フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

Perfumeの一位とリゾナントブルーの三位

2008-04-23 21:44:42 | ハロプロ(娘。)

 Perfumeがアルバム初登場一位だそうです。先週タワーレコード行ったら、店内には流れてるわ、飾り付けはしてあるわで、凄い力入っているんだなと思いましたが、やはり売れました。このくらいUFAも頑張ってハロプロを宣伝してくれたらなと思いますが、Perfumeの場合はファッション的なものもあるので、ハロプロが同じ事をしたからと言って同じ結果を出せる訳ではないでしょうね。いわゆる「聴いてる事が恥ずかしくない」と思わせるフィルターみたいなものが、ハロプロは弱いのは痛いところです。
 このフィルターというのは、売上に重要な要素ではありますが、Perfumeの場合はそこに少し気になる点がありました。

 Perfumeが音楽番組に出てくると、「今までのアイドルとは違う」みたいな紹介をされてるのを見かけます。私はこれを、とても違和感を感じながら聞いています。アイドル音楽というジャンル自体が「何でもあり」でクロスオーバーなもの。何でもありだから、一人一人(または1ユニット)が「他と違うのは当たり前」。
 いや多分、「Perfumeは他のアイドルと違って、Perfumeを聴くという行為はヲタっぽくない事なんだよ」と言いたいのだと思いますが、これって事務所サイドが意図して番組側に言わせているのだとしたら、その「他のアイドル」を応援するものとしては面白くないですね(笑)。
 差別化して売るという戦略は、アイドルに限らずよくある事ではありますが、Perfumeだって既存のアイドルの枠で頑張っている、アイドルすぎるほどアイドルな子達だと思います。他のアイドルとは違うとか線引きされる方が、本人達が可哀想だし、そしてそんな彼女達を今まで応援してきた人達の立場は…。

 Perfumeがアルバム一位になった今週のオリコンのシングルチャートで、モーニング娘。の新曲「リゾナントブルー」が三位になりました。めでたい!
 順位以上に喜ばしいのが、売上枚数が48,086枚と前作の1.6倍な事。イベント効果もあるにせよ、売上が上がったのは良かった。
 このリゾナントブルーはヲタに評判が良く、曲的にもジャケットデザイン的にも「買うのが恥ずかしくない」一作だと思うんですが、今一つ宣伝が足りないという感じがあります。ヲタよりも、「モームス?(笑)」とか思っている人達にこそアピールしないと。

 初回限定盤に付いてるDVDが「レッスンスタジオver」というもので、ダンススタジオでメンバーが練習着を着て踊るだけのシンプルな作りなんですが、これがシンプルだからかカッコイイ。こういう映像を、店頭に流して現在のモーニング娘。をアピールしてほしいものです。一応、ようつべに動画があるんですが、売り物なのでURLをひっそりと貼っておきます。興味ある人は見て下さい。カッコイイですよ。そして、良かったら買ってみて下さい。初回盤がまだ買えるのかは不明ですが。

http://jp.youtube.com/watch?v=IP2DF6cbuig

 アイドル音楽というものに対して、世間はどちらかと言えばネガティブな印象を持っている人の方が圧倒的多数かと思います。でも、ハロプロは駄曲も色々ありますが(苦笑)、なかなか面白く凄いものも作ってきたと思いますし、マーティ・フリードマンみたいに、ハロプロを絶賛するミュージシャンもいます(彼の場合はちょっとヲタ寄りだが)。もっと胸を張って魅力をうまく発信していってほしいと、Perfumeアルバム一位と、そのプロモーションを見て思いました。
 「聴いている事が恥ずかしくない」或いは「応援している事を公言出来る」存在を目指せ! Perfumeはひとつのヒントではないかと思っています。ヲタ切りをしないで、その戦略は出来るのかどうかは難しいところではありますが。

  今回のBGM  パーフェクトスター・パーフェクトスタイル / Perfume

コメント (5)
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