当初は自分達が受け入れてもらえるか不安があった事を語っていました。しかし、中国語でファンレターを書いてくれた人達、握手会で中国語で話しかけてくれた人達など、みんなが受け入れてくれているのが伝わって励みになったのだとも語ってくれました。
 そして、この日のステージ。果たしてファンの想いは伝わったか?伝わったと信じています。

 Hand made CITY
 この日の客席は幅広い客層でした。老若男女、コアヲタに現場初心者。色んな人がいるから、ホール規模の公演の時みたいなコールの一体感は弱いけれど、やはり一万人の熱気は凄い。メンバーの歌に合わせての「アイラブユー」などの掛け声も一万人一斉にとは行かなかったけれど、熱気は充分。センターステージに歩みよりながら客席を煽るメンバーが凛々しい。

大きい瞳
 六期の三人で歌うこのナンバー。この日が最後のステージ披露となります。センターステージに出てきて歌う亀井絵里、道重さゆみ、田中れいな。亀ちゃんが体全身を使ってオーバーなくらいの動きで踊ります。元々そういう感じで力の入った踊りを見せてくれる人だけれど今日は一段と凄い。
 さゆとれいなもこの瞬間を燃焼しようとしているかのように、力を入れすぎなくらいに力みながら跳ね、舞い、歌う。三人とも悔いの残らぬよう「大きい瞳ラストステージ」を楽しんでいるのでした。そんな三人を見せられて客席が黙っていられる筈もなく、前半最大の盛り上がりでステージに応えるのでした。

夕暮れ作戦会議~スッピンと涙。
 ガキさんが憧れのなっちの曲を歌っている今回のツアー。歌い方(声の抜き方)になっちっぽさを感じて、ガキさんがこの曲のCDをたくさん聴いてきた事が想像出来る。聴き込み過ぎて原曲の歌い方に忠実になるという感じ。でも、声質がぴったりなのか良い選曲に思えたのでした。
 それに対して愛ちゃんは後藤真希ワールドとは違う世界を作り出せていたように思います。歌い方も、勿論歌声も、後藤さんとは違うオリジナリティを感じたボーカルでした。
 ガキさんとどちらが良いかは難しい。どちらも良かったでいいですよね。

 ~次回へ続く~


モーニング娘。2010秋コンサートツアー「ライバルサバイバル」亀井絵里ジュンジュンリンリン卒業スペシャル セットリスト
- メンバー紹介~全体ダンス
01.そうだ!We're ALIVE
02.Hand made CITY
- OPENING MOVIE
03.あっぱれ回転ずし!
- MC
04.泣き出すかもしれないよ
05.女が目立って なぜイケナイ
06.強気で行こう!
- MC(亀井・道重・田中)
07.【メドレー】私の魅力に 気付かない鈍感な人(光井、BD:JJ・LL)
  ~キラキラ冬のシャイニーG(田中)~It's You(道重、BD:高橋・亀井)
08.愛され過ぎることはないのよ
09.大きい瞳(亀井・道重・田中)
10.新垣ソロ 夕暮れ作戦会議
11.高橋ソロ スッピンと涙。
- MC
12.LL挨拶~渡良瀬橋
13.JJ挨拶~ふるさと
14.亀井挨拶~春ビューティフルエブリデイ
15.青春コレクション
16.気まぐれプリンセス
17.踊れ!モーニングカレー
18.3、2、1 BREAKIN' OUT!
19.グルグルJUMP 
- MC
20.友(とも)
ENCORE
21.女と男のララバイゲーム
- MC
22.雨の降らない星では愛せないだろう?
23.愛あらばIt's ALL RIGHT
- MC 
24.涙ッチ

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モーニング娘。 12/15 横浜アリーナ公演レポート ~会場の周りとかステージとかメンバーの話~

2010-12-16 22:35:14 | ライブ!2010
 モーニング娘。の横浜アリーナ公演に行ってきました。そのレポートを書きたいと思いますが、単にコンサートの流れを追って書くのではなく、視点を変えた内容のものを何パターンか書いてみたいと思います。今回はコンサートを取り巻く環境や状況から見た横浜アリーナ公演というレポートです。

