昨日ぼんやりとネットを見ていたら驚きの情報が入ってきました。
「エッグがプロレス参戦」
誰が出るんだ?プロレスって、まさかあのつんくPが始めた「ザ☆キラー・コンテンツ」とかいうあれか?と思っていたら、そのイベントでした。
第一回はポッシボーのメンバーが出場したこのイベント。このブログで批判記事を書かせていただきましたが、まさかハロプロまで関わる事になるとは。いや、関わりそうな予感はしていました。それにしても、誰が出場するのだろうかと名前が気になります。早速発表されていました。
<出場メンバー>
・THE ポッシボー
・キャナァーリ倶楽部
*みっきーはスケジュールの都合上出演致しません。
・とっきー
・NICE GIRL プロジェクト!研修生選抜メンバー
・仙石 みなみ
・森 咲樹
・北原 沙弥香
・アフィリア・サーガ・イースト
コヒメ・リト・プッチ/クルミ・ラーラ・ミルク/メイリ・マロンフィール/
ミク・ドール・シャルロット/ユカフィン・ドール
・ギャルママ
相田亜紀/阿久津真己依/岡田理紗/佐藤莉奈/吉岡真利江/松尾沙織
鯉沼沙弥香/野口麻衣(日本ギャルママ協会)
・キラコン女学院
千代田唯/森川真実/山内菜緒/松野美佳
・井上貴子
・神取 忍
他、
http://ameblo.jp/killercon/
この人選、ハッキリ言って私は怒っています。NGPメンバーはいいのか?という事はとりあえず置いておくとして、ここまでハロプロエッグというアンダーグラウンドな位置に存在する研修生の身でありながら、(ハロプロ主催ではない)ミュージカル主演や、人気アニメでの活躍などをしてきたメンバーをこういう地下イベントに放り込むという事務所のやり方に、「これまで地道に積み上げてきた実績」を崩されてしまったようで悲しいのです。
よく考えると三人の名前にはハロプロエッグという肩書きが付いていない。これが何を意味するのか?そしてハロプロエッグではこの三人と同年代になる古川小夏&吉川友の二人はこれからどうなるのか?
先日の新人公演を最後に、ハロプロエッグという名前は消滅、或いは組織改編なのは間違いないだけに色々と心配をしてしまうのです。
「プロレスと言ったって、本格的なプロレスをする訳ではない」という意見もあります。参考として第一回興行の動画を見てください。
http://www.youtube.com/watch?v=wkr7KaS6l-0&feature=related
確かにプロレスではなくプロレス的なコントみたいなもの。しかし、だからこそ別な怒りも沸いてきます。女子プロレスを冒とくしているのではないか?この動画を見る限り、つんくPからはプロレスに対するリスペクトはまったく感じません。彼はイベントでプロレスをモチーフにする事で、女子プロレスを研究したのだろうか?試合の映像などを見たのだろうか?この動画を見て感じるのは、彼が女子プロレスを色物&エロ物としか見ていないのではないかという疑問。つんくPには是非とも90年代の女子プロレスの試合の映像を見てほしい。ブル中野さんとアジャコングさんの試合、北斗晶さんと神取忍さんの試合、ダイナマイト関西さんのダイナミズム、豊田真奈美さんの人間離れした空中殺法、井上京子さんのパワフルなエンターテイメント性、長与千種さんと弟子の子達とのドラマ性などなど、一夜漬けの知識で構わないから、これらを見て語れるくらいになってから出直して来い!と言いたい。
女子プロレスというものは、エロ目線なプロデューサーはご存知ないかもしれないですが、練習や試合で亡くなっている方がいます。それほどにハードです。勿論ハードではない見せ方をしているプロレスもある。しかし、そういうプロレスも基本をしっかり叩き込まれた上で、笑いを追求しているのです。それを上辺だけ見てパロディにしてほしくない。「そこまで肩に力を入れなくても」とプロデューサーや関係者は言うかもしれませんが、プロレスファンはこういう中途半端なものを一番嫌うのです。それは、リングに上がるという事には文字通り生死を賭けたものがあるからなのです。それを茶化してほしくない。
そして、これに出演(出場とは絶対言いたくない)するエッグメンバー。いや、元エッグメンバーと呼ぶべきか。その三人の気持ちを考えると辛いです。こんな事をするために歌やダンスや演技のレッスンをしてきたのか?関係者にそう言いたいです。
そんな事を言ったら仕事は回って来ないという意見もネット上で見かけました。確かに彼女達は世間から見ればマイナーアイドル。仕事を選べる立場ではないかもしれません。でも、今まで練習してきた事と関係ないような、しかも明らかに今後のキャリアにプラスになるとは思えない地下仕事。メンバーは本心で納得していないと思うのです。
地下仕事と決めつけるのはどうかという意見もあります。ならば私は言いたい。「このイベントのリングに高橋愛ちゃんや田中れいなちゃんを上げますか?」。「そんな地下仕事でヨゴレなイベントにモーニング娘。の主力メンバーは上げられない」ですよね。
もっと言うならば、「このリングにプロデューサーの娘さんがエッグメンバーの年齢になったら上げますか?事務所の会長さんの娘さんを上げますか?」。自分の娘にはとてもやらせられる内容ではないですよね?
