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地方を歩く、そして相模原を考える!

2014-06-05 21:31:21 | マーケティング
私は今、毎週地方出張の連続です。先日5月18日(日)~19日(月)の2日間は北海道・札幌、5月25日(日)~5月27日(火)は大阪、そして今週6月2日(月)~3日(火)の2日間は福岡県福岡市に出張でした。いずれも私の勤める会社と、各地域の企業・団体の皆さんとの交流を深めるマーケティングイベントの開催や広報活動が主な内容です。こうした地域イベントは、毎年定期的に開催しているのですが、毎回思うのは首都圏でのマーケティング活動の中身とは当然のことながら大きく異なる、ということです。

まず地域の経済界にはリーダーがいます。そして各地域ごとに産業構造が異なりその地域に即した独自の経済政策が、官民一体となって展開されています。例えば、九州・福岡で言えば、九州電力・JR九州・西鉄・福岡銀行・西日本新聞等々といった企業が経済界のリーダー的存在といって差し支えないと思います。また九州・福岡特有の産業もあります。その一つが通販業です。ジャパネットたかた・再春館製薬・えがお・(明太子の元祖)ふくやなどなど、九州・福岡は(ネット)通販が地場産業化しています。ですので実施するマーケティングイベントは前週の「ものづくり王国・大阪」の内容とは全く異なる内容になります。私は、地元明太子の元祖・ふくや様の協力を得て、九州・福岡のネット通販企業のイベントを開催しました。時間が大幅にオーバーするほど、九州・福岡ネット通販のマーケティング責任者の皆様の議論が尽きることなく大変盛り上がりました。

「地方型」Jリーグ各クラブの「地域密着マーケティング」もほぼこれと同じです。アビスパ福岡のオフィシャル・パートナー企業を見れば、上記の九州・福岡経済界のリーダー企業や地場産業企業の名前がずらりと並びます。SC相模原も今一生懸命地元・相模原の経済界の皆様との協業を浸透させています。この活動はSC相模原が相模原にある限り永遠に続くことでしょう。ただ、相模原市には市独自の電力会社もなければ銀行の本店もありません。地元電鉄会社もなければ市に交通局すらありません。しかし世界最大の経済都市圏「東京圏」の中核に接しています。相模原市の多くの市民は「東京圏」の企業に勤め所得を得ています。この相模原の市場特性をよく見極めてSC相模原のマーケティング戦略といったものを考えていく必要があります。望月代表の「高原獲得」という戦力強化策+マーケティング戦略は、こうした相模原市の地域特性にフィットしたため、観客動員数を見ても分かるように大きな効果をもたらしています。「相模原っていったい何なのか?どんな企業や市民が集う町なのか?」SC相模原のさらなる発展は、この問いかけの先にあると私は思います。
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