S.C.相模原サポーターブログ

SC相模原を楽しく応援するブログです

Save the date~スケジュール帳に書き込むタイミング

2015-03-21 05:49:37 | マーケティング

開幕戦、試合後のヒーローインタビューで井上平選手は、スタジアムDJケチャップさんから「まず一言」と聞かれて開口一番「(お客様がスタジアムに)もう少し入って欲しかった」と話していました。確かに開幕戦なのにスタジアムには少し閑散感がありました。

昨年の開幕戦が2783人、今年の開幕戦は3061人。今、多くの日本企業が決算対応に追われていると思いますが、この数字なら営業部長は「前年度対比プラスです。順調です。」と報告することでしょう。しかし、今年は昨年と環境が大きく異なっています。まず、南側の芝生席にC席ができたことで応援団ほか昨年B席で観戦していた多くのサポーターがC席に流れました。これにより開幕戦バックスタンド席であるB席が、昨年以上に空席が目立ちました。井上の「もっと入って欲しかった」というのはこの点にあるのでしょう。もう一つは、レノファ山口という人気クラブのJ3入りです。以下の表の通り、優勝候補同士の対決で盛りあがった町田についで2番目の観客数を記録しました。観客動員争いで富山・長野・町田・鳥取と並んで山口という強敵が加わりました。これによりSC相模原の開幕戦3061人は、J3で平均以下。ライバルの集客力は向上しているのです。

 私も仕事上イベントマーケティングにも携わっており、その経験則から見たSC相模原の開幕戦の集客アクションで感じる改善点は、集客のための様々な企画のアナウンスが遅すぎることです。例えば、開幕戦は「ギオン50周年記念スペシャルオープニングマッチ」と銘打って様々なプレゼントやセレモニーを用意するならその告知は遅くとも1週間前にはアナウンスすべきと思います。しかしこの開幕戦の企画がアナウンスされたのは試合の2日前でした。できれば、前節(二週間前)の試合終了後に「次節3月29日の鳥取との試合ではこういう企画で皆様の再びのご来場をお待ちしています。」と企画概要を告知し前節の来場者を確実にリピートにつなげるアナウンスができれば理想的です。私たちの世界ではこれを「Save the dateのための案内・告知」と呼んでいます。企画の全容が決まっていなくても、その一部を紹介しお客様のスケジュール帳に「3月29日13:00@ギオンスタジアム」と書き込ませるアクションです。

チームの試合の魅力度は昨年より上がっておりホームゲームでの勝利・熱狂は「昨年以上」が見込まれています。こうした監督・選手の現場での努力を、事務方スタッフもうまく連携して観客数を増やしていって欲しいと思います。次のヒーローインタビューで選手に「沢山のお客様が来てくれたのですごく力になりました」と言ってもらえるように。

 ↓ブログ応援のために下のボタンをクリックしていただけると嬉しいです!↓
にほんブログ村 サッカーブログ JFLへにほんブログ村 サッカーブログ S.C.相模原へ
サッカーブログ JFL
↑携帯電話からはこちらをクリック。ありがとうございます。励みになります。↑


最新の画像もっと見る