・グッズ列
 久しぶりの大会場公演という事でいつもとは勝手が違う運営側、グッズ販売も14:00と夜公演のみのコンサートにしてはやや早いスタートです。しかし、実際はもっと早い時間にすべきであったと言えるほどの大盛況。
 ネット上でグッズ列が凄いという情報を仕入れつつ、15:30過ぎに現地に着いてその列を見て唖然。なんとその列は大きな会場を半周以上の長さになっています。様子を見ながら歩き回ってみると、高校生くらいの人が多い。それはイコールで女の子が多いという事でもあります。その後、客席内でも女性率の高さは実感出来、メンバーがMCで「女性の方~?」と客席に問いかけた時も、一割以上の客数のサイリウムが振られていた事を加えます。
 結局、13:30頃以降到着したお客さんは購入出来ないまま、16:30頃にグッズ列はそのまま入場列になりました。入場は優先してあげるから中に入ったらすぐグッズを買えという訳です。今回は会場内にあるイベントスペースみたいな空間でグッズを販売していたのでした。つまり入場者が中で買う販売スペースと共用だったのです。

(ネットで見つけた、会場前に貼られていたツアーポスター画像)

・オープニングアクト
 17:40頃、予定時間を10分ほど遅れての開場。そのまま遅れの分を押す形で18:10頃ステージにオープニングアクトのスマイレージが白い衣装で登場。一曲目は「夢見る15歳」です。入場自体は早く流していたためか客席には既に7割くらいの観客がいます。スマイレージは果たして受け入れられるのだろうか?という不安もありましたが、温かい声援が飛ぶ客席。
 一人ずつ挨拶をしたあと、卒業メンバーとの思い出を語るスマイレージ。印象に残ったのは、メンバーがエッグ時代にこの会場のステージに立った時、ダンスがうまく出来ないメンバーに亀ちゃんがアドバイスをしてくれたという話。亀ちゃんのこういうさりげないイイ話、他にも色々ありそうな気がします。
 二曲目に「同じ時給で働く友達の美人ママ」。結構合いの手も出ていました。

・特殊効果
 開演も予定を10分ほど遅れての18:40頃スタート。いきなりステージ前に火柱が吹き上がります。こんな演出は今までのハロプロでは見た事がない。ステージに近い人はさぞ暑い事だろうと同情しつつ、いやいや「メンバーはもっと暑い」と思い直すのでした。
 ステージ構成は、メインステージから客席に向かって花道とセンターステージが設けられ、客席のセンター席とアリーナ席(1Fスタンド的なポジション)の間に場内を一周する周回ステージが作られていました。この周回ステージは「青春コレクション」の時に使用され、四人ずつ両サイドから歩きながら歌ってきたメンバーが、メインステージから一番遠い正面奥の所で合流、そのポジションでそのまま歌うという演出を行いました。これはステージからもっとも遠い正面奥の客席へのサービスになったと思います。
 火柱以外にも、花道脇からはスモークを焚いて花道で踊るメンバーを煙で包み込んだり(正直これは見辛かった)、ラストの「涙ッチ」ではセンターステージで歌うメンバーの周りから四方にリボン発射。これが四色になっていて、シルバーと卒業メンバーの色になっていたと後から知りました。ネットにあった参考画像を貼ります。


 ・セットリスト
 秋ツアーのものをベースに、中盤に卒業メンバーによる手紙朗読コーナーとソロ曲披露コーナーを挟んだものでした。
 ソロ曲は、リンリンが「渡良瀬橋」。ジュンジュンが「ふるさと」。亀ちゃんが「春 ビューティフルエブリデイ」。
 メンバーから卒業メンバーへの贈る言葉のセレモニーはアンコール明け、新曲「女と男のララバイゲーム」の後という微妙な入れ方でしたが、こちらもたっぷり時間を使って行なってました。
 まあ、セレモニーが長かったので汗をかいた状態から冷えてきて寒くなって来たんですが(笑)、卒業メンバーの手紙のコーナーの方はとても良かったです。リンリンの「青空」を使った素敵な表現にリンリンの詩人な感性と優しい人柄を見て、ジュンジュンが今まで一番流暢な日本語で挨拶した事にこの日のために陰で練習してきた事を感じ、亀ちゃんが最後まで自分のキャラを全うして笑顔を絶やさず明るく振る舞った姿に頼もしさを感じたのでした。
 三人の手紙朗読からソロ曲披露は早く映像で観てみたいところです。