2010.08.06 「真剣 女の陣」ザ☆キラーコンテンツ!ダイジェスト!
この動画を見たら納得して頂けると思います。ネット上でも、私と同じように「つんくは自分の娘に同じ事させられるか?」と怒っていた方がいて、やはりそういう事だよなと改めて思うのでした。
会場のキャパシティは300人くらいだそうです。第一回は完売したそうで、今回も出演者の人気で完売すると思います。
でも、チケットが売れればそれで良いのか?アイドルとして越えてはいけない一線は果たして守られているのか?と、次々に疑問が浮かんでいきます。
こういうイベントは楽しまないとダメ。真面目に構えてはいけないという意見もネット上で見かけましたが、いやアイドルとして引くべき線は必要だと私は言いたいです。他のアイドルも体を張っているとはいえ、ちゃんと引くべき線は守っている。AKBしかり、アイドリング!!!しかり。しかも彼女達がテレビなどで見せる笑いはハッキリ言って、つんくPが現在作っている笑いより遥かに面白い。
危険性と言えば、アイドリング!!!も相撲をガチでやっていると言われそうですが、相撲は同じレベル同士がやれば危険性は低い。だから子供同士が学校の休み時間とかに遊びでやる事が出来る。アイドリング!!!メンバーも危険な技は出していない。そして、相撲を冒とくしているかどうかは、ガチ勝負しているから当てはまらないと私は思います。
もうハロプロを取り巻く様々な事がことごとくズレ始めてから、今までどのくらいの月日が経つのでしょうか。こういう事をしていくと、少しずつファンが離れていくという事に関係者は気づいているのでしょうか?
どんなアイドルでも活動内容に問題はある。100人ファンがいたら100人が納得する事は難しい。でもそれでもファンがついていくのは、アイドルと関係者とファンの間に何らかの信頼関係が自然と構築されているからです。ファンを満足させ、楽しませる事が出来なければ人気は落ちていくのは当然だという当たり前な事を、今一度じっくり考えてみてほしいのです。
「エッグがプロレス参戦」
誰が出るんだ?プロレスって、まさかあのつんくPが始めた「ザ☆キラー・コンテンツ」とかいうあれか?と思っていたら、そのイベントでした。
第一回はポッシボーのメンバーが出場したこのイベント。このブログで批判記事を書かせていただきましたが、まさかハロプロまで関わる事になるとは。いや、関わりそうな予感はしていました。それにしても、誰が出場するのだろうかと名前が気になります。早速発表されていました。
<出場メンバー>
・THE ポッシボー
・キャナァーリ倶楽部
*みっきーはスケジュールの都合上出演致しません。
・とっきー
・NICE GIRL プロジェクト!研修生選抜メンバー
・仙石 みなみ
・森 咲樹
・北原 沙弥香
・アフィリア・サーガ・イースト
コヒメ・リト・プッチ/クルミ・ラーラ・ミルク/メイリ・マロンフィール/
ミク・ドール・シャルロット/ユカフィン・ドール
・ギャルママ
相田亜紀/阿久津真己依/岡田理紗/佐藤莉奈/吉岡真利江/松尾沙織
鯉沼沙弥香/野口麻衣(日本ギャルママ協会)
・キラコン女学院
千代田唯/森川真実/山内菜緒/松野美佳
・井上貴子
・神取 忍
他、
http://ameblo.jp/killercon/
この人選、ハッキリ言って私は怒っています。NGPメンバーはいいのか?という事はとりあえず置いておくとして、ここまでハロプロエッグというアンダーグラウンドな位置に存在する研修生の身でありながら、(ハロプロ主催ではない)ミュージカル主演や、人気アニメでの活躍などをしてきたメンバーをこういう地下イベントに放り込むという事務所のやり方に、「これまで地道に積み上げてきた実績」を崩されてしまったようで悲しいのです。
よく考えると三人の名前にはハロプロエッグという肩書きが付いていない。これが何を意味するのか?そしてハロプロエッグではこの三人と同年代になる古川小夏&吉川友の二人はこれからどうなるのか?
