なかなか釣りに行けない

なかなか実釣出来ず、稀の釣行を夢見て、机上の空論を重ねる備忘録です。

観せて追わせて(20131117)

2013年11月17日 13時18分06秒 | 机上釣
観せて追わせて(20131117)

今期、瀬の流し釣りで、スイング中のテイクより、瀬脇のリトリーブでテイクやタッチが多かった。
その瀬脇にマスが居ると思い、次からその瀬脇を狙っても、ノータッチ。
逆に反対の瀬脇にタッチが続いたりした。

付き場が日によって違うのか、と納得したが、今考えると、違うのだ。
タッチがあった岸よりの浅い瀬脇は、どうみてもマスが定位しにくい場所。
フライを追って来たマスにとっては、とても危険な浅場だ。

要するに、フライに気付いたマスは、チェイスして下り、上流へのリトリーブで初めて、遡上するフライにタッチで挑むのだ。
もしかしたらマスは、遡上して逃げるエサを一度軽く噛み、驚いてバランスを崩す瞬間を待っているのかもしれない。
狼狽して下流へ転落するのを、マスは追って補食するのだ。

つまり私は、ファーストタッチ後のマスのテイクを、まるで逆方向で考えていたのかもしれない。

今期、私は上方リトリーブでテイクを待ったが、実は、タッチの1割もテイクへ持ち込めなかった。

上方誘いの完敗だ。

かといってラインリトリーブは必要だし、でもその途中のタッチで、マスが散る。
なので、ライン回収は、水面のスケーティングかクイックスピンでピックアップ。

上方リトリーブの真逆のアプローチを試す。
5Hzトゥイッチのスイングからサスペンド、下座へ直ちに小手打ち・リフトを数回、浮き上がりでピックアップ。
で、2、3歩下ってまたキャスト、スイング、トゥイッチ、サスペンド、小手打ち・リフト、ピックアップ。

瀬の釣りで私がマスに出来る事は、せいぜい、ドリフトで観せ、スイング・トゥイッチで追わせ、小手打ちでテイク、リフトでフックセットさせる位。
あとは全てマスに委ね、流れの中で待つばかり。
コメント    この記事についてブログを書く
« アウトリガー(201311170) | トップ | 二階堂清風氏「誘い釣り」とW... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。