・ダブルアンコール
 アンコールが終わり、客席に照明が灯されても「アンコール」が鳴り止みません。
 その声援に応えるようにステージに三人が出てきました。大歓声を受け、三人は力いっぱい手を振ります。最後まで明るく、爽やかにステージを去っていく卒業メンバー。大きな拍手が会場を包むのでした。


 ~次回、卒業セレモニーと歌の話編~

モー娘。亀井絵里ら3人が涙の卒業

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旅立つ者の言葉

2010-12-15 13:06:39 | ハロプロ(娘。)

 楽しみにしているコンサートの日をこんなに切ない気持ちで迎えるなんて、もしかしたら初めてかもしれない。ついにその日はやってきたのです。これから向かいます横浜アリーナ。もうすでに何を書けば良いのかわからない心理状態であるので、コピペを貼ります。先日このブログで「一部のメンバー以外が全然更新しない」と書かせていただいた「ポケットモーニング娘。」のツアー日記からです。マナー違反な行為だけれど、何らかの事情でサイトに会員登録していない人にも是非読んでほしいと思う文章だったのです。

リンリンの日記
JCB
本当に早いよ(>_<)
何で時間って早いだろうね?
もう横浜アリーナしか残っていない(><)

みんなと会える毎日がすごい幸せです
みんなのおかげで誰よりも幸せな日々を過ごして来ました
本当にありがとう
この一言だけなのに一生をかけても言い足りないの気がする
何でだろうな人の前で泣かないって決まってたのに
みんなと離れることを考えると最近すごい泣き虫になっちゃうだな
でもおかげでまた新しいことに気付いたわ
雨上がりのそらに素敵な虹が待ているように、涙の後は素敵な笑顔が待ていますわ☆☆

たくさんの愛をありがとう
家族のように受け入れてくれてありがとう…
みんなの愛の力がリンリンに世界一のパワーに与えてくれる、横浜アリーナに向かって、これからの人生に向かって、ガンバリンリン☆彡
寒い日が続いているので、本当に体を気をつけてくださいね(^-^)
約束だよ(≧ω≦)


ジュンジュンの日記
JCBホール
お疲れ様でした
超~超~超楽しかったです(^ε^)!!
でもやっぱ12月15日に近づいて行くとなんか淋しさ.苦しさを強く感じてくるなぁ(>_<)…
3年半の時間そんなに早かったっけ?
幸せすぎるだからかな…
幸せすぎると時間があっという間に感じるんっとゆう言い方あるよねー
ファンの皆さんの愛の支え。これはジュンジュンモーニング娘。になってから生きて行ける理由の1つ…最も大きな1つです。

今なら言えること。
皆さんが居てくれたから、今のジュンジュンは本格的なモーニング娘。になりました☆彡
みんなありがとう。
いつも皆さんからジュンジュンに言いてること[日本に来てくれてありがとう。モーニング娘。になってくれてありがとう。]

この場を借りて皆さんに伝えたいこともありますよ…
[大好きなファンの皆さん.ジュンジュンのことすきになってくれてありがとう^ジュンジュンをモーニング娘。と認めてくれてありがとう^ジュンジュンのこと一生懸命応援してくれてありがとう^ジュンジュンのこと家族と言いてくれて本当にありがとう]

いつもジュンジュンのおもしろい話もおもしろくない話も受けて笑ってくれてありがとう^
甘えん坊ジュンジュンがぶりっこするとき素直に可愛いと言ってくれてありがとう^ここにあわせて言われても嬉しいもん(笑)
皆さんジュンジュンのこといろいろ優しくしてくれて本当に嬉しくて幸せです…

だからジュンジュンからのお願いがあるゎ
忘れないでね( ̄^ ̄)ジュンジュンのこと;
言うだけじゃ嫌だよぉ… !(>_<)
お願いねー..
いろいろ考えていくと心が痛い!痛いの..

