フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

うたばんと闘うモーニング娘。

2008-04-24 22:24:26 | ハロプロ(娘。)
 今日はうたばんにモーニング娘。が出演しました。以前なら番組を見終えた後に色々と書きたくなったものですが、今や何も書く気が起きない内容に成り下がりました。スルーして別の話題を書こうかと思いましたが、敢えて書いてみようと思います。「今日のうたばんのモーニング娘。で一本書け」と仕事をもらったつもりで(苦笑)書いてみます。


 いわゆるゴールデンタイムの番組の使命と、そこに出演をしているタレントの最低限の仕事って何だろう?視聴者を笑わせる事? (信憑性はともかく)タメになるような情報を提供する事? もし、その二つのうち一つでも当てはまらないといけないのなら、今夜のモーニング娘。はゴールデン失格者だ。笑えないし、タメになった訳でもない。彼女達が今夜残したものは、OGネタで盛り上がる事を拒否したサブリーダーの態度と、特に乱れる事なく披露出来た新曲の姿くらいか。

 うたばんが現在のモーニング娘。に取り続ける態度に関しては、もはや何も言いたくない。正直、あれなら出ない方がマシ。毎度毎度、昔はああだった、今はダメだの理論で話を展開していく以上、司会とゲストとの間に信頼関係など生まれない。例えば今日の出来事。
 台本なんだろうけど、人を飛び越してみせるというスケボーチャンプの前にメンバーを並ばせる事を促し、躊躇うメンバーに「昔のメンバーならやった」などと暴言。そんな事、今も昔もやらないって…。

 メンバーも心から辟易しているのが伝わってくる。今日はそれが感じられた。ノリが悪いのだ。ガキさんが、OGの話題を続けている司会の話を折ったが、これは当然の行為だと思う。話を膨らませられないのはダメとか批判する人もいるだろうけど、司会がそのつもりはないから膨らみようがないのだから仕方ない。例えるなら、プロレスのリングに格闘家が上がり試合をしようとするが、場外乱闘に持ち込まれているようなものだ。ちょっと違うかな。でも、まさにうたばんなんて場外乱闘だらけ。

 今日は初めの方からチャンネルを合わせて横目で見ていたけど、もはや「音楽バラエティ」ではなく単なる「バラエティ」デシタ。もう出なくて良いのはそこだ。ハロプロから出演するのは、バラエティタレントとして活躍する里田だけで良いよ。もう、うたばんで顔を売る必要性はなくなったと思う。せめて、歌を見て気に入ってくれた視聴者がいれば、それで良いのかもしれないけど。

 リゾナントブルーに関するどこかの紹介文に、「まだアイドルと呼ばれる前のモーニング娘。を彷彿させる曲」というのを見かけた。
 昔はアイドルじゃなかったから、音楽バラエティで汚れ役も出来たのかな?
 この紹介文が言いたい事は、娘。初期曲を思わせる非アイドルポップスという事なんだろうけど、アイドルじゃなかった時代がモーニング娘。にあったという認識は、これを書いた人だけでなく割とたくさんの人達が持っているような気がしてならない。ならば、モーニング娘。は今はアイドルなんですよと、メンバーも作り手側(UFAやゼティマ)が発信していかないと、今後もうたばんの悲劇(?)は繰り返されるはず。
 アイドルは嫌?リゾナントブルーでせっかく新たな道を切り開いたのに?
 いや、アイドルの中のアイドルがリゾナントブルーをやるから面白いのだと考えます。そう考えると、リゾナントブルーを引っ提げての出演だったからこそ、今日はトーク部では思いっきり汚れでも良かったのかもしれない。そのくらいの振り幅があった方がリゾナントブルーも視聴者にインパクトを残せたかもしれない。そう考えると、メンバーの方にも問題無いわけではない。

 プロレスのリングに上がり最初は戸惑いを見せていた格闘家が、やがてプロレスに溶け込み、立ち上げた人気団体のエースになった例があるではないですか。モーニング娘。もハッスルしなくては。

 今日のうたばんは、今後の道を考えさせる意義ある出演だったのかもしれない。大げさすぎる?確かに大げさだな(苦笑)。多分、一年後には内容を憶えていないであろう放送。それが今夜の、モーニング娘。出演のうたばんでした。


 今日のBGM 道化師のゆううつ / ストリートスライダーズ
コメント
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