橡の木の下で

俳句と共に

令和3年「橡」5月号より

2021-04-29 14:59:40 | 星眠 季節の俳句
たかんなや歌に憶えの院庄  星眠
             (樹の雫より)

 岡山県津山市、院庄館跡。隠岐へ流される後醍醐天皇を励まさんと我が身を越王勾践の忠臣范蠡になぞらえた詩を桜の幹に記した児島高徳。小学唱歌として歌い継がれた日も今は昔                 (亜紀子・脚注)