15日...
会おうねー
亀井さん…ジュンジュン…リンリン…モーニング娘。として本当に最後のステージ゜。(p>∧ このステージにあなたが居て欲しい…

ジュンジュンの大好きなモーニング娘。
この8人しかできない最高のステージにしたいと思っています。
最後の最後までアタタカく見守ってくださいねん
m(__)m


亀井絵里の日記
じぇーすぃーびー。

本当に泣きすぎだよねぇ、
泣いたら目があかぁくなるなぁ、、
恥ずかしいなぁ。プププ

ファンのみなさんがしっかり見ててくれるから、本当に心強いです。
本当にどうもありがとう。

泣いてばかりだけど、嬉しくて言葉にならなくて流す涙です。
本当に幸せです。
ファンのみなさんに包み込まれてるみたぁ~い。

横浜アリーナ、今想像できないくらいすごい感情でいっぱいになっちゃうと思うけど、
モーニング娘。第6期メンバーの亀井絵里として誇りを持ってステージに立ちます。
おっきな声で唄います。
みなさんの声もたくさん聞きたいです。
聞かせてくださいね~

はぁ~私の人生でみなさんに出会えたこと奇跡です。


 このツアー日記の話題でネットを見ていたら、中原中也さんの「別離」という詩が紹介されていました。まさにピッタリな内容だったので紹介します。
http://www.geocities.jp/scaffale00410/cp/chuyaother6.htm

 今日は青空。夜には急激に気温が冷え込むそうですが、今は透き通るような晴れやかな空が横浜を包んでいます。

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コンサートの日の横浜アリーナ

2010-12-14 22:27:35 | ハロプロ2010
 何回も通って、すっかり新鮮さなど感じなくなっていた筈の横浜アリーナ。それなのに久しく足を運んでいないと懐かしさでいっぱい。そばにいる時は何とも思っていなかった。いるのが当たり前だった筈の人が、しばらく会えないでいたら妙に愛しくなるような、そんな感情にも似た気持ち。横浜アリーナ、ヒサシブリ。

 新横浜駅を降りてエスカレーターを下り、駅前広場へと出る。右手のハンバーガー屋の並びにある書店がいつもハロプロの写真集などをワゴンに並べて店頭で販売している。その勢いに押されて、昔の写真集を思わず買ってしまうヲタ。
 その近くでテキ屋さんが商売中。アンオフィシャルな生写真が所狭しと掲げられて売られている。人気メンバーは種類が多く、その辺りの差は露骨だ。非公式だから遠慮がない。余ったら儲けに響くから人気リサーチなども入念に行なっているのだろう。

 交差点を渡りまっすぐ歩けばコンビニや飲食店。開演前の買い物やオフ会で賑やか。まっすぐ歩かず右に歩いていくとプリンスホテルの先に歩道橋が見える。雨でも濡れない屋根付き歩道橋は横浜アリーナ会場前に直行出来る。階段を下りると当日券売場がある。人気公演だと当日券は出ない。歩道橋の中では、「チケット譲ってください」というボードを掲げる人や、「今日のサイリウムは○○色だよ」と、どこで情報を仕入れてきたのかサイリウム祭に合わせてサイリウムを販売するテキ屋がいる。オペラグラスも売っていたりするが精度はどの程度なのかは未知の世界だ。

 あまり広くない会場前には大勢のヲタが集う。会場前の駐車場にはメンバーの顔写真や名前などがプリントされた車が停まっていたりする。会場左のスペースではグッズの販売も行われていて、トレーディンググッズを見せ合うヲタなどの姿もある。

 終演後、大混雑な会場から飲食店の並ぶ通りの方に歩いていくと、店の前には客を呼び込む店員が「店内でハロプロかけてます」をセールスポイントに呼び込みを行なっている。そういう店を選んで入ると、「乾杯の音頭を女性店員がやります」なんて店もあったりして、女性店員が「○○ちゃん卒業おめでとう!乾杯!」などと、ヲタから受けた乾杯の音頭リクエストに応えた口上を叫んでいたりする。

 ヲタトークと酒だけが夜の新横浜の華ではない。卒業公演では多くのヲタが会場から駅前までを、卒業メンバーの名前をコールしながら歩いている。
 このヲタの卒業メンバーコールの光景を見ると思い出すのが、2002W杯で、ここ新横浜にある横浜国際競技場(日産スタジアム)で試合が行われた日に観戦にやってきたブラジル人サポーター達の陽気な姿だ。彼らは横浜線の車内から歌い、新横浜駅前から打楽器を奏で、歌いながらスタジアムに向かっていった。日本人には到底真似が出来ない光景に思えたのだが、ここ日本にもラテンな人々が居たという訳だ。

