まさか居喰い?(20150328)
ニジマスの管釣りでのこと。
キャストして鈎をフォールさせると、マスが数限りなく噛んでは放し噛んでは放すのを繰り返すのが見える。
鈎が口に入ったら必ずフックセットされるわけではなく、実際には鈎先がマスに刺さる確率は非常に少ない。
なので”タイミングアワセ”が管釣りでは効く。
これはヤマメやアマゴでもそう。
例えば熊本は高森の木郷滝釣りセンター。
ヤマメの群れの中に鈎を通してもアタリが出ない。
浅くてクリアな水面をよく見るとフライが見える。
で、サイトフィッシング。
すると、ヤマメはほぼ居喰いしているのが見える。
つまり、鈎がヤマメに重なった後直ぐに首を振っている。
それで、フライがヤマメに重なった瞬間にアワセると釣れる。
面白いほど釣れる。
少なくとも流れのあるヤマメ管釣りでは、アタリが出るまで待つことは時間のムダでしかない。
自然渓流でもそう。
ニジマスは底にいて派手にアタリを出すが、ヤマメは全層でアタリは小さい。
ウェットフライのヤマメでは、スイング中よりリトリーブ中のフックアップが多い。
WFFのシステムは餌釣りにくらべて太く重いので繊細なアタリは判らないのが実情。
梅野川でゼロウェットシステムまたは超軽量アウトリガーで釣るとアタリはほとんど止めアタリ。
なのでヤマメがテイクしたら自然とフックアップするように、
オモリの替わりに非常に重いシンクリーダーを充て、鈎が口に入ったらライン抵抗で鈎先が刺さる事を期待した。
しかし、実際には「首を振って鈎を外している」のであり、システムの重さだけでは鈎はマスを貫通しない。
何故なら、マス、ヤマメが軽いため、ライン重量/ライン抵抗のみではフックポイントがマスを貫通する程の慣性力が不足するのだ。
だからトラウトフィッシングでは、しっかりとしたアワセが必要になる。
つまりラインを走らせながら向うアワセを待つのは時間のムダでしかなく、そもそもヤマメ釣りの方法として間違っているのかも知れない。
五ヶ瀬などの本流でタッチやテイクが感じられないのは、まずアタリなど出ないものだと捉えるべきで、それは単に受け身な姿勢が問題なのだ。
では、本流のパワーウェットでも「タイミングアワセ」?
どのタイミングで?
流していて「ここは釣れる」と感じるポイントを通ったら、とにかくラインを大きく引く。
もし釣れず徒労に終わっても、そもそも釣れなどしないのだから、失うものなど何もない。
むしろそのラインジャークが誘いになり、丁度いいくらい。
五ヶ瀬のフラットな瀬を流していて、フッと重くなることが何度かあった。
石に触ったか流れに巻かれたんだとボーっとしていたが、実はこれはヤマメのテイクかもしれない。
「ノリ」。
次の釣行では本流のパワーウェットでも「タイミングアワセ」と「ノリ」を積極的に取ろう。
まとめ:
1)底層ではなく宙層狙い
2)よいポイントでは間を取り大きくラインジャーク
3)ライン抵抗の変化で大きくラインジャーク
向うアワセを待つだけでどうせ釣れない、ならせめて、一手繰り出すのも悪くない。
どうせ釣れないのだ、ムダを恐れず攻めてみよう。
ニジマスの管釣りでのこと。
キャストして鈎をフォールさせると、マスが数限りなく噛んでは放し噛んでは放すのを繰り返すのが見える。
鈎が口に入ったら必ずフックセットされるわけではなく、実際には鈎先がマスに刺さる確率は非常に少ない。
なので”タイミングアワセ”が管釣りでは効く。
これはヤマメやアマゴでもそう。
例えば熊本は高森の木郷滝釣りセンター。
ヤマメの群れの中に鈎を通してもアタリが出ない。
浅くてクリアな水面をよく見るとフライが見える。
で、サイトフィッシング。
すると、ヤマメはほぼ居喰いしているのが見える。
つまり、鈎がヤマメに重なった後直ぐに首を振っている。
それで、フライがヤマメに重なった瞬間にアワセると釣れる。
面白いほど釣れる。
少なくとも流れのあるヤマメ管釣りでは、アタリが出るまで待つことは時間のムダでしかない。
自然渓流でもそう。
ニジマスは底にいて派手にアタリを出すが、ヤマメは全層でアタリは小さい。
ウェットフライのヤマメでは、スイング中よりリトリーブ中のフックアップが多い。
WFFのシステムは餌釣りにくらべて太く重いので繊細なアタリは判らないのが実情。
梅野川でゼロウェットシステムまたは超軽量アウトリガーで釣るとアタリはほとんど止めアタリ。
なのでヤマメがテイクしたら自然とフックアップするように、
オモリの替わりに非常に重いシンクリーダーを充て、鈎が口に入ったらライン抵抗で鈎先が刺さる事を期待した。
しかし、実際には「首を振って鈎を外している」のであり、システムの重さだけでは鈎はマスを貫通しない。
何故なら、マス、ヤマメが軽いため、ライン重量/ライン抵抗のみではフックポイントがマスを貫通する程の慣性力が不足するのだ。
だからトラウトフィッシングでは、しっかりとしたアワセが必要になる。
つまりラインを走らせながら向うアワセを待つのは時間のムダでしかなく、そもそもヤマメ釣りの方法として間違っているのかも知れない。
五ヶ瀬などの本流でタッチやテイクが感じられないのは、まずアタリなど出ないものだと捉えるべきで、それは単に受け身な姿勢が問題なのだ。
では、本流のパワーウェットでも「タイミングアワセ」?
どのタイミングで?
流していて「ここは釣れる」と感じるポイントを通ったら、とにかくラインを大きく引く。
もし釣れず徒労に終わっても、そもそも釣れなどしないのだから、失うものなど何もない。
むしろそのラインジャークが誘いになり、丁度いいくらい。
五ヶ瀬のフラットな瀬を流していて、フッと重くなることが何度かあった。
石に触ったか流れに巻かれたんだとボーっとしていたが、実はこれはヤマメのテイクかもしれない。
「ノリ」。
次の釣行では本流のパワーウェットでも「タイミングアワセ」と「ノリ」を積極的に取ろう。
まとめ:
1)底層ではなく宙層狙い
2)よいポイントでは間を取り大きくラインジャーク
3)ライン抵抗の変化で大きくラインジャーク
向うアワセを待つだけでどうせ釣れない、ならせめて、一手繰り出すのも悪くない。
どうせ釣れないのだ、ムダを恐れず攻めてみよう。