先日の新人公演を最後に、ハロプロエッグという名前は消滅、或いは組織改編なのは間違いないだけに色々と心配をしてしまうのです。
「プロレスと言ったって、本格的なプロレスをする訳ではない」という意見もあります。参考として第一回興行の動画を見てください。
http://www.youtube.com/watch?v=wkr7KaS6l-0&feature=related
確かにプロレスではなくプロレス的なコントみたいなもの。しかし、だからこそ別な怒りも沸いてきます。女子プロレスを冒とくしているのではないか?この動画を見る限り、つんくPからはプロレスに対するリスペクトはまったく感じません。彼はイベントでプロレスをモチーフにする事で、女子プロレスを研究したのだろうか?試合の映像などを見たのだろうか?この動画を見て感じるのは、彼が女子プロレスを色物&エロ物としか見ていないのではないかという疑問。つんくPには是非とも90年代の女子プロレスの試合の映像を見てほしい。ブル中野さんとアジャコングさんの試合、北斗晶さんと神取忍さんの試合、ダイナマイト関西さんのダイナミズム、豊田真奈美さんの人間離れした空中殺法、井上京子さんのパワフルなエンターテイメント性、長与千種さんと弟子の子達とのドラマ性などなど、一夜漬けの知識で構わないから、これらを見て語れるくらいになってから出直して来い!と言いたい。
女子プロレスというものは、エロ目線なプロデューサーはご存知ないかもしれないですが、練習や試合で亡くなっている方がいます。それほどにハードです。勿論ハードではない見せ方をしているプロレスもある。しかし、そういうプロレスも基本をしっかり叩き込まれた上で、笑いを追求しているのです。それを上辺だけ見てパロディにしてほしくない。「そこまで肩に力を入れなくても」とプロデューサーや関係者は言うかもしれませんが、プロレスファンはこういう中途半端なものを一番嫌うのです。それは、リングに上がるという事には文字通り生死を賭けたものがあるからなのです。それを茶化してほしくない。
そして、これに出演(出場とは絶対言いたくない)するエッグメンバー。いや、元エッグメンバーと呼ぶべきか。その三人の気持ちを考えると辛いです。こんな事をするために歌やダンスや演技のレッスンをしてきたのか?関係者にそう言いたいです。
そんな事を言ったら仕事は回って来ないという意見もネット上で見かけました。確かに彼女達は世間から見ればマイナーアイドル。仕事を選べる立場ではないかもしれません。でも、今まで練習してきた事と関係ないような、しかも明らかに今後のキャリアにプラスになるとは思えない地下仕事。メンバーは本心で納得していないと思うのです。
地下仕事と決めつけるのはどうかという意見もあります。ならば私は言いたい。「このイベントのリングに高橋愛ちゃんや田中れいなちゃんを上げますか?」。「そんな地下仕事でヨゴレなイベントにモーニング娘。の主力メンバーは上げられない」ですよね。
もっと言うならば、「このリングにプロデューサーの娘さんがエッグメンバーの年齢になったら上げますか?事務所の会長さんの娘さんを上げますか?」。自分の娘にはとてもやらせられる内容ではないですよね?
2010.08.06 「真剣 女の陣」ザ☆キラーコンテンツ!ダイジェスト!
この動画を見たら納得して頂けると思います。ネット上でも、私と同じように「つんくは自分の娘に同じ事させられるか?」と怒っていた方がいて、やはりそういう事だよなと改めて思うのでした。
会場のキャパシティは300人くらいだそうです。第一回は完売したそうで、今回も出演者の人気で完売すると思います。
でも、チケットが売れればそれで良いのか?アイドルとして越えてはいけない一線は果たして守られているのか?と、次々に疑問が浮かんでいきます。
こういうイベントは楽しまないとダメ。真面目に構えてはいけないという意見もネット上で見かけましたが、いやアイドルとして引くべき線は必要だと私は言いたいです。他のアイドルも体を張っているとはいえ、ちゃんと引くべき線は守っている。AKBしかり、アイドリング!!!しかり。しかも彼女達がテレビなどで見せる笑いはハッキリ言って、つんくPが現在作っている笑いより遥かに面白い。
危険性と言えば、アイドリング!!!も相撲をガチでやっていると言われそうですが、相撲は同じレベル同士がやれば危険性は低い。だから子供同士が学校の休み時間とかに遊びでやる事が出来る。アイドリング!!!メンバーも危険な技は出していない。そして、相撲を冒とくしているかどうかは、ガチ勝負しているから当てはまらないと私は思います。
もうハロプロを取り巻く様々な事がことごとくズレ始めてから、今までどのくらいの月日が経つのでしょうか。こういう事をしていくと、少しずつファンが離れていくという事に関係者は気づいているのでしょうか?
どんなアイドルでも活動内容に問題はある。100人ファンがいたら100人が納得する事は難しい。でもそれでもファンがついていくのは、アイドルと関係者とファンの間に何らかの信頼関係が自然と構築されているからです。ファンを満足させ、楽しませる事が出来なければ人気は落ちていくのは当然だという当たり前な事を、今一度じっくり考えてみてほしいのです。