 明日、ヒサシブリに横浜アリーナに行く。あの雰囲気は他のコンサートでは味わえない。ハロプロの現場独特なラテン空間の雰囲気に街が少し染まる日が帰ってきた。
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片思いの終わりに

2010-12-13 22:31:02 | ハロプロ(娘。)
 亀井絵里ちゃんの初のソロナンバー(オリジナル曲)である「片思いの終わりに」を初めて聴いた時は胸にジーンと来ました。曲や歌詞、そして歌声が何よりも良かったのは勿論ですが、「片思い」というキーワードが亀ちゃんのモーニング娘。での活動を表す比喩としての意味にも思えたからでした。

亀井 絵里 - 片思いの終わりに


 この曲を高橋愛ちゃんや田中れいなちゃんが歌うのではなく、亀井絵里ちゃんが歌う。いつも真ん中ではなく横で笑っていたり、横でしなやかに黙々と踊っていたり、そんな亀ちゃんの姿を見るのが大好きでした。センター(本命)でなくても少し遠慮がちにそっと輝いている。そんな(片思いな)姿に勇気を貰ったファンの方もいらっしゃるのではないでしょうか。私もそんな一人です。
 仕事でも、恋愛でも、人間はいつも主役でいられるとは限らない。それどころか、主役に縁のない毎日を送っている人もいる。そんな時、黙々と笑顔を忘れずに頑張っているメンバーの姿を見たら、きっとその人は感情移入して応援していけると思うのです。アイドルファンの中には「エース格のメンバーには絶対ハマらない」という人がいますが、そういう心理もアリなのです。目立つ人ばかりを見ているだけではアイドルグループはつまらない。

 今回のモーニング娘。の卒業公演に感傷的な感情を抱いてしまうのは、卒業していく三人が三人とも「決して主役ではない」メンバーだからなのでしょう。亀井絵里が好きな貴方。ジュンジュンが好きなアナタ。リンリンが好きなあなた。全国、全世界の三人のファンの人々は、この三人を目立っていたから応援していた訳ではない人々です。アイドルという職業の活動の中で、決して恵まれてはいないポジションで(それでもマイナーアイドルに比べたらマシではありますが)、アイドルという夢に片思いしてきた子を見守ってきた人々。

 アイドルとアイドルファンの関係というのも一種の片思いで、一方通行かも知れないけれど、卒業の日は一緒に心と心を一つにして素晴らしいコンサートにしていけたら良いなと思います。残念ながら観に行けない人も気持ちを横浜アリーナに飛ばして成功を祈ってあげて下さい。三人が初めて真ん中で主役になるステージです。

 「そのうち春です」と歌うこの曲。今までは聴きながら歌詞を自分に向けていたけれど、これからは春が近づくのは亀ちゃんであるのだと思って聴く事にします。良い春を。冬に旅立つというのも悪くはないものだなと思えてくるのです。
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ダウンロードとツアー日記

2010-12-12 18:59:13 | ハロプロ(娘。)

 亀井絵里ちゃんのハロプロカバーアルバムがiTunes Storeで一時期ダウンロード数1位になったそうです。すごい。卒業に対してのプレゼントになりましたね。逆に、全世界の亀井絵里ヲタにとっても、このアルバムはプレゼントと言える好企画だと言えると思います。私も買います。

 亀井絵里「ハロカバ」
http://itunes.apple.com/jp/album/id406607944

 事務所がこういう風にダウンロードオンリーの音楽出版にも乗り出してきたのは大いに歓迎です。
 音楽面に力を入れているハロプロという看板を掲げるなら実践してほしい事がいくつかありまして、一つは色んなミュージシャンの方々に書いてほしいという事。もう一つはダウンロード専用コンテンツの充実でした。
 音楽の購入の仕方が多様化し、CDの売上枚数よりダウンロードで購入された件数の方が多いアーティストが珍しくなくなりました。アイドル業界ではCDにおまけやイベント参加券などを同封する関係で未だにCDが主流ですが、時代の流れに合わせてダウンロード販売にも力を入れていくべきだと思います。既にAKBはダウンロード販売もかなり数字を上げており、その事実が「楽曲も支持されている」という証明にも繋がっています。ハロプロもクオリティだ何だと他のアイドルに誇示するのであれば、まずは「楽曲を買ってもらう」事に力を入れるべきです。
 ダウンロード販売に力を入れるという事は、楽曲の宣伝や楽曲の出来にも今まで以上に力を入れる事でもあります。そうしないと買ってもらえない。おまけやイベントなどの楽曲とはあまり関係ない付加価値で買ってもらえない分、楽曲勝負になるのですから。

亀井絵里「ハロカバ」配信限定リリースコメント


 ネット上でお金を使ってもらうコンテンツで最近疑問に感じているものがあります。携帯サイト「ポケットモーニング娘。」です。このサイトは有料ページがあり、月額315円を払う事によって見られるページなどがあります。そのひとつが「ツアー日記」。
 今ツアー中であるモーニング娘。のツアー日記が問題になっています。個人でツアーの舞台裏を綴るこのツアー日記。今ツアーでまともに更新しているのが道重さゆみちゃんだけという状況なのです。
 ポケモーにお金を払っている人は特にツアー日記だけが見たい訳ではなく、他にも理由があるとは思いますが、ツアー日記を楽しみにしている人はそれなりに居ると思うのです。以前はマメに更新していたメンバーも多かったのですが、各自個人ブログなどが出来たからか書き込みが激減して、今は「道重さゆみのツアー日記」みたくなってしまったという感じです(苦笑)。ツアー日記が無料ならともかく、有料ページである事を考えると、各メンバーがもう少し熱心に書き込んだ方がいいと思います。閲覧は無料である個人ブログは宣伝になるけれど、有料のツアー日記は宣伝にならないから放置でいい筈はないのですから。

 ウェブコンテンツを上手く使って既存のファンに楽しんでもらい、尚且つ新規ファン開拓にも乗り出す。せっかくネットを使って何かやる以上はファンに楽しんでもらう事を第一にしてもらいたいものです。

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リンリンの実力

2010-12-10 22:07:24 | ハロプロ(娘。)
 小さい頃から親に連れられて芸能界で過ごし、学校の行事にもあまり参加出来ず、人並みな学校生活が送れない。大人に囲まれて仕事をしているから子供らしい遊びもあまり出来ず、いつしか人への甘え方もわからないまま大人への階段を登っている。
 そんな子に、あなただったらどんな言葉をかけてあげますか?高橋愛ちゃんはこのような言葉をかけたそうです。

 「これからは私達を家族だと思って接して。思い出はこれから一緒にたくさん作っていこう」

 その言葉で、一人の女の子が異国で生きていく勇気を得たのでした。

 テレビ番組「美女放談」にリンリンが出演した時、リンリンは加入当初ホームシックにかかり、周りに壁を作って誰とも打ち解けていなかった事を明かしました。そんなリンリンの作った壁を高橋愛ちゃんが壊してくれたのだとも語ってくれました。
 私は美女放談の放送回で一番好きなのがこのリンリンの回。ちなみに次に好きなのは、鳩山元総理夫人と対談した愛理の回です。

 リンリンが周りとうまく打ち解けてなさそうなのは、加入当初にハロモニ@などを見ていて気づいていました。ジュンジュンは早い段階でさゆや亀ちゃんと打ち解けていた印象がありましたが、リンリンは同い年のメンバーがいない事もあり、どこか孤立しているように見えたものです。
 それが、いつの間にかメンバーと絡むようになった。おそらく上記の愛ちゃんの励ましがあった以降の事なのでしょう。

 リンリンは加入当初のこのような事があったからか、色んな意味で出遅れた感が否めず、多くのヲタがリンリンの実力に気づき始めてからまだそんなに年月が経っていない。今に思えば惜しい。もっと早くリンリンの実力に気づいていれば…そういう人もいるのではないでしょうか。
 そもそもが、プロデューサーや関係者もリンリンの実力をきちんと分析して評価出来ていたかが怪しい。バラエティ適性もあり歌も上手いリンリン。歌の上手さに関してはプロデューサーは気づいていたと思うけれど、結局それをモーニング娘。で活かす事は出来なかったと言ってよいと思います。

dearest. / リンリン(モーニング娘。)

(松浦亜弥さんの曲を熱唱するリンリンです)

 変なところは公平を重んじて平等主義なこの事務所は、こと歌に関してはシビアなくらい序列を重視する。前列と決めたメンバーはとことん前列。曲調によってメンバーの立ち位置を入れ替えてみようという事はほとんどやらない。大体からして、その曲調というものがグループの前列メンバーのカラーに合わせて作られているような感さえあります。
 そのようなやり方に固執せずに、シングルでリンリンを前列に持ってくるような起用があれば、リンリンはもっと化けていたかもしれないと思います。
 ジュンジュンは監督の戦術に合わなかったフォワードだと前回書きましたが、さしずめリンリンは監督に使ってもらえなかったフォワードと言えそうです。

 それでも、リンリンはこの曲のあたりからステージでも少しずつ存在感を出して来たような気がします。

グルグルJUMP(久住小春・ジュンジュン・リンリン) (MM2009春)


 日本語もうまくなり、笑顔も自然な感じになってきた今のリンリン。この先をもっと見たい。小春もそうだったけれど、もっとモーニング娘。である姿を見ていたかった。でも、ソロ歌手リンリンとして、いつの日かまた日本のファンの前で歌ってくれると信じています。その日を楽しみに待つ事が、彼女の実力に早く気付けなかった我々の努めであるように感じています。

リンリン For you....

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ジュンジュンの潜在能力

2010-12-09 23:10:08 | ハロプロ(娘。)
 モーニング娘。の横浜アリーナ公演にスマイレージが前座で出演する事が決まりました。正直言って微妙な気分。通常のツアーファイナル公演ならファンサービスと言えたけれど、この日は卒業公演。何故?と思われてしまう出演だと感じます。相変わらずこの事務所はファンのニーズを読めていないと思います。
http://www.helloproject.com/news/1012081800_smileage.html

 前回の亀ちゃん記事に続いて今回はジュンジュンの事を書こうと、昨夜はYouTubeでジュンジュンに関する動画をいくつか見ていました。そこで気付いたのですが、ジュンジュンは代名詞と呼べそうな曲が思い付かない。同期で言えば、リンリンやみっつぃにはソロ曲がありますがジュンジュンにはそういう曲がないのです。
 振り返ってみてもジュンジュンの思い出は歌よりも、バラエティ番組で良いリアクションや受け答えをした姿だったりします。

[HD LIVE] 続・美勇伝 - ONLY YOU

(このシーンは結構好きですが、結局印象に残るのが梨沙子というのが、ジュンジュンの奥ゆかしさでもあります)

 そんなジュンジュンがテレビで活躍したシーンを思い返せば、絶妙なリアクションをしている姿がリピートされます。想像もつかない返しをして周りを笑わせる才能。これは天性のものであったように思います。それが出来るメンバーは限られている。バラエティ慣れしてきたさゆだったり、なかなか頭が切れるリンリンだったり、ジュンジュン以外で思いつくメンバーは少ない。
 それだけに、もっとジュンジュンの才能を上手く活かせなかったのかと残念に思うのです。せめて、八期三人が加入してからハロモニがあればと思います。ハロモニ@ではありません。四期メンバーが活躍していた時代のハロモニです。あの空間ならばジュンジュンの面白さが活かせたのではないだろうか?そう思いながら、八期加入以降はテレビ出演が急激に減っていった事を思い返します。

 モーニング娘。と初めて握手をした時、間近で見て一番可愛いと思ったメンバーがジュンジュンでした。小さい顔、大きい瞳、綺麗な肌、これがアイドルなのだと実感しました。リアクションが面白くて可愛い。人気メンバーになれそうな資質を備えています。それでもジュンジュンはいわゆる人気メンバーにはなれなかった。中国人だからという理由はともかく、時代が悪かったとも言えそうです。
 モーニング娘。が歌やダンスにより一層の力を入れ始めたこの数年間。ジュンジュンの個性のベクトル、得意分野を考えたら、それが不運であったのかもしれません。
 それならば、事務所なり、プロデューサーがうまくポジションを見つけてあげれば良かったのに。今更ながらそう思います。

 結局はジュンジュンの持っているポテンシャルは発揮されたとは言い難いままに、三年半という月日が流れました。それはまるで、得点能力に優れたフォワードが、監督の起用法や戦術に合わなくて思うように点が取れないでいるかのような、見ている側からしてみれば歯痒い三年半でもありました。
 言葉の壁はあったにせよ、今のハロプロにはもはやジュンジュンのように感性で場を切り開いていけるタイプは持て余す存在なのでしょうか。アーティストライクなハロプロも良いけれど、面白い個性が活かせる場所でもあってほしい。
 そう考えると、ジュンジュンが輝く場所はコンサートのステージだけではない。YouTubeにこれぞジュンジュンという動画が少ないのも仕方がない事でしょうか。

モーニング娘。- 泣いちゃうかも (ジュンジュン Close-up Ver) HD


 12/15にジュンジュンが「これぞジュンジュン」という代表作になりそうなステージを見せてくれる事を期待します。期待通りの結果が出たら、改めてジュンジュン絶賛記事を書かせていただきます。私は見せてくれると信じて期待しています。
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いつもそばでそっと咲いていたオレンジ色の花

2010-12-07 22:32:51 | ハロプロ(娘。)
 2003年にモーニング娘。がオーディションをすると聞いた時は私は反対でした。当時まだまだ五期メンバーがグループに馴染んでいるとは言い難い状態。新人を入れて人数を増やしたらますます五期メンバーは目立たなくなるのでは?そう心配してきました。
  新たに加入したメンバーに心が惹かれるまでには少し時間がかかりましたが、やがてあるメンバーの事が気になり始めました。そのメンバーは、一見地味な印象でしたが、ハロモニで見せる少しぎこちない笑顔、少し高い可愛い声、それなりに存在感を出している。その存在感は独特の癒し効果があって、見ていると優しい気持ちになれたものです。

 一番最初にその才能に気づいたのは「恋ING」でソロパートをもらった時だったと思うけれど、喋り声のイメージのままの歌声は新鮮でした。喋りと歌は声のトーンが変わるという人は珍しくないし、変わる人の方が上手い人が多いイメージがある。でも、そういう上手いとか下手とかいうのを超えて、しゃべりも歌も変わらない声の可愛さが魅力という武器を公開したそのメンバーの人気が上がっていくのは自然な流れであったように思います、
  ちょうどいいタイミングで「モーニング娘。さくら組」というユニットが結成されて、じっくり見る事が出来るようになったのも良かった。このユニットで親密度が増したというなっちとの2ショットを見ていたら、この子がなっちの路線を継ぐ後継者だという想いも浮かんできました。歌の面とかではなく、存在として、キャラクターとしての後継者。ちょうど、なっちが娘。を卒業する時期でした。

 しかし、彼女はなっちにはなれなかった。笑顔でメンバーやヲタを癒す事に於いてはなっち的存在感であったけれど、シングルで活躍する事はなく、ソロ活動なども少なく、ひたすら縁の下の力持ちとしてグループを支えてきました。
 ステージではみんなにいじられながらアホキャラを演じ、客席を笑わせる。しかし、その姿に悲壮感は漂わせず、あくまでアイドルらしく爽やかに笑顔を貫いた。そして曲が始まると、横や後ろでしなやかにダンスを踊る。

 アイドルを応援していく上でのモチベーションには色んな形がありますが、センターになれず後ろであっても、決して変わらない笑顔とパフォーマンスを見せる子に感情移入してしまう人は多い筈。
 センターでもエースでもなく、ソロ活動で活躍した訳でもなく、それでもグループ内ではとても人気が高い。こういう子に人気があった事が、どこか「救い」でもあったような、そんな数年間に間もなく幕が引かれます。後釜は多分いない。いないからこそ、彼女が地道に築き上げたものが尊く思えてくるのも確かなのです。

 モーニング娘。としてのラストステージも一人で主役にはならない。一緒に卒業していくメンバーがいるからです。でも、そんなグッバイもまた「らしい」かなとも思います。

サヨナラのかわりに-亀井絵里・新垣里沙・リンリン

コメント